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「一蘭」監修カップ麺 “とんこつ炎(ほのお)” 辛さと旨味に拘った炎という名に相応しい逸品

一蘭 とんこつ炎(ほのお)
※実際の商品ビジュアルは上記です。今回試食しているものは発売前のサンプル品で実際の商品パッケージとは異なります。

一蘭 とんこつ炎(ほのお)」を食べてみました。(2024年4月27日発売)

今回は“株式会社 一蘭”様からサンプルを提供していただきました。

この商品は、福岡県福岡市博多区中洲に本店を置く人気ラーメン店“一蘭(いちらん)”監修によるカップ麺で、実店舗でオーダーできるようなもっと辛いラーメンも食べてみたい…といった要望を元に約2年もの歳月をかけて唐辛子の粒子感にまで拘り、“炎”という名に劣らない辛さはもちろん、豚骨スープのコクや旨味も味わえる究極の一杯、“一蘭 とんこつ炎”となっております。(値段:税別500円)

ちなみにこの“一蘭”の商品としては…これまでもインスタントで楽しめる即席麺が実店舗のお土産や通販などで発売されてきましたが、カップ麺としては2021年2月15日に登場して大変話題となった“一蘭 とんこつ”のみで今回が第2弾となっており、2年もかけて拘りの味わいを開発した“とんこつ炎”は数量限定生産とのことで、気になっている方も多いのではないでしょうか?

そして、実際の商品ビジュアルを見る限り…“秘伝のたれ付き!”、“一蘭 とんこつ炎”といった特徴や今回の商品名が大きく記載され、その背景には実店舗で使用されている“どんぶり”にスープ・麺・“秘伝のたれ”のみといった非常にシンプルな仕上がりイメージが掲載されており、具材が一切入っていない点が前作同様に自信の表れを感じさせます!
※“秘伝のたれ”は“一蘭”の社員でも4名しかレシピを知らないという…

また、商品ビジュアルによると…“あえて具材は入れておりません。それはラーメン本来の純粋な味わいを楽しんでいただくため。一蘭は創業以来60年以上「辛さ」と「旨味」のバランスに向き合ってきました。そんな一蘭が新たに送り出す一蘭とんこつ「炎」。
刺激的な辛さと、とんこつ本来の美味しさに向き合える一杯です。”とのことで、今回は4種類もの唐辛子を配合しており、辛さ・旨味に拘り抜いた一杯と言えるのではないでしょうか?

他にも特徴として…麺は細めのノンフライ仕様で、実店舗の麺を再現するために小麦の配合や加水率にも拘った特注麺が採用されており、もっちりとした弾力やほどよいコシ、そして食感滑らかな細ストレート麺が旨辛なスープによく絡み、それによって“一蘭”拘りの味がカップ麺としてじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

第1弾と同じく粉末・液体によるWスープの調味料が非常に多く使用されており、それによって風味豊かな香りと臭みのない豚骨の旨味をクオリティ高く再現し、今回はデフォルトですでに赤みを帯びた旨辛スープに仕上げ、さらに“秘伝のたれ”から滲み出すピリッとした辛みや旨味・甘みが食べ進めていくに連れて満足度も増していき、すすり心地の良い細ストレート麺の弾力や滑らかさを併せ持つノンフライ麺が絶妙にマッチした“炎”という名に相応しい旨辛な仕上がりとなっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年4月27日に一蘭店舗・公式通販・一部小売店で発売された「一蘭 とんこつ炎」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

一蘭 とんこつ炎(ほのお)

今回ご紹介するカップ麺は、豚骨ラーメンで大変人気のラーメン店“一蘭”監修によって辛さと旨味の絶妙なバランスを実現したもので、配合の見直しや辛さと旨味の表現方法などの試行錯誤を繰り返し、約2年もの歳月かけてようやく商品化された待望のカップ麺第2弾、“一蘭 とんこつ炎”となっています。

そしてこの商品は数量限定精算とのことで、いつなくなるかわかりません。
そのため、販売場所は各店舗のお土産売り場や公式通販サイト、もしくはドン・キホーテなど一部の小売店で取り扱っているものと思われるため、気になる方は探してみてください!(確か…通販だと送料がけっこうかかるので、実店舗で購入した方が良いかもしれません。)

※実際の商品ビジュアルは上記です。

…というか、さり気なくバーコードで特許取得済みの「味集中カウンター」を表現しているところがまた面白いですね(ちゃんと仕切りが表現されています。)!これが今では“元祖ソーシャルディスタンス”とも言われ、仕切りのあるカウンターが功を奏しています!

また、カップ麺で税別500円と聞くとやはりどうしても高く感じられるかもしれませんが、確かに実店舗でもやや高い傾向であり、基本は豚骨ラーメンを意味する“ラーメン”で、その価格は980円しますから…そこにお好みのトッピングや辛さ増し(1〜20倍)、替え玉などをしたら軽く1,500円を超えてしまいますので。。そういった辛さを増した味わいを忠実にカップ麺に再現したことによる価格設定は賛否ありそうですね!(もう少し安ければ良いんですが…)

ちなみにここ“一蘭”の創業は1993年9月、元々“中原 貞之”氏と“圭子”氏の夫婦が1960年に福岡市に創業、その後1966年に福岡県小郡市へ移転したタイミングで屋号を“一蘭”に変更、そして高齢を理由に当時常連客だった“吉富 学”氏が後継者となって1993年9月に“那の川店(福岡市南区)”をオープン(ここを発祥の店としています。)、2024年2月の時点では国内に78店舗出店し、さらに海外では香港やニューヨークにも8店舗展開を行う“とんこつラーメン”が大変人気のラーメン店です!その実店舗の様子については下記の記事もぜひご覧ください。

一蘭
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それでは、今回の“一蘭 とんこつ炎”がどれほど豚骨の旨味がWスープ仕様によって忠実に再現されているのか?辛さを際立たせた豚骨スープに加わった味の決め手とも言える“秘伝のたれ”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもすすり心地の良い細ストレート麺に再現されたもっちりとした弾力やつるっと滑らかな食感との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

今回はサンプル商品ということもあって、原材料や栄養成分表示なども記載されていませんでしたので、実際はお手元の商品を参考にしてください。

開封してみた

フタを開けてみると、後入れスープ(粉末)、後入れスープ(液体)、“秘伝のたれ”といった3つの調味料などが入っています。
※今回はサンプルなので写真は控えさせていただきます。

そして液体スープは使用されている量もかなり多く、触ってみた感じだとドロッとした状態となっていましたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!

また、麺はご覧の通り実店舗で使用されているものをうまく再現したという…細ストレート・ノンフライ仕様となっていて、小麦の風味や加水率にも拘ったことで、もっちりとした弾力や滑らかな食感が感じられる風味豊かな仕上がりをイメージさせます!

調理してみた

では念のため作り方を見てみると…

  1. フタを剥がして3つの調味料などを取り出す
  2. 熱湯を注ぎ液体スープをフタの上で温める
  3. 4分後に粉末スープ、液体スープの順に入れてよく混ぜる
  4. “秘伝のたれ”を加えて出来上がり

とのことで、調味料関係は全て後入れタイプとなっています!
そして“秘伝のたれ”に関しては、割と辛いためお好みで量を調整してみると良いでしょう。

ということで熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!

先ほどまでの細ストレート麺にほどよい弾力と滑らかさが加わり、細麺らしいすすり心地の良さによって小麦の風味が香り立つことで品もあり、実店舗さながらの食感が楽しめるクオリティの高い一杯…といった印象の出来上がりです。
※ノンフライ麺ではありますが、変にゴワゴワしている様子はありません。

ではここに先ほどの粉末スープを加えていきます!
すると…こちらにも豚骨の旨味が加わっているものの、変な臭みなどは一切なく、前作と比べて若干赤みを帯びていることからも、ほどよい香辛料が加わっているようです!

続いて液体スープを加えていきます!
こちらは豚骨の旨味・脂でしょうか?透明感のあるサラッとした油分の他にドロッとしたペーストがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、こちらも特に変なクセもなく、一蘭らしい豚骨本来の旨味が楽しめそうです!

では、よーく混ぜていきます!
そして全体が馴染んだら最後に“秘伝のたれ”を中央に添えて完成となります!
すると…豚骨の臭みを抑え、丁寧に旨味だけを抽出したコク深くまろやかでありながらも後味すっきりとしたテイストがカップ麺に再現されているようで、乳化感のある白濁とした豚骨スープに赤みを帯びていることから辛さと旨味のバランスにとことん拘って作られていることが伝わってきます!

他にもこの“秘伝のたれ”は最初から全体に混ぜ合わせるのではなく、まずはデフォルトの味わいをじっくりと楽しみ、その後少しずつ溶かしていき、味の違いをじっくりと堪能するためにも少しずつ加えてみても良いかもしれません!“炎”というくらいですから、今回の辛さは想像以上に強めなのかもしれません!

ちなみにこの“秘伝のたれ”は…厳選された唐辛子を調合し、後引く辛さはもちろん“にんにく”や生姜といった香味野菜なんかも利いていますから、豚骨スープをより一層美味しく引き立てることに間違いなく、旨味や甘味が追加されたことによって“一蘭とんこつ炎”の味わいが完成するとのこと!

ちなみに実店舗での仕上がりがこんな感じで、比較してみると…白濁とした乳化感のある仕上がりは同等のようですが、すでに赤みがあり、表面に浮かぶ油分・脂の量はカップ麺の方が多いような気もしますね!

食べてみた感想

一口食べてみると…思っていたよりもしっかりと辛いですね!もちろん激辛というわけではないんですが、粒の大きさが異なる唐辛子を4種類配合しているだけあってむせるような刺激がより辛く感じさせ、個人的には豚骨の旨味とのバランスはこれで良いのか?若干疑問が残るところで、これだけ辛さを強調するのであればもっと豚骨の旨味をガツンと利かせないと正直“一蘭”らしい美味しさが損なわれているような気もします!

よく豚骨ラーメンというと…後味すっきりとしたものだとコク深さ・まろやかさに関して物足りなさを感じるんですが、この“一蘭 とんこつ炎”も同じくそういった辺りが引き立っていないようで、唐辛子の辛さだけに拘っている印象が強く、“秘伝のたれ”を少しずつ馴染ませてもさらに辛さが際立つだけで、本当に2年もの歳月をかけて開発したのか悩ましいところ。。そのため、恐らく今回の第2弾は若干賛否ある仕上がりと言えるのではないでしょうか?

しかも税別500円と決して安い価格ではありませんので、興味本位で試してみたいという方がほとんどだと思いますし、この仕上がりだとリピートしないような気もします!そもそも第1弾に感じた実店舗さながらの豚骨の旨味はもちろん、後味すっきりとした軽やかなテイストながらもコク深い旨味に辛みを加えるだけで良かったような気もするんですが…ちょっと別物として味わってみた方が良いかもしれません!

麺について

麺は、ご覧の通りよく見てみると角刃にも見える細ストレート・ノンフライ仕様で、すすり心地は非常に良く、実店舗さながらのもっちりとした弾力や滑かでしっとりとした食感、そして小麦の風味豊かな香りが漂う特注麺となっていて、喉越しに関しても抜群です!

そんな細ストレート麺には…刺激的な辛さと豚骨の旨味を徹底的に追求したというコク深いスープがよく絡み、後引く辛みや豚骨のまろやかさなどが口いっぱいに広がっていき、“秘伝のたれ”から滲み出す食欲そそる香味野菜の風味が後味良く抜けていきます!

また、こちらの“秘伝のたれ”を少しずつスープに溶かしていくと…実店舗では30数種類もの旨味が熟成されているだけあって、辛みだけでなく旨味も際立っていくわけですが、今回はちょっと辛さと豚骨の旨味とのバランスが微妙でしたので、まずはデフォルトのまま食べ進め、少しずつ様子を見ながら加えた方が良さそうです!
※実店舗では秘伝の辛味を1〜20倍まで選ぶことができ、10倍までは無料で11倍以降は一律+120円です。

スープについて

スープは、豚骨をじっくりと煮込んだことによって臭みを抑え、旨味成分だけをうまく抽出したかのようなクセのないコク深くまろやかなスープに仕上がっているんでしょうけど、“炎”という名に劣らない辛さが加わったことでキレの良さが際立ってしまい、全体的に後味すっきりとした味わいとなっています!この辺りの調整をもっと追求してほしかったところ!

また、“秘伝のたれ”に関しては…上記の通り旨味・辛みが際立つものの、ベースのスープが若干バランス悪く感じられましたので、全て溶け込んでも辛さだけが際立ってしまうため、少しずつ味の変化を楽しみつつ、風味豊かな麺とともにじっくりと味わっていくと良いでしょう!

ちなみに個人的には“秘伝のたれ”を全て加えても“にんにく”の旨味が足りなく感じられましたので、お好みによっては“おろしにんにく”などをちょい足ししてみると良いでしょう!もしくは割と刺激的なスープなので、お腹に余裕のある方は白飯と一緒に味わってみてください!

そして今回は若干賛否あるかと思いますが…個人的には想像以上に辛みの強い仕上がりと言え、豚骨の旨味に欠けるスープという点が残念でしたね!“秘伝のたれ”・麺それぞれに一切妥協せずカップ麺に“一蘭”の拘りや企業秘密が詰まった一杯に期待していただけあって、あれ?といった印象が強く、第1弾のカップ麺が2024年4月1日にリニューアルされたように改良されて登場するのではないでしょうか?

さらに、具材を敢えて使用していないとのことでしたが、実店舗でもデフォルトではチャーシューと“ねぎ”のみとなっていますから…そこまで物足りなさを感じるわけでもなく、むしろチープな具材を使用するよりかは潔いかと思われます!

…というかもう少し安く、流通もコンビニ・スーパーでも取り扱えばもっと話題となったような気もするんですけどね!その辺りは一切妥協を許さない“一蘭”の拘りが凝縮されている証拠なのかもしれません!満を持して登場した第2弾もまたちょっと値段は高いですが、一度試してみる価値はあります!

まとめ

今回「一蘭 とんこつ炎(ほのお)」を食べてみて、もはや国内外に店舗展開する人気ラーメン店“一蘭”のカップ麺を実店舗のようにもっと辛くして食べたいといった要望を元に2年もの歳月をかけて完成した一杯には…“炎”という名に劣らない辛さと豚骨の旨味をバランス良く組み合わせていたものの、実際には4種類もの唐辛子を配合した辛さが際立ってしまい、それによって豚骨ならではのコクやまろやかさが損なって感じられ、まだ改良の余地があるような…刺激的な一杯となっていました!

ただ、どうしても税別500円といった価格が賛否あるところかと思われますが、“一蘭”の味わいが好みなら一度は試してみる価値のある仕上がりで、想像以上にしっかりとした辛みでライバルはお店の一蘭!と謳うほどですから、どれほど反響があるのか非常に気になるところではないでしょうか?

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著者プロフィール
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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