「Ramen Break Beats 地鶏醤油らぁ麺」を食べてみました。(2024年11月18日発売・日清食品)
この商品は、東京都目黒区にある醤油ラーメンの名店“Ramen Break Beats”の店主“柳瀬 拓郎(やなせ たくろう)氏監修のもと、看板メニュー“地鶏醤油らぁ麺”の味わいをカップ麺に再現したもので、濃口醤油をベースに鶏や豚の旨味を利かせた醤油スープに実店舗の麺をイメージして新開発したノンフライ中細ストレート麺が絶妙にマッチした上質な一杯、“Ramen Break Beats 地鶏醤油らぁ麺”となっております。(値段:税別278円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通りパッケージには…“並んでも食べられない完全予約制の名店”と記載されているように、新たに登場した“完全予約制の名店”シリーズ第1弾としてのフレーバーでもあり、その背景には、鶏や豚の旨味を丁寧に利かせた醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・ねぎが使用されているようです!
なお、スープには地鶏の出汁(名古屋コーチンのエキス0.1%、阿波尾鶏のチキン調味料0.1%)、糸島産の醤油(糸島醸造醤油0.4%)を使用しています!
他にも特徴として…麺は実店舗をイメージした新開発のノンフライ中細ストレート仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、鶏や醤油に拘ったコク深く上質な味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
鶏と醤油に拘っているだけあってスープはまさに上質で旨味が強く、さらにキリッとしたシャープな飲み口が鶏や豚の旨味と絶妙にマッチしたことによってちょうど良いメリハリをプラス、そこに本格感のある中細ストレート麺が絶妙にマッチしたことで、お店さながらの味わいが気軽に楽しめるクオリティの高い仕上がりとなっていました!
「Ramen Break Beats 地鶏醤油らぁ麺」とは?
そもそも“Ramen Break Beats”の創業は2022年1月、8年もの間トロントの日本食レストランでシェフとして腕を振るっていた“柳瀬 拓郎(やなせたくろう)”氏が帰国後、東京都目黒区の住宅街にオープンしたのがはじまり。
※ちなみに“Break Beats”とは音楽のジャンルで、店主はDJとしても活躍されていたそうです。
その後、開店直後から行列が後を絶たない人気店となったため、2023年12月から完全予約制へと移行、店主の地元である九州などから厳選した食材で作り上げる看板メニュー“地鶏醤油らぁ麺”は、一糸乱れぬ麺線の美しさが特徴とのことでラーメンファンの間で絶大な人気を博し、すでに“ミシュランのピブグルマン”に2024・2025と2年連続掲載されています!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り339kcal(めん・かやく284kcal / スープ55kcal)となっております。(塩分は5.9g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・鶏の旨味をしっかりと利かせたテイストの割に低めな数値のようですが、一方で塩分は平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり92g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと55kcalとそこまで高い数値ではないことから、やはり地鶏や醤油といった素材に拘り抜いたコク深く上質な仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“粉末しょうゆ”や豚脂をはじめ…
- しょうゆ
- 食塩
- チキン調味油
- チキン調味料
- 香味調味料
- ポークパウダー
- ポーク調味料
- ガーリック調味料
- チキンエキス
- 香辛料
といった、鶏と豚の旨味を丁寧に利かせ、素材に拘ったことで上質な醤油スープに仕上がり、コク深くも芳醇な香りが広がる名店ならではの味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 静岡工場(静岡県)
JANコード 4902105286500 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、チキンエキス、植物油脂、植物性たん白、大豆食物繊維、卵粉)、スープ(粉末しょうゆ、豚脂、糖類、しょうゆ、でん粉、食塩、チキン調味油、チキン調味料、香味調味料、ポークパウダー、ポーク調味料、ガーリック調味料、発酵調味料、チキンエキス、酵母調味料、香辛料)、かやく(味付豚肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、香料、カラメル色素、炭酸Ca、乳化剤、増粘多糖類、グリセリン、酸味料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (92g) 当たり]
熱量 339kcal
めん・かやく:284kcal
スープ:55kcalたんぱく質 9.4g 脂質 5.4g 炭水化物 63.2g 食塩相当量 5.9g
めん・かやく: 2.3g
スープ: 3.6gビタミンB1 0.23mg ビタミンB2 0.30mg カルシウム 160mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製醤油だれ”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、燻製の香りを利かせた醤油ダレということもあってサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、かやくには…
- 味付豚肉
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、実店舗をイメージした新開発による中細ストレート仕様で、細いながらも生麺さながらの弾力とコシを兼ね備えた本格的な食感に期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
ではここに先ほどの“特製醤油だれ”を加えて、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…サラッとした割に鶏や豚の旨味がしっかりと利いたことで厚みのあるコクが加わり、上質な脂・油分がスープ表面に広がり、まさにシンプルながらも最後まで飽きの来ない名店らしい上質な仕上がりといったところ!
「Ramen Break Beats 地鶏醤油らぁ麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…鶏の旨味が丁寧に溶け込み、濃口醤油や糸島産醤油による深みのある醤油スープと相性良くマッチし、豚の旨味がちょうど良いコクを下支えしたことで物足りなさや単調な感じも一切なく、想像以上にクオリティの高い仕上がりとなっています!
通常こういった地鶏など鶏の旨味に拘ったラーメンはカップ麺に再現しにくいんですが、このフレーバーに関しては鶏だけでなく醤油にも拘ったことでコク深くも繊細で他とはひと味違いますね!正直ここまで美味しいとは思ってもいませんでした!
ちなみに醤油や地鶏に関してはスープ中の数%どころか…0.数%しか使用しれていないのにも関わらず全体のバランスが秀逸で喉越しも良く、メリハリもあって飽きる要素がありませんから、幅広い層に好まれる一杯と言えるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り角刃のノンフライ中細ストレート仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシがあり、生麺さながらの食感で麺量も70gと申し分ありません!
そんな麺には…鶏や豚の旨味に濃口醤油や糸島産醤油などを合わせた深みのある上質な醤油スープがよく絡み、コクのある鶏の出汁などが口いっぱいに広がっていき、芳醇な醤油の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小さくカットされたチャーシューが入っていて、カップ麺でよく見かけるチープな具材かと思いきや割とジューシーな仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど本格感のある麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
他にも、大きめにカットされた“ねぎ”が入っていて、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味となったことで、今回の醤油スープを美味しく引き立てているようです!
スープについて
スープは、名古屋コーチンや阿波尾鶏など地鶏に拘っただけでなく、豚の旨味や濃口醤油(糸島産醤油を含む)などをバランス良く合わせたことでキレとコク、そして物足りなさを感じさせない強い旨味が印象的で、特に鶏と醤油が際立つ上質な味わいとなっています!
そのため、キリッとしたシャープな飲み口に加え、深みのある鶏の旨味も伴ったことによって優しくもクセになるテイストで、完全予約制の名店“Ramen Break Beats”らしい雰囲気が伝わり、幅広い層に好まれる一杯と言えるでしょう!
まとめ
今回「Ramen Break Beats 地鶏醤油らぁ麺」を食べてみて、並んでも食べられない“完全予約制の名店”シリーズ第1弾として登場した一杯には…地鶏や糸島産醤油に拘った名店“Ramen Break Beats(ラーメン ブレイクビーツ)”の看板メニュー“地鶏醤油らぁ麺”をカップ麺に再現、鶏や豚の旨味を濃口醤油などと合わせ、別添されている“特製醤油だれ”を加えることによって燻製の香りが広がる上質な味わいとなっていました!
また、今回は地鶏と醤油に拘った名店の味ということで想像以上にクオリティの高い仕上がりでしたので、シリーズとして今後の商品展開なんかも気になるところではないでしょうか?
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