「激めん 紅白もちラーメン」を食べてみました。(2023年11月13日発売・東洋水産)
この商品は、お馴染み“激めんワンタンメン”の発売45周年を記念して具材に使用されているワンタンが“紅白もち”になった限定品で、ガーリックとジンジャーの旨味を利かせた後味の良い醤油スープに仕上げ、具材には通常のワンタンではなく紅白の“もち”を使用、そこに“激めん”らしい“ちぢれ”を付けた中細フライ麺によっていつもとはひと味違った美味しさが楽しめる一杯、“激めん 紅白もちラーメン”となっております。(値段:税別236円)
ご覧の通りパッケージには…“激めんワンタンメン発売45周年記念限定商品”といった文言や、お馴染みの“激めんワンタンメン”の商品イメージなんかも掲載され、醤油ベースのキリッとしたスープに香味野菜の旨味・風味を合わせたことで“激めんワンタンメン”の味はそのままにワンタンではなくお祝い感のある“紅白もち”が味わえるフレーバーで、単純にワンタンと“紅白もち”を入れ替えただけなんですが…どんな仕上がりとなっているのか?非常に気になるところではないでしょうか?
ちなみにこの1978年に発売開始となった“激めんワンタンメン”は元々、北海道限定(フレーバーによっては関東地方以北など地区限定)で取り扱いされていた商品で、特に北海道で慣れ親しまれたカップ麺シリーズで、今回発売45周年を迎えることによって2023年8月28日からは全国へ販売エリアを全国へ拡大しています!…というか以前40周年を迎えた際も2018年10月1日からは販売エリアを全国に拡大すると公表していたんですが。。
一方こちらには、ガーリックやジンジャーの旨味を利かせた後味の良い醤油スープに“紅白もち”などが盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…紅白もち・メンマ・ナルト・“ねぎ”が使用されているようです!
この辺りに関しては…コストの関係もあるんでしょうけど、つるっとした食感のワンタンなんかも“激めんワンタンメン”の魅力でもあるので、両方の具材を使用してほしかったところではあります(そのため商品名も“激めん 紅白もちラーメン”となっています。)!
他にも特徴として…麺はお馴染み“激めん”とほぼ同等の仕様となっており、ポークや香辛料が練り込まれていて、風味の良さはもちろん、中細ながらも滑らかさと歯切れの良いコシがあり、ほどよく“ちぢれ”を付けたことでスープとの馴染みも非常に良く、“激めん”らしいガーリックやジンジャーの旨味を利かせた定番の醤油スープが最後まで飽きることなく堪能できるというわけです!
発売45周年をお祝いする限定商品ということで“激めんワンタンメン”には欠かせないワンタンに代わり“紅白もち”を使用した味わいは…ガーリックやジンジャーを利かせたお馴染みの醤油スープで、レトルト仕様の“紅白もち”がお祝い感のある見た目となっているものの、やはりワンタンがないせいかどこか物足りなさを感じさせ、そこに“ちぢれ”を付けたすすり心地の良い中細麺が食欲を満たすスポット商品らしいお祝い感のある一杯となっていました!
激めん 紅白もちラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、“感激する旨さ”がコンセプトのお馴染み“激めん”シリーズの新フレーバーということで、発売45周年を迎える“激めん”の記念商品としてワンタンの代わりに“紅白もち”を使用、香味野菜の旨味を利かせた後味の良い醤油スープはそのままに、“ちぢれ”を付けたすすり心地抜群な中細フライ麺がたっぷりと楽しめる周年企画ならではの一杯、“激めん 紅白もちラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りパッケージにはお馴染み“激めん”のロゴが掲載され、香味野菜の旨味・風味を合わせた時点で間違いなく、さらに大きな“紅白もち”も見た目だけでなく食欲をしっかりと満たし、軽やかな中細フライ麺など全体のバランスに関しては期待したいところ!
ちなみにこのシリーズは、これまでも以下のようなフレーバーが発売されていて、原点であり今もなおレギュラー商品である“激めんワンタンメン”を中心に意外とひと味違ったテイストが定期的に登場しています!
- 激めんワンタンメン スープカレー(2011年6月20日発売)
- 五目あんかけ風 激めんワンタンメン(2012年9月10日発売)
- 激めんワンタンメン 豆乳担々麺(2018年10月1日発売)
- 激めんワンタンメン みそ(2018年10月1日発売)
- 激めんワンタンメン えびみそ味(2019年9月23日発売)
- 激めんワンタンメン わかめしお(2020年9月28日発売)
- 激めんワンタンメン スタミナ旨辛醤油(2021年9月27日発売)
- 激めん きつねラーメン(2023年8月28日発売)
そして現段階でのラインアップとしては、通常の“激めんワンタンメン”に加え、今回コラボとして登場したスポット商品の“激めん 紅白もちラーメン”、“まめ激めんワンタンメン”といったサイズ違いや…“激めんワンタンメン えびみそ味(2019年9月23日発売)”や“激めんワンタンメン スタミナ旨辛醤油(2021年9月27日発売)”といった計5商品となっています!
それでは、今回の“激めん 紅白もちラーメン”がどれほどガーリックやジンジャーなど香味野菜の旨味を利かせた醤油ベースのスープに仕上がっているのか?ワンタンではなくお祝い感のある“紅白もち”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもポークや香辛料、粉末野菜などを練り込んだすすり心地抜群な中細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り367kcal(めん・かやく338kcal / スープ29kcal)となっております。(塩分は3.9g)
カロリーは、“激めん”らしいガーリックやジンジャーの旨味を利かせた後味の良い醤油スープということもあって割と低めな数値のようで、塩分も同じく低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり97g、麺の量は60gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと29kcalとやはり低めとなっているため、ガーリックやジンジャーなど香味野菜をしっかりと利かせた後引く旨味がクセになるさっぱりとした醤油ベースの仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や“しょうゆ”をはじめ…
- 香辛料
- 粉末野菜
- こんぶエキス
といった、ガーリックやジンジャーの旨味をバランス良く利かせた醤油スープに仕上げたことで“激めん”ならではの味わいを踏襲し、具材に使用された“紅白もち”が食欲をしっかりと満たし、食べ進めていくに連れて体の中から温まる…そんな後味すっきりとした味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 北海道工場(小樽市)
また、麺の項目を見てみると…食塩やポークエキス、香辛料や粉末野菜といった様々な材料が確認でき、“激めん”シリーズらしく味付けが施されていることが伝わってきます!
JANコード 4901990376273 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、ポークエキス、香辛料、卵白、粉末野菜)、かやく(もち、メンマ、なると)、添付調味料(食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、砂糖、香辛料、粉末野菜、酵母エキス、こんぶエキス、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、アカダイコン色素、酸味料、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (97g) 当たり]
熱量 367kcal
めん・かやく: 338kcal
スープ: 29kcalたん白質 7.4g 脂質 12.1g 炭水化物 57.1g 食塩相当量 3.9g
めん・かやく: 1.1g
スープ: 2.8gビタミンB1 1.70mg ビタミンB2 0.16mg カルシウム 126mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、“紅白もち”といった2つの調味料などが入っています!
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、一方は見た通りワンタンの代わりに使用されたレトルト仕様の“紅白もち”で、粉末スープはお馴染みの醤油スープを形成する粉末スープが採用されています!
また、麺はご覧の通り“激めん”シリーズならではのポークや香辛料が練り込まれ、ほどよく味付けされた弾力のあるすすり心地の良い中細フライ麺が採用されているようです!
そして、麺の裏側には“かやく”として…
- メンマ
- なると
- ねぎ
が入っています。
見たところ使用されている具材は物足りなく感じられるかもしれませんが、仕上がりには“紅白もち”が添えられていますから、全体的に物足りなさといった感じはありません!ただ…やはり“激めん”にワンタンが使用されていない点は個人的に違和感ありますね。。特に“紅白もち”からは旨味が滲み出すわけでもありませんので、あくまでお祝い感のあるフレーバーとして味わってみた方が良さそうです!
調理してみた
では先ほどの“紅白もち”と粉末スープを加えていきます!
すると…香味野菜を利かせたシンプルながらも食欲そそる“激めんワンタンメン”ならではの風味が広がっていき、割と粒子が細かな仕様なので全体の馴染みに関しては問題なさそうです!というか“紅白もち”のインパクトが思いのほか凄いですね!麺+“もち”で食べ応えに関しては申し分ありません!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:370ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、大きな“紅白もち”ももっちりとした弾力が見て取れ、お馴染みの中細麺はほどよい弾力とコシが加わり、まだ全体を混ぜる前の状態ではありますが、“激めんワンタンメン”の美味しさはそのままにワンタンの代わりにお祝い感のある“紅白もち”を添えた後味すっきり・最後まで飽きの来ない醤油ベースの一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…スープ自体は動物系の旨味を使用していないせいか非常にサラッとした仕様となっており、お馴染みの“激めんワンタンメン”も後味すっきりとしたテイストですから、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?ただ、ワンタンが使用されていない点だけが心残りではあります。。
また、今回のフレーバーには上記の通り具材として“紅白もち”以外にもメンマやナルト、“ねぎ”が使用されており、そもそもワンタンとは違った食べ応えがあり、香味野菜の旨味を利かせたお馴染みの醤油スープで“もち”を味わう珍しい組み合わせで、見た目としての真新しさはありますが、先ほどもお伝えした通り単純にワンタンと“紅白もち”を入れ替えただけです!
食べてみた感想
一口食べてみると…“激めん”らしいガーリックやジンジャーの旨味がバランス良く融合していて、キリッとした醤油スープにはもちろん脂っこさはないものの…レギュラー商品と褐色のない味わいを表現、そこにワンタンに代わって“紅白もち”が加わったことで旨味としては若干霞んだ感じがあり、個人的には調理時の熱湯を少なめにしてちょうど良いような気もします!(通常ワンタンから滲み出す旨味が皆無ということが明確です。)
また、具材として使用されている“紅白もち”に関しては旨味が滲み出すわけでもなく、単純に見た目のお祝い感として使用され、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな後味すっきりとしたメリハリのある仕上がりとなっているため、ついついスープが止まらなくなってしまいますね!ただ…やはりこの“紅白もち”は見た目だけの演出なので、旨味としては物足りなさを感じられるかもしれません!
麺について
麺は、ご覧の通り中細麺に若干の“ちぢれ”を加えたすすり心地の良い仕様となっていて、原材料にも記載されていたようにポークや香辛料などが練り込まれているため、しっかりとスープと絡めることによって旨味が引き立ち、“激めん”ならではのジャンク感溢れる味わいが表現されているようです!
そんな中細麺には、ガーリックやジンジャーの旨味をバランス良く合わせたキレの良い醤油スープがよく絡み、香味野菜によるスタミナ系の旨味やじんわりと染み渡る味わいなどが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる香味野菜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言ってもワンタンと代わって発売45周年をお祝いする“紅白もち”が入っていて、レトルト仕様ながらのもっちりとした“もち”が再現され、やはり麺とは違った食べ応えがありますから、見た目だけでなく思いのほか食べ応えのあるボリューム感となっていたため、クセになる醤油スープと馴染ませていただくと、味わいとしてはちょうど良いかと思われます!
また、こちらのメンマは使用されている量・サイズともに申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の美味しさなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
さらにこちらの“なると”は、もちろん味付け自体感じられないものの、今回の一杯に彩りとしてのアクセントが際立つちょうど良い華やかさが添えられています!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、かなり細かくカットされたことによってシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味となったことで今回の醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっているようです!
スープについて
スープは、ガーリックやジンジャーの旨味をバランス良く利かせたキレの良い醤油スープに仕上げ、まさに“激めんワンタンメン”特有の後引くスパイス感や旨味がバランス良く融合し、さり気なく利かせた香辛料がキレをプラス、辛さ自体は全くありませんが、後味すっきりとしたテイストで最後まで飽きの来ないフレーバーとなっています!
さらに“激めん”らしい香味野菜が食欲を掻き立て、この辺りに関してはレギュラー商品と同様の味わいを表現、それによってサラッとしたスープでありながらも物足りなさといった感じは一切なく、動物系の旨味を使用していないんですが、馴染み深い全体のバランスとしては想像以上に良く、カップ麺らしいジャンク感や香ばしさなんかもうまく活かしたことで旨味・風味が際立ち、食べ進めていくに連れて満足度も増していくことに間違いありません!
ちなみに気になる辛さとしては…“激めん”というくらいですから、強めの辛さが表現されてているように感じられるかもしれませんが、香味野菜やペッパー系の香辛料をしっかりと利かせたことで、辛みに関してはそこまで気にする必要はありません!むしろもう少し黒胡椒を加えてみても良いくらいでしたので、まずはじっくりと味わってみて、もし足りないようであれば香辛料で味を調整してみてください!
他にもそもそもベースとなる醤油スープは割と塩気が強く、香味野菜を利かせた安定感のあるテイストとなっているため、ついついスープが止まらなくなってしまうのはもちろん、ガーリックやジンジャーのおかげで後半にもなると汗を誘うほど体が温まってきます!この辺りのバランスも非常に良いので、思ったより幅広い層に好まれる周年記念カップ麺と言えるのではないでしょうか?
まとめ
今回「激めん 紅白もちラーメン」を食べてみて、“激めんワンタンメン”の発売45周年を記念して食感滑らかなワンタンに代えてお祝い感のある“紅白もち”を使用した一杯には…ガーリックやジンジャーなど香味野菜を利かせた後味の良い醤油スープに仕上げ、具材にはお祝い感のある“紅白もち”を使用、ベースとなるスープが全く同じ構成となっていたため、スープ・麺に関してはお馴染み“激めんワンタンメン”と何ら変わりのないテイストで、紅白の“もち”がしっかりと食欲を満たす後味すっきりとした仕上がりとなっていました!
やはりこの“激めん”シリーズはベースの香味野菜がしっかり利いたことで濃厚というよりもキレの良いテイストが合いますね!今回は単純にワンタンが“紅白もち”に置き換わっただけの仕様でしたが、“もち”ならではの食べ応えによって申し分のないボリューム感が最後まで飽きることなく楽しめるフレーバーでしたので、いつもとは違った具材がじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
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