「奈つやの中華そば 芳醇煮干し醤油」を食べてみました。(2025年5月5日発売・東洋水産)
この商品は、東京都大田区の名店“奈つやの中華そば”の味わいをカップ麺に再現したもので、ポークとチキンをベースに煮干しや鰹節など魚介の旨味を合わせ、あっさりとしながらもコクのある醤油スープに仕上げ、そこに生麺さながらの中太麺が相性良くマッチした一杯、“奈つやの中華そば 芳醇煮干し醤油”となっております!(値段:税別333円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ご覧の通りパッケージには…“煮干し等の魚介の旨味を利かせた、芳醇な醤油スープ!”と記載され、その背景には、ポークとチキンをベースに魚介の旨味をしっかりと利かせた後味の良い醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…焼豚・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として、麺は東洋水産お馴染みの独自製法“生麺ゆでてうまいまま製法”による本格感のある中太麺を採用したことで、乾燥麺でありながらも専門店のようなつるっと滑らかな食感を再現し、それによってじんわりと染み渡る芳醇な醤油スープがじっくりと楽しめるというわけです!
煮干しなど魚介出汁をブレンドした醤油スープには、ポークやチキンの旨味がコク深さを引き立て、液体・粉末のWスープによって“芳醇煮干し醤油”といったイメージに相応しく、そこにお店さながらのもっちりとした中太麺が絶妙にマッチした本格感のある一杯となっていました!
「奈つやの中華そば 芳醇煮干し醤油」とは?
そもそもここ“奈つやの中華そば”は、店主である“平林 利幸”氏が名店“麺処 びぎ屋”での修行経験を経た後、妻の“奈津子”さんと2023年2月に不動前の間借りから営業をはじめ、その後2024年1月に東京都大田区で実店舗をオープンしたのがはじまり。
最初は不安だったようですが、オープン初日から大行列を生み出し、瞬く間に人気店へ成長しているようです!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り398kcal(めん・かやく301kcal / スープ97kcal)となっております。(塩分は7.0g)
カロリーは煮干しやポークの旨味をしっかりと利かせている割にノンフライ麺を使用しているせいか全体的に低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり118g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、魚介エキスや“しょうゆ”をはじめ…
- ポークエキス
- 香味油脂
- チキンエキス
- 植物油
- こんぶエキス
- 豚脂
- 鶏脂
- 食塩
といった、ポークとチキンをベースに煮干しなどの魚介出汁を合わせ、芳醇な醤油も加わったことで、あっさりとした中にも深みのある風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)

JANコード 4901990380911 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆食物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(魚介エキス、しょうゆ、ポークエキス、香味油脂、チキンエキス、植物油、こんぶエキス、豚脂、鶏脂、食塩、デキストリン、発酵調味料)、かやく(焼豚、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、かんすい、酒精、炭酸カルシウム、加工でん粉、レシチン、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、増粘多糖類、香料、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (118g) 当たり]
熱量 398kcal
めん・かやく:301kcal
スープ:97kcalたんぱく質 14.2g 脂質 11.6g 炭水化物 59.3g 食塩相当量 7.0g
めん・かやく:1.6g
スープ:5.4gビタミンB1 0.26mg ビタミンB2 0.31mg カルシウム 189mg
開封してみた
フタを開けてみると、かやく、液体スープ、粉末スープといった3つの調味料などが入っています。

また、麺は若干幅広な中太ノンフライ仕様で、シリーズらしい茹でたての粘り気や歯切れの良いコシを合わせ持ち、麺量70gとボリュームに関しても申し分ありません!

調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
そして、この“かやく”には…
- 焼豚
- メンマ
- ねぎ
が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!

ではここに粉末スープと液体スープを加えてよーく混ぜていきます。
そして全体が馴染んだところがこちら!
Wパック仕様とは言えスープは非常にサラッとした状態で、もちろん動物系×魚介系による複雑で繊細な旨味が凝縮されたことで想像以上に深みがあり、それぞれの旨味をうまく合わせたクオリティの高い味わいに期待できそうです!

「奈つやの中華そば 芳醇煮干し醤油」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…臭みや苦味のない煮干しなど魚介の旨味がポークやチキンによってコク深く引き立てられ、上品とも言える出汁感にキリッとした“かえし(醤油ダレ)”が相性良くマッチしているようです!
特に煮干しの旨味は変にニボニボしているわけではなく、カップ麺ながらも本格派も納得の醤油スープに仕上げ、香辛料という文言は表示されていませんが、この醤油感によってちょうど良いメリハリが加わっています!
ちなみにあっさりしているのに物足りなさといった感じは不思議と一切なく、強いて言うなら…という点が見当たらないほどクオリティが高いので、ニボラーの方はもちろん幅広い層に好まれそうな一杯と言えるでしょう!
麺について
麺は、東洋水産の特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした中太麺が採用されており、お店さながらの弾力と歯切れの良いコシを併せ持ち、麺量70gとボリュームに関しても申し分ありません!
そんな麺には…ポークとチキンをベースに煮干しや鰹節など魚介の旨味を丁寧に合わせた醤油スープがよく絡み、醤油感のあるキレとじんわりと染み渡る出汁感などが口いっぱいに広がっていき、煮干し特有の食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、薄くカットされた焼豚が入っていて、若干チープな印象を受けますが…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、まずは芳醇な醤油スープと馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、大きめにカットされたメンマはコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!

他にも大きめにカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょっとした薬味として今回の醤油スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、煮干しや鰹節など魚介の旨味をポークやチキンがコク深く引き立て、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”とバランス良く馴染んだことで繊細な味わいに仕上がり、決して煮干しだけに特化しているわけではありません!
そして、コク深い動物系をベースとしたことで厚みのある煮干し醤油となり、特に脂っこさといった感じも一切なく、ちょうど良い脂・油分として溶け込んだことで本格感のある味わいが存分に楽しめることと思われます!

まとめ
今回の「奈つやの中華そば 芳醇煮干し醤油」は…煮干しなどを丁寧に抽出し、コクのあるポークやチキンの旨味、そしてキリッとした醤油ダレをバランス良く合わせたことで、上品で風味豊かな一杯となっていました!
やはり動物系×魚介系によるWスープは間違いないですね!後味の良さと素材を引き立てた深みのある味わいがうまく融合したことで特に変なクセもありませんから、出汁染みる醤油ラーメンが好みの方ならかなりハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
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