「わかめラー まさかの麺なし みそ味」を食べてみました。(2021年4月26日発売・エースコック)
この商品は、ロングセラーシリーズ“わかめラーメン”の新商品ということで、まさかの麺が消えた…嘘のような本当のカップ麺としてSNSでも大変話題となった麺0gに“わかめ”だけといった驚きの一杯が復活!しかも今回は“マルコメ株式会社”とのコラボによる“みそ味”が登場です!
それも…シリーズらしい鰹節や“わかめ”などの魚介出汁をベースに赤味噌・白味噌をバランス良く合わせ、じんわりと染み渡るコク深い味噌味が印象的で、“わかめ”らしい磯の風味が最後までたっぷりと楽しめる一杯、“わかめラー まさかの麺なし みそ味”となっております。(税抜き193円)
そしてご覧の通り、パッケージにはお馴染み“わかめラーメン”のロゴにあるはずの“メン”の文字がなく、パッケージに大きく掲載された“麺なし”といった文字が非常にインパクトあり、健康志向のカップ麺ブランドならではの“わかめ”を思う存分たっぷりと楽しめる仕上がりを想像させます!(食物繊維4.3g・49kcalとのこと)
一方こちらには“まさかの麺なし 麺0g”と記載されているように今回の商品はカップ麺というか、巨大なカップスープというか、カップわかめというか…笑、とにかく大盛り仕様によって“わかめ”の味わいをたっぷりと楽しめる一杯とのことで、パッケージ背景には、“わかめ”がモリモリと盛られた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…わかめ・油揚げ・“ねぎ”が使用されているようです!(麺は入っておりませんが、価格は据え置きなんですね。。)
また、今回は冒頭でもお伝えした通り人気味噌メーカー“マルコメ株式会社”とのコラボということで、“マルコメ”のキャラクターである“マルコメ君”のイラストが掲載されており、“マルコメ参戦!”と記載されているように“わかめ”との相性抜群な“みそ味”が登場したというわけですね!(今回は“わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ”も再発売されています。)
他にも特徴として…今回の一杯には文字通り麺がありませんから、カロリーも49kcalとかなり低く抑えられ、特に“わかめ”の量に関しては記載されていませんが、以前の商品ページによると既存商品の4.5倍もの“わかめ”をたっぷりと使用したインパクトMAXな仕様となっていて、“マルコメ株式会社”とのコラボによる“みそ味”といった相性抜群な旨味を利かせたスープにも素材の美味しさが滲み出す万人受けする味わいが思う存分楽しめるというわけです!
お馴染み魚介の旨味を利かせたシャープな飲み口が印象的なじんわりと染み渡るスープには、“マルコメ株式会社”とのコラボによって新たに開発したという“みそ味”が非常に相性良く馴染み、当然たっぷりと使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出したことで単純に麺の代わりに大量の“わかめ”を使用しただけでなく、いつもの“わかめラーメン”よりも遙かに“わかめ”本来の味わいがじっくりと味わえる一杯となっていました!(“わかめラーメン”というよりもじんわりと染み渡る“味噌汁”といった感じで誰もが好むテイストといったところ。)
これは特に、“わかめラーメン”のようなシンプルながらも染み渡る魚介出汁の利いた味わいをたっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
わかめラー まさかの麺なし みそ味
今回ご紹介するカップ麺は、「おいしさ、健康」をテーマにしたお馴染みのロングセラー“わかめラーメン”シリーズの新商品ということで、カップ麺としてはなくてはならない“メン”の代わりに“わかめ”をたっぷりと使用した“わかめ”好きのために作られたと言っても過言ではない旨味溢れる素材の美味しさを存分に活かした一杯であり、“マルコメ株式会社”とのコラボによって新たに“みそ味”として相性抜群な美味しさがたっぷりと楽しめる新フレーバー、“わかめラー まさかの麺なし みそ味”となっています。
ご覧の通りパッケージには“本商品に麺は入っておりません”と記載されているように、今回の一杯には麺の代わりにボリュームたっぷりと“わかめ”が使用されているため、いつもと同じ“バケツ型”とも言える容器となっているんですが、1食当たり20gということもあって持った感じは非常に軽やかです!!
ちなみに以前発売されていた“わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ”には…ご覧の通り“わかめラーメン ごま・しょうゆ 2019年8月発売品対比で4.5倍量のわかめ入り”と記載されており、従来のレギュラー商品と比較して4.5倍もの“わかめ”が使用されていることがわかります。
また、この“わかめラーメン”は1983年に誕生し、2018年には35周年を迎えたロングセラー商品であり、これまでも“わかめラーメン しじみだし・しょうゆ(2020年12月21日リニューアル発売)”や“わかめラーメン しょうゆ ピリ辛ごまラー油仕立て(2019年6月3日発売)”、“わかめ あさりタンメン(2019年4月22日発売)”といった魚介の旨味を大いに活かした染み渡るスタンダードな一杯はもちろん、それ以外にも以下のような“わかめ”をたっぷりと使用した一杯や汁なしシリーズといった話題性抜群なテイストにも挑戦し、意外性のあるフレーバーを数多く発売してきましたから…今後の商品展開にも期待したいところ!
- わかめ油そば ピリ辛ごまラー油仕立て(2019年4月8日リニューアル発売)
- わかめラーメン わかめ7倍コーン11倍(2019年9月9日発売)
- わかめラーメン麺大盛りでわかめ7倍(2018年9月11日発売)
- ぶっかけわかめうどん(2018年5月14日発売)
このように以前も“わかめ”を大量に使用した一杯は発売していましたが、さすがに“麺なし”のインパクトは抜群ですので、カップスープとして楽しむのか?それともこれ一杯で満足できるのか?この辺りが個人的にも非常に気になるところではありますね!(“わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ”に関しては2020年4月20日・2021年4月26日にも発売されています。)
それでは、今回の“わかめラー まさかの麺なし みそ味”がどれほど鰹節など魚介の旨味を利かせた安定感のある味わいに仕上がりとなっているのか?“マルコメ株式会社”とのコラボによって新たに開発したという“みそ味”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても麺を使用しない代わりに4.5倍もの“わかめ”を使用したじんわりと染み渡る旨味との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り49kcal(かやく32kcal / スープ12kcal)となっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、さすが麺を使用していないというだけあって、その辺のカップスープと同等…ものによってはそれよりも遙かに低い数値のようですが、一方で塩分は“ごま・しょうゆ”よりもかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり20gとのこと。。少なっ!!笑
また、カロリーの内訳を見てみると…スープは12kcalとかなり低めな数値となっていることから、魚介の旨味を存分に活かした“みそ味”のテイストにたっぷりと使用された“わかめ”から滲み出した染み渡る相性抜群な仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“粉末みそ”や食塩をはじめ…
- でん粉
- カツオブシエキス
- トマトエキス
といった、シリーズらしい魚介の旨味を利かせた染み渡るかのようなスープに“マルコメ株式会社”とのコラボによって赤味噌と白味噌をバランス良く合わせ、今回は麺ではなく豊富に使用された“わかめ”からも良い出汁が滲み出したことで、食べ進めていくに連れて旨味が増していく…そんな満足度の高い味わいを想像させる材料が並びます。(トマトエキスを使用した意図がちょっとわかりませんが…)
また、レギュラー商品“わかめラーメン ごま・みそ”と比較してみると…今回の商品には動物系の旨味が一切なく、赤味噌と白味噌を魚介出汁と合わせたことによって味噌ラーメンというよりも味噌汁に近しいテイストに仕立て上げていることが伝わってきます!
さらに、発売者はエースコックと記載されていますが、粉末スープの製造はサニー包装株式会社、“かやく”に関しては株式会社セイユーということで、それぞれ異なる企業に委託しているようですね!
JANコード 4901071216641 原材料名粉末みそ、食塩、でん粉、たん白加水分解物、カツオブシエキス、トマトエキス、酵母エキス、うきみ・具(乾燥わかめ(中国製造)、油揚げ、乾燥ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (20g) 当たり]
熱量 49kcal たんぱく質 4.1g 脂質 0.9g 炭水化物
(糖質/食物繊維)8.3g
(4.0g/4.3g)食塩相当量
(かやく/スープ)4.8g
(1.6g/3.2g)
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、粉末スープといった2つの調味料のみが入っています。麺が入っていないとここまで質素に感じられるわけですね。。笑
こう見るとやはりカップスープと言った方がしっくり来るかもしれません!
調理してみた
ということでまず、“かやく”と粉末スープを入れてみます。
かやくには…
- わかめ
- 油揚げ
- ねぎ
が入っています。
特に湯戻りする以前からすでに大量の“わかめ”が使用されていることが伝わってきますが、この辺りに関してはレギュラー商品に使用されている“わかめ”・ごま・コーンとはまた異なる具材が取り揃えられているようです!(やはり味噌汁っぽい仕上がりとなっているのかもしれません。)
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの“わかめ”が湯戻りしたことでかなりのボリューム感となって仕上がり、さすが“麺なし”というこで容器底までたっぷりと密集された“わかめ”が思う存分楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
すると…具材として使用されている“わかめ”はスープ表面だけかと思いきや…しっかり容器底まで存在しますね!これは良い出汁・旨味が滲み出す事に間違いありません!そのため、スープに旨味を出すようにしっかりと混ぜていくと良いかと思われます!
こうして完成となるわけですが…とにかく凄い量ですね。。まさに“わかめ”の大海原と言うんでしょうか?“わかめ”好きにはたまらない磯の風味が香り立ち、カロリーなんかを考慮すると夜食なんかにも良いかもしれませんね!ヘルシーなシリーズならではの一杯といったところでしょうか?
また、この“わかめラー まさかの麺なし みそ味”に使用されている“油揚げ”が意外と良い旨味と油分を滲み出す具材となっていて食べ進めていくに連れて満足度も満たされそうです!
他にも食感の良い“ねぎ”がさり気なく使用されたことでますます味噌汁のようなイメージにも感じられるわけですが…原材料に記載されていたようにカツオブシエキスといった魚介出汁ならでの旨味・風味なんかもスープに馴染んでいますから、“マルコメ株式会社”とのコラボによって赤味噌と白味噌がバランス良く合わさったメリハリのある染み渡る味わいがたっぷりと楽しめることに間違いありません!
食べてみた感想
一口食べてみると…鰹節など魚介の旨味を利かせたロングセラーシリーズならではの安定感のある美味しさが染みますね!!これは“ごま・しょうゆ”とはひと味違って普通に美味い!しかも麺なしということで大量に使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出していて、キレ・コクのある味噌スープをより一層美味しく引き立てているようです!これはぜひミニサイズでカップスープとして通年扱いのレギュラー化してほしいところ。。
ただ、大量に使用された“わかめ”によって満足感が得られるわけですが、やはり麺とは異なるボリューム感となっていますので、食べた感としては若干物足りなさを感じますね!そのため、この一杯と“おにぎり”を一緒にいただくとちょうど良いかと思われます!(今回たまたまドラッグストアで見つけたんですが、100円程度で取り扱いされていましたのでリーズナブルな価格帯で購入できます。)
…というか、原材料にも動物系の材料が記載されていなかったように今回のフレーバーは味噌ラーメンというよりも完全に味噌汁ですね!魚介出汁を赤味噌と白味噌と合わせ、さらに大量の“わかめ”から滲み出す旨味が上品にも感じられる味わいを表現しているようです!そのため白飯にもぴったりです!
“わかめ”について
麺は…ではなく“わかめ”は、ご覧の通り通常の4.5倍ものボリューム感のある量が使用されているため、満腹感は別として非常に食べ応えのある仕上がりとなっています!しかも厚みもありしっかりとした食感が心地良く、風味も全くもって申し分ありません!
そして、今回はこの“わかめ”がメインということで、ついついいつものクセで麺と同じようにすすると非常に熱々なので注意です!笑
“かわめ”をすすることはこれまで慣れていませんから…あくまで具材としてスープにしっかりと浸していただくと良いでしょう!
しかもこの麺の代わりに使用された“わかめ”は、言うまでもなく魚介の旨味を利かせた味噌スープと非常に相性良くマッチしていますから、かなり幅広い層に好まれる一杯とも言えますね!
こうしてガシガシと“わかめ”だけを中心に食べ進めていき…2口、3口と頬張っても、まだまだ容器にはたっぷりと“わかめ”が大量に残っています!!
実際に食べてみるとわかるかと思うんですが、なかなか減りません…笑
しかし“わかめ”ということもあって飽きる要素もありませんから、磯の風味豊かな味わいを思う存分楽しめる一杯であることに間違いありません!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの細長くカットされた油揚げが入っていて、“わかめ”のボリューム感が凄いことになっているので、なかなか見当たらないんですが…しっかりとスープを染み込ませていただいてみると…出汁の利いた味噌スープに“油揚げ”ならではの油分や甘味が加わった旨味がじゅわっと滲み出し、赤味噌と白味噌をバランス良く合わせた味噌スープにも相性良く馴染んでいたため、食べはじめはしっかりとスープに浸しておくと良いでしょう!
また、こちらの“ねぎ”は、白っぽい薬味となる部位が使用さえており、数自体は少ないものの…ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、魚介の旨味を利かせた味噌スープの味わいを引き立て、後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鰹節など魚介出汁をベースに赤味噌と白味噌をバランス良く合わせたコク深くもキリッとしたシャープな飲み口が印象的で、やはり原材料にも動物系の材料が記載されていなかったせいか…味噌汁といった雰囲気のテイストを表現しているものの、そこに既存商品の4.5倍もの“わかめ”から滲み出す旨味・磯の風味を際立たせたことで非常に贅沢なスープとも言える美味しさが楽しめるかと思われます!
そして、食べ進めていくに連れて素材の旨味が滲み出したことで、徐々に味も濃いめに感じられるかもしれませんので、なおさら“白飯”にもぴったりなテイストと言え、この辺りの味の濃さに関しては調理時に注ぐ熱湯の量で調整してみると良いでしょう!今回は線よりちょっと少なめにしてみたところ…若干しょっぱいくらいでしたので、あくまで麺の代わりに“わかめ”をたっぷりと楽しむためのカップスープと思った方が良いのかもしれませんね!(夜食にはぴったりです。)
また、この魚介出汁をしっかりと利かせた深みのある味噌スープは、シンプルながらも“わかめ”の旨味も後押ししたことで、ついつい止まらなくなってしまいます。。というのも…非常にサラッとしているにも関わらず赤味噌と白味噌をバランス良く合わせたことでキレとコクが心地良く感じられ、じんわりと染み渡る味わいには脂っこさもありませんし、キリッとした口当たりや後味も非常に良く、こういった馴染み深い味わいはかなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
このように、今回の“わかめラー まさかの麺なし みそ味”は、鰹節など魚介出汁の旨味をベースに“マルコメ株式会社”とのコラボによって赤味噌と白味噌をバランス良く合わせたことで、具材にたっぷりと使用された“わかめ”から滲み出す旨味が相性良く馴染み、じんわりと染み渡るかのような美味しさがシンプルながらも最後まで楽しめる素材本来の旨味を活かした一杯だったものの…やはり麺ではなく“わかめ”ということもあって満腹感としては若干物足りなさがありましたので、お好みによっては白飯と一緒に味わってみると良いでしょう!
まとめ
今回「わかめラー まさかの麺なし みそ味」を食べてみて、馴染み深いシリーズらしい鰹節などの染み渡る味わいはそのままに、“マルコメ株式会社”とのコラボによって新たに開発された“みそ味”は、従来の“ごま・みそ”とはひと味違った動物系の旨味を使用せず、和風テイストに引き立ったテイストに仕上がり、麺の代わりに“わかめ”を既存商品の4.5倍もの量を使用し、磯の風味や素材本来の旨味が思う存分楽しめる“わかめ”好きにはたまらない…風味豊かな一杯となっていました!
しかし、このシリーズも意外と振り切った商品を発売しますね!今回の“わかめラー”も通常の“どんぶり型”として発売されていますから、その“わかめ”のボリューム感なんかも容易に想像付くように、たっぷりと“わかめ”の美味しさが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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