「汁なしラー油肉そば」を食べてみました。(2020年1月20日発売・東洋水産)
この商品は、お馴染み“マルちゃん”の和風丼カップ麺シリーズの新商品ということで、今回は鰹や昆布など出汁の旨味にラー油を利かせたピリ辛な汁なしタイプの“肉そば”が登場です!
それも…魚介系の出汁をベースに椎茸などの旨味も加えた“和風つゆ”にラー油を利かせたことによって甘辛く仕上げ、いわゆる“ぶっかけ”タイプの温かい麺でいただくがっつり系・汁なしの一杯、“汁なしラー油肉そば”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには“甘めのつゆ×ラー油のピリ辛仕立て”と記載されているように、魚介の旨味を利かせた汁なしならではの濃い目の“つゆ”にピリッとしたアクセントとなるラー油を加えたことで甘辛く仕上がったタレが風味の良い蕎麦に絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・かまぼこ・ねぎが使用されているようです!
そしてその特徴としては…なんと言っても鰹や昆布、椎茸の旨味を利かせたシンプルな“和風つゆ”ながらもじんわりと染み渡る美味しさとともに強めに利かせたラー油の辛みや味付豚肉の旨味がクセになる汁なしタイプの一杯とのことで、最近流行っているがっつり系の蕎麦といったテイストにも近しい味わいを想像させるわけですが、この辺りの仕上がりについては非常に気になるところ。。
他にも…麺は角刃仕様による歯切れの良いの太めの蕎麦が採用され、ほどよい弾力とコシの強さが心地よく、それによって魚介出汁にラー油を利かせた旨味・甘辛が融合した汁なしタイプの食べ応え抜群な“肉そば”が楽しめるというわけです!
まずしっかりと“そば粉”を練り込んだことによって蕎麦の風味が心地良く、そこに出汁を利かせた上にラー油のピリッとした辛さが加わった濃い目の甘辛い“和風つゆ”が想像以上にガツンと来る口当たりに仕上がり、風味・旨味・辛みがうまく融合したがっつりとした汁なしタイプの“肉そば”となっていました!
これは特に、魚介系の出汁をしっかりと利かせた“つゆ”にラー油を強めに合わせたパンチのある“肉そば”を汁なしで気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
汁なしラー油肉そば
今回ご紹介するカップ麺は、東洋水産の人気シリーズ“和風丼カップ麺”シリーズの新商品ということで、鰹や昆布など魚介の出汁をベースに染み渡る“和風つゆ”を表現し、そこに体温まるラー油を加えた“ぶっかけ”タイプのクセになる一杯、“汁なしラー油肉そば”となっています。
この“肉そば”と聞くと…やはり個人的には“港屋”の“冷やし肉そば”といったがっつり系の冷たい蕎麦をイメージさせるんですが、今回の一杯は温かい蕎麦で楽しむということで、この時期ぴったりなテイストにも感じられますね!パッケージの“ラー油”といった文字が目立っていることからも、その利かせ具合なんかも気になるところ。。
ちなみに、お馴染み“マルちゃん”の和風丼カップ麺シリーズと言えば…超ロングセラー商品“赤いきつねうどん”や“緑のたぬき天そば”を代表格に、これまでも以下のような商品が期間限定などで商品展開されていて、意外と様々なテイストが楽しめる東洋水産の人気シリーズのひとつですね!
- あつあつ牛すきうどん(2019年9月2日リニューアル発売)
- あつあつ豚汁うどん(2019年9月2日リニューアル発売)
- 冷しぶっかけたぬきそば(2019年7月1日発売)
- 橙のたまごうどん(2018年9月25日発売)
特に“冷しぶっかけたぬきそば”はついに湯切りタイプが登場!ということで大変話題となりましたから、今回の魚介出汁にラー油を合わせたガツンとした味わいが楽しめる汁なしタイプの一杯にも期待できそうです!
それでは、今回の“汁なしラー油肉そば”がどれほど魚介出汁を利かせた仕上がりとなっているのか?“和風つゆ”の仕上がりや“肉そば”らしい味付豚肉との兼ね合いはもちろん、なんと言っても風味豊かな蕎麦との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り407kcalとなっております。(塩分は2.9g)
カロリーは、汁なしカップ麺の割にやや低めな数値のようで、汁なしらしく濃い目の“和風つゆ”ではありますが…塩分はかなり低めとなっていますね!
ちなみに1食当たり95g、麺の量は69gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
“つゆ”には、“しょうゆ”や“水あめ”をはじめ…
- 香味油脂
- 魚介エキス
- こんぶエキス
- しいたけエキス
といった、鰹や昆布などの魚介出汁を利かせ、さらに“水あめ”やラー油を加えたことで厚みのある甘辛い“和風つゆ”に仕上がり、まさにがっつり系の汁なし肉そばが楽しめるパンチのある一杯といった味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…しっかりと“そば粉”やとろろ芋といった風味豊かな蕎麦らしい材料が確認できます!
JANコード 4901990365123 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、とろろ芋、卵白)、添付調味料(しょうゆ、水あめ、香味油脂、発酵調味料、魚介エキス、こんぶエキス、砂糖、しいたけエキス)、かやく(味付豚肉、かまぼこ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、リン酸塩(Na)、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、カラメル色素、酒精、レシチン、香辛料抽出物、パプリカ色素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、(一部に小麦・そば・卵・乳成分・ごま・大豆・豚肉・やまいもを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 407kcal たん白質 11.3g 脂質 18.5g 炭水化物 48.7g 食塩相当量 2.9g ビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.25mg カルシウム 152mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体つゆ、かやくといった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料など2パックとなっていて、特に左側の“液体つゆ”は“和風つゆ”らしくさらっとした状態ではありましたが、割と量も多いようでしたので、せっかくの温かい蕎麦を冷まさないためにも調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、麺は“太めのそば”と公式ページに記載されていたものの…ご覧の通り実際にはそこまで噛み応えのあるような太い仕様ではないようで、すすり心地の良さ、そして風味の良さが際立つ蕎麦ならではの美味しさが楽しめそうな油揚げ麺が採用されているようです!
さらに、しっかりと“そば殻”が含まれたことによって濃い目の色をしている点もクオリティの高さを感じさせますね!これがもっと本格的に太い仕様なら田舎蕎麦のようながっつりとした食べ応え・噛み応えなんかもあったような気もするんですが…。。その辺は甘辛い“和風つゆ”との兼ね合いに期待しましょう!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 味付豚肉
- かまぼこ
- ねぎ
が入っています。
※“かまぼこ”だけはすでに蕎麦の下に隠れていたようです。
“肉そば”の割に肉そのものが少ない気はしますが…お好みによっては豚肉を別途追加してがっつり感を際立たせてみましょう!!
また、一応調理方法を確認してみると…しっかりと湯切り口からお湯を捨てる行程が記載されていますから、いつものクセでそのまま液体つゆを入れないよう注意です!(それはそれで美味しそうな気もしますが。。笑)
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの蕎麦や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に風味の良い蕎麦は弾力あるコシや滑らかな食感が加わり、まだ液体つゆを加える前の状態ではありますが、ラー油を強めに利かせたガツンとした甘辛く食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“液体つゆ”を注いでいきます!
すると…割と量は多く、“和風つゆ”ということもあってさらっとした状態ではありますが、若干赤みを帯びた油分なんかも含まれていることから、魚介出汁に加え甘辛さを表現するラー油なんかもしっかりと利いていることが伝わってきます!
そして、“和風つゆ”はすぐに容器底へと沈んでいき、魚介出汁やラー油などの香りはそこまで強くはなく、割と幅広い層に好まれる一杯とも言えるかもしれません!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
すると…ご覧の通り“液体つゆ”は量も多い仕様となっているため、すんなりと風味豊かな蕎麦にも馴染んでいきます!
こうして“液体つゆ”が全体に馴染むと…濃い目の蕎麦に“和風つゆ”がしっかりと絡むことによってさらに色濃く仕上がり、見るからにガツンとした口当たりが伝わって来る“肉そば”となっていて、汁なしならではの濃い目の“和風つゆ”とコシの強い蕎麦との相性の良さなんかも期待通りといったところですが…やはり味付豚肉の量がかなり気になりますね。。
とは言え…湯戻ししたことによって幅広ではありますが、太めの蕎麦というのも納得の仕上がりで、蕎麦ならではの角刃仕様による歯切れの良さとコシの強さにラー油をしっかりと利かせた甘辛い“和風つゆ”が馴染んでいるようで、この存在感の強い甘辛い“つゆ”と蕎麦が今回のメインであり、物足りなさを払拭しているのかもしれません!
食べてみた感想
一口食べてみると…ちょっとこれは期待値以上ですね!ラー油が割と強めに利いていてガツンとした口当たりががっつり系蕎麦にふさわしい味わいに仕上がり、風味豊かな蕎麦と相性良く馴染んでいます!これは…豚肉を追加してがっつり感を際立たせたいところ。。
しかも鰹や昆布、椎茸といった素材の出汁・旨味もしっかりと活かされていて、このテイストはまさにがっつきたくなりますね!しかも非常に相性が良いのでラー油をさらに追加したくなります!
麺について
麺は、ご覧の通り蕎麦ならではの歯切れの良さに際立った仕上がりとなり、喉ごしの良さや滑らかな食感…というよりも強いコシが心地良く、しっかりと“そば粉”が練り込まれたことで、蕎麦ならではの風味なんかも楽しめちゃいます!
そんな蕎麦には、魚介出汁を利かせた上にラー油を強めに加えたことで、シンプルながらも甘辛くストレートに美味いと思わせる“和風つゆ”がよく絡み、一口ずつに素材本来の旨味を活かした味わいにピリッとしたアクセントが加わったガツンとした味わいが口いっぱいに広がっていき、魚介出汁やラー油ならではの風味がほんのりと後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、しっかりとした噛み応えのある仕上がりとなり、じっくりと噛んで味わってみると…量が少ない分味付けの方も濃い目に感じられ、この辺りに関しては“肉そば”らしさを感じさせますね!
そのため、甘辛い“和風つゆ”が絡んだ蕎麦と一緒に味わってみると、より一層“肉そば”らしいがっつり感が楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらの“かまぼこ”は、味付け自体は感じられないものの…今回の一杯に唯一彩りの良さを演出する具材のひとつとなっていて、見た目としてのアクセントが加えられているようです!
さらに、こちらの“ねぎ”は、こういった蕎麦には欠かせない具材のひとつとも言え、大小マチマチなサイズではありましたが、シャキシャキ感のあるちょうど良い薬味となったことで甘辛く仕上がった“和風つゆ”の味わいも引き立って感じられ、こちらも濃い目の蕎麦に映える彩りとしてさりげなく添えられています!
“つゆ”について
“つゆ”は、先ほどもお伝えした通り鰹や昆布、さらに椎茸などの出汁や旨味がうまく活かされた甘辛い味わいに仕上がり、そこにラー油が割と強めに加わったことによって、染み渡る味わいがガツンとしたテイストに様変わりし、しっかりとした食べ応えを感じさせる“肉そば”にふさわしいパンチのある口当たりが楽しめるかと思われます!
ちなみにこのラー油の利かせ具合は、割と強めではありますが…あくまでラー油ですので、そこまで強烈な辛さではありません。そのため、お好みによってはラー油をさらに追加してパンチのある口当たりをより際立たせてみても良いかもしれませんね!
そのため、食べ進めていくうちに自然と体も温まり、この季節にぴったりな汗を誘う辛さ・力強いテイストがクセになります!
ここにたっぷりの味付豚肉が入っていれば…と豚肉の量が悔やまれます。。
このように、今回の“汁なしラー油肉そば”は、鰹や昆布などの魚介出汁をベースにラー油を強めに利かせたことによって甘辛く濃い目の“和風つゆ”に仕上げ、“そば粉”を練り込んだ風味豊かな蕎麦とともにガツンとした口当たりが楽しめる満足度の高い汁なしの“肉そば”となっていたため、お好みによってはさらにラー油や唐辛子、余裕があれば豚肉なんかも追加してがっつり感を強調してみても良いでしょう!
まとめ
今回「汁なしラー油肉そば」を食べてみて、湯切りタイプで楽しむ“肉そば”は、魚介出汁・ラー油といったシンプルながらも旨味を活かしたキレのある甘辛い味わいが絶妙にマッチし、ガツンとした口当たりがたまらない…がっつり系の食べ応えを表現し、なんと言っても風味豊かでコシの強い蕎麦との相性なんかも非常に良い後味すっきりとした仕上がりとなっていました!
ただ、“和風つゆ”の仕上がりが良かっただけに、どうしても味付豚肉の量が少なかったのが気になるところでしたので、別途豚肉を加えてがっつり感を際立たせることによって、かなり臨場感溢れる本格的な味わいが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!