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後入れ粉チーズでピリ辛まろやかな味を表現?「ペヤング 辛いやきそば チーズ味」をレビュー

ペヤング 辛いやきそば チーズ味
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ペヤング 辛いやきそば チーズ味」を食べてみました。(2024年1月22日発売・まるか食品

この商品は、豆板醤とコチュジャンをベースにピリッとした辛みを加えた焼そばソースに仕上げ、別添されている後入れ粉チーズをかけることで辛みがまろやかになり、そこにシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が絶妙にマッチしたピリ辛まろやかな一杯、“ペヤング 辛いやきそば チーズ味”となっております。(値段:税別250円)

ご覧の通り、パッケージには“辛い”といった文言を強調した“辛いやきそば チーズ味”といった商品名が掲載されており、“チーズで辛味まろやか!”と記載されているように、豆板醤とコチュジャンのピリッとした辛みをチーズがまろやかに調和し、恐らくインパクトほどの辛さではなく、マイルドな味わいがシリーズらしいフライ麺とともに楽しめそうです!(なぜか表記されているハングル文字が嫌な予感…)

一方こちらにはチーズのイラストイメージとともに“粉チーズ入り”といった文言が記載されているように今回のフレーバーは、豆板醤とコチュジャンをベースにピリ辛・醤油味の焼そばソースに仕立て上げ、そこに別添されている後入れ粉チーズでまろやかさをプラスしているので、チーズのまろやかさは自分好みに調整できそうです!(ちょっと甘すぎる時もあるので…)

そしてなんと言っても気になるのがこちらに記載されている辛さレベルで、レベル「10」に位置する“獄激辛やきそば”の元を辿ると…レベル「8」に位置する“激辛MAXやきそば”の2倍の辛さとして“もっともっと 激辛MAXやきそば”が登場、そして“激辛やきそばEND”では4倍の辛さが表現されて登場し、“獄激辛”は“END”の3倍ということで…単純計算してみると“激辛MAXやきそば”の12倍もの辛さを秘めた一杯ということになります!

なので、このレベル8〜10の間には辛さレベル12もの段階が詰め込まれていることになり、それと比べて今回の“辛いやきそば チーズ味”は辛さレベル「5」なので、恐らくほとんど辛さを感じないのでは?と個人的に想像します!…というかこの辛さレベルはかなり適当です。。

他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されていて、食べ進めていくに連れてラードの旨味・香ばしさが滲み出し、それによって豆板醤とコチュジャンをベースにピリッとした辛みを加えた焼そばソースはもちろん、別添されている後入れ粉チーズを加えるまろやかな味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

イメージ通り豆板醤とコチュジャンを利かせたピリ辛な焼そばソースなんですが、辛さはほぼ皆無…辛さレベル「1」と言っていいほどの仕上がりで、特に別添されている後入れ粉チーズはチーズのまろやかさというよりも甘ったるさを感じるほどで、パッケージに記載された“チーズ”や“やきそば”の文言にはハングル文字が一緒に表記されたことによって甘辛い韓国風のインスタント麺をイメージしたのかもしれません!そのため、辛さというよりも甘みが際立ち、若干賛否分かれそうなピリ辛ソース+後入れ粉チーズで楽しむ一杯となっていました。

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年1月22日に“まるか食品株式会社”から発売された「ペヤング 辛いやきそば チーズ味」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

ペヤング 辛いやきそば チーズ味

今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、豆板醤とコチュジャンをベースにしたピリ辛の焼そばソースに仕上げ、別添されている後入れ粉チーズを加えることによってチーズのまろやかさが際立ち、そこにシリーズらしいラードを使用した油で揚げた麺から滲み出すラードの旨味や風味が相性良くマッチした甘辛でコクのある一杯、“ペヤング 辛いやきそば チーズ味”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ペヤング 辛いやきそば チーズ味 パッケージ

ちなみに“ペヤング”シリーズとしては、“ULTRAペヤング(2023年12月5日発売)”や“ペヤング 煮干し油そば(2023年12月4日発売)”以来の登場で、2024年としては初の一品となっています!(発売の頻度はかなり鈍化しています…)

このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎える2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。

他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!

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それでは、今回の“ペヤング 辛いやきそば チーズ味”がどれほど豆板醤とコチュジャンをベースにしたピリ辛な焼そばソースに仕上がっているのか?別添されている後入れ粉チーズによるまろやかさとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても歯切れも良く細いながらも弾力のあるフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り556kcalとなっております。(塩分は4.3g)

カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)・チーズを使用したまろやかなテイストということもあってレギュラーサイズとしては高めな数値のようですが、一方で塩分はかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり127g、麺の量は90gとのこと。

原材料について

では原材料も見てみます。

ソースには、“しょうゆ”や豆板醤をはじめ…

  • コチュジャン
  • 植物油脂
  • チーズフード
  • 香辛料
  • 食塩
  • オニオンエキス

といった、豆板醤とコチュジャンをベースにしたピリ辛な焼そばソースに仕立て上げ、さらに別添されている後入れ粉チーズを加えることによって辛さがまろやかに変化し、ピリ辛で甘みのあるテイストがレギュラーサイズで楽しめるコク深い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 赤堀工場(群馬県)

JANコード49 02885 01028 9
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(糖類、たん白加水分解物、しょうゆ、豆板醤、コチュジャン、植物油脂、チーズフード、香辛料、食塩、酵母パウダー、オニオンエキス)、かやく(キャベツ、鶏・豚味付ひき肉)/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(加工デンプン、グァーガム)、カラメル色素、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、パプリカ色素、粉末セルロース、ビタミンB₂、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (127g) 当たり]
熱量556kcal
たん白質10.5g
脂質26.4g
炭水化物69.0g
食塩相当量4.3g

引用元:ペヤング 辛いやきそば チーズ味|まるか食品株式会社

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソース、後入れ調味料(粉チーズ)といった3つの調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特にソースは豆板醤とコチュジャンなどを含んでいるため、若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!

また、麺はご覧の通り“ペヤング”ならではのラードを使用した油揚げ麺が採用され、これによって豆板醤とコチュジャンをベースにピリ辛なソースに仕上げ、後入れ粉チーズがまろやかさを引き立てたコク深い味わいが相性良く馴染む香ばしい仕様となっているようです!

調理してみた

ではまず、かやくを入れてみます。

そして具材には…

  • キャベツ
  • 鶏・豚味付ひき肉

が入っています。

続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そしてしっかりと湯切りをしたところがこちら!

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されているソースや後入れ調味料を加える前の状態ではありますが、豆板醤とコチュジャンをベースにしたピリ辛な焼そばソースに仕上げ、後入れ粉チーズが辛さをまろやかに変化させ、コク深い味わいが際立つ風味豊かな一杯…といった出来上がりです!

次に先ほどのソースを加えていきます!
すると、豆板醤とコチュジャンをベースにしているだけあって、若干トロッとした状態で、他にも香辛料を利かせた若干赤みがあり、量も割と多めでしたので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!

では、よーくかき混ぜてみます。
そしてソースが全体に馴染んだら最後に後入れ調味料(粉チーズ)を加えて完成となります!すると…先ほどまでの濃いめな色合いは若干落ち着き、なんと言っても後入れ調味料から香る粉チーズの甘い風味が広がっていき、ちょっとこれは部分的に加えた方が良かったのかもしれません!

食べてみた感想

一口食べてみると…やはりパッケージのインパクトほどの辛さは一切ありません!正直辛さレベルというのも記載する必要もないのでは?と思うほどで、まさに豆板醤とコチュジャンによるピリ辛といったアクセント程度となっており、そこに後入れ粉チーズのまろやかさが際立つことで、むしろ甘ったるく感じられます!…これは賛否ありそうな雰囲気。。

そのため、ソースは味も濃くちょうど良いメリハリが付いていたので、まずはデフォルトのまま味わってみて、後ほど味変のように後入れ粉チーズを部分的に付けてみた方が良さそうです!ただ、そもそもソースの構成が非常にシンプルという点も若干気になるところで、甘辛なテイストが好みの方ならハマる味に間違いなく、そこにラードを使用した油で揚げた麺から滲み出す旨味や香ばしさが絶妙にマッチしたことで調理感はありますね!

とは言え、原材料を見てみると動物系の旨味が一切使用されていなかったので、主に豆板醤とコチュジャンのピリ辛ソースといった印象が強く、個人的には香味野菜(“おろしにんにく”や“おろし生姜”)で味を調整したいところ!なので、やはり韓国の甘辛いテイストを“ペヤング”流にアレンジしたかのような仕上がりで、ピリ辛というよりも甘辛といった方が自然かもしれません!

麺について

麺は、ご覧の通りシリーズらしいやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が調理感や臨場感をプラス、今回の“辛いやきそば チーズ味”といった豆板醤とコチュジャンを活かしたフレーバーにぴったりです!

そんな麺には、韓国のインスタント麺をイメージさせるピリ辛なソースがよく絡み、豆板醤やコチュジャンの風味、そしてシリーズらしいラードの香ばしさが後味良く抜けていきます!

ちなみに後入れ粉チーズをちょっと付けていただくと…想像以上に甘ったるいチーズのコク・まろやかさが一気に際立つため、ピリ辛なソースと合うかどうかは賛否ありそうな感じで、個人的には完全に馴染ませない方が美味しく楽しめるかと思われます!(完全に馴染ませると甘さが際立ってしまい、それこそ韓国のインスタント麺のような感じです…)

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの鶏・豚味付挽肉が入っていて、挽肉というだけあって若干小ぶりではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは全体を馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

他にも、こちらのキャベツが使用されていて、若干小さめにカットされたことでシャキシャキとした食感とまではいかないものの、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!

ソースについて

ソースは、豆板醤とコチュジャンをベースにピリ辛な味わいに仕上げ、別添されている後入れ粉チーズを加えることによって辛さがまろやかに変化し、まさに韓国のインスタント麺のような甘みの強いテイストで、特に脂っこさや“くどさ”といった感じはないものの…粉チーズの甘みが個人的には気になり、パッケージほどのインパクトはどこにもなく、好き嫌いがはっきり分かれそうなフレーバーとなっています!

また、今回はピリ辛なソースに醤油を使用したことで、醤油そのものの旨味も引き立っていたため、やはり脂っこさといった感じは一切なく、それによってしょっぱいわけでもなく、ピリ辛でコクのあるテイストが印象的で、後入れ粉チーズと合わせて甘辛な味わいがじっくりと堪能できるものと思われます!(粉チーズが甘いので、部分的に加えながら味わった方が良さそうです。)

ただ、上記の通り全体的に韓国風の仕上がりでしたが、個人的には粉チーズの甘みが突出しているように感じられたため、香味野菜や各種香辛料で味を調整してみたり、そもそも後入れ粉チーズも完全に馴染ませてしまうと甘ったるさが際立ってしまうので、軽く馴染ませる程度で食べ進めるのがおすすめです!本来なら辛さも伴っていれば全体のバランスも良かったんでしょうけど、どうも韓国のインスタント麺をイメージさせるテイストでしたので、部分的に味の違いを楽しんでみると良いでしょう!

まとめ

今回「ペヤング 辛いやきそば チーズ味」を食べてみて、豆板醤とコチュジャンをベースにしたピリ辛な焼そばソースに仕上げ、別添されている後入れ粉チーズを加えることによってまろやかな甘みが際立ち、辛さレベルも10段階中「5」なんですが…実際にはほぼ辛さはなく、韓国風のインスタント麺のような甘みの強いテイストが印象的で、特に脂っこさや“くどさ”を感じることもないものの、どうしてもこの甘みが賛否分かれるようなフレーバーとなっていました!

そのため、パッケージにはハングルの文字が表記されていて、さり気なく韓国の雰囲気を表現した味わいとなっていて、“辛い”と大きく記載されていたものの、実際にはピリ辛というよりも甘辛といった印象が強く、お好みによっては別添されている後入れ粉チーズを部分的に加えてみたり、別途香辛料で味を調整してみても良いでしょう!そして粉チーズも完全に馴染ませてしまうとピリ辛感が埋もれてしまうので、軽く馴染ませながらいただくとまろやかな美味しさが際立って楽しめるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
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