日清食品

「すみれ」監修カップ麺 “セブンプレミアムゴールド 札幌濃厚みそ” スープを強化した本格的な一杯

すみれ 札幌濃厚味噌
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すみれ 札幌濃厚味噌」を食べてみました。(2024年8月13日リニューアル発売・日清食品

この商品は、札幌市・中の島に本店を置く全国区の人気を誇る名店“すみれ”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、ポークをベースに濃いめの“かえし(味噌ダレ)”やコク深さを引き立てるラードをたっぷりと使用し、喉越し抜群・“すみれ”らしい濃厚で香ばしい味噌スープに仕立て上げ、そこにノンフライ仕様のもっちりとした太縮れ麺が絡む食べ応え抜群な一杯、“すみれ 札幌濃厚味噌”となっております。(値段:税別328円)

ご覧の通りパッケージには、“すみれの製法が生み出す味を追求”、“「ラード強直火炒め」”と記載され、札幌ラーメンの“村中系”や“純すみ系”といったルーツとなるコク深く濃厚でありながらも香辛料や香味野菜をうまく活かしたことで最後まで飽きの来ないこってり系のテイストが特徴的で、表面に浮かぶ焼いたラードの層が熱々のスープを閉じ込めていますから、カップ麺ながらも臨場感溢れる仕上がりに期待できそうです!

一方、こちらには“肉ミンチ増量”と記載され、その背景にはポークなど動物系の旨味をベースに香味野菜や山椒などの香辛料をバランス良く利かせた札幌ラーメンらしい濃厚ながらも飽きの来ないスパイス感がクセになる仕上がりイメージなんかも掲載されており、これを見る限り具材には…味付肉そぼろ・味付メンマ・ねぎ・フライドオニオンが使用されているようです!(今回のリニューアル点としては炒めた味噌の香ばしさとラード感もアップしています。)

他にも特徴として…麺は札幌ラーメンならではの黄色みがかった“卵麺”をイメージさせるノンフライ仕様の“ちぢれ麺”が採用され、もっちりとした弾力とほどよいコシと兼ね備えたプリシコな食感をうまく再現し、それによってポークをベースに香味野菜や香辛料、ラードの油分や香ばしさなどをバランス良く合わせた濃厚な味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

濃厚感を際立たせる豚骨や味噌がベースとなったことでスープにはコク深い“すみれ”ならではの味わいが再現され、そこに生姜や“にんにく”がさり気なく利いたことによってメリハリをプラス、さらにラードの層が熱々のスープを閉じ込め、山椒や唐辛子などの香辛料を合わせたことでピリッとしたスパイス感がクセになる…濃厚・こってりながらも最後まで飽きの来ない満足度の高い一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年8月13日に日清食品株式会社からリニューアル発売された「すみれ 札幌濃厚味噌」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

すみれ 札幌濃厚味噌

今回ご紹介するカップ麺は、全国区に人気・知名度を広める札幌の名店“すみれ”の看板メニュー“味噌”の味わいを再現したもので、臭みのないポークの旨味をベースに相性抜群な“にんにく”や生姜などの香味野菜、“かえし(味噌ダレ)”や各種香辛料などをしっかりと利かせた濃厚な味噌スープに仕立て上げ、そこに焼いたラードの旨味・香ばしさ、各種香辛料が食欲そそるコク深くもちょうど良いメリハリによって最後まで飽きの来ない一杯、“すみれ 札幌濃厚味噌”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入

ちなみにここ“すみれ”の創業は1964(昭和39年)8月、元々“村中 明子”氏によって札幌・中の島にラーメン屋をオープンさせたのがはじまり。その後、瞬く間に人気店となり順調でしたが、1982年(昭和57年)に店主の脚の痛みを理由に突然店を閉店するも…翌年の1983年(昭和58年)に店を復活させ、その時期から当初“純連”と書いて“すみれ”と読む店舗名もそのまま“じゅんれん”に変更し、長男の“村中 教愛(のりよし)”氏に店を譲ることになります。

そして、現在の“すみれ”は…“純連”で修行を積んだ三男の“村中 伸宜(のぶよし)”氏が1989年(平成元年)に創業したラーメン店であり、要は“純連”の2代目店主と“すみれ”の店主は兄弟ということです。もちろん味の方向性は似ているようでそれぞれのラーメンの特長は異なります。この辺りによって“村中系”・“純すみ系”と呼ばれる由縁で、食べ比べてみるとそれぞれの良さがあり、甲乙付けがたい魅力があるので、ぜひ味わってほしいですね!

また、この“すみれ 札幌濃厚味噌”は以下の通りリニューアルを繰り返しています!
※2012年11月より“セブンプレミアム ゴールド”から発売

  • 日清名店仕込み 札幌すみれ みそ(2000年4月18日発売)
  • 日清名店仕込み 札幌すみれ みそ(2000年8月22日発売)
  • 日清名店仕込み すみれ みそ(2002年2月5日発売)
  • 日清名店仕込み すみれ 札幌濃厚味噌(2005年11月8日発売)
  • 日清名店仕込み すみれ 札幌濃厚味噌(2008年8月18日発売)
  • すみれ 札幌濃厚味噌(2010年9月22日発売)
  • すみれ 札幌濃厚味噌(2012年11月13日発売)
  • すみれ 札幌濃厚味噌(2021年2月8日発売)

他にも、札幌の名店“すみれ”の実店舗について詳しくは下記の記事もぜひご覧ください!

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それでは、今回の“すみれ 札幌濃厚味噌”がどれほど豚骨ベースの濃厚な味噌スープに仕上がっているのか?食欲そそる“にんにく”や生姜、さらにピリッとした辛みを加える山椒や唐辛子との兼ね合いはもちろん、札幌ラーメンならではのプリッとしたコシの強い食感が再現された“卵麺”を彷彿とさせる中太縮れ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り579kcal(めん・かやく376kcal / スープ203kcal)となっております。(塩分は8.1g)

カロリーは、“どんぶり型”・豚骨の旨味を利かせた濃厚な味噌スープの割に強烈に高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり145g、麺の量は80gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと203kcalとかなり高い数値を占め、やはり豚骨の旨味を利かせた濃厚な味噌スープがベースとなっていることから札幌ラーメンならではのコク深くこってりとした中にも香辛料などを利かせたメリハリのあるスパイシーな仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、“みそ”や豚脂をはじめ…

  • ポークエキス
  • 植物油脂
  • 香味油
  • 香辛料
  • オニオン調味油
  • しょうゆ
  • チキンエキス
  • オニオンパウダー
  • みそ調味油
  • 乳化油脂
  • 食塩
  • 香味調味料
  • 粉末みそ

といった、臭みのないポークの旨味を利かせた濃厚な味噌スープに仕上げ、そこに生姜や“にんにく”といった香味野菜の旨味が深みを際立たせ、さらに山椒や唐辛子などの香辛料が後引く旨味・スパイス感のあるメリハリを引き立てる本格的な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関東工場(茨城県)

JANコード4902105280881
原材料名

めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、チキン調味料、大豆植物繊維)、スープ(みそ、豚脂、ポークエキス、植物油脂、糖類、香味油、香辛料、オニオン調味油、ごま、しょうゆ、小麦粉、チキンエキス、酵母エキス、オニオンパウダー、みそ調味油、乳化油脂、食塩、香味調味料、粉末みそ)、かやく(味付肉そぼろ、味付メンマ、ねぎ、フライドオニオン)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、かんすい、カラメル色素、香料、リン酸Ca、セルロース、乳化剤、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (145g) 当たり]
熱量579kcal
めん・かやく 376kcal
スープ 203kcal
たん白質14.8g
脂質25.8g
炭水化物74.7g
糖質:69.2g
食物繊維:5.5g
食塩相当量8.1g
めん・かやく: 3.1g
スープ: 5.0g
ビタミンB10.38mg
ビタミンB20.45mg
カルシウム183mg

開封してみた

そして、フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、液体スープ、粉末スープといった3つの調味料などが入っています!

そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープにはポークの旨味エキス・脂、味噌ダレをたっぷりと含む若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!

また、麺はご覧の通り札幌ラーメンを彷彿とさせる黄色みがかった“ちぢれ麺”で、湯戻しする以前からすでにもっちりとした弾力やしっかりとしたコシを併せ持ち、見るからに再現性の高い食べ応え抜群なノンフライ仕様となっているようです!

調理してみた

ではまず、先ほどの“かやく”を加えていきます。

そして、“かやく”には…

  • 味付肉そぼろ
  • 味付メンマ
  • ねぎ
  • フライドオニオン

が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの中太縮れ麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている液体スープや粉末スープを加える前の状態ではありますが…こってり感と後味すっきりとしたキレ、そしてスパイシーさがバランス良く融合された名店“すみれ”ならではの臨場感溢れる濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに粉末スープを加えていきます!
すると…香辛料などを含む多めの粉末がたっぷりと入っていますので、余すことなく加えていきましょう!ただ、粉末仕様ということもあってそこまで特徴的な風味などは感じられません!

続いて液体スープも加えていきいます!
こちらは…ポークの旨味エキスと思われるサラッとした脂・油分が出てきた後に、トロッとした味噌ダレがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!とは言え…粘度があるわけではありませんので、全体の馴染みは思いのほか良さそうです!

では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…濃厚・こってりな割にそこまでドロッとした感じはありませんが…豚骨の旨味がラードとともにコク深さ・濃厚感を引き立たせたことで厚みのあるテイストに仕上がり、なんと言ってもスープ表面に浮かぶ上質な脂・油分が本格感を際立たせ、食欲そそる香味野菜やスパイスが絶妙にマッチしたことによって後引く旨味・辛さがバランス良く融合した完成度の高い仕上がりとなっています!

食べてみた感想・レビュー

一口食べてみると…豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚な味わいにキリッとした“味噌ダレ”がちょうど良いメリハリとなって名店ならではの味わいを再現、そこに香味野菜が食欲を掻き立て、濃厚感を調和させる山椒や唐辛子による香辛料が加わったことによって最後まで飽きが来ません!

そのため、名店“すみれ”らしいこってり感が再現されているにも関わらず脂っこさといった感じは一切なく、キリッとした口当たりやスパイシーな後味が絶妙にマッチし、カップ麺ながらも本格感のある味わいが印象的で、なんと言ってもスープ表面に浮かぶラードの層が熱々のスープを閉じ込めているようです!

ただ、使用されているラードは決して脂っこさや“くどさ”といった感じはなく、炒めた味噌の香ばしさとラード感が本格感を引き立て、濃厚ながらもキレの良さや香味野菜が利いたことで、ついついスープが止まらなくなってしまいます!これは数あるカップ麺の中でもトップレベルの一杯と言って良いでしょう!

麺について

麺は、ご覧の通り中太・丸刃の“ちぢれ”を付けた“卵麺”を彷彿とさせるノンフライ仕様で、ちょうど良いもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、豚骨の旨味を利かせた濃厚な味噌スープにも負けじとしっかりとした食感・食べ応えを感じさせる仕上がりとなっています!…ただ、コシに関してはまだ改良できるような気はしますね!調理時間5分だと柔らかすぎます!

そんな麺には…臭みのない豚骨の旨味をベースに食欲そそる“にんにく”や生姜、さらに山椒や唐辛子によるスパイシーかつ後引くアクセントを加えた濃厚な味噌スープがよく絡み、深み・コクのある味わいが口いっぱいに広がっていき、山椒や唐辛子によるスパイス感のある風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、増量された“味付肉そぼろ”が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる美味しい仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太縮れ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

また、こちらのメンマは、ほどよいサイズで使用されている数もやや多めで、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の濃厚な味噌スープとの相性も抜群です!

さらに、こちらのフライドオニオンは割と小さめにカットされていたものの…ふんわりと柔らかな食感の中にも時折感じるシャキシャキ感が心地良く、じっくりと味わってみると素材本来の旨味や甘みなんかもしっかりと感じられ、それによって今回の濃厚な味わいを引き立て、食感としてもちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にもこちらの“ねぎ”が使用されており、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の濃厚な味噌スープをより一層引き立て、さらに後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、臭みのない豚骨の旨味をベースに濃いめの“かえし(味噌ダレ)”、“にんにく”や生姜などの香味野菜をバランス良く合わせ、焼いたラードの旨味や香ばしさが絶妙にマッチした濃厚ながらも後味すっきりとした仕上がりとなっていて、山椒などのスパイスによる後引くアクセントが相性良く馴染み、最後まで飽きることもありません!

しかも“すみれ”には欠かせない焼いたラードによる油の層が表面に浮いたことでスープは想像以上に熱々で、お店さながらのこってり感があるものの…決してギトギト感があるわけでもなく、香味野菜や香辛料によってうまく調和されたことでメリハリの付いた喉越しの良い仕上がりとなっていたため、お好みによっては相性の良い“おろしにんにく”や唐辛子などをちょい足ししてみても良いでしょう!

また、食べ進めていくに連れて増量された“味付肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出し、それによって旨味・コク深さが際立っていき、他にも山椒・唐辛子によるピリッとしたスパイシーなアクセントが後味すっきりと感じさせるキレの良さを引き立て、さり気なくスープに味の締まりと食欲そそる風味をプラスしているようで、この“こってり感”と後味の良さが融合した絶妙なバランスが“すみれ”の醍醐味でもあり、ついつい止まらなくなります!(味が濃いので恐らく“ご飯”との相性も抜群です。)

まとめ

今回「すみれ 札幌濃厚味噌」を食べてみて、札幌・中の島に本店を置く超人気店“すみれ”の看板メニュー“味噌”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯は…豚骨をベースに相性抜群な香味野菜を加えた札幌の王道とも言える“村中系”・“純すみ系”ならではの濃厚な味噌スープに仕上げ、唐辛子や山椒を加えたことでこってり感をうまく調和し、そこに札幌ラーメンならではの黄色みを帯びた“ちぢれ麺”が絡むことによって最後まで飽きの来ない上質な一杯となっていました!

また、今回のリニューアルで“味付肉そぼろ”の増量、そしてスープの旨味を改良したことによって本格感のある味が気軽に味わえる十分すぎるほどのテイストで、香味野菜や香辛料とのバランスが特に秀逸だったため、想像以上に臨場感溢れる“すみれ”らしさがボリューム感たっぷりと楽しめるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
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