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ペヤング いかにんじん味やきそば!福島県の郷土料理をペヤング流にアレンジした優しい一杯

ペヤング いかにんじん味やきそば
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ペヤング いかにんじん味やきそば」を食べてみました。(2024年6月10日発売・まるか食品

この商品は、福島県の郷土料理“いかにんじん”を“カップ焼そば”として再現したもので、“いか”や人参の旨味エキスに醤油を合わせ、香辛料で味を調えたことによってどこか懐かしく感じさせる和風テイストに際立ち、さらに麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが調理感を引き立てる後味すっきりとした一杯、“ペヤング いかにんじん味やきそば”となっております。(値段:税別214円)

ご覧の通り、パッケージには“いかにんじん味”、“福島の味”と記載されているように、この“いかにんじん”という料理は私も含め初めて聞いたという方も多いかと思われますが…福島県で古くから親しまれている郷土料理のようで、本来は“するめ”と人参を細切りにして、醤油味の甘辛いタレに漬けた“おかず”であり、どこか懐かしく優しい味わいのようです!

そして今回のフレーバーには…“いかにんじん”そのものの写真が確認できるものの、特に仕上がりイメージが掲載されていないので、原材料を見てみたところ具材には…“いか”・人参が使用されているようです!

他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されており、今回の“いかにんじん味やきそば”といった醤油をベースに“いか”や人参の旨味エキスを利かせた香ばしくも優しいソースと絶妙にマッチし、香辛料でほどよいアクセントが際立ち、安定感のある味わいが楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

甘辛い醤油で漬けた優しい味わいとのことで、イメージ通り和風テイストのどこか懐かしく感じさせ、具材に使用された“いか”や人参からも臨場感溢れる旨味が滲み出し、そこにラードを使用した油で揚げた香ばしいフライ麺が絶妙にマッチした落ち着いた雰囲気の仕上がりとなっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年6月10日に“まるか食品株式会社”から発売された「ペヤング いかにんじん味やきそば」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

ペヤング いかにんじん味やきそば

今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、福島県で古くから愛される郷土料理“いかにんじん”を“ペヤング”流にアレンジ、文字通り“いか”と人参を醤油漬けしたかのような優しい味わいに仕上げ、具材に使用されている“いか”と人参が旨味をさらにプラス、和風テイストで落ち着いた雰囲気の一杯、“ペヤング いかにんじん味やきそば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通り今回は定番の和風テイストらしく、“いか”と人参の旨味を醤油や香辛料と合わせたフレーバーとのことで、“赤べこ”のイラストイメージなどがあしらわれ、素材の旨味を存分に活かしたソースとラードを使用した香ばしいフライ麺によって優しい味わいが気軽に楽しめるようです!

そもそも“ペヤング”シリーズは和風テイストが多いので、“いかにんじん”といった福島県の郷土料理を再現したフレーバーがぴったりではあるものの、実際には“いか”と人参を細く切って甘辛い醤油で漬けた“おかず”の味ですから、そこまで奇抜な仕上がりではないような気がします…ちなみに今回はスパイスを利かせたカレーソースに3種の海鮮具材を合わせた一杯、“ペヤング 海鮮カレーやきそば”も同時発売されています!

このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。

他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!

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それでは、今回の“ペヤング いかにんじん味やきそば”がどれほど醤油ベースに“いか”や人参の旨味を利かせた安定感のある優しい味わいに仕上がっているのか?香辛料で味を調えたメリハリのあるキレや具材に使用された各種具材との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げたすすり心地の良いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り510kcalとなっております。(塩分は3.8g)

カロリーは、レギュラーサイズながらも汁なしカップ麺(カップ焼そば)・“いか”や人参の旨味を利かせた醤油ベースの和風ソースということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり113g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです!

原材料について

では原材料も見てみます。

ソースには、“しょうゆ”や植物油脂をはじめ…

  • いかエキス
  • 食塩
  • キャロットエキス
  • こんぶエキス
  • 香辛料

といった、醤油をベースに“いかにんじん”らしく“いか”や人参の旨味をバランス良く合わせた和風テイストの落ち着いたソースに仕上げ、具材に使用されている“いか”や人参からも旨味を引き立て、香ばしいフライ麺とも相性良くマッチした安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)

また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしい麺が採用されているようです!

JANコード49 02885 01096 8
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(しょうゆ、糖類、植物油脂、いかエキス、食塩、キャロットエキス、こんぶエキス、香辛料)、かやく(イカ、にんじん)/カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘多糖類、かんすい、酸化防止(ビタミンE)、重曹、ビタミンB₂、(一部に小麦・いか・ごま・大豆を含む)

栄養成分表示 [1食 (113g) 当たり]
熱量510kcal
たんぱく質9.7g
脂質24.2g
炭水化物63.3g
食塩相当量3.8g

引用元:ペヤング いかにんじん味やきそば|まるか食品株式会社

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソースといった2つの調味料などが入っています。

そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にソースに関しては醤油ベースに“いか”と人参の旨味エキスを配合したことで非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!

また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味が甘辛くどこか懐かしい醤油味のソースとも相性良く馴染み、素材の旨味をうまく活かした味わいがしっかりと楽しめそうです!

調理してみた

ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます。

そして、“かやく”には…

  • イカ
  • 人参

が入っています!

続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!

先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には細めながらも歯切れの良いコシが加わり、まだソースを加える前の状態ではありますが…“いか”と人参を甘辛い醤油でじっくりと漬けたかのような優しい味わいに際立ち、香辛料で味を調えた安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどのソースを加えていきます!
すると…醤油をベースにした深みのあるソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としてはやはり“いか”と人参を醤油漬けしたことで、雰囲気としては“きんぴら”に近く、割と濃い目のテイストということが伝わってきます!

ではよーくかき混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染むと…先ほどまでの色合いは若干落ち着き、シンプルに醤油や“いか”・人参の旨味を押し出しているようで、特に脂っこさや“くどさ”といった感じはありません!

他にも原材料に記載されていた通り植物油脂を使用したことで深みのあるコクが際立ち、そこに各種具材が使用されたことによって臨場感溢れる仕上がりとなり、香ばしいフライ麺とも相性良く馴染む福島県の郷土料理らしい優しい一杯といったところ!

食べてみた感想・レビュー

一口食べてみると…“いか”と人参の旨味が直接的に感じられるわけではないんですが、甘辛い醤油でじっくりと漬けた“きんぴら”のような雰囲気で、どこか懐かしく優しい味わいに仕上がり、シリーズとしては以前ご紹介した“ペヤング きんぴら風やきそば(2022年6月20日発売)”のような根菜の旨味をうまく活かした感じとなっています!

それによってどこか懐かしく感じさせるものと思われ、シリーズらしく麺の香ばしさがソースに調理感をプラス、特に物足りなさといった感じもありませんから、公式ページに記載されていた“どこか懐かしい優しい味わいをお楽しみいただける一品となっております。”というのも納得です!

ちなみにソースは醤油が強調された液体仕様で、各種旨味エキスによって麺がパサつくこともなく、“いかにんじん”らしさを存分に味わうためにも全体をよく馴染ませながらいただいた方が良さそうです!そのため、“つまみ”というか…“おかず”にもぴったりな味わいといった印象で、もちろん“焼そば”なんですが、“ご飯”が欲しくなりますね…

麺について

麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっていて、麺量90gと食べ応えに関しても申し分ありません!

そんな麺には、醤油をベースに“いか”と人参の旨味エキスをバランス良く利かせ、香辛料で味を調えた安定感のある和風醤油ソースがよく絡み、食欲そそる“いか”や根菜ならではの旨味などが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味や食欲そそる香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの“いか”が使用されていて、やや小さめにカットされているものの、じっくりと味わってみると…噛むほどに旨味が増す仕上がりでしたので、まずは全体と馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層“いか”の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

また、こちらの人参は、ほどよいサイズで使用されている数も多めでコリコリとした食感が心地良く、根菜特有の旨味や風味が際立つ相性抜群な具材となっているようです!

ソースについて

ソースは、醤油をベースに“いか”や人参の旨味エキスをバランス良く利かせ、さり気なく加えた昆布エキスによって繊細な旨味をプラス、そこに香辛料で味を調えたことでメリハリが付き、福島県の郷土料理“いかにんじん”を再現したというだけあってどこか懐かしく優しい仕上がりとなっています!

また、液体仕様のソースという点が個人的には好印象で、決して麺をパサつかせることなく臨場感溢れる味わいが最後までじっくりと楽しめることと思われ、そもそも“いかにんじん味やきそば”らしく安定感のある“お惣菜”や“おかず”といった雰囲気ではありますが、シリーズとしては非常に落ち着いたテイストなので、好みは若干別れるような気がします…

まとめ

今回「ペヤング いかにんじん味やきそば」を食べてみて、福島県の郷土料理“いかにんじん”を“ペヤング”流にアレンジ・再現した一杯には…濃い目の醤油をメインに“いか”や人参の旨味エキスをバランス良く利かせ、昆布エキスが繊細さをプラス、そこに具材として使用された“いか”や人参が雰囲気ある味わいを際立たせ、ラードを使用した油で揚げたフライ麺からも良い旨味・風味が滲み出す最後まで飽きの来ない一杯となっていました!

ただ、郷土料理“いかにんじん”を再現したフレーバーというだけあって、素材の旨味を活かした“おかず”的な要素が強く比較的地味な味でしたので、仕上がり自体悪くはありませんでしたが、シリーズとしては若干インパクトに欠けるテイストということもあって今ひとつ物足りなさを感じる方も多いのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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