何気に見ていたTV番組「ジョブチューン」に、ラーメン評論家10人が選んだ本当に美味しい有名店コラボカップ麺というコーナーがやっていました。
たまたま見ていた私でしたが、意外とこの内容が面白かったのでまとめてみたいと思います。
このカップ麺ベスト10は、もちろん全国すべてのラーメン店がカップ麺を発売しているわけではないので多少の偏りはあるものの、ちょっとした指標というか…目安になるのではないでしょうか?
それも、ラーメン評論家10人の方が1位5点〜5位1点という採点方法で評価しているからであって、ラーメンの味以外に再現性なども考慮しているからです。
では、私の個人的主観も交えてこのベスト10をご紹介していきたいと思います。
ちなみに、当ブログのカップ麺人気ランキングについては、ぜひこちらの記事もご覧ください。
ラーメン評論家による有名店カップ麺ベスト10
ちなみに、スタジオにはベスト20位までにランクインしたカップ麺が登場しています。
その中からベスト10位を順に発表されていました。
では、10位からご紹介します。
第10位 明星 大砲ラーメン 昔ラーメン
福岡県久留米市に店舗を構える、福岡佐賀版のミシュランガイドにも掲載されたという人気店だそうです。
スープは、創業当時から継ぎ足しで作られているという豚骨スープで、評論家曰く…「ハードでがっしりした細麺、あれがきちんと再現出来ている」ということもあり、こってりとした博多ラーメンが食べたくなる一杯でしょう。
カップ麺のレビューについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
また、札幌には「櫻島」という毎日行列ができる人気のとんこつラーメンのお店がありますが、今回のテレビを見ていてたまには「とんこつ」が食べたくなりました。
第9位 龍上海 赤湯からみそラーメン
本店は山形県というこの龍上海は、約100店舗から選ばれるという東北ラーメンランキングで1位を獲得したという有名店です。
にぼしが効いたあかみそラーメンは札幌ラーメンにも似た印象で、麺も特徴ある平麺のようなちぢれ麺でした。やっぱり濃厚スープにはちぢれ麺が合いますね!見た目も美味しそうでした。
そして、ラーメンには「からみそ」の固まりが乗っているので、それを少しずつ溶かしながら食べ進めるという他の店舗にはない特徴もあり、食べたことはありませんが恐らく私好みなラーメンな感じがしました。
こちらも評論家の方には、「辛味噌の再現度がお店そのもの」という高評価なことからカップ麺自体の評価も高かったようでした。
ちなみに、2018年7月30日にセブンプレミアム“銘店紀行”シリーズから新たに発売されています!
第8位 明星食品 博多だるま
福岡を中心に10店舗以上展開をしている人気店です。
テレビを見ている限り、スープの油の感じはこってりしていて非常に美味しそうです!
しかし、こってりしているにも関わらず、あっさりとしている豚骨スープは、10位の大砲ラーメンと同じく見ていて食べたくなってしまいます。。
こちらも評価としては、「とんこつ臭さがありながらもこってりし過ぎずあっさりし過ぎす絶妙なあんばい」というやはりこちらも再現性を高く評価している様子でした。
第7位 もちもちの木
埼玉に最初の店舗をオープンさせて、全国に9店舗を展開する人気店「もちもちの木」です。
人気のメニューは「中華そば」です。醤油ベースのスープともちもちのストレート麺は昔ながらといった印象の一杯で、通常のメンマよりも細い穂先メンマが特徴のようでした。
そして、カップ麺の評価としては、「穂先メンマをカップ麺に入れてしまう」点から、「食感があって美味しいメンマ」ということでシンプルなラーメンにもひとつ特徴があり、それがよく再現されているという点が高評価だったようです。
私も最近、メンマの旨味がよくわかりますので、ちょっと気になるカップ麺です。
第6位 一風堂 赤丸新味 博多とんこつ
この放送を見て知ったんですが…全国105店舗もあったんですねー!驚きました。
しかし、私が札幌で食べた時の個人的な意見ですが…あまり口に合わないといった印象で、やはりこの辺りは地域差というか慣れ親しんだ味の差が出ますね。
とんこつ好きな方にはたまらないのかもしれませんが、濃厚味噌スープにコシの強いちぢれ麺が良く合う札幌ラーメン好きにはちょっと違和感を感じてしまうかもしれません。(というか、とんこつは普通に好きですがここはまた少し違う気がするのは私だけでしょうか。。?)
実際に食べてみましたので、こちらの記事も参考にしてみてください。
評論家の方の意見としては、「黒香油が入ることによって、より一風堂の良さが出せてる」ということでした。セブンプレミアム10周年を記念して発売された「一風堂 とんこつまぜそば」も気になりますね!
第5位 中華蕎麦とみ田
2006年、千葉県にオープンした「とみ田」は2〜3時間の待ちは当たり前というから超が付くほどの人気店と言って良いでしょう。
一番人気だという中華そばは、昔ながらの…という一杯ではなく、動物系のスープと魚介系のスープをダブルでダシを取っているという濃厚なスープが特徴のラーメンです。
そんな「とみ田」のカップ麺は評論家も、「今、売ってるカップ麺の中で一番うまい麺だと思う」とかなりの高評価でした!もちろんスープの方も香りが評価が高かったようで上位にランクインしていました。
第4位 山頭火 旭川とんこつ塩
全国に21店舗を構える、旭川ラーメン「山頭火」です。
こう見ると、ランクインしているカップ麺は、けっこうとんこつ系が多いですね。
札幌の豚骨ベースの味噌といえばすぐに思いつくんですが、札幌以外のとんこつではやはり味噌ではないですよね?
あっさりした中にも少しクセのある旨味が人気の秘訣というか…んー、全国的にも人気なんですかね?今回は評論家の方がランキングしているのでまた別の話ですが。。
また、スープを作る工程についても一手間かけ、コクのある臭みの無い豚骨スープを作り出しているとのことでした。
評論家の方も、豚骨の臭みが全くない!と評価も高く、中には「塩の中で最高にうまいと思っています」という方もいらっしゃいました。
こちらのレビューに関しては、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
第3位 六角家
横浜に本店をかまえる「六角家」が3位にランクインです。もちろん私は食べたことがありませんが、海苔とほうれん草がトッピングされた…よく言う横浜の家系ラーメンです。
6時間ごとに豚骨を入れ替えるという醤油ベースのスープに、中太のストレートに近いちぢれ麺が特徴の一杯です。
札幌にも家系のラーメンが食べられる店舗もありますね。
こちらの評論家の方の意見としては、「ひょっとしたら店をこえたんじゃないか」という高い評価でした。ちょっと気になります。。
第2位 すみれ 札幌濃厚味噌
ランキングが始まってからすでに期待はしてましたが、私も大好きな「すみれ」がここで登場しました!
ここは先ほども言った濃厚なスープにちぢれ麺が良く合う「札幌ラーメン」好きには間違いのないラーメンです。
インタビューに答えたすみれの中村社長は…「実は、味噌を焼いている」と答え、味噌をラードで焼くことで香りが引き立つということを公開していました!
ここは間違いなく美味しいですからね!札幌にはすみれで修行して独立されたラーメン店が数多く存在します。
そして、気になるカップ麺の評価も「ラードの層が出来てしょうがニンニクの香味野菜のパンチ」「こんな刺激的なカップラーメンはない」とかなりの高評価でした。
第1位 蒙古タンメン
そして気になる1位ですが…実は私もこれがランクインしているはず!と思っていた蒙古タンメンでした!
これは辛いもの好きにはたまらない一杯で、カップ麺の方が美味しいんじゃないか?とネットでも良く目にしていましたので、本当に嬉しいですね!
特に「北極ラーメン」は辛い中にもクセになる一杯で去年はかなり食べました。
カップ麺の評価に関しても「お店の方がカップ麺を真似してるんじゃないのって言うくらい」というほどの再現性で高評価でした。
スタジオでも実際の蒙古タンメンとカップ麺を食べ比べていましたが、非常に似ているとのことでした。
札幌にもぜひ出来てほしいですね!!
ラーメン評論家による有名店カップ麺ベスト10まとめ
冒頭でもご説明した通り、スタジオにはベスト20位までにランクインしたカップ麺が登場していて、中には個人的な大本命とも言える「彩未」や「空」もありましたが、今回のような結果となりました。
しかし、これはあくまでカップ麺の美味しさ(再現性など)をラーメン評論家10名の方が考慮したランキングであって、本来のラーメン店のランキングとは多少異なる部分もあります。※確かに「空」の再現性はかなり低かったですからね。。ちょっと残念な感じもします。
個人的には、札幌ラーメン推しなところもあるので「すみれ」が上位にランクインしていたことは嬉しかったですね!
しかも私は辛党でもあるので、蒙古タンメンも大きく頷ける結果でした!
札幌には蒙古タンメンがないので、再現性が高い・店舗よりも美味しい…と評判の蒙古タンメンのカップ麺に本来の味を頼るしかありませんので。。嬉しいです。(また北極発売されないかな…?)
ということで、今後も美味しいカップ麺が出てくるのを楽しみしてレビューしていきたいと思います!
最後に…今週のお題「冬の寒さ対策」とありましたが、やはりラーメンじゃないでしょうか?もちろん、夏も食べますが。。