「沖縄の名店 そば処 根夢(ごん)監修」を食べてみました。(2019年11月25日発売・サンポー食品/ローソン限定)
この商品は、沖縄そばの人気有名店“根夢”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、“沖縄そば”らしい鰹出汁に豚の旨味を利かせたあっさりとした中にも染み渡る一杯が登場です!
それも鰹出汁をベースに豚の旨味がほどよいコクをプラスし、他にも昆布から出る良い出汁が美味しさを引き立て、割と軽やかなあっさり目に仕上がったスープとなり、“沖縄そば”ならではの旨味・味わいがストレートに楽しめる一杯…“沖縄の名店 そば処 根夢 監修”となっております。(税込248円)
ご覧の通り、パッケージには沖縄を思わせる黄色を基調にハイビスカスがあしらわれ、創業者である“比屋根 忠明”氏のあだ名“根(ごん)ちゃん”が由来だという“根夢(ごん)”といった店名が大きく配置されています!
また、その背景には…しっかりと鰹出汁や豚の旨味が利いた比較的あっさりとした味わいを思わせる薄めの色のスープといった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・紅しょうが・かまぼこが使用されているようです!
ちなみにこの商品は昨年も発売されていたようですが、その際は沖縄限定となっていて、今回は2009年10月に設立した「ローソン沖縄」が今年で10周年を迎えるということで、それを記念して今回全国発売となったようです!(内容は同じく再発売・ローソン限定商品)
※“ローソン沖縄”が沖縄の名店“根夢”とコラボした商品のため、情報はほとんど出回っておりません。
ご覧の通り、“沖縄そば”の特徴である“しっかり鰹だし”や“豚肉のコク”といった文字が記載されていて、染み渡るようなスープを想像させ、食欲もかき立てられていきます。。
一方こちらには、今回の特徴である“鰹出汁香るスープともっちりした麺が食欲をそそる至極の一杯”と記載されているように、スープに利かせた旨味・コクだけでなく、鰹出汁ならではの風味豊かな香りが表現されていて、麺ももっちりとした食感に仕上がり、“沖縄そば”のカップ麺としては“タテ型”でもなく“どんぶり型”でもない、“バケツ型”の食べ応え抜群な仕様となっています!
他にも特徴として…麺には厚みもあり幅広な弾力のある油揚げ麺が採用され、それによってじんわりと染み渡るように利いた鰹出汁やコク深さを引き立てる豚の旨味が溶け込んだ“沖縄そば”ならではのスープと絶妙にマッチし、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない旨味としっかりとした食べ応えが楽しめる一杯というわけです!
比較的あっさりとしたスープには、塩加減がちょうど良いキレのある口当たりに仕上がり、そのすぐ後からは豚の旨味によって鰹出汁が引き立ったコク深い美味しさが染み渡っていき、脂っこさや“くどさ”とは全く無縁な仕上がりとなっているため、最後までじっくりと出汁の旨味が楽しめる味わいとなっていました!
これは特に、“沖縄そば”が好みの方はもちろん、あっさりとした中にもしっかりと出汁の旨味を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
沖縄の名店 そば処 根夢 監修
今回ご紹介するカップ麺は、元々居酒屋だった沖縄の人気店“根夢(ごん)”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、鰹出汁と豚の旨味をバランス良く合わせ、シンプルながらも旨味が詰まった味わいを食べ応えのあるもっちりとした幅広な麺とともにしっかりとした食べ応えとして表現した一杯、“沖縄の名店 そば処 根夢 監修”となっています。
ちなみにここ“根夢”の創業は1990年、沖縄市安慶田に本店を置き、はじめは居酒屋として経営していたそうですが、そこで提供してた“沖縄そば”が話題を呼び、2010年10月に宜野湾(ぎのわん)市伊佐にて沖縄そば専門店“そば処 根夢 伊佐店”をオープンさせ、現在沖縄市と宜野湾市に店舗展開しているとのこと。
他にも、“第3回 沖縄そば王決定戦”にて“3代目そば王”に輝いた名店でもあり、人気・実力ともに兼ね備えた確かな味わいが人気の秘訣のようですね!これはカップ麺とは言え楽しみな一杯!!
また、こういった“沖縄そば”の名店としては…
- 御殿山 監修 琉球古来そば(2019年10月14日発売)
- しむじょう三枚肉そば(2019年7月30日発売)
- 沖縄そば専門店 浜屋監修 沖縄そば(2019年7月8日発売)
- 沖縄そばの名店 楚辺(2019年2月19日発売)
など様々な有名店がこれまでもカップ麺に登場していて、どれも鰹出汁が染み渡るあっさりとした中にもしっかりとした美味しさが楽しめる仕上がりとなっていたため、今回の一杯にも期待したいところ!!
それでは、今回の“沖縄の名店 そば処 根夢 監修”がどれほど鰹出汁と豚の旨味を利かせた仕上がりとなっているのか?あっさりとした中にも染み渡る飽きの来ないバランスの良さはもちろん、なんと言っても厚みのある幅広な食べ応え抜群な麺との相性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り485kcalとなっております。塩分は7.6g(めん・かやく2.0g / スープ5.6g)
カロリーは、比較的あっさりとしたテイストの味わいではありますが、割としっかりとした食べ応えを感じさせる高めの数値となっていて、塩分もまたかなり高めな数値のようです!
ちなみに1食当たり111g、麺の量は85gとのこと。
また、本商品にはカロリーの内訳は記載されていませんでしたが、麺が割としっかりと食べ応えのある仕上がりとなっていたため、“めん・かやく”に占める割合も高そうですが、想像以上にスープにもコクがあるようですので、思っている以上に高めな気もしますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや食塩をはじめ…
- しょうゆ
- 香辛料
- 魚介エキス
- かつお節粉末
- チキンエキス
- しいたけエキス
- 昆布粉末
- 植物油脂
といった、“沖縄そば(ソーキそば)”らしい後味すっきりと感じさせる鰹出汁に豚の旨味がコク深さをプラスし、さらに昆布やチキンなどの旨味が後押ししたことによって、あっさりとした中にもしっかりとした旨味が楽しめる味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…“ラード”といった材料が確認できるため、恐らくラードを使用した油で揚げているものと思われ、風味の良さなんかも引き立つ仕上がりに期待できそうです!
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、食塩、植物たん白))、スープ(ポークエキス、食塩、しょうゆ、香辛料、魚介エキス、かつお節粉末、ねぎ、チキンエキス、しいたけエキス、昆布粉末、植物油脂)、かやく(味付豚肉、紅しょうが、かまぼこ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、酸味料、カラメル色素、かんすい、紅麹色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1(一部に小麦・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 | 485kcal |
---|---|
たん白質 | 12.0g |
脂質 | 20.9g |
炭水化物 | 62.3g |
食塩相当量 | 7.6g めん・かやく: 2.0g スープ: 5.6g |
ビタミンB1 | 0.62mg |
ビタミンB2 | 0.63mg |
カルシウム | 206mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、かやく、紅しょうがといった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、スープは粉末タイプ、そして“沖縄そば”と相性の良い“紅しょうが”は生タイプ仕様のようですね!
また、麺はご覧の通りしっかりとした食べ応えを思わせる厚みのある幅広な麺が採用されていて、もっちり感と噛み応えのある強いコシに期待できそうです!
調理してみた
ではまず、かやくと粉末スープを入れてみます。
かやくには、
- 味付豚肉
- 紅しょうが
- かまぼこ
が入っています。
ちなみにこの時点では、まだ魚介系の風味などは感じらないようです!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:500ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸い、先ほどまでの具材や麺がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はもっちり感に際立ったしっかりとした食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染み、最後に“紅しょうが”を添えて完成です!
また、スープからは鰹出汁ならではの食欲そそる風味がほんのりと香り立ち、豚の旨味との相性の良さを思わせるほどよいコクがまさに伝わってくるようです!
そしてなんと言ってもこの鰹出汁と豚の旨味、そして紅生姜や太く幅広な麺などが絶妙なバランスとなって合わさったことによって、澄んだスープに表現された物足りなさを感じさせないメリハリ付いた美味しさと、しっかりとした食べ応えが楽しめる一杯となっています!
さらに、思ったよりも多めに使用されている“かまぼこ”、そして“ねぎ”や紅生姜による配色のコントラストの強さによって沖縄らしい華やかさが演出されているようにも感じられ、同時に“沖縄そば”を思わせる彩りの良い仕上がりが見た目からも楽しめるようで、個人的にもこういった旨味・出汁を利かせた“沖縄そば”の味わいは意外と好みですので、仕上がりの味わいの方も非常に気になるところ。。
お好みによっては追加用の紅生姜を予め用意しておいても良いかもしれません!
食べてみた感想
一口食べてみると…あっさりとしたスープにはすっきりとしたキレの良い口当たりが表現され、そのすぐ後からは鰹出汁を利かせた上に豚の旨味によってコク深く引き立てられた味わいがじんわりと染み渡っていき、ほんのり香る鰹出汁の風味が品の良さを感じさせますね!
そしてその一瞬あっさりと感じさせるスープには鰹出汁をはじめ昆布など魚介の旨味も利いているんですが、そこまで強烈に利いているというわけではなく、豚の旨味に鶏も加わった非常にバランスの良いコクが物足りなさを感じさせることもないため、飲み飽きることのない“沖縄そば”特有の出汁の利かせ方が好印象といったところ!
さらに風味も決して強くはなく、こちらもまたふんわりと鰹出汁が優しく香ることで、後味も非常に心地良く、太く食べ応えのある麺にも負けじと良い味・風味に仕上がっています!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みのある幅広な麺となっていて、見るからにもっちりとした弾力のある食感がしっかりとした食べ応えを感じさせ、ほどよいコシなんかもあるため変にモチモチ感だけが際立っているわけではなく、ずしっとした重みのあるすすり心地の良い仕様となっています!
そんな太麺には、鰹出汁を利かせた後味すっきりとしたコク深いスープがよく絡み、一口ずつに豚の旨味によってコク深さが引き立ったキレの良い“沖縄そば”らしい味わいが口いっぱいに広がっていき、鰹出汁の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、少し小さめにカットされていたものの…じっくりと味わってみると割としっかりとした旨味が表現されていたため、食べはじめはスープ底に沈めておき、柔らかくなるまで旨味をスープに滲み出してもらうと良いでしょう!
また、こちらの“かまぼこ”は、味付け自体はかんじられなかったものの、使用されている数は非常に多く、“沖縄そば”らしい華やかさを演出する彩りの良い具材としてスープ表面に散りばめられています!
さらに、こちらの“ねぎ”は…そこまで小さくカットされているわけではなく、シャキシャキ感が若干感じられる程度となっていて、ちょうど良い薬味にもなったことで、今回の鰹出汁を利かせたスープをより一層引き立てるぴったりな具材となっています!
さらにこちらの紅生姜は、素材本来の味わいやアクセントとなるキリッとした味に締まりを加えることによって出汁の利いたスープにほどよいメリハリが付き、最後まで全く飽きさせません!
そのため、この相性の良い紅生姜が好みの方は追加用を予め用意しておき、さらに加えて楽しんでみると良いでしょう!
そして、これら具材を太麺とともに絡めて出汁の利いたスープと一緒に味わってみると…実に様々な旨味やアクセント、食感が加わり、より一層旨味溢れる“沖縄そば”の味わいが引き立って楽しむことができるでしょう!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鰹出汁を利かせた塩ベースに昆布など魚介の旨味を利かせ、さらに豚の旨味がほどよいコクを加えたことによって、ご覧の通り若干透明感のあるあっさりとしたスープに物足りなさを感じさせない体に染み渡るような美味しさが溶け込み、さらっとした仕上がりの割にしっかりと旨味が楽しめるバランスの良いスープとなっています!
そして、魚介出汁と豚の旨味はどちらかに突出しているというわけでもなく、互いに旨味を引き立て合う丁寧な処理を思わせる品の良い仕上がりとなり、そこにふんわりと香る鰹出汁の風味が心地良く感じらるでしょう!
このように“沖縄の名店 そば処 根夢 監修”は、シャープな口当たりが印象的なあっさりとした塩ベースのスープにたっぷりと旨味が凝縮され、シンプルながらもストレートに素材本来の美味しさが楽しめる最後まで飽きることのないしっかりとした味わいとなっていました!
また、強いて言うなら…という点も特に見当たらなく、あっさり感と満足度の高い上品な素材の旨味の利かせ具合は非上に絶妙といったところで、濁りのない塩味だからこそ素材の旨味が活きてくるのでしょうね!これはかなり幅広い層に好まれる味わいと言えるのではないでしょうか?
このように、今回の“沖縄の名店 そば処 根夢 監修”は、鰹出汁を丁寧に利かせたことで、豚の旨味が鰹の美味しさをコク深く引き立て、あっさり感のあるさらっとしたスープには、じんわりと染み渡るような質の高い旨味がさりげなく溶け込み、風味豊かな鰹出汁の香りが優しく漂うことで、最後まで飽きの来ない完成度の高い仕上がりとなっていたため、お好みによっては紅生姜をさらに追加したり、唐辛子辺りの香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「沖縄の名店 そば処 根夢 監修」を食べてみて、“沖縄そば”らしい鰹出汁と豚の旨味がうまく交差するかのように繊細な旨味としてコク深い味わいを表現し、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない旨味溢れる香り立つ仕上がりが食べ応えのある太い幅広な麺とともにしっかりとした食べ応えを感じさせるクオリティの高い一杯となっていました!
やはりこういったあっさりとしたスープの中にしっかりと旨味を表現し、アクセントに紅生姜を加えた“沖縄そば”らしいメリハリ付いた味わいは飽きが来ることもなく美味しいですね!そのため、塩ベースの出汁を利かせた味わいが好みの方にはかなりハマるテイストと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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