「リンガーハットの冷やしちゃんぽん」を食べてみました。(2024年6月3日発売・エースコック)
この商品は、リンガーハットの夏の定番メニュー“冷やしちゃんぽん”をカップ麺に再現したもので、ポークをベースに魚介の旨味を加えたまろやかな豚骨スープに仕上げ、練り胡麻と酸味の風味を加えたことによって後味すっきりとした味わいに際立ち、冷水で締めたコシの強い角刃のノンフライ麺が絡む涼しげな一杯、“リンガーハットの冷やしちゃんぽん”となっております。(値段:税別308円)
ご覧の通り、パッケージにはリンガーハットらしく“具材の野菜は国産野菜です!”と記載され、その背景には乳化感のある白濁とした豚骨スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・人参・魚肉練り製品・コーンが使用されているようです!
この辺りに関しては野菜に拘った“リンガーハット”らしい彩り豊かな具材によってシャキシャキとした食感が心地良く、冷たくもコクのある豚骨スープも非常にサラッとした仕上がりでヘルシー志向が高い方にもおすすめの一杯と言えるのではないでしょうか?
他にも特徴として…麺はほどよい弾力と強いコシを兼ね備えた角刃のノンフライ仕様で、リンガーハットらしい後味すっきりとした豚骨スープと絶妙にマッチしたことによって夏の限定メニュー“冷やしちゃんぽん”を再現、まさに暑い日にぴったりな冷たい“ちゃんぽん”がボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
熱湯で湯戻しした後、湯切り口を使用して冷水で冷たく仕上げたことで麺は滑らかでプリッとした強いコシが際立ち、ポークや魚介の旨味を利かせたコクのある豚骨スープと相性良く馴染み、個人的に“長崎ちゃんぽん”はやっぱり熱々の方が美味しいような気もしますが…これはこれでひんやりとした清涼感が心地良く、これからの季節におすすめの後味すっきり・コク深い味わいとなっていました!
リンガーハットの冷やしちゃんぽん
今回ご紹介するカップ麺は、国内だけで559店舗もの店舗展開を行う“長崎ちゃんぽん”専門店でお馴染み“リンガーハット”監修によって夏の限定メニューを再現したもので、ポークをベースに魚介の旨味を利かせ、ほどよい酸味と練り胡麻の風味を加えた豚骨スープに仕上げ、冷水で冷やしたコシの強いノンフライ麺が相性良くマッチした暑い日にもぴったりな一杯、“リンガーハットの冷やしちゃんぽん”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
また、フタの方には今回の“冷やしちゃんぽん”の作り方が記載されていて、これによると…
- かやくを入れ熱湯5分
- 麺をほぐして湯切る
- 水を入れて冷ます
- 冷水と液体スープを入れる
とのことで、最近の“冷やし”タイプのカップ麺と同等ではありますが、多くは汁なしタイプなので、スープタイプというのは割と珍しいフレーバーと言えるでしょう!
ちなみに、この“リンガーハット”監修のカップ麺と言えば、これまでも…
- リンガーハットのまぜ辛めん(2018年8月6日発売)
- リンガーハットの長崎ちゃんぽん(2019年3月25日リニューアル発売)
- リンガーハットのピリカラちゃんぽん 期間限定3辛(2019年8月5日発売)
- リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん 柚子胡椒仕立て(2020年8月31日発売)
- ロカボデリ リンガーハットの長崎ちゃんぽん 糖質オフ(2022年2月28日リニューアル発売)
- リンガーハットのピリカラちゃんぽん 辛さ2倍(2022年8月15日発売)
- スーパーカップ1.5倍 リンガーハットの長崎ちゃんぽん ブタキムMIX(2023年2月6日発売)
などが定期的に発売されていて、再発売やリニューアルを繰り返し、度々コンビニなどにも陳列されているんですが、今回は割と久しぶりの登場です!
また、“リンガーハット”の実店舗について詳しくは、ぜひこちらの記事もご覧ください!
それでは、今回の“リンガーハットの冷やしちゃんぽん”がどれほどポークや魚介の旨味を利かせたコク深く後味すっきりとした仕上がりとなっているのか?ほどよく利かせた酸味や練り胡麻の風味、豊富に使用した各種具材との兼ね合いはもちろん、何と言っても冷水で冷やしたコシの強いノンフライ麺とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り318kcal(めん・かやく227kcal / スープ91kcal)となっております。(塩分は5.6g)
カロリーは、冷やして味わうタイプということもあって低めの数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的といった数値となっています。
ちなみに1食当たり96g、麺の量は65gとのこと。
そしてカロリーの内訳を見てみると…スープだけだと91kcalと冷たいからといってあっさりしているわけでもなく、ポークや魚介の旨味を利かせたコクのある豚骨スープが再現されているようで、国産野菜にも拘ったリンガーハットらしく健康志向の方にもぴったりな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや“ねりごま”をはじめ…
- 植物油脂
- 醸造酢
- しょうゆ
- 食塩
- 香味油
- チキンエキス
- 香辛料
- 乳化油脂
- 魚介エキス
といった、ポークをベースに魚介の旨味を丁寧に利かせたリンガーハットらしいすっきりとした豚骨スープに仕上げ、ほどよい酸味と練り胡麻の風味を合わせたことで後味の良さが際立ち、冷たくも素材の旨味を活かした品のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 関西滝野工場(兵庫県)
JANコード 4901071404567 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(ポークエキス、ねりごま、植物油脂、醸造酢、しょうゆ、食塩、香味油、チキンエキス、果糖ぶどう糖液糖、たん白加水分解物、発酵調味料、香辛料、乳化油脂、魚介エキス、酵母エキス)、かやく(キャベツ、人参、魚肉練り製品、コーン)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、乳化剤、炭酸Ca、香料、かんすい、甘味料(カンゾウ)、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カラメル色素、増粘多糖類、クチナシ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (96g) 当たり]
熱量 318kcal たんぱく質 8.4g 脂質 8.4g 炭水化物
(糖質/食物繊維)53.5g
(糖質50.9g/食物繊維2.6g)食塩相当量
(めん・かやく/スープ)5.6g
(めん・かやく2.5g/スープ3.1g)ビタミンB1 0.27mg ビタミンB2 0.31mg カルシウム 240mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、液体スープといった2つの調味料などが入っています!
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に液体スープは練り胡麻を含む若干トロッとした状態ですが、今回は冷たくしていただくタイプなので特にフタの上で温める必要はありません!
さらに麺は若干幅広な角刃仕様でノンフライ、しかも冷水で冷やしますから、ほどよい弾力と滑らかさ、そしてガシッとした強いコシを合わせ持った本格的な食感が楽しめそうです!
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます!
そして、具材には…
- キャベツ
- 人参
- 魚肉練り製品
- コーン
が入っています!
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:360ml)
その後しっかりと湯切りをして、冷水を入れて水を捨て(2回繰り返す)、さらに冷水を内側の線まで加えたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には湯戻りしたのと同時に冷水で締めたことによって強いコシが加わり、まだ別添されている液体スープを加える前の状態ではありますが、ポークをベースに魚介の旨味を利かせ、ほどよい酸味と練り胡麻の風味を合わせたことで後味の良さが際立ち、野菜を含む豊富な具材によって思ったより食べ応えがありつつも清涼感のあるさっぱりとした一杯…といった印象の出来上がりです。
そして、ここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…練り胡麻を含む若干トロッとしたスープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、特に練り胡麻の風味が強いわけでもなく、ポークや魚介の旨味をバランス良く溶け込ませたコクのある仕様といったところ!
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…リンガーハットの“長崎ちゃんぽん”らしく乳化感のある白濁とした豚骨スープに調理感のある油分が浮き、豊富に使用された国産野菜などが絶妙にマッチした最後まで飽きの来ない後味さっぱりとした仕上がりとなっているようです!
ただ、リンガーハットと言えばサラッとした豚骨スープということで若干単調と言えば単調ですから…実店舗にもラー油や“お酢”、胡椒や一味など様々な調味料・香辛料が置かれていますので、ラー油のようなピリッとした辛みなどで味を調整してみても良いでしょう!
食べてみた感想
一口食べてみると…通常の“長崎ちゃんぽん”なんですが、冷たく仕上げることで後味の良さ・清涼感などが際立ち、ポークや練り胡麻によってちょうど良いコクをプラス、もちろん豚骨ならではの臭みは一切なく、キリッとしたシャープな口当たりが絶妙にマッチしたことで万人受けするかのようなテイストとなっています!
ただ、冷たいスープというのが個人的にどうしても食べ慣れていないせいか…やはり熱々の方が良いような気がします!もしくは湯切りをした後、冷水を加えずに液体スープだけを絡めて汁なしタイプで味わった方が良いのでは?と思ってしまいます!ただ、冷水で締めた麺の食感は非常に良いですね!この強いコシは本格感もあって申し分ありません!
また、豚骨の旨味は当然脂っこさや“くどさ”といった感じは一切なく、リンガーハットらしくキレの良い口当たりが印象的で、冷たくしたことによって後味の良さが際立ち、最後まで全く飽きの来ない後味すっきりとした味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り若干幅広で角刃のノンフライ仕様で、もっちりとした弾力と冷水で冷やしたことでプリッとした強いコシを併せ持ち、麺量65gと思ったより少な目ではありますが…物足りなさといった感じは一切ありません!
そんな麺には、ポークをベースに魚介の旨味を利かせ、ほどよい酸味や練り胡麻の風味を合わせたひんやり冷たい豚骨スープがよく絡み、臭みのない豚骨や野菜の旨味、そして食欲そそる魚介の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほどよい酸味や野菜の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのキャベツが使用されていて、芯に近い部分など使用されている部位はまちまちですが、大きくカットされているせいかシャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
また、こちらのコーンは素材本来の甘みや旨味が感じられ、白濁とした豚骨スープにちょうど良い彩りとしてさり気なく添えられています!
さらにこちらの“かまぼこ”は、味付け自体は弱いものの、食感柔らかな仕上がりでリンガーハットの“長崎ちゃんぽん”には欠かせない具材のひとつとして魚介の旨味を引き立てているようです!
他にも細長くカットされた人参も使用されていて、こちらもじっくりと味わってみると素材本来の味わいがしっかりと感じられ、野菜を豊富に使用した“冷やしちゃんぽん”と相性の良い具材として華やかな彩りを演出しているように感じられます!
スープについて
スープは、乳化感のある白濁とした豚骨スープがベースとなっていて、リンガーハットらしい後味すっきりとしたキレの良さ、そして最後まで飽きの来ない軽やかなテイストに魚介の旨味が溶け込み、ほんのり香る酸味や練り胡麻の風味が印象的で、特に冷水で仕上げたことによって清涼感があって暑い日にもぴったりです!
ただ、冷たい豚骨スープってどうなんでしょう?個人的にどうも違和感を覚えるテイストで、やはり熱々でいただいた方が旨味が際立つ気がします!というのも冷たくすることでどうしてもライトな感じになってしまうため、もっと味も濃く旨味も強調していれば全体的にバランスが良かったのかもしれません!
また、リンガーハットの実店舗にはテーブル調味料としてラー油や胡椒、お酢や一味なんかも常備されているので、色々と味変してみると良いでしょう!そして、上記の通り冷たくすることで若干軽やかなテイストとなってしまうので、最後に加える冷水は少な目にしてスープを濃い目で味わった方がちょうど良いような気がします!(実店舗には他にも“特製うまみ塩たれ”なんかも常備されているくらいですから、カップ麺でもあっさり目に仕上げているのかもしれませんね。)
まとめ
今回「リンガーハットの冷やしちゃんぽん」を食べてみて、夏の限定メニュー“冷やしちゃんぽん”をカップ麺に再現した一杯には…臭みのないポークをベースに魚介の旨味を利かせ、ほんのりとした酸味や練り胡麻の風味を合わせたことで後味の良さが際立ち、そこに国産野菜に拘った各種具材やコシの強いノンフライ太麺などが相性良くマッチした暑い日にぴったり・清涼感溢れるフレーバーとなっていました!
ただ、どうしても冷たい豚骨スープというのが食べ慣れていないせいか…今ひとつ物足りなさを感じさせる仕上がりでしたので、スープをじっくりと味わうというよりも冷水で締めたコシの強い麺や各種具材をカップ麺で堪能するといった食べ方にシフトすると納得できるのではないでしょうか?
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