「かつおラーメン」を食べてみました。(2023年9月25日発売・エースコック)
この商品は、お馴染み“わかめラーメン”に“かつお”が仲間入りということで、チキンと香味野菜の旨味をしっかり利かせた醤油ラーメンスープに仕上げ、別添されている“ふりかけ”を加えることで鰹の旨味が際立ち、そこに滑らかでコシのある歯切れの良い丸刃のフライ麺が相性良くマッチした一杯、“かつおラーメン”となっております。(値段:税別236円)
ご覧の通りパッケージには“かつおラーメン”、“わかめ・しょうゆ”と記載されているように…1983年6月に登場したロングセラー商品“わかめラーメン”に“かつお”をメインとしたフレーバーが登場ということで、もちろん“わかめ”も具材に使用されているんですが、従来の“わかめ”ではなく鰹出汁の美味しさを活かしたじんわりと染み渡る味わいがたっぷりと楽しめそうです!
一方こちらには、チキンや香味野菜の旨味を利かせ、別添されている“鰹節パウダー”をたっぷりと加えた染み渡る醤油ラーメンスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…ごま・わかめ・卵・“ねぎ”が使用されているようです!ただ、基本は鰹の旨味を活かしたテイストということで“わかめ”はいつもより控えめな量となっているようです!
※ふりかけとスープ中に鰹節を使用しているとのこと。
ちなみにこの“わかめラーメン”シリーズは…長らく愛され続けているだけあって、シンプルながらも安定感があって地味に美味しいんですよね!そして本商品はとにかく“かつお”に拘った美味しさによって味も濃いめなフレーバーで、今回はチキンをベースに昆布や魚介の旨味を利かせた塩スープに“たらこ”の風味を活かした一杯、“たらこラーメン”も同時発売されています!
その他にも特徴として…麺はシリーズらしい中太・丸刃のつるっと滑らかな食感でほどよく味付けを施し、それによってチキンと香味野菜の旨味をしっかり利かせた醤油ラーメンスープに別添されている“ふりかけ”を加えることでガツンと鰹の旨味が際立ち、食欲そそる風味豊かな味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
いつもの“わかめラーメン”と同じ海の仲間とは言え、全く毛色の異なる鰹の旨味を全面に押し出した醤油スープには…チキンや香味野菜をベースにしたことでコク深い味わいが印象的で、具材に使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出し、レギュラー商品とはひと味違ったテイストながらも想像以上に染み渡るかのような仕上がりとなっており、丸刃仕様の中太麺が食欲をしっかりと満たしてくれる想像以上に満足度の高い一杯となっていました!
これは特に、お馴染み“わかめラーメン”とはひと味違った海の仲間“かつお”の味わいが好みの方はもちろん、チキンや香味野菜を利かせた醤油スープにカツオブシパウダーをたっぷり合わせたテイストをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
かつおラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、長年愛され続けているお馴染み“わかめラーメン”の新商品として海の仲間“かつお”が仲間入りということで、チキンや香味野菜を利かせた醤油スープに別添されている“ふりかけ”を加えることによってカツオブシパウダーがガツンと鰹の旨味を際立たせ、さらに具材に使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出したことで、出汁染みるテイストに仕立て上げ、最後までじっくりと素材本来の旨味が堪能できるシリーズらしい飽きの来ない一杯、“かつおラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみにこの“わかめラーメン”シリーズと言えば…2023年で発売40周年を迎えたロングセラー商品であり、今までも正統派・王道とも言えるフレーバーから汁なしタイプ、さらに大変話題となった“わかめ”大容量の面白いフレーバーなんかも発売されましたね!
- サンキューわかめラーメン 具だくさん しょうゆ(2022年5月9日発売)
- 人気ラーメン店とつくるわかめラーメン カレー味(2022年10月10日発売)
- 人気ラーメン店とつくるわかめラーメン 塩味(2022年10月10日発売)
- わかめラーメン 鶏だし塩(2022年10月31日発売)
- わかめラーメン BLACKしょうゆ 黒胡椒仕立て(2022年10月31日発売)
- EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ わかめ4.0倍(2023年5月1日発売)
- EDGE×わかめラーメン ごま・しお わかめ4.0倍(2023年5月1日発売)
それでは、今回の“かつおラーメン”がどれほどチキンや香味野菜を利かせた醤油ラーメンスープに仕上がっているのか?別添されている“ふりかけ”を加えることによる鰹の旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもシリーズらしい中太・丸刃仕様によるもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた味付けフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り301kcal(めん・かやく263kcal / スープ38kcal)となっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、健康志向の高い“わかめラーメン”シリーズらしく比較的低めの数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり74g、麺の量は60gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると、スープだけだと38kcalとそこまで高い数値というわけではなく、後味すっきりとした醤油スープにチキンや香味野菜を利かせ、カツオブシパウダーで鰹の旨味をガツンと際立たせた染み渡る仕上がりをイメージさせます!
ただ、“わかめラーメン”にはミネラルや食物繊維を多く含む“わかめ”が豊富に使用されていましたが、“かつおラーメン”は鰹ならではの栄養素が多く含まれているんでしょうか?この数値を見る限り特に“たん白質”が豊富なわけでもありませんし…若干疑問が残ります。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や“粉末しょうゆ”をはじめ…
- チキン調味料
- 香辛料
- チキンパウダー
- ポーク調味料
- オニオンパウダー
- カツオブシパウダー
- 植物油脂
といった、チキンや香味野菜を利かせた後味の良い醤油スープに別添されている“ふりかけ”を加えることで鰹の旨味が際立ち、具材に使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出すことでひと味違った美味しさが楽しむことができ、じんわりと染み渡る味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場: エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)
また、“かやく入りスープ”にもカツオブシパウダーが入っているんですが、さらに別添されている“ふりかけ”にもカツオブシ・カツオブシパウダーが使用されているようで、思ったより鰹の旨味は主張が強いのかもしれません!
JANコード 4901071402198 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、かやく入りスープ(食塩、砂糖、ごま、わかめ、粉末しょうゆ、卵、チキン調味料、香辛料、ねぎ、酵母エキス、チキンパウダー、ポーク調味料、オニオンパウダー、カツオブシパウダー、たん白加水分解物、全卵粉)、ふりかけ(カツオブシ、ぶどう糖、カツオブシパウダー)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、カロチノイド色素、甘味料(カンゾウ)、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (74g) 当たり]
熱量 301kcal たんぱく質 9.0g 脂質 10.1g 炭水化物 44.5g
(糖質42.3g/食物繊維2.2g)食塩相当量 5.7g
(めん・かやく1.4g/スープ4.3g)ビタミンB1 0.29mg ビタミンB2 0.36mg カルシウム 266mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく入り粉末スープ”、“ふりかけ”といった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、チキンや香味野菜を利かせ、両方にカツオブシパウダーが含まれており、粉末仕様ということもあって油濃さは一切なく後味すっきり・濃いめの味わいに期待できそうです!
また、麺はご覧の通りシリーズらしい中太・丸刃仕様で、ほんのり味付けが施され、つるっと滑らかな食感が印象的なフライ麺が採用されているようです!
調理してみた
ではまず“かやく入り粉末スープ”を加えていきます!
そして、かやくには…
- ごま
- わかめ
- 卵
- ねぎ
が入っています。
この辺りに関してはレギュラー商品と比較してメンマが入っていません。
そしてコーンも卵に置き換わり、今回の“かつおラーメン”にも少量ながらも“わかめ”が使用され、とにかくカツオブシパウダーが大量に使用されたことで鰹の旨味に拘っているようで、すでに鰹節ならではの食欲そそる風味が確認できます!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力とほどよいコシが加わり、粉末スープもだいぶ溶けているようで…まだ別添された“ふりかけ”を加える前の状態ではありますが、鰹節の美味しさが存分に楽しめる後味すっきりとした一杯…といった印象の出来上がりです。
ただ、レギュラー商品の“わかめラーメン”が1食当たり93g(麺64g)に対し、今回の“かつおラーメン”に関しては1食当たり74g(麺60g)ということもあって具材(わかめ)が少ないようにも感じられ、カツオブシパウダーをしっかりと利かせた醤油ラーメンスープとのバランスを考慮してのことなんでしょうけど、恐らく物足りなさのない複雑で繊細な味わいであることに間違いなさそうです!
ではここに先ほどの“ふりかけ”を加えていきます!
すると…文字通り非常に粒子の細かなカツオブシパウダーがたっぷりと出てきますので、余すことなくしっかりと加えていきましょう!
ご覧の通りカツオブシパウダーは思ったより豊富に使用され、性質上すぐに溶け出し、やはりこの“ふりかけ”を加えることによって先ほどよりも遙かに鰹節の風味が際立っていきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして、粉末スープや“ふりかけ”が全体に馴染むと…“かつおラーメン”ということもあって鰹節の風味が食欲を掻き立て、いつもより少なめながらも“わかめ”はやはり湯戻りすることでほどよい量となり、お馴染み“わかめラーメン”とはひと味違ったチキンや香味野菜にカツオブシパウダーをたっぷりとを合わせたという…出汁染みるテイストに際立ち、カロリーも割と低めでしたから、まさに飲んだシメなんかにも合いそうです!
また、スープを見てみるとやはり粉末仕様ということもあってチキンの脂・油分といった感じはなく、旨味として溶け込んだことでさり気なくコクを引き立て、健康志向の高いシリーズらしい“わかめ”はもちろん、とにかく“かつお”に拘ったことによっていつもとひと味違った濃い目の醤油スープに仕上がり、素材の旨味を存分に活かした組み合わせとなっています!
食べてみた感想
一口食べてみると…チキンや香味野菜をベースにした後味の良い醤油ラーメンスープとのことで、鰹の旨味がガツンと感じられ、とにかく出汁がしっかり出ていてしょっぱいくらいです!この辺りに関しては“わかめラーメン”には“わかめ”がたっぷり、そして“かつおラーメン”には鰹の旨味がたっぷりということなんでしょうか?想像以上にカツオブシパウダーが全面に押し出され、醤油テイストと絶妙にマッチしています!
そしてもちろんスープは醤油ならではのキリッとしたアクセントがプラスされたことでちょうど良いメリハリが付き、チキンや香味野菜などの旨味がバランス良く融合したことで、ついついスープが止まらなくなるかのような味わいで、さり気なく具材に使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出し、じんわりと染み渡る美味しさがストレートに楽しめる後味すっきりとした味わいが印象的といったところ!
また、そもそも主役が“かつお”の一杯ですから、“わかめラーメン”シリーズとして革新的とも言えるフレーバーとなっており、公式サイトにもちゃんと“わかめラーメン”のシリーズとして掲載されているので、海の仲間シリーズとして今後の商品展開なんかも気になるところではないでしょうか?ちなみにたっぷり使用されたカツオブシパウダーに関しては口の中でざらつきを感じさせるものではなく、しっかりとスープに溶け込んでいるようです!
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の中太フライ仕様で、滑らかな食感とすすり心地の良さが印象的、そしてシリーズらしいもっちりとした弾力のある仕上がりとなっています!他にもほどよく味付けしたことでスープとの馴染みも良いですね!
そんな麺には、チキンや香味野菜をベースにカツオブシパウダーをたっぷりと利かせたことで鰹の旨味を全面に押し出した醤油スープがよく絡み、一口ずつにチキンや香味野菜でコク深く引き立てられた鰹の旨味が口いっぱいに広がっていき、食欲そそる鰹ならではの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、何と言ってもこちらの“わかめ”が入っていて、いつもより使用されている量は若干少ないものの…スープの美味しさを引き立てるには申し分なく、こちらからも良い旨味が滲み出したことでストレートに魚介の旨味が際立つ相性抜群な具材となっています!
また、こちらの卵は、ふんわりと柔らかな仕上がりで、味付け自体特に感じられませんが…今回の一杯にちょうど良い彩りがプラスされているようです!ただ、正直見た目だけなので必要なのかどうか微妙なところ!
そして、こちらの香ばしく焙煎した“ごま”なんかも使用されており、調理感のある香ばしさを後押しし、鰹の風味が香り立つ醤油スープ表面に数多く散りばめられています!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、かなり小さくカットされたことによってシャキシャキ感はありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!…というかこれほど小ぶりな仕様なら無理に使わなくても良かったような気もします。。
スープについて
スープは、チキンや香味野菜をべースにたっぷりとカツオブシパウダーを使用したことで鰹ならではの美味しさが強烈に引き立ち、荒々しくも染み渡る旨味溢れる仕上がりが特徴。
そして醤油の旨味やキレ・コクともバランス良く合わさったことによって若干しょっぱいくらいなんですが…これはこれでハマりますね!さらに具材に使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出し、ついついスープが止まらなくなってしまいます。。
ただ、チキンの旨味や食欲そそる香味野菜に関しては直接感じられるわけではなく、まさに鰹の旨味を引き立てるかのようなコクをプラスしているようです!ちなみに容器底にはカツオブシパウダーが溜まっているようでしたので、しっかりと混ぜながら食べ進めていくと良いでしょう!
そのため、割とシンプルな構成となっているんですが、決して物足りなさといった感じは一切なく、思った以上に繊細な鰹の旨味が醤油スープに馴染み、なんと言っても後味すっきりとしたテイストですから、最後まで全く飽きることもなく、これだけ出汁の利いた醤油スープだと白飯との相性も良いかもしれません!
まとめ
今回「かつおラーメン」を食べてみて、新たな海の仲間として登場した“かつお”には…チキンや香味野菜をベースにたっぷりとカツオブシパウダーが溶け込んだことによって出汁染みる醤油スープに仕立て上げ、さらに具材として使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増してく…そんなやみつき感のある味わいが丸刃の中太フライ麺と絶妙にマッチした風味豊かな一杯となっていました!
やはりこのシリーズはシンプルながらも素材の旨味が活かされた仕上がりとなっていて、ストレートに染み渡る美味しさがたまりませんね!しかも今回はまさかの“かつおラーメン”の登場ですから、じんわりと染み渡る鰹の旨味がじっくりと楽しめるフレーバーであり、正直飽きる要素もありませんから、いつもとはひと味違った味わいがじっくりと堪能できるのではないでしょうか?
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