つゆの美味しさでお馴染み“どん兵衛”をラーメン二郎風にアレンジした一杯「どん二郎」を食べてみました。
この商品は、いわゆるカップ麺のアレンジレシピのひとつでして、かなり前にネットで話題となった“どん兵衛”を簡単なアレンジによってラーメン二郎風のインパクトある一杯が楽しめる“どん二郎”となっております。
そして、そもそもこの“どん二郎”は一時期非常に話題となったこともあって、“どん兵衛”公式サイトにも“拝啓 親愛なる二郎先輩へ”といった手紙形式でレシピが公開されていたこともあり、多少の具材などを用意するだけで二郎ならではのもちっとした弾力ある麺や濃いめに仕上がった豚骨醤油スープの味わいなど…二郎に近しい味が手軽楽しめるので試してみた方も多いのではないでしょうか?
というのも…二郎ならではの“もやし”やキャベツをたっぷりと使用し、さらにラード(もしくは牛脂)を加えたこってりとしたスープに“刻みにんにく”が合わさったことで、出汁の利いたお馴染み“どん兵衛”の味わいが不思議とラーメン二郎らしく仕上がるわけです!
ちなみに、この“どん二郎”をはじめとする様々なアレンジレシピは書籍化されるほどで、みなさん自分なりに美味しいアレンジを試行錯誤して楽しんでいるようですね!
だいたい、この元となる“どん兵衛”は出汁・旨味が利いていて美味しい割にシンプルですからね!そういった意味ではアレンジもしやすいのかもしれません!…和風テイストの一杯が二郎風になるというのは意外ではありましたが。。
思った以上に簡単にできてしまう“どん二郎”の仕上がりは、生の“刻みにんにく”を使用することで意外と二郎らしさが楽しめる仕上がりとなり、ラードを使用することでカップ麺の割に濃厚・こってりとした濃いめのスープに付けて食べるシャキシャキとした野菜が非常に美味しく楽しむことができました!
これは特に、ジロリアンはもちろん、自宅で二郎らしいガツンとした一杯を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】“日清のどん兵衛”シリーズからなんと“どん二郎”を商品化したかのような“どん兵衛 マシマシ篇 ガチ豚ニンニク”が2019年10月8日に発売されました!詳細はこちらの記事もぜひご覧ください!
さらに、お好みのトッピングを“どん兵衛”に盛り付け、その上から調味料を加えるだけでガツンとした“二郎系”の味わいが楽しめる“マシマシの素”が11月11日10:00から数量限定で“どん兵衛”2食に付きひとつもらえるキャンペーンが行われていました!(その日のうちに予定数量3,000袋が完売となっています!)
他にも2019年12月9日にはセブン&アイ限定で“どん兵衛 マシマシ編”シリーズ第2弾となる“ガチニンニクバター味噌”が発売され、さらに2020年3月30日にはセブンイレブン限定で第3弾となる“ガチニンニク背脂風豚骨”が発売されています!
また、2020年3月16日には“もやし”ひとつであの濃厚な豚骨醤油が楽しめる箱形のインスタント麺“豚園(ぶたぞの)”が発売されています!
どん二郎について
今回ご紹介するカップ麺は、出汁が美味しいお馴染み“どん兵衛”を簡単なアレンジによってラーメン二郎らしいこってりとした豚骨醤油スープに仕上げ、それに加えてお好みで野菜たっぷりと使用した食べ応え抜群な一杯に早変わりする“どん二郎”となっています。
このラーメン二郎の味わいって、よくラーメンとは別物といった括りで呼ばれたりしますが、実際食べてみるとハマるんですよね。。
最近ではセブンイレブン限定のこちらの商品なんかも非常に話題になったように、あのギトギト感のある豚骨醤油に意外とキレのある口当たりなんかが絶妙にマッチして、まさに定期的に食べたくもなる味わいはリピーターも非常に多いのではないでしょうか?
ちなみに、実際の“ラーメン二郎”について詳しくは、ぜひこちらの記事もご覧ください!
それでは、今回の“どん兵衛”をラーメン二郎風にアレンジした一杯“どん二郎”がどれほどの再現性となっているのか?こってり感・濃厚感はもちろん、たっぷりと使用した野菜との兼ね合い、麺の仕上がり具合などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
どん二郎の作り方について
ではさっそく、作り方からご説明していきたいと思います!
作り方は先ほどもお伝えした通り非常に簡単で、まずは材料を揃えます!
材料と言っても…元となる“どん兵衛”と、お好みのトッピングですね!
- もやし
- 刻みにんにく(生)
- チャーシュー(豚角煮)
- 味付卵
今回は、この他にキャベツを使用しました!
二郎と言えばあの盛りに盛られた野菜ですから、もやしとキャベツは必須とも言えるでしょう!
そして、こちらも欠かせませんね!
よくネット上では牛脂を加えると二郎風の味わいになると言われているようですが、そもそも二郎は豚の旨味がベースとなっているため、用意できればラードの方が良いような気もします!
そして、これですね!“どん兵衛”です!
ちなみにこちら、西日本版と東日本版、さらに北海道版とで味が若干異なるとも言われているようですが、こちらもそこまで気にせず、まずは作ってみましょう!今回は粉末タイプではなく“液体つゆ仕上げ”ですね!
この“だしが旨い液体つゆ仕上げ”と記載されているように、この“どん兵衛”は出汁が利いていて染み渡るような味わいが美味しいんですよね!
それが今回ラーメン二郎風にアレンジすることができるとのことで、その仕上がりには期待しつつも気になるところ。。
カロリーなど栄養成分表について
では一応、気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り424kcal(めん・かやく398kcal / スープ26kcal)となっております。(塩分は6.6g)
カロリーは、和風つゆということもあってそこまで高い数値ではないようですが、塩分の方は若干高めな数値のようですね!
ちなみに1食当たり113g、麺の量は74gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…さすが出汁を活かした一杯だけあってスープの数値がかなり低いですね!これがどこまで二郎風に仕上がるのでしょうか?
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や魚介エキスをはじめ…
- 昆布エキス
- 香味調味料
- かつお節粉末
- 七味唐辛子
といった、昆布や鰹をはじめとする魚介出汁を利かせた“どん兵衛”ならではの染み渡るかのような和風つゆを想像させる材料がシンプルに並びます。
JANコード 4902105201206 原材料名油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、昆布エキス、大豆食物繊維、糖類)、スープ(しょうゆ、糖類、たん白加水分解物、魚介エキス、食塩、昆布エキス、香味調味料、かつお節粉末、七味唐辛子、酵母エキス)、かやく(味付油揚げ、かまぼこ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、乳化剤、パプリカ色素、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・乳成分・ごま・さば・大豆・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (113g) 当たり]
熱量 445kcal
めん・かやく: 395kcal
スープ: 50kcalたんぱく質 10.5g 脂質 18.6g 炭水化物 59.0g 食塩相当量 5.8g
めん・かやく: 1.9g
スープ: 3.9gビタミンB1 0.27mg ビタミンB2 0.37mg カルシウム 194mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体つゆ、彩り七味といった調味料などが2つ入っています。
そして、具材には…
- 味付油揚げ
- かまぼこ
- ねぎ
が入っています。
※今回“どん二郎”を再現するために油揚げは抜きました。
そして、麺はご覧の通り“どん兵衛”ならではのもちっとした弾力が特徴的な“うどん”となっていて、ご存知ラーメン二郎もよく“うどんのような麺”といった例え方をしますからね!この辺りはうまく再現されているのかもしれません!
調理してみた
ではまず、茹で野菜を用意しておきましょう。
もやし1袋にキャベツ1/8程度でも十分かと思われますが、この辺りはお好みで用意すると良いでしょう!
また、チャーシューも豚角煮の方が脂っこさがスープにも染み出ることが考えられるため、こちらもお好みではありますが、できれば角煮系の方が良いかと思われます!
さらに、“にんにく”はチューブタイプではなく、できれば生の“刻みにんにく”を使用しましょう。その方が食感はもちろん風味なども二郎らしい味わいが楽しむことができます!
では続いて熱湯を注ぎ通常5分のところ3分待ちます。(お湯もかなり少なめにしましょう。※ここ重要です。)
そして出来上がりがこちら!
“どん兵衛”らしい太い“うどん”がもっちりとした弾力を思わせる仕上がりとなり、しっかりとした食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
そして、ここに先ほどの液体つゆを注いでいきます!
ちなみにこの液体つゆは若干ドロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
続いて、こちらラードを加えていきます!
今回は牛脂ではなくラードにしてみました!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
すぐに溶けて馴染んでいくものの…このラードだけは先に入れておいても良かったかもしれませんね!
すると…スープ表面には良い感じのギトギトとした油分が再現されていますね!これは期待できそうです!!後述しますが、このラードはたっぷりと入れた方が良いです!
あとは…お好みで用意した茹で野菜などを乗せていきましょう!
これだけでもけっこうな重量感ですね。。ここにさらにラードを乗せても良かったのかもしれません!
さすがにこの作業を行っていると麺がのびるのでは?と焦ってきますね!
調理時間5分のところ3分にしてみましたが、これなら2分程度でも良いかもしれませんね!
真上から見てみてもそのボリューム感がわかりますね!
そもそものラーメン二郎や、他の方の“どん二郎”を見てみるとまだまだ盛りが少ない方ですが…個人的には“もやし”1袋+キャベツ1/8でも十分です!!笑
食べてみた感想
一口食べてみると…これは生の“刻みにんにく”必須ですね!この“にんにく”が加わったことによって、“どん兵衛”らしさがうまく調和され、ラードも合わさったことで二郎風の味わいに仕上がっています!
ただ、再現性と言うと…個人的にはまだまだ豚の脂が足りないように感じられるため、お湯の量をもっと少なく、さらにラードをもっと大量に入れた方が良いかと思われます!
しかし、カップ麺ということ、そして何と言ってもこのお手軽感は良いですね!
単純に野菜を加えてラードもしくは牛脂を加える一手間だけで食べ応えのある一杯に早変わりしますから!これは試してみて損はないでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り“どん兵衛”ならではのもっちりとした弾力のある“うどん”となっていて、この太さと弾力が二郎風とも言える仕上がりとなっています!
ただ、強いて言うと…やはり大盛りにした野菜から食べはじめるため、若干伸びてしまっている印象ではありますね。。ここを考慮してやはり調理時間は2分程度でも良い気がします!
そんな麺には、今回ラードや“刻みにんにく”を加えたことで、二郎風にアレンジされたスープがよく絡み、一口ずつに“にんにく”も合わせてガツンとした味わいが口に広がっていきます!
そして、このもちっとした弾力ある麺はシャキシャキの茹で野菜との相性も抜群です!一緒に絡めて食べ進めていくことによって食感も非常に良いためテンポ良く食べられますね!
また、上記のように麺がすぐに柔らかくなってしまうのを防ぐためにも、早い段階からラーメン二郎ではお馴染みの“天地返し”によって途中から麺を中心に食べ進めていくと良いでしょう!
思った以上に麺がスープを吸っていた印象でしたので、この食べ方は必須とも言えるかと思われます!
トッピングについて
今回はトッピングにチャーシューとしてこちらの豚角煮を追加したわけですが、このぶ厚い肉がまた濃厚なスープにもぴったりですね!
こちらもまたスープに良い脂が滲み出し、それによって二郎風の味わいが楽しめるものと思われ、実際のラーメン二郎にもインパクトあるチャーシューが使用されていますから、この辺りはぜひ用意してガツンとした一杯を楽しみましょう!
そして、こちらもまたラーメン二郎には欠かせない茹で野菜のひとつ“もやし”ですね!今回は1袋使用しましたが、濃いめに仕上がったスープとの相性も非常に良いため、ぜひお好みで用意したいところ!
このように茹で野菜を付けダレのようにして食べるのが美味しいので、キャベツといった具材もぴったりですね!こちらもまたラーメン二郎を再現するには必須とも言える具材と言えるでしょう!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り生の“刻みにんにく”を和風出汁の利いたつゆと合わさったことによって、不思議と“どん兵衛”らしさが調和され、そこにラードによる豚の旨味が利いたことで二郎風の味わいにうまくアレンジされていますね!
もちろんラーメン二郎そのものとまではいきませんが…方向性としてはなかなか良いんじゃないでしょうか?
ただ、どうしてもあの二郎らしいギトギトとした脂っこさが欲しくなるため、やはり脂っこい肉類の具材は必須ですね!この辺りに関しては…後味すっきりとした“どん兵衛”らしさが残っているのかもしれません!
もしくは、脂身の多い豚肉を炒めて、その脂も一緒に加えてみても良いでしょう!
さらに、実際のラーメン二郎のスープ表面にはけっこうぶ厚い油分の層が浮いてますから、今回調理時に使用したラードも倍以上入れても良かったのかな?と思います!
そのため、やはりこってり感を演出するなら背脂がないともの足りなさを感じますね。。
あくまで二郎風ではありますが、こってり感が惜しい気がします!
このように、“どん兵衛”を二郎風にアレンジした“どん二郎”は味の方向性はカップ麺として考えるとかなり近しい味わいが再現されてはいたものの…やはりあの脂っこいギトギトとした感じが物足りなくも感じられたため、お好みによっては具材に豚肉を炒めてたっぷりと脂を追加したり、ラードだけでなく牛脂も使用して旨味に深みを引き立たせてみても良いかもしれません!
まとめ
今回“どん兵衛”をラーメン二郎風にアレンジした「どん二郎」を食べてみて、比較的簡単な調理法や材料で二郎風の味わいやボリューム感が楽しめる仕上がりとなっていて、ラーメン二郎ならではのギトギトとした脂っこさは若干物足りなくも感じられたものの…カップ麺として考えてみると非常にパンチのある食べ応え抜群な一杯となっていました!
この辺りは自分なりのアレンジがいくらでも広がりますからね!お好みの味わいを追加してみて濃厚な一杯を作ってみると面白いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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