「縦型ビッグ 沖縄そば」を食べてみました。(2021年5月3日発売/2024年3月25日リニューアル発売・東洋水産)
この商品は、東洋水産が沖縄県限定で販売しているという人気商品“カップ 沖縄そば”の味わいを縦型ビッグサイズとして全国発売したもので、このご時世気分だけでも沖縄の雰囲気を味わえるという…あっさりとした中にもじんわりと染み渡る魚介出汁を動物系の旨味がコク深く引き立て、鰹とソーキ味による最後まで飽きの来ない一杯が登場です!いわゆる沖縄のご当地グルメのひとつ“沖縄そば”のカップ麺ですね!
※沖縄地区限定で発売されている“カップ 沖縄そば”は“どんぶり型”の仕様となっています。
それも…臭みのないポークやチキンをベースに鰹の旨味をバランス良く合わせたことで、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない味わい深い美味しさがクセになる透明度の高い醤油スープに仕上げ、魚介系×動物系ならではのWスープによる見た目以上にキレとコクのあるテイストが気軽に楽しめる一杯、“縦型ビッグ 沖縄そば”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通りパッケージには晴れ渡る沖縄の青空をイメージさせる色調を背景に、“沖縄そば”の特に「沖縄」という文字が大きく掲載されており、意外とこの“沖縄そば”を再現したカップ麺は定期的に発売されていることから…割と多くのシェアを誇るテイストであることがわかります!今回は特定のお店の味が再現されているわけではありませんが、“沖縄そば”の定番の味わいが表現されているものと思われます!(これはレギュラー化してほしいところ…)
ご覧の通り、パッケージには“沖縄の味をお届け!”と記載され、その背景には…ポークやチキンをベースにじんわりと染み渡る鰹の旨味を淡口醤油とバランス良く合わせた透明度の高い醤油スープに様々な具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・卵・かまぼこ・ねぎ・紅生姜が使用されているようです!
特に今回は“沖縄そば”ということでベーシックな三枚肉をイメージさせる味付豚肉が使用されています!(“沖縄そば”には他にも豚肉のスペアリブを使用した“ソーキそば”と呼ばれるメニューもあるんですが…さすがにカップ麺には再現できないので、他メーカーから発売されているほとんどが“沖縄そば”をイメージしたテイストとなっています。)
他にも特徴として…麺は厚みもあり幅の広いフライ麺が採用されており、もっちりとした弾力としっかりとした強いコシを兼ね備えた食べ応えのある仕様となっていて、ほどよく“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも非常に良く、それによってポークやチキンをベースに鰹の旨味をバランス良く合わせたシンプルながらも深みのある“沖縄そば”ならではの味わいが最後までじっくりと楽しむことができるというわけです!
“沖縄そば”らしく非常にシンプルなんですが、あっさりとした中にも鰹ならではの染み渡る旨味がポークやチキンによって深みのある美味しさに引き立てられ、決して何かに突出したテイストというわけではないものの…何度食べても飽きの来ない味わいが縦型ビッグサイズとしてたっぷりと楽しむことができ、もっちりとした幅広な太麺とともにたっぷりと食欲を満たしてくれる食べ応え抜群な仕上がりとなっていました!
これは特に、沖縄のご当地グルメのひとつ“沖縄そば”が好みの方はもちろん、ポークやチキンをベースに鰹の旨味をバランス良く合わせたシンプルながらもコクのある醤油味のスープをもっちりとした幅広な太麺とともにたっぷりと味わいたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は2022年5月2日に紅生姜と出汁の旨味をアップさせてリニューアル発売され、2023年4月10日には食べ応えもあり、さらに伸びにくい麺に改良してリニューアル発売、2024年3月25日にもリニューアル発売されています!
縦型ビッグ 沖縄そば
今回ご紹介するカップ麺は、沖縄のご当地グルメのひとつ“沖縄そば”の味わいをカップ麺に再現したもので、そもそも沖縄地域限定で発売されている“カップ 沖縄そば”をイメージした一品であり、縦型ビッグサイズならではのボリューム感たっぷりと楽しめる…あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない素材の旨味を存分に活かした風味豊かな一杯、“縦型ビッグ 沖縄そば”となっています。
ご覧の通りフタの方には…容器側面と同じく晴れ渡った沖縄の青空をイメージさせる背景に“沖縄そば”といった商品名が大きく掲載され、他にも沖縄を象徴するハイビスカスや黄色い紅型着物を着たイラストイメージなんかがゆったりとした雰囲気を彷彿とさせますね!気分だけでも沖縄の雰囲気を味わえるというのも納得です!
ちなみに以前、セブンイレブンの期間限定で開催された「沖縄フェア」にて発売された沖縄県定番のメニューのひとつ“沖縄そば”をカップ麺に商品化し、鰹や昆布などの魚介出汁を利かせた“沖縄そば もずく天入り”といった商品が2018年7月17日に登場していましたね!(覚えている方も多いのではないでしょうか?)
そのため、今回はまた新たにリニューアルされたフレーバーなのかと思いましたが…実は沖縄県限定で発売されている“カップ 沖縄そば”をイメージした味わいを縦型ビッグサイズとして再現したものであり、“沖縄そば”をテーマにしたカップ麺と言えば他にも下記の通り名店の味が定期的に再現・発売されているように一定のシェアがあることがわかります!
- サッポロ一番 首里そば(2018年7月10日発売)
- 沖縄そばの名店 楚辺(2019年2月19日発売)
- 沖縄そば専門店 浜屋監修 沖縄そば(2019年7月8日発売)
- しむじょう三枚肉そば(2019年7月30日発売)
- 沖縄そばの名店 3丁目の島そば屋(2020年2月18日発売)
- ちゅるげーそば 沖縄そば大盛り(2020年7月28日発売)
- 八重山そば処 小松 肉そば(2021年2月2日発売)
それでは、今回の“縦型ビッグ 沖縄そば”がどれほどポークやチキンを鰹の旨味とバランス良く合わせた染み渡る味わいに仕上がっているのか?具材に使用された味付豚肉から滲み出す旨味やピリッとしたアクセントを加える紅生姜との兼ね合いはもちろん、なんと言っても厚みもありかなり幅広な太い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り377kcal(めん・かやく341kcal / スープ36kcal)となっております。(塩分は6.1g)
カロリーは、あっさり系の“沖縄そば”らしく縦型ビッグサイズながらも割と低めな数値のようですが、一方で塩分はやや高めな数値となっています。(ボリュームが多いというのもありますが…)
ちなみに1食当たり83g、麺の量は70gとのこと!
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで36kcalとやはり“沖縄そば”ということもあって…淡口醤油を使用したかのような品のあるスープにはポークやチキン、鰹といった素材の旨味をうまく活かしたことで、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない仕上がりをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や魚介エキスをはじめ…
- 香辛料
- ポークエキス
- しょうゆ
- こんぶエキス
- チキンエキス
- 植物油
といった、ポークやチキンをベースにじんわりと染み渡る鰹の旨味が淡口醤油のような透明感のあるスープとバランス良く溶け込み、“沖縄そば”らしくあっさりとした中にも奥深い味わいを想像させる材料が並びます。
※スープは以前ご紹介した“沖縄そば もずく天入り”と全く同等の仕様となっています。
JANコード 4901990368711 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、卵白)、添付調味料(食塩、魚介エキス、香辛料、ポークエキス、しょうゆ、こんぶエキス、チキンエキス、植物油)、かやく(味付豚肉、卵、かまぼこ、ねぎ、紅生姜)/調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、レシチン、カラメル色素、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、酸味料、ベニコウジ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 377kcal
めん・かやく: 341kcal
スープ: 36kcalたんぱく質 9.3g 脂質 17.3g 炭水化物 46.1g 食塩相当量 6.1g
めん・かやく: 1.5g
スープ: 4.6gビタミンB1 0.31mg ビタミンB2 0.33mg カルシウム 158mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、かやくには…
- 味付豚肉
- 卵
- かまぼこ
- ねぎ
- 紅生姜
が入っています。
※別添されている調味料などは一切入っていません。
特に味付豚肉は若干小ぶりではありますが…割と豊富に使用されているようで、食べ進めていくに連れて旨味も増していく…そんなやみつき感のある美味しさに期待できそうです!
そして麺は、ご覧の通り厚みもありかなり幅広な太麺・フライ麺で、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備えた食べ応え抜群なボリューム感をイメージさせ、縦型ビッグサイズということもあってしっかりと食欲も満たしてくれそうです!
調理してみた
では熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで、先ほどまでの太麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力とほどよいコシが加わったことで“沖縄そば”ならではの染み渡る旨味と食欲を満たす食べ応え抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…ふんわりと鰹の風味が香り立ち、動物系の旨味はあくまで鰹や昆布など魚介系の美味しさを引き立てるためのものであって、仕上がりは非常にサラッとしているんですが、じんわりと染み渡る“沖縄そば”の美味しさが臨場感高く再現されているようで、原材料にも記載されていた通り香辛料が味に締まりを加えたメリハリのある一杯といったところ!
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなやみつき感のあるテイストに期待できるため、こういった各種具材はスープにしっかりと馴染ませておき、後ほど食べ応えのある平打ち仕様の太麺とともに絡めていただくと良いでしょう!まさに“沖縄そば”の王道とも言えるテイストで、個人的にも定期的に食べたくなるフレーバーですから、見るからに申し分のない美味しさがたっぷりと楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…安定感あって良いですね!鰹や昆布など魚介系の旨味をポークやチキンがコク深く引き立て、じんわりと染み渡るキリッとしたシャープな飲み口が絶妙にマッチし、“沖縄そば”ならではの美味しさがしっかりと味わえるのではないでしょうか?もちろんあっさりとは言っても決して薄味というわけではなく、透明度の高い品のある醤油ベースのスープには物足りなさを感じさせない旨味がバランス良く凝縮されています!
また、口の中ではほんの僅かながらも魚介系の粉末といったざらつきが感じられ、この軽やかなスープと全く飽きの来ない美味しさはかなり幅広い層に好まれる一杯に間違いなく、“沖縄そば”自体1年を通して取り扱いされている商品がありませんから…今回の商品を機にぜひレギュラー化してほしいところではありますね!
ちなみにたっぷりと使用された具材の中でも特に紅生姜のアクセントが心地良く、ただでさえキレ・後味の良さが際立って感じられるんですが、この具材によってより一層メリハリが加わり、ついついスープが止まらなくなってしまいます。。
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり・かなり幅広な太麺仕様で、見た通りもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、すすり心地も大変良く、つるっと滑らかな食感が表現された食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな平打ち仕様のフライ麺には、ポークやチキンをベースに鰹など魚介の旨味をバランス良く合わせた醤油ベースの染み渡るスープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡るかのような魚介系の旨味が口いっぱいに広がっていき、鰹ならではの食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!…というかこのあっさりとしたテイストがまた最後まで飽きさせませんね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が使用されていて、若干小さめにカットされた仕様ではありますが、肉質もしっかりと感じられる噛み応えもあり、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出て来る美味しい具材となっており、さらに食べはじめは湯戻りが完全ではありませんでしたので、まずはスープとしっかりと馴染ませておき、後ほどもっちりとした平打ち仕様の太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの紅生姜は、非常に小さくカットされた状態ではありますが…想像以上に素材本来のピリッとしたアクセントが心地良く、スープにもその味が馴染んだことで、ちょうど良いメリハリの付いたスープに引き立ち、今回の一杯には欠かせない具材としてさり気なく散りばめられています!
さらにこちらの“かまぼこ”は、味付け自体は感じられないものの…今回の一杯に沖縄の彩り華やかなイメージを加え、見た目としてのアクセントがプラスされているようです!
そしてこちらの玉子は、ふっくらとした柔らかな食感に仕上がり、こちらもまた味付けはそこまで感じられませんでしたが、沖縄らしさを強調したかったのでしょうか?今回の一杯に対して鮮やかな黄色が映えて見えます!ただ…本場の“沖縄そば”にはこういった卵は使用されていないので、個人的にはなくても良かったような気はします。。
他にもこちらの“ねぎ”が使用されており、割と大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、何よりちょうど良い薬味にもなったことで今回の“沖縄そば”ならではの美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りポークやチキンをベースに鰹や昆布など魚介の旨味をコク深く引き立て、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない“沖縄そば”ならではの何度食べても飽きの来ないシンプルながらも素材の旨味がしっかりと感じ取れる味わいがカップ麺にうまく再現されていて、まさに気分は沖縄!ゆったりとした時間が流れる優しい素材本来の旨味が口いっぱいに広がっていきます!(個人的にも数年前に沖縄へ1週間程度行ったことがあるので、ローカル感と言うんでしょうか?安定感のある味がしっかりと再現されているように感じられます。)
そしてこの“沖縄そば”というジャンルは決して単純・単調なテイストというわけではなく、動物系・魚介系をうまく合わせたWスープによって物足りなさを感じさせない奥深い味わいで、後味さっぱりとした飽きの来ないシンプルなテイスト・美味しさをカップ麺にリアルに再現、もちろん満足度の高い染み渡る美味しさが特徴的ですから…定期的に食べたくなるのも納得です!
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出していき、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなさり気ない旨味を活かした醤油ベースのスープだからこそ最後まで飽きることなく堪能でき、魚介系の染み渡る美味しさをポークやチキンがほどよくコク深く引き立て、あっさりとした仕上がりなんですが、ついつい箸もスープも止まらなくなるような安定感・やみつき感があり、“沖縄そば”が好みの方なら誰もが納得の一杯と言えるのではないでしょうか?
このように、今回の“縦型ビッグ 沖縄そば”は、沖縄県のご当地グルメのひとつ“沖縄そば”の味わいをカップ麺に再現し、ポークやチキンをベースに鰹や昆布など…じんわりと染み渡るかのような旨味がコク深く引き立てられ、シンプル・あっさりながらも物足りなさを感じさせない奥深いテイストが特徴的で、縦型ビッグサイズのカップ麺らしくボリューム感もあって食欲もしっかりと満たすのはもちろん、割と透明度の高いキリッとしたシャープな飲み口が心地良く、脂っこさといった“くどさ”は一切ありませんので、食べ進めていくに連れて“沖縄そば”の美味しさにのめり込んでいくこと間違いない一杯となっていたため、お好みによっては相性抜群な“コーレーグス(沖縄の調味料)”といった唐辛子などの香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「縦型ビッグ 沖縄そば」を食べてみて、沖縄を代表とするご当地グルメのひとつ“沖縄そば”を縦型ビッグサイズのカップ麺に再現した一杯には…ポークやチキンをベースに鰹や昆布など魚介の旨味をバランス良く合わせ、さらに具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出していき、紅生姜なんかもピリッとしたちょうど良いアクセントとなったことで最後まで飽きの来ないシンプルながらも飽きの来ない…じんわりと染み渡る美味しさがたっぷりと楽しめるボリューム感のある一杯となっていました!
やはり“沖縄そば”はたまに食べたくなりますね!このあっさりとしたテイストの中に素材本来の旨味を凝縮させた仕上がりは想像以上に秀逸で、特別何かに突出しているわけでもなく、動物系×魚介系の互いを引き立て合うかのような深みのある美味しさは他にはない美味しさとしてたっぷりと堪能できるのではないでしょうか?
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