「沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん」を食べてみました。(2024年2月12日発売・東洋水産)
この商品は、一点の特徴を際立たせたことでハマる美味しさ・ご当地の味わいをコンセプトにした新ブランド“沼る(ぬまる)”第2弾として登場したもので、ポークや野菜、魚介の旨味をベースに胡椒を強く利かせた沼る美味しさがタテ型レギュラーサイズといったちょうど良いボリュームで楽しめるフレーバーとなっており、そこに食べ応えのある太めのフライ麺が絡む胡椒に特化した一杯、“沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん”となっております。(値段:税別160円)
ご覧の通りパッケージには、“沼(ぬま)るコショウ”といった今回のシリーズ名や商品名が大きく掲載され、コンセプトとしては上記の通り一点の特徴を際立たせたハマる美味しさのご当地タテ型カップ麺ということで、第2弾として登場したのがこの“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン“となっており、今回は“玉ねぎ”をたっぷりと使用した沼る一杯、“沼るタマネギ 八王子風醤油ラーメン”も同時発売されています!
一方こちら容器側面には…“胡椒をガツンと利かせた味わいが沼級に美味しい”と記載されているように、このシリーズは素材の旨味をとことん追求したご当地カップ麺とのことで、東洋水産には他にもそういったシリーズがあったと思うんですが…改めて新ブランド“沼る”として2品同時発売、そして胡椒を前面に押し出した“長崎風ちゃんぽん”は、胡椒に拘っているものの、“ちゃんぽん”らしくポークや野菜、魚介の旨味がコクを引き立てているようで、どれほど胡椒が突出しているのか?非常に気になるところ!
また、こちらにはポークや野菜、魚介の旨味をベースに刺激的な胡椒をしっかりと利かせ、別添されている特製油によって旨味が引き立ち、食べ応えのある太めのフライ麺がよく馴染み、他にも各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…キャベツ・コーン・“かに風かまぼこ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は上記の通り食べ応えのある太めの仕様となっていて、それによってポークや野菜、魚介の旨味を利かせた“ちゃんぽんスープ”に胡椒をガツンと加えた沼る美味しさが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
ポークや野菜、魚介の旨味をベースにした“長崎ちゃんぽん”に胡椒をガツンと利かせた沼る美味しさとのことで…確かに容器底には胡椒がたっぷりと使用されていて刺激的なアクセントとなっているんですが、“ちゃんぽんスープ”の方はなぜか“とろみ”が付くほどコクのあるテイストとなっており、そもそも胡椒で沼るほどのものではなく、単純に“長崎ちゃんぽん”に胡椒をたっぷり加えただけのスープに仕上がっているものの、キリッとしたシャープな口当たりによってちょうど良いメリハリをプラスし、胡椒好きにはたまらないスパイシーな一杯となっていました!
沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん
今回ご紹介するカップ麺は、“一点の特徴を立たせたハマる美味しさのご当地縦型カップ麺”をコンセプトにした新ブランド“沼(ぬま)る”第2弾として登場したもので、ポークや野菜、魚介の旨味をベースに胡椒を強く利かせたことによって刺激的な“長崎ちゃんぽん”を表現、沼る“コショウ”の美味しさということで“ちゃんぽん”らしく後味すっきりとした味わいかと思いきや…“とろみ”が付いたコク深いスープに仕上がり、そこに食べ応えのある太めのフライ麺が絶妙にマッチした胡椒引き立つ一杯、“沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみに第1弾としては以下の商品が2023年5月29日に同時発売されています!
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらには仕上がりイメージが掲載されていないものの、容器側面と同じく白を基調に“沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん”といった今回の商品名や新シリーズのロゴなどがシンプルに配置され、胡椒に拘った沼る味わいに期待できそうです!
一方こちらには“長崎風ちゃんぽん”と記載されており、この“長崎ちゃんぽん”というのは基本的に後味すっきりとした豚骨ベースに野菜や魚介の旨味を利かせた割とヘルシーなジャンルなんですが、今回は特に胡椒がガツンと加わっている点が特徴で、沼る“コショウ”の美味しさというのも…そもそも“ちゃんぽん”には様々な旨味が凝縮されていますから、胡椒だけをがっつり利かせたフレーバーではなさそうです!
それでは、今回の“沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん”がどれほどポークや野菜、魚介の旨味をベースに胡椒を利かせた沼る美味しさに仕上がっているのか?旨味を引き立てる別添調味料の特製油との兼ね合いはもちろん、なんと言っても食べ応えのある太めのフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り318kcal(めん・かやく257kcal / スープ61kcal)となっております。(塩分は3.2g)
カロリーは、“長崎風ちゃんぽん”・レギュラーサイズということもあって低めな数値のようで、塩分も同じく低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり68g、麺の量は52gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと61kcalとのことでレギュラーサイズながらもそこまで低い数値ではなく、ポークや野菜、魚介の旨味を利かせた後味の良い“ちゃんぽんスープ”に胡椒のアクセントがちょうど良いメリハリを付け、素材の旨味を活かした喉越しの良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、植物油やポークエキスをはじめ…
- 食塩
- 香辛料(こしょう、ガーリックパウダー)
- 野菜エキス
- 魚介エキス
といった、“長崎ちゃんぽん”らしくポークや野菜、魚介の旨味をベースにした乳化感のあるスープに仕上げ、ガツンと利かせた胡椒や別添されている特製油で旨味を引き立てたコクのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード 4901990377133 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白)、添付調味料(植物油、ポークエキス、食塩、香辛料(こしょう、ガーリックパウダー)、野菜エキス、魚介エキス、たん白加水分解物、酵母エキス)、かやく(キャベツ、コーン、かに風かまぼこ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、カラメル色素、香辛料抽出物、香料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、パプリカ色素、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (68g) 当たり]
熱量 318kcal
めん・かやく:257kcal
スープ:61kcalたんぱく質 6.7g 脂質 15.3g 炭水化物 38.3g 食塩相当量 3.2g
めん・かやく: 1.0g
スープ: 2.2gビタミンB1 0.30mg ビタミンB2 0.30mg カルシウム 122mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じからすると…“長崎ちゃんぽん”の旨味エキスを凝縮した油分らしく非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温める程度で良いでしょう!
また、具材には…
- キャベツ
- コーン
- かに風かまぼこ
が入っています。
さらに、麺は特別味付けされているわけではありませんが、食べ応えのある太めのフライ麺が採用されていて、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたことでしっかりとした食感を表現、麺量52gながらも物足りなさを感じさせない食べ応えなんかも楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:340ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に太めのフライ麺にはほどよい弾力やコシが加わり、まだ別添されている特製油を加える前の状態ではありますが…ポークや野菜、魚介の旨味をベースにした“長崎風ちゃんぽん”ならではのスープに胡椒をガツンと利かせたコク深くも刺激的な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの特製油を加えていきます!
すると…ほぼ無色透明な油分が出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!こちらは特にクセのある風味などは感じられませんが、恐らく“ちゃんぽんスープ”の旨味を引き立てる旨味エキスが凝縮されているものと思われます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…後味すっきりとした“長崎ちゃんぽん”とは若干異なりトロッとしたコク深いテイストで、胡椒をしっかりと利かせた沼る美味しさというだけあってスパイシーな風味が広がっていき、思ったより喉越しの良いスープとなっていて、なぜこの“とろみ”が付いているのか不明ではありますが、胡椒を活かしたスパイシーな一杯といったところ!
そして別添されている特製油を加えることでさらに旨味が増し、キリッとした“かえし(タレ)”が胡椒とともにちょうど良いメリハリをプラス、さらに具材に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度が増していく…そんな安定感のある仕上がりのようです!ただ、“長崎ちゃんぽん”ならではの味わいに胡椒をたっぷりと利かせ、後味すっきりではなくコク深いテイストが気になります…
食べてみた感想
一口食べてみると…まず胡椒ならではの刺激的なアクセントが口に広がっていき、ポークや野菜、魚介の旨味を利かせた“ちゃんぽんスープ”がコク深い味わいとして染み渡り、よく知る“長崎ちゃんぽん”とは若干異なるトロッとしたテイストではありますが、キリッとした口当たりが絶妙にマッチしたことで万人受けするかのような仕上がりで、素材の旨味を活かした濃厚とも言える一杯に感じられます!
そのため、商品名やパッケージのイメージに期待していただくと…思っていたのと若干異なるかもしれませんね!正直ここまでトロッとしたスープに仕上げる必要もなかったように感じられるんですが、胡椒がスープにも溶け込んでコクが出ているんでしょうか?“長崎ちゃんぽん”らしい後味の良さが欠けていて、もちろんスパイシーな胡椒も利いているんでしょうけど、個人的には胡椒で“沼る”というのがしっくり来ません…
また、容器底にはたっぷりと胡椒が溜まっていたので、しっかりと容器底から混ぜながらいただくとちょうど良く、そうすることでコク深い“長崎風ちゃんぽん”のスープが食べ応えのある太めのフライ麺とともに堪能でき、食べ進めていくのと同時に満足度も増していく…そんな胡椒に突出した仕上がりとなっているため、割としっかりとした味わいと言えるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り食べ応えのある太めのフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持ち、麺量52gと若干少なめではありますが、食べた感のある仕上がりとなっていて、量産型の素っ気ない麺といった印象です!
そんな麺には、ポークや野菜、魚介の旨味をベースにしたコク深い“ちゃんぽんスープ”がよく絡み、“ちゃんぽん”ならではの素材を活かした旨味やピリッとした胡椒のアクセントなどが口いっぱいに広がっていき、スパイシーな胡椒の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの細長くカットされた“かに風味かまぼこ”が入っていて、じっくりと味わってみると…“かまぼこ”ではありますが、それなりに味付けされた旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした太めの麺と一緒に絡めていただくと、より一層魚介の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは、シャキシャキとまではいかないものの、今回の“長崎風ちゃんぽん”と相性の良い具材としてちょうど良い彩りや食感としてのアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらのコーンが使用されていて、素材本来の甘みが感じられ、今回のスープを損なうことなく彩り良く添えられています!
スープについて
スープは、ポークや野菜、魚介の旨味をベースに胡椒を利かせた沼る味わいに仕上げ、別添されている特製油を加えることによって旨味・コクが増し、“コショウ”を強く利かせたフレーバーの文字通りスープにも胡椒のスパイス感が溶け込み、容器底にもたっぷりと胡椒が溜まっていたため、沼るというか胡椒をガツンと利かせたテイストとなっており、後味すっきりとした“長崎ちゃんぽん”よりも深みのあるスープが印象でしたので、デフォルトでも十分な胡椒を感じられるかと思われます!
そのため、沼る美味しさとは言え…“コショウ”だけが際立っているわけではなく、やはりベースは素材の旨味を活かした“長崎風ちゃんぽん”のスープありきの仕上がりで、特に“沼るコショウ”というくらいですから、思ったより胡椒をガツンと利かせた“ちゃんぽんスープ”で、個人的には第1弾(沼るニンニク・沼るニボシ)よりもインパクトありますね!胡椒を強く利かせただけと言えばそれまでですが…
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、容器底に溜まった胡椒も全体に広がっていくことで刺激的でスパイシーなアクセントが際立っていき、コク深い“ちゃんぽんスープ”ではありますが、決して“くどさ”のある仕様というわけではなく、やはり胡椒そのものがキレの良さを引き立てていますから、想像よりも抜けの良いテイストとなっています!ただ、どうしても“長崎ちゃんぽん”+胡椒の組み合わせに関しては捻りがないような気も否めません!
まとめ
今回「沼るコショウ 長崎風ちゃんぽん」を食べてみて、“一点の特徴を立たせたハマる美味しさのご当地縦型カップ麺”をコンセプトとして新たに登場した“沼(ぬま)る”第2弾の一杯には…ポークや野菜、魚介の旨味をベースに胡椒をしっかりと利かせた“長崎風ちゃんぽん”の味わいに仕上げ、別添されている特製油が旨味やコクを際立たせ、コク深くも後味すっきりとした飽きの来ないスープが印象的で、そこに食べ応えのある太めのフライ麺が絶妙にマッチしたスパイシーな一杯となっていました!
ただ、胡椒と相性の良い“長崎ちゃんぽん”を組み合わせたのは良いんですが、どうしても“沼るコショウ”といった商品名のイメージ通りの仕上がりで、正直取って付けたような気もしますし、これはこれでありかな?という気もしますし…若干中途半端な感じでしたので…もし続編が登場するならもう少しひと工夫加えたフレーバーに期待したいところではないでしょうか?
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