「魚介香る 東京中華そば」を食べてみました。(2021年4月13日発売・明星食品/ローソン限定)
この商品は、ローソン×明星食品とのコラボカップ麺ということで、昔ながらの“東京ラーメン(醤油ラーメン・中華そば)”の味わいを再現、魚介の旨味をチキンがコク深く引き立てた清湯系の醤油スープに仕上げ、ちょっと少なめな量がちょうど良い後味すっきりとしたオーソドックスな一杯が登場です!
それも…上記の通り“東京ラーメン”と呼ばれるジャンルには、荻窪のご当地ラーメンである“荻窪ラーメン(中華そば)”なんかも存在し、意外と醤油ラーメンとしては歴史ある土地柄で、魚介・チキンの旨味をバランス良く合わせ、別添されている“焼あご香るオイル”を加えることによってどこか懐かしく優しい味わいが表現された安定感のある一杯、“魚介香る 東京中華そば”となっております。(税込148円)
ご覧の通りパッケージには“魚介香る東京中華そば”といった赤を基調に今回の商品名が非常にシンプル掲載されており、レギュラーサイズということもあって1食当たり68g(麺量53g)とボリュームもやや少なく、味のテイストも考慮すると…夜食なんかにもぴったりな一杯と言えるでしょう!
一方こちら容器側面には…“しなやかなノンフライ中太麺”と記載され、その背景には魚介・チキンの旨味をバランス良く合わせた透明感のある醤油スープに別添されている“魚介香る特製スープ”を加えることによって“焼あご”の風味豊かな香りが食欲そそる仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!
昔ながらの醤油ラーメン・中華そばと言えば…こういったシンプルな具材で十分事足りますからね!染み渡る魚介出汁や風味豊かな香りでちょうど良いボリューム感が楽しめる一杯は飲んだシメにもぴったりなカップ麺だと思われます!(恐らく定番化することはないかと思われますので、気になる方は多少買い溜めしておいても良いかもしれません。)
他にも特徴として…麺は中太・ノンフライ仕様で、もっちりとした弾力とノンフライ麺ならではの強いコシが心地良く、なんと言ってもほんのり“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも非常に良く、魚介とチキンの旨味をバランス良く合わせ、別添されている調味料を加えることによって食欲そそる香ばしく風味豊かな香りが引き立ち、シンプルながらも幅広い層に好まれそうな安定感のある醤油スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
思ったほど魚介の旨味は控え目だったものの…チキンの旨味がほどよいコクを引き立て、非常に安定感のある“中華そば”に仕上がり、そこに別添されている“魚介香る特製スープ”を加えることによってほんのり香ばしい風味豊かな香りが際立ち、魚介系特有の塩気の強い荒々しさというよりも素材の旨味を活かした甘味なんかも感じられ、そこに食感の良い中太・ノンフライ麺が相性良く馴染むことで最後まで飽きることなく安定感のある味わいが楽しめるちょっと小腹を満たしたい時にちょうど良い一杯となっていました!
これは特に、昔ながらの“中華そば”が好みの方はもちろん、魚介やチキンの旨味を丁寧に利かせた安定感のある優しい醤油スープを本格感のある中太ノンフライ麺とともに気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
魚介香る 東京中華そば
今回ご紹介するカップ麺は、ローソンと明星食品とのコラボカップ麺ということで東京発祥の醤油ラーメン(中華そば)の味わいをカップ麺に再現、魚介やチキンの旨味をバランス良く合わせ、別添された“魚介香る特製スープ”を加えることによって“焼あご”のほんのり香ばしい風味が引き立ち、どこか懐かしさを感じさせるシンプルながらも飽きの来ない安定感のある風味豊かな一杯、“魚介香る 東京中華そば”となっています。
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…“魚介香る東京中華そば”、“魚介の香りとチキンの旨み”といった商品名や特徴がシンプルに記載され、赤を基調に「喜」という漢字を横にふたつ並べられた縁起物として広く使用されている“双喜紋(そうきもん)”がうっすらとあしらわれたデザインとなっており、やはりどこか懐かしさを感じさせる素朴ながらも飽きの来ないテイストに仕上がっているものと思われます!
ちなみにローソン限定のこういった少量サイズのカップ麺としては…“コショらぁ・ゴマらぁ(2020年2月4日発売)”をはじめ、“ネギらぁ にんにく塩ラーメン(2020年9月22日発売)”や“チーらぁ クリーミー塩ラーメン(2020年12月1日発売)”といったフレーバーなんかも発売されていて、小腹を満たすにはちょうど良い商品となっているんですが、今回の“魚介香る 東京中華そば”に関しては税込148円ですからね!PB商品並みのリーズナブルな価格設定が嬉しいところではないでしょうか?
また、今回は豚骨スープに“にんにく”を利かせ、博多ラーメンらしくコシの強いノンフライ中細麺が採用された一杯、“にんにく香る 博多豚骨ラーメン”も同時発売されています!
それでは、今回の“魚介香る 東京中華そば”がどれほど魚介やチキンの旨味を凝縮した仕上がりとなっているのか?別添されている“魚介香る特製スープ”に含まれる“焼あご”の風味豊かな香りとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても中太・ノンフライ麺仕様のもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたすすり心地の良い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り255kcal(めん・かやく221kcal / スープ34kcal)となっております。(塩分は5.1g)
カロリーは、レギュラーサイズでややボリュームも少なめということもあってかなり低めな数値のようですが、一方で塩分に関しては平均的といったところでしょうか?
ちなみに1食当たり68g、麺の量は53gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと34kcalとやはりかなり低めな数値となっていることからも、どこか懐かしさを感じさせる魚介の旨味をチキンがコク深く引き立てる素材本来の美味しさを活かした後味の良い仕上がりをイメージさせますね!しかもこの内容だと夜食など、ちょっと小腹が空いた時にもちょうど良さそうです!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や“しょうゆ”をはじめ…
- 植物油脂
- 鶏・豚エキス
- 魚介エキス
- チキンオイル
- 香辛料
- 香味調味料
- にぼし粉末
といった、煮干しなど染み渡る魚介の旨味をチキンがコク深く引き立て、さらにほどよい油分が調理感を際立たせたことによって、どこか昔懐かしい安定感のある“中華そば”といった味わいを想像させる材料が並びます!
JANコード | 4902881476829 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ)、スープ(食塩、デキストリン、しょうゆ、植物油脂、たん白加水分解物、鶏・豚エキス、糖類、魚介エキス、チキンオイル、香辛料、香味調味料、にぼし粉末)、かやく(チャーシュー、メンマ、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、乳化剤、香料、カラメル色素、酒精、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (68g) 当たり]
熱量 | 255kcal |
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たんぱく質 | 6.9g |
脂質 | 4.8g |
炭水化物 | 46.1g |
食塩相当量 | 5.1g めん・かやく: 2.2g スープ: 2.9g |
ビタミンB1 | 0.59mg |
ビタミンB2 | 0.23mg |
カルシウム | 99mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“魚介香る特製スープ”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じからして…魚介エキスが溶け込んだサラッとした状態のようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます。
また、具材には…
- チャーシュー
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
この辺りに関してはリーズナブルな価格設定の割に豊富に使用されているようで、好感持てますね!しかも大きめにカットされたものがゴロゴロと入っていて食感なんかも良さそうです!
さらに麺は、ご覧の通り中太・ノンフライ仕様で、レギュラーサイズでボリューム感もやや少なめの税込148円にしては決してチープな作りではなく、PBカップ麺らしく全体的なクオリティが高い割にリーズナブルな価格設定ということで、もっちりとした弾力とほどよいコシの強さが楽しめる満足度の高い食感に期待できそうです!
調理してみた
では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっとりとした弾力やコシの強いコシが加わり、ちょっと小腹を満たしたい時でも十分な美味しさが楽しめるクオリティの高い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“魚介香る特製スープ”を加えていきいます!
すると…ほどよい油分や魚介の旨味を含んだ醤油感の強いサラッとした液体スープが出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
そしてその液体スープは非常にサラッとしていてスープにも馴染みが良く、すんなりと容器底へと沈んでいき、見た目としての変化はそこまでないものの…スープ表面には今回の醤油スープにコクをプラスするほどよい油分が広がっていき、特別魚介系の風味が強いわけではないようです!誰もが好む安定感のある“中華そば”といった感じですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…非常にサラッとした仕上がりながらもチキンの旨味・脂によるほどよいコク深さが加わっているようで、決して単調な醤油スープというわけではなく、魚介×チキンによるシンプルながらも安定感のあるテイストで、PBカップ麺としてはかなり満足度の高い品質と言えるのではないでしょうか?
また、魚介の旨味が溶け込んでいるようですが、よくイメージする口の中でざらつきを感じさせるような荒々しさといった染み渡る仕上がりというわけではなく、あくまで丁寧に抽出された魚介エキスがチキンによってコク深く引き立てられ、万人受けするかのような安定感のあるテイストに仕上がっているようですね!これはリーズナブルでボリューム感もちょうど良いので昔ながらの“中華そば”が好みの方は多少買い溜めしておいても良いかもしれません!
食べてみた感想
一口食べてみると…思ったよりも魚介出汁の旨味は控え目でチキンとのバランスが非常に良いですね!深みもあって染み渡る美味しさもちょうど良く、まさにどこか懐かしさを感じさせる安定感のある仕上がりといったところでしょうか?これはかなり広い層に好まれそうです!
そのため、強烈なクセがあるというわけではありませんが、落ち着いた雰囲気で優しい味わい、そして“焼あご”のふんわり香る香ばしさが旨味を引き立て、ボリュームも考慮すると夜食なんかにもぴったりでしょうね!
ちなみに原材料にも香辛料と記載されていましたが、辛さとしたアクセントはあまり感じられませんでしたので、お好みによっては醤油スープと相性の良いペッパー系の香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!そうすることでメリハリの利いたキレの良さが引き立って後味すっきりとした味わいが楽しめることと思われます!
麺について
麺は、ご覧の通り中太・丸刃仕様ですすり心地も非常に良く、ノンフライ麺らしくもっちりとした弾力とほどよいコシがあり、思ったよりも密度感の高いことによって食べた感があります!
そんな中太麺には、魚介の旨味をチキンがコクを引き立てる味わい深い醤油スープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る魚介ならではの旨味やどこか優しく感じられる味わいが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る“焼あご”の風味が後味良く抜けていきます!…というかこの価格設定で麺・スープ・各種具材に関してチープさを感じさせることのない仕上がりはかなりリーズナブルな一杯と言えるでしょう!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの小さくカットされたチャーシューが入っていて、カップ麺でよく見かけるチープな具材かと思いきや…ほどよく脂身を含むジューシーな仕上がりで、じっくりと味わってみると、ほどよい味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出す美味しい具材となっていたため、単品で味わうというよりもスープの旨味を引き立てるためにもしっかりと馴染ませながら食べ進めると、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマはそこまでコリコリとした食感は強くありませんでしたが…メンマ特有の味付けや素材本来の旨味なんかも感じられる仕上がり具合となっていて、今回のようなシンプルな“中華そば”にぴったりな具材となっているようです!
他にもこちらの大きくカットされた“ねぎ”が入っていて、シャキシャキとした食感が心地良く、さらにちょうど良い薬味にもなったことで、魚介とチキンをうまく利かせた醤油スープの旨味をより一層引き立て、さらに後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り魚介やチキンの旨味をバランス良く利かせたことで、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない味わい深く後味の良い仕上がりとなっていて、魚介系に関しては煮干しというよりも…鰹や鯵といった甘味のある出汁のエキスが際立って感じられます!
そのため、口の中でざらつきを感じさせるような荒々しさといった感じはなく、むしろしっとりとした魚介エキスの染み渡るかのような品のあるテイストに仕上がり、安定感のあるあっさりとした昔ながらの“中華そば”といったイメージにぴったりです!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用されたチャーシューからも良い旨味が滲み出し、それによって肉の旨味やコク深さが際立っていき、それと同時に満足度も増していきます!これはやはり夜食など…ちょっと食べたい時にちょうど良い味・ボリューム感ですね!
個人的にはもう少し存在感の強いテイストをイメージしていただけあって、少し肩透かしした感じではありましたが、この万人受けするかのような味わいは嫌いな人いないんじゃないですかね?しかもシンプルな“中華そば”なのでアレンジ次第によってはいくらでも味変できそうでしたので、デフォルトのままで味わっても良いですし、各種香辛料やチャーシュー・煮卵辺りを別途追加してみても良いでしょう!
このように、今回の“魚介香る 東京中華そば”は、魚介の旨味をチキンがコク深く引き立てたことで魚介系×動物系のWスープながらも割とあっさりとしたテイストが印象的で、キリッとした醤油感のある後味の良いスープにほんのり香る“焼あご”の風味が食欲をそそる安定感のある昔ながらのどこか懐かしい味わいとなっていたため、お好みによっては醤油スープと相性抜群なペッパー系の香辛料などをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「魚介香る 東京中華そば」を食べてみて、丁寧に抽出したかのような魚介の旨味エキスをチキンがコク深く引き立て、そこにほんのり香る“焼あご”の香ばしさが旨味や風味をプラス、さらに中太・丸刃仕様のノンフライ麺が相性良く馴染み、密度感の高いせいか…思ったよりも食べた感もあり、カロリー・一杯辺りのボリュームを考慮すると食べる時間を選ばない夜食にもぴったりな口当たり優しい仕上がりとなっていました!
こういった旨味に関して申し分のないちょうど良いサイズの一杯は通年発売してほしいですね!じんわりと染み渡る魚介の旨味をチキンがコク深く引き立てた喉越しの良い醤油スープは万人受けするとも言える安定感のある一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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