「やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ」を食べてみました。(2021年2月1日発売・東洋水産/販売エリア:北海道)
この商品は、北海道限定のカップ焼そばでお馴染み“やきそば弁当(通称:やき弁)”の新商品ということで、今回は発売から45周年を迎えた感謝の気持ちを伝えるべく2品同時発売されたうちのひとつ、原点とも言えるいつもの味わいはそのままに、ソースを増量したことによって濃いめの味わいと風味も強調した食欲そそる一杯が登場です!
それも…北海道のソウルフードとして根強い人気を誇る超ロングセラーカップ焼そば“やきそば弁当”のレギュラー商品の味わいをベースにソースのバランスを調整し、風味も同じく強調したことによって文字通り“いつもよりちょっと濃いめ”の味わいが楽しめるコク深く香ばしい風味がクセになる一杯、“やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには“いつもよりちょっと濃いめ”と記載されているように、今回の“やきそば弁当”は味の濃さ・風味をこれまでよりも強調した味わいに仕立て上げただけと思うかもしれませんが…以前記事にも書いたように濃い目が好みの方は“焼そば”の方にも“中華スープ”の粉末を少し加えてみると味の濃さが調整できて美味しいんですよね!そのため、ちょっと濃いめにしただけとは言っても割と需要がありそうな一杯と言えるでしょう!
しかも今回は単純にソースを増量しただけでなく、旨味とのバランスを考慮して配合を見直しているはずなので、単純にしょっぱさがプラスされたようなものではありません!
またパッケージの背景には、ご覧の通りソースの旨味・風味を調整したことによって、いつものフレーバーよりちょっと濃いめの味わいが楽しめる仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…キャベツ・味付チキンダイス・あおさ・紅生姜が使用されているようです!この辺に関しては通常のレギュラー商品と変わりないようですね!
さらに、こちらには“やきそば弁当”には欠かせない中華スープも付いており、湯切りする際のラードの旨味が滲み出たお湯を利用して作るスープの仕上がりイメージなんかも掲載されていて、こちらがまたソースならではの酸味や甘みのある香ばしさを伴った味わいにもぴったりなんですよね!
こちら原材料にも記載されているように…塩・醤油といったキレの良い後味さっぱりとした口当たりにほどよく香辛料や植物油脂を加えた優しくもホッと落ち着く味わいとなっていて、“焼そばソース”の味わいに対してちょうど良い口直しにもなり、また改めて“やきそば弁当”ならではの味をじっくりと楽しむことができます!
他にも特徴として…麺はやや細めながらも歯切れの良い強いコシがあり、上記の通りラードを使用した油で揚げたことで香ばしい風味が心地良い仕上がりとなっていて、色々なフレーバーが発売されている中、元祖とも言える“やきそば弁当”のレギュラー商品だけは麺量100gと他のフレーバーよりも10g多く(今回も同じ)、それによってコク深く濃厚とも言える風味豊かな味わいが最後までたっぷりと楽しめるというわけです!
絶妙なバランスに仕上がった“ちょっと濃いめ”な味わいには、これまで通りシンプルながらもクセになる美味しさが凝縮されており、今回は焼そばソースの分量・配合などを改め、旨味・風味ともに若干濃いめのテイストに仕上げ、まさにいつもよりちょっと濃いめの旨味溢れる味わいが楽しむことができ、最後までたっぷりと北海道のソウルフードが堪能できる満足度の高い一杯となっていました!
これは特に、お馴染み“やきそば弁当”が好みという方はもちろん、いつもよりもちょっと濃いめなテイストをじっくりと楽しみたい時ににおすすめの一杯と言えるでしょう。
やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ
今回ご紹介するカップ麺は、北海道ではお馴染みの“やきそば弁当”の新商品ということで、発売45周年を迎えた記念として2商品同時発売されたうちのひとつであり、元祖“やきそば弁当”の味わいをベースにソースを増量・風味を強調したことで、旨味・風味をいつもよりもちょっと濃いめに際立たせたことによって文字通りいつもより美味しさが増して楽しめる一杯、“やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ”となっています。
※実際には1975年8月に発売されたので2020年が45周年なんですけどね。。
そしてこの“やきそば弁当”とは…北海道だと知らない方がいないというほど広く知られている人気シリーズなんですが、今回は“いつもよりちょっと濃いめ”といったこれまでにない面白いフレーバーですからね!同時発売された“やきそば弁当 札幌みそラーメン風”とともに気になっている方も多いのではないでしょうか?
ご覧の通り、パッケージには今回も同じく“北海道限定”・“北海道工場からお届けします”といった文字がしっかりと記載されていますね!
しかも、この商品に限ってはレギュラー商品のテイストをベースにしているということもあって、“ありがとう、これからも。”、“45周年 1975年8月発売”といった文言が大きく掲載されているのが確認できます!
なぜかこの“やきそば弁当”だけは全国発売することなく…いつもかたくなに北海道限定として取り扱っているんですよね。。道外では全く見かけないんでしょうか??
※以前、北海道限定だった“激めん ワンタンメン”は2018年10月1日から販売エリアを全国に拡大しています。
ちなみにこの“やきそば弁当”シリーズの新商品は…発売45周年を記念して定番の味わいを“マルちゃん やきそば弁当 復刻デザイン キャベツ増量”といった復刻版パッケージとして“やきそば弁当 小樽あんかけ風”とともに2020年9月7日に同時発売されて以来、久しぶりの新フレーバーとなっています!
さらに今回の2商品が現在のラインアップに加わったことで、レギュラー版やサイズ違い(大判やきそば弁当・でっかいやきそば弁当)、そして以下の商品を含めると2021年2月現在の時点では計10種類となっているようです!
- やきそば弁当 旨塩
- やきそば弁当 たらこ味バター風味
- やきそば弁当 ちょい辛
- やきそば弁当 コク甘ソース
- やきそば弁当 小樽あんかけ風
それでは、今回の“やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ”がどれほどソースの旨味が濃いめな仕上がりとなっているのか?風味も強調したという香りとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても“やきそば弁当”ならではの香ばしく風味豊かな香りが特徴的なすすり心地の良い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り582kcalとなっております。(塩分は7.3g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)・ちょっと濃いめなテイストの割に思ったほど高い数値ではないようですが、一方で塩分はかなり高い数値となっています。(スープが2.3gなので本商品の方は平均的といったところですね。)
ちなみに1食当たり137g、麺の量は100gとのこと。
また、このカロリーと塩分の数値を見る限り、これまで通り脂っこさといった濃厚感はないものの…素材の旨味を活かした味わい深いテイストとも言える満足度の高い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、ソースや植物油をはじめ…
- 食塩
- 香辛料
といった、甘味もあり鉄板焼したかのような香ばしい風味が本格感を引き立て、いつもよりも旨味・風味を濃いめに調整したことで、馴染み深い“やきそば弁当”よりも存在感のある風味豊かな味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
また、麺の項目を見てみると…精製ラードといった材料が確認でき、それによって香ばしい風味が際立って感じられ、すすった際に感じられる本格感のあるテイストがしっかりと楽しめそうですね!
JANコード 4901990367950 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、卵白)、ソース(ソース、たん白加水分解物、砂糖、植物油、食塩、酵母エキス、香辛料)、かやく及びふりかけ(キャベツ、味付チキンダイス、あおさ、紅生姜)、中華スープ(食塩、たん白加水分解物、砂糖、しょうゆ、香辛料、ねぎ、植物油)/カラメル色素、酒精、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (137g) 当たり]
熱量 582kcal たん白質 13.6g 脂質 29.2g 炭水化物 66.1g 食塩相当量 7.3g(スープ2.3g 分を含む) ビタミンB1 0.51mg ビタミンB2 0.46mg カルシウム 219mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体ソース、“かやく”、特製カップスープ・“ふりかけ”が一緒になった4種類の調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体ソースは非常にサラッとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます。
また、麺はご覧の通りこれまでと同じくやや細めにも感じられる中細程度の仕様となっていて、原材料にも記載されていた通り精製ラードを使用したことで香ばしい風味が際立ち、コク深くちょっと濃いめな味わいにも負けじとしっかりとした食べ応えをイメージさせます!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
そして、この“かやく”には…
- キャベツ
- 味付チキンダイス
が入っています。
この辺りに関しては通常の“やきそば弁当”と同じ仕様で、基本的にソースの味わいだけが異なるようですね!これは昔から変わらないお馴染みの具材が各種豊富に取り揃えられていますから…今まで通りの美味しさを引き立てる相性抜群な具材となっているようです!
それと同時に、“中華スープ”の粉末をマグカップなどに入れて用意しておきましょう!
ということでさっそく熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:560ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺に細いながらもしっかりとしたコシが加わり、まだ液体スープを加える前の状態ではありますが、非常にすすり心地も良く、旨味・風味ともにいつもよりもちょっと濃いめな味わいが楽しめるボリューム感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
もちろん、湯切りする際はこちらのマグカップに注ぐことをお忘れなく!
ちなみにお湯の量は約150mlですが、若干濃い目にするとこれがまた美味しいんです!
そして…たまに湯切りするお湯は体に悪いからと言って別でお湯を用意して中華スープを作るというのも聞いたことがありますが…せっかく精製ラードが滲み出た調理後のお湯ですから、中華スープの味わいを引き立てるためにも、ここは湯切りしたお湯で調理すると良いでしょう!
ではここに先ほどの液体ソースを加えていきます!
すると…サラッとしてはいるものの、どことなく濃厚な状態となっていて、シンプルな香ばしい焼そばソースといった濃いめの仕様となっており、油分もほどよく含まれているようでしたので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
ご覧の通りソースそのものの量は多めとなっているため、すぐに容器底へと沈んでいき、精製ラードによって香ばしさを引き立てる麺と合わさったことで、“ソース焼そば”の美味しさが風味からも十分伝わってきます!
このように“やきそば弁当”は、シンプルな原材料にも関わらず飽きの来ないテイストで、定期的に食べたくなる安定感のある仕上がりなんですよね!!それが今回ちょっと濃いめの味わいとして楽しめるとあって、こちらの期待値も高まるというものです。。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通りソースは量が多いものの、非常にさらっとした状態ですので、すんなりと中細麺にも馴染んでいきます!それにしてもこの風味は食欲そそりますね。。
そして最後に先ほどの“ふりかけ”を加えて完成となります!
ちなみにこの“ふりかけ”には…
- あおさ
- 紅生姜
が入っていて、“あおさ”ならではのほどよい磯の風味が加わり、香ばしい焼そばソースにもぴったりです!
こうして完成となるわけですが、このピンク色にも見える“ふりかけ”に含まれているのが紅生姜となっていて、これがまた小さいながらも意外と素材本来の爽やかさを演出するアクセントがプラスされ、いつもよりもちょっと濃いめの香ばしい焼そばソース、そして“あおさ”の風味が香る一杯にちょうど良いメリハリが加わっているように感じられます!
こうして長年慣れ親しんできた“やきそば弁当”がさらに濃いめなテイストとして表現された一杯は…ソースに凝縮された甘味・旨味といい使用されている具材、そして風味を引き立てる“ふりかけ”などなど…随所に本来の“焼そばソース”の味わいを引き立てているようにも感じられ、レギュラー商品でも決して物足りなさを感じさせない味の濃さなんですが、今回はさらに満足度の高いテイストに際立っているようですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…やはり間違いないですね!!昔から食べ慣れ親しんでいるということもありますが、甘味もありソース特有の酸味なんかも絶妙なバランスとして仕上がり、一口目から伝わるクオリティの高さは風味ともに抜群な美味しさが楽しめることでしょう!
そして気になる味の濃さですが…思っていたよりもしょっぱいわけでもなく、脂っこいわけでもありません!そのため、“いつもよりもちょっと濃いめ”の「ちょっと」といった辺りがポイントであり、そもそも味が濃いめが好みの方でしたら納得の一杯に仕上がっていると思われます!
それによってほんの少し濃いめに仕上げたソースには、物足りなさを感じさせない酸味や甘み、そして肉や野菜・果実の旨味が凝縮されており、原材料を見ても非常にシンプルな材料しか確認できないんですが…もしかしたらソースそのものに旨味の秘訣が隠されているのかもしれません!(当然と言えば当然ですが…この美味しさは他の“カップ焼そば”にも全く引けを取りません。)
麺について
麺は、ご覧の通りやや細めの油揚げ麺となっていて、細いながらも歯切れの良い強いコシ加わり、なんと言っても中細麺らしいすすり心地によって香ばしい“焼そばソース”ならではの臨場感の高い香ばしい風味が活きてきますね!
そんな麺には…実に様々な旨味をさり気なく加えたいつもよりちょっと濃いめなソースがよく絡み、一口ずつに物足りなさを感じさせない深みのある味わいが口いっぱいに広がっていき、ソース特有の風味や香ばしく食欲そそる香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付チキンダイスが入っていて、若干小ぶりではありますが、じっくりと味わってみると…こちらにもしっかりとソースが染みこんでいて、鶏肉ならではの淡白な旨味とともに“焼そばソース”ならではの味わいがじゅわっと滲み出てくる美味しい具材となっています!
また、こちらのキャベツは割と大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感に仕上がり、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にも“ふりかけ”に含まれている“あおさ”は、焼そばソースと相性抜群な磯の風味がほんのりとプラスされ、ところどころに確認できる紅生姜がまた後味の良さを引き立てているように感じられます!(個人的に紅生姜は別途追加しても良いくらいです。)
ソースについて
ソースは先ほどもお伝えした通り、シンプルな焼そばソースならがも甘味のあるテイストで、様々な旨味が凝縮されていると思われ、いつもよりほんの少し濃いめな仕上がりで脂っこさといった感じは一切なく、やみつき感があるせいか…ついつい箸が進みますね。。
このように“やきそば弁当”のソースは何か突出した旨味が特徴的というわけではなく、オイリー感もないため飽きることのない味わいが最大の魅力とも言え、それによって定期的に食べたくなるようなバランスの良さが好印象といったところ!
また、先ほどの“中華スープ”と交互に食べ進めていくことによって、舌がリセットされ、また改めて“やきそば弁当”の美味しさをじっくりと楽しむことができるでしょう!
このように、今回の“やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ”は、昔から馴染み深い様々な旨味を凝縮したフレーバーをちょっと濃いめに仕立て上げ、風味もさらに強調したことによって若干濃いめながらもラードの旨味・香ばしさが滲み出る中細麺と絶妙にマッチし、塩気が強すぎるわけでもなく、想像以上に満足度の高い一杯となっていたため、お好みによっては“ソース焼そば”と相性抜群な紅生姜や鰹節などを別途加えてみても良いでしょう!
まとめ
今回「やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ」を食べてみて、北海道では馴染み深い甘味のある焼そばソースには様々な旨味が凝縮され、今回ソースの増量・配合を調整したことによってまさに“いつもよりちょっと濃いめ”なテイストに仕上がり、風味もまた同じく強調されたことでラードの旨味や香ばしさが引き立つ中細麺とともにシンプルながらも安定感のある美味しさが最後まで飽きることなく楽しめる満足度の高い一杯となっていました!
やはり“やきそば弁当”の原点の味わいをベースにしたフレーバーは間違いありませんね!そもそもベースとなる焼そばソースが非常に美味しく、甘味・酸味・旨味のバランスが秀逸であることから、かなり幅広い層に好まれる味わいと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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