「麺屋さくら井監修 地鶏醤油味らぁ麺」を食べてみました。(2025年6月17日発売・サンヨー食品/セブン-イレブン限定)
この商品は、東京都武蔵野市・三鷹の人気ラーメン店“麺屋 さくら井”の看板メニュー“らぁ麺(醤油)”をカップ麺に再現したもので、鶏をベースに和風出汁を合わせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”で味を整えた深みのある一杯、“麺屋さくら井監修 地鶏醤油味らぁ麺”となっております。(値段:税別248円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入

ご覧の通り容器側面には…“はかた地どりだしの上質なうまみ”と記載され、その背景には、鶏をベースに和風出汁や“かえし(醤油ダレ)”などを合わせた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…鶏つみれ・メンマ・ねぎが使用されているようです!

他にも特徴として…麺は丸刃の細フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを併せ持ち、鶏の旨味に拘ったコク深くまろやかな味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
芳醇とも言える醤油に鶏出汁を合わせた上質なスープには、優しくも品良くまとまり、そこにすすり心地の良い細ストレート麺が相性良くマッチした安定感のある仕上がりとなっていました!
「麺屋さくら井監修 地鶏醤油味らぁ麺」とは?
そもそもここ“麺屋 さくら井”の創業は2016年11月、東十条の“麺処 ほん田”・そのセカンドブランドとなる赤羽の人気店“麺処 夏海(なつみ)”にて5年間もの修行経験の後、店主“櫻井 祐太”氏によって東京都武蔵野市西久保にオープンさせたのがはじまり。
そして名店での修行経験を持つ出身者が独立するとあって瞬く間に人気店として広まり、まさに“通が唸る行列店”として大変人気を博する名店へと急成長を遂げています!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り432kcal(めん・かやく338kcal / スープ94kcal)となっております。(塩分は6.0g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・鶏の旨味をしっかりと利かせたテイストの割に低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり98g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキン調味料や“しょうゆ”をはじめ…
- 食塩
- 鶏脂
- チキンエキス
- チキンパウダー
- 植物油脂
- 油脂加工品
- 粉末酒
- こんぶ粉末
- しいたけ調味料
- 魚粉
- 香辛料
といった、鶏の旨味を引き立てるかのように和風出汁などを合わせ、芳醇な風味が広がる名店ならではの上質な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード | 4901734058960 |
---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、粉末卵)、スープ(糖類、チキン調味料、しょうゆ、食塩、鶏脂、チキンエキス、チキンパウダー、植物油脂、豚脂、たん白加水分解物、小麦粉、油脂加工品、粉末酒、こんぶ粉末、しいたけ調味料、魚粉、発酵調味料、ゼラチン、香辛料)、かやく(鶏つみれ、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、アルギン酸ナトリウム、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、香料、かんすい、酒精、酸味料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、マリーゴールド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (98g) 当たり]
熱量 | 432kcal |
---|---|
たんぱく質 | 12.5g |
脂質 | 17.6g |
炭水化物 | 56.0g |
食塩相当量 | 6.0g めん・かやく: 2.0g スープ: 4.0g |
ビタミンB1 | 0.34mg |
ビタミンB2 | 0.35mg |
カルシウム | 171mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、他に“液体スープ”と記載された調味料が入っています。

そして、かやくには…
- 鶏つみれ
- メンマ
- ねぎ
が入っています。

また、麺は丸刃の細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持ち、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて液体スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…非常にサラッとした割に鶏の旨味がしっかりと利いたことで上質な脂・油分がスープ表面に広がり、まさにシンプルながらも最後まで飽きの来ない名店らしい仕上がりといったところ!

「麺屋さくら井監修 地鶏醤油味らぁ麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…コク深さといい芳醇な風味といい、醤油ならではの美味しさが鶏の旨味を引き立てたことで物足りなさといった感じは一切なく、最後まで飽きの来ないメリハリのある仕上がりとなっています!
ただ、地鶏など鶏の旨味そのものに強い拘りを持ったスープはさすがにカップ麺では再現しきれていないようで、旨味・風味ともに申し分ないものの、唸るほどの美味しさとまではいきません!
とは言え、鶏の旨味を丁寧に利かせた一杯には、コクもあって醤油感の強いキリッとしたシャープな飲み口と絶妙にマッチしたことによって安定感のある味わいに仕上がっていたため、幅広い層に好まれるテイストと言えるでしょう!
麺について
麺は、丸刃の細ストレート仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には…鶏の旨味や昆布・椎茸などを丁寧に利かせたコク深くキレの良い醤油スープがよく絡み、深みのある鶏ならではの旨味が口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、食感柔らかな“鶏つみれ”が入っていて、ホロホロと崩れていくのと同時にほどよく味付けを施した肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめは全体を馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらのメンマはコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいがしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしています!

他にも大きくカットされた“ねぎ”は、シャキシャキとした食感が印象的で、ちょっとした薬味として今回の醤油スープを美味しく引き立てているようです!

スープについて
スープは、表面に浮かぶ鶏の脂が旨味を引き立てた安定感のある仕上がりで、コク深くも脂っこさといった感じは全くなく、キリッとした醤油と相性良くマッチしたことで最後まで飽きの来ない上品な味わいといったところ!
そのため、キリッとしたシャープな飲み口には鶏の旨味によって優しくも感じられ、非常に美味しいんですが、もう少し特徴が欲しかったところではあります!ただ…それだけ幅広い層に好まれる一杯とも言えるでしょう!

まとめ
今回の「麺屋さくら井監修 地鶏醤油味らぁ麺」は…とにかく鶏の旨味を丁寧に溶け込ませ、コク深さや芳醇な香り、それらが醤油ならではのキリッとした口当たりと絶妙にマッチしたことで最後まで飽きの来ない上質な逸品となっていました!
ただ、安定感のある美味しさではありましたが、どうしても鶏の旨味だけはカップ麺では再現しにくいジャンルでもありますので、鶏出汁だけでなく醤油や脂感にも拘った商品展開に期待したいところではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!