「釜玉風まぜそば」を食べてみました。(2024年3月18日発売・エースコック)
この商品は、汁なし麺の新トレンド“釜玉スタイル”の味わいをカップ麺に再現したもので、ポークやチキンを利かせた和風の醤油ダレに別添されている“ふりかけ”と“きみまろペースト”を加えることによってまろやかな味わいに際立ち、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ丸刃の太麺が絡むやみつき感のある一杯、“釜玉風まぜそば”となっております。(値段:税別298円)
ご覧の通りパッケージには“卵黄風きみまろペースト”と記載され、その背景にはポークやチキンを利かせた醤油ダレが弾力のある太麺に絡み、各種具材を添えた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り“ふりかけ”として…鰹節・ねぎ・焼海苔が使用されているようです!特に今回は“まぜそば”なので全体をしっかりと混ぜていただき、様々な旨味が融合した釜玉風ならではの味わいをイメージさせます!(“うどん”ではなく中華麺にしたことで一風変わった“まぜそば”を再現しているようです。)
他にも特徴として、麺は丸刃の太麺(フライ麺)が採用されており、今回の“釜玉風まぜそば”にぴったりな弾力と噛み応えのある強いコシを併せ持った食感に仕上がり、それによってポークやチキンの旨味を利かせた醤油ダレに卵黄風きみまろペーストや鰹節の旨味・甘みなどを合わせた“釜玉スタイル”の味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
ベースとなる醤油ダレはポークとチキンの旨味を利かせたことで割とコクのある仕上がりですが、醤油そのものが若干弱いせいか…やや落ち着いた雰囲気で、別添されている“ふりかけ”と卵黄風きみまろペーストを“まぜそば”らしくしっかりと混ぜていただくと、和風出汁の旨味やまろやかさが際立ち、まさに“釜玉スタイル”を彷彿とさせる味わいを再現、そこにもっちりとした丸刃の太麺が食欲を満たす汁なしらしい後味さっぱりとした一杯となっていました!
釜玉風まぜそば
今回ご紹介するカップ麺は、汁なし麺の新トレンド“釜玉スタイル”を“まぜそば”として再現したもので、ポークやチキンの旨味を利かせた醤油ダレに別添されている卵黄風きみまろペーストや“ふりかけ”を加えることによって鰹節や磯の風味などが引き立ち、そこに噛み応え抜群な丸刃の太麺がしっかりと絡むことでガツンと食欲を満たしてくれる最後まで飽きの来ない一杯、“釜玉風まぜそば”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りパッケージには“釜玉風まぜそば”、“こだわり醤油たれ”といった今回の商品名や特徴が記載され、その背景にはポークやチキンを利かせた醤油ダレがもっちりとした太麺に絡み、卵黄風きみまろペーストや“ふりかけ”を加えることで“釜玉スタイル”を再現した仕上がりイメージが掲載され、特にシリーズ化されているわけではありませんが…釜玉ならではの味わいを中華麺で味わう一風変わった味わいがカップ麺で楽しめるとあって気になっている方も多いのではないでしょうか?(釜玉と言えば通常“うどん”をイメージさせますから。)
ちなみにエースコックは今回のようなシリーズ化されていないフレーバーが希に登場するんですが…中でも“まぜそば”は割と珍しく、通常“うどん”で味わう“釜玉スタイル”を“まぜそば”として再現しており、和風の醤油ダレに卵黄風きみまろペーストで濃厚さをプラス、“ふりかけ”に含まれる鰹節や焼海苔で特徴を付けた一杯ですから、コク深くまろやかな味わいをじっくりと味わいたい時におすすめの一品と言えるでしょう!
それでは、今回の“釜玉風まぜそば”がどれほどポークやチキンの旨味を利かせた拘りの醤油ダレに仕上がっているのか?別添されている卵黄風きみまろペーストや“ふりかけ”に含まれる鰹節や焼海苔との兼ね合いはもちろん、なんと言っても弾力のあるもっちりとした丸刃の太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り562kcalとなっております。(塩分は4.6g)
カロリーは、汁なしカップ麺ということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり125g、麺の量は100gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、植物油脂や“しょうゆ”をはじめ…
- 食塩
- ポークエキス
- チキンエキス
- 鶏油
- しょうゆ加工品
- チキン調味料
- 卵黄油
- 卵黄
- カツオ調味料
- コンブエキス
- 香味油
といった、ポークやチキンの旨味を利かせた和風の醤油ダレに仕上げ、別添されている卵黄風きみまろペーストや“ふりかけ”を加えることによってコクやまろやかさが際立ち、まさに“釜玉スタイル”を“まぜそば”として再現した安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 兵庫工場(兵庫県)
また、麺の項目を見てみると…食塩や“しょうゆ”といった材料が記載され、ほどよく味付けされていることが確認できます!
JANコード 4901071403898 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、たれ(植物油脂、糖類、しょうゆ、発酵調味料、食塩、ポークエキス、チキンエキス、たん白加水分解物、還元水飴、鶏油、しょうゆ加工品、チキン調味料、卵黄油、卵黄、カツオ調味料、コンブエキス、香味油)、ふりかけ(ぶどう糖、カツオブシ、ねぎ、カツオブシパウダー、焼のり、全卵粉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酒精、ソルビット、香料、かんすい、カラメル色素、カロチノイド色素、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (125g) 当たり]
熱量 562kcal たんぱく質 9.5g 脂質 24.9g 炭水化物 75.0g 食塩相当量 4.6g ビタミンB1 0.44mg ビタミンB2 0.54mg カルシウム 328mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“ふりかけ”、調味たれ、きみまろペーストといった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に“調味たれ”は動物系の旨味に鰹や昆布の旨味を利かせたことでほんの僅かにトロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
※きみまろペーストは温めないでください。
また、麺はご覧の通り丸刃仕様の太麺(油揚げ麺)が採用されており、湯戻りする以前からすでにしっかりとした食べ応えを思わせるボリューム感となっていて、もっちりとした弾力と力強いコシを併せ持つ“まぜそば”らしい100gもの麺量のようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:670ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺がふっくらとした仕上がりとなり、もっちりとした弾力やコシの強さが加わり、まだ別添されている“調味たれ”や“ふりかけ”、卵黄風きみまろペーストを加える前の状態ではありますが、ポークやチキンをベースに鰹や昆布の旨味を利かせた和風の醤油ダレに仕上げ、卵黄の濃厚感や磯の風味などが際立つことで“釜玉スタイル”の“まぜそば”といった後味の良いクセになる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“調味たれ”を加えていきます!
すると…動物系・魚介系の旨味を凝縮した濃い目の醤油ダレがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、風味としてはそこまで特徴的な感じではなく、鰹や昆布の風味もやや控えめといったところ!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして“調味たれ”が全体に馴染んだら“ふりかけ”と卵黄風きみまろペーストを加えて完成となります!そして今回は“まぜそば”ということもあって全体をしっかりと混ぜていただくわけですが、ぱっと見の印象としては醤油感が頼りなく、卵黄風きみまろペーストもかなり少ないようで品良くまとまっているような感じで、ポークやチキンだけでなく鰹や昆布の旨味を利かせた拘りの醤油ダレがどれほど味濃く仕上がっているのか?この辺りがポイントとなりそうです!
また、“ふりかけ”には鰹の節やパウダー、焼海苔などが使用されていて、全体をしっかりと混ぜ合わせることで旨味も増していくと思われ、イメージする“釜玉”とは若干異なる旨味をプラスし、魚介系の旨味・風味を突出させているようにも感じられます!そのため、お好みの具材や香辛料・調味料などを加えて思い切り混ぜていただくのが“まぜそば”の醍醐味なんですが、今回のフレーバーに関しては汁なし麺の新トレンド“釜玉スタイル”ということもあってデフォルトのままでも申し分なさそうです!(醤油を若干足しても良いかもしれません。)
食べてみた感想
ベースのタレはやはり見た目通り若干塩気に関して物足りないものの、動物系・魚介系の旨味が利いたことで特別物足りなさといった感じはなく、“ふりかけ”に含まれる鰹節や焼海苔が魚介の旨味を引き立て、卵黄風きみまろペーストによってコク深い仕上がりとなっています!ただ…醤油感がやや弱いので醤油そのものを若干足して味を調整しても良いかもしれません!そして意外にもこのきみまろペーストは伸びが良く、卵黄ならではのコク深さを再現しているようです!
そのため、動物系や魚介系の旨味を利かせた和風の醤油ダレ、卵黄風きみまろペーストや“ふりかけ”が合わさったことで濃厚というよりも素材の旨味をうまく活かした一杯に間違いなく、“釜玉スタイル”らしく脂っこさとはまた異なるまろやかさがあり、コク深くも飽きるようなテイストでもなく、思いのほか安定感もあるので幅広い層に好まれそうなフレーバーと言えるでしょう!
そして、卵黄風きみまろペーストは単純にまろやかさやコクをプラスするだけでなく、麺をパサつかせることのないちょうど良いツヤが加わったことで“釜玉スタイル”らしい調理感のある味わいが際立ち、醤油感が若干弱いものの…旨味がしっかりしているので全体のバランスは良いですね!しかも“ふりかけ”に含まれる鰹節や焼海苔による旨味や磯の風味が相性良く馴染むことで最後まで飽きの来ない和風テイストがじっくりと楽しめることと思われます!
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃仕様の太麺(フライ麺)が採用されており、見るからにもっちりとした弾力と噛み応えのある強いコシを兼ね備え、麺量も100gとのことでボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな太麺には、ポークやチキンをベースに鰹や昆布の旨味をバランス良く合わせ、別添されている“ふりかけ”や卵黄風きみまろペーストを加えたまろやかな醤油ダレがよく絡み、魚介系の旨味がポークやチキンによってコク深く引き立てられた味わい、卵黄ならではのコクなどが口いっぱいに広がっていき、鰹節の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
タレについて
タレは、ポークやチキンをベースに鰹や昆布の旨味を合わせた和風の醤油ダレに仕上げ、別添されている“ふりかけ”と卵黄風きみまろペーストを加えることでコク深くも鰹節の旨味が広がっていき、醤油感が多少控えめではありましたが、まろやかでありながらも魚介出汁がちょうど良いアクセントとなって相性良く馴染み、“まぜそば”としては珍しい“釜玉スタイル”ならではのフレーバーとなっています!
そして卵黄風きみまろペーストはトロッとしたコクが麺をパサつかせることなくちょうど良い喉越しをプラスし、“ふりかけ”を加えても粉っぽさを感じることなくもっちりとした麺にしっかりと絡み、きみまろペーストと醤油ダレによって“釜玉”らしい味わいをイメージさせ、個人敵には汁なし麺の新トレンドというのが今ひとつピンと来ませんが…“うどん”ではなく中華麺を使用したことで“釜玉スタイル”を“まぜそば”にアレンジしているようです!
そして、この“ふりかけ”には鰹節・ねぎ・焼海苔が含まれていて、割と鰹節の甘みが際立っていたように感じられましたので、個人的には煮干しも加えた方がより旨味も増して楽しめたような気がします!ただ、しっかりと混ぜ合わせることで醤油ダレも引き立ちますから、全体のバランスとしては悪くありません!
さらにこちらの卵黄風きみまろペーストも相性抜群なコクやまろやかさをプラスしているようでしたので、“まぜそば”らしく思い切り全体を混ぜながらいただくと良いでしょう!少量ながらも割と伸びが良く意外と全体にも行き渡ります!
まとめ
今回「釜玉風まぜそば」を食べてみて、汁なし麺の新トレンド“釜玉スタイル”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…ポークやチキンをベースに鰹や昆布の旨味をバランス良く利かせた和風の醤油ダレに仕上げ、別添されている“ふりかけ”と卵黄風きみまろペーストを加えることによってコク深さや出汁の旨味が際立ち、まさに“釜玉うどん”を“まぜそば”にアレンジしたかのような一風変わったテイストで、そこにもっちりとした丸刃の太麺が食欲をガツンと満たす新感覚のフレーバーとなっていました!
やはり“釜玉スタイル”を再現したとは言え…“まぜそば”らしく様々な旨味を思い切り混ぜていただく味は安定感もあって間違いありませんね!もちろんデフォルトでも十分な美味しさが堪能できるんですが、お好みによっては醤油をちょい足しして味を調整してみると、より一層メリハリの利いた味わいが楽しめるのではないでしょうか?
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