“うえんで”監修のカップ麺、「マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺」を食べてみました。(2023年1月23日発売・東洋水産)
この商品は、“大盛な麺”・“濃い系スープ”・“がっつり具材”でお馴染み“マジ盛(マジモリ)”シリーズの新商品ということで、今回は下記の通り“楽天”の協力のもとに開催された“Ramenグランプリ2022-2023”の「スープ飲み干したくなる部門」にて見事優勝に輝いた福島の名店“うえんで 喜多方店”がエントリーした人気メニュー“帆立香る淡麗鶏塩らぁ麺(喜多方店 朝限定)”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現、じんわりと染み渡る帆立の出汁と鶏の旨味・コクをバランス良く合わせたあっさり系の塩スープに仕立て上げ、硬めで角刃の極細麺が絶妙にマッチした朝ラーメンにもぴったりな一杯が登場です!
そして、以下の4部門それぞれに優勝したエントリー作品がこれからどしどしカップ麺化されるということで今回はその第1弾が登場のようですね!ちなみに今回商品化された福島の人気店“うえんで”は本店では創業当時の味わいを守り続け、山鹿店・喜多方店に関しては進化系の“醤油らぁ麺”を提供しているとのことで、今回のようなひと味違ったテイストなんかも提供しているようですね!
- スープ飲み干したくなる部門(マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺)
- 白飯欲しくなる部門(でかまる 豚骨醤油ラーメン 焦がしにんにく風味)
- 旨辛でやみつきになる部門(マジ盛 豆乳担々麺)
- これでもかと絡めたくなる部門(でかまる 辛麻辣海老ニンニク味マゼソバ)
当企画は、”あなたのいいねがカップ麺になる”をコンセプトに、「楽天グループ株式会社」のご協力のもと、ラーメン店を主とした全国の飲食店に参加を募り、ユーザーの投票によって店・味が選ばれる、ユーザー参加型企画です。「スープ飲み干したくなる部門」「旨辛でやみつきになる部門」「白飯欲しくなる部門」「これでもかと絡めたくなる部門」の4部門にて実施しました。
引用元:「マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺」新発売のお知らせ | 東洋水産株式会社
それも…帆立の出汁と鶏の旨味・コクをバランス良く合わせたあっさりとした塩味のスープに具材として使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出すことでキレとコクのある風味豊かな塩ラーメンを表現、まさに“スープ飲み干したくなる部門”らしく福島の名店“うえんで”の3代目店主“佐藤 和幸”氏監修によって幅広い層に好まれる帆立の香り豊かな塩ラーメンが気軽に楽しめるあっさりとした一杯、“マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺”となっております。(値段:税別245円)
ご覧の通りパッケージには、淡麗系のあっさりとした味わいをイメージさせる薄い黄色を基調に“マジ盛(マジモリ)”、“帆立香る鶏塩らぁ麺”といったシリーズ名や今回の商品名が大きく掲載され、素材の旨味を存分に活かした深みのあるテイストながらも後味すっきりとしたことでシンプルながらも最後まで飽きの来ないテイストをうまくカップ麺に再現し、なんと言っても帆立×鶏のWスープによる物足りなさを感じさせない仕上がりに期待できそうです!
また、こちら容器側面には“Ramenグランプリ2022-2023”、“スープ飲み干したくなる部門優勝”など…店舗名や商品名だけでなく“楽天”による企画で優勝に輝いたことによってカップ麺化されたことが簡単に掲載されているように、今回の一杯は“帆立香る鶏塩らぁ麺”といった商品名ですが、元を辿れば1972年(昭和47年)に創業した老舗店の進化系とも言うべき安定感のあるテイストで、本店ではなく“喜多方店”で腕を振るう3代目店主監修によるフレーバーとなっています!
さらにこちらには“帆立と鶏のコクが絶妙なあっさりとした塩ラーメン!”と記載され、その背景には帆立の出汁や鶏の旨味・コクをバランス良く合わせたことによって、じんわりと染み渡るかのような淡麗系の塩スープを再現、そこに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!
中でも“味付豚肉”から良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな最後まで飽きの来ない安定感のある塩スープが再現され、素材の旨味を存分に活かした万人受けするかのような味わいがじっくりと楽しめることに間違いありません!
他にも特徴として…麺は硬めで角刃の極細麺(フライ麺)が採用されており、“ちぢれ”を付けたコシの強い仕上がりとなり、それによって帆立の出汁や鶏の旨味をバランス良く合わせた塩スープに味付豚肉からも旨味が滲み出し、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせないコクのある塩スープを再現、まさに最後まで飲み干したくなるほどのあっさり感と素材の旨味を存分に活かした味わい深いテイストがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
非常にあっさりとした塩スープでありながらもじんわりと染み渡る帆立の出汁が心地良く、さらに鶏の旨味がコクを引き立て、キリッとしたシャープな飲み口によって最後まで飽きることもなく、福島の名店“うえんで”3号店である“喜多方店”の店主“佐藤 和幸”氏が監修した丁寧な塩ラーメンが臨場感高く再現され、鶏の旨味をベースにしているせいか…脂っこさや“くどさ”は一切なく、味付豚肉から滲み出す旨味とともにちょうど良いコクとして味に深みをプラス、さらに帆立の出汁に関してもさり気なく利かせたことによって全体のバランスが想像以上に良く、素材の旨味を活かしたコク・まろやかさ、そして出汁染みる帆立の風味が絶妙にマッチしたことで幅広い層に好まれるテイストに間違いないく、食べ応え抜群な角刃仕様のガシッとした極細麺が食欲を満たしてくれるボリューム感のある一杯となっていました!
これは特に、福島の人気店“うえんで”ファンはもちろん、帆立の出汁や鶏の旨味・コクをバランス良く合わせたことで人気メニュー“帆立香る鶏塩らぁ麺”ならではのあっさりとした中にも物足りなさを感じさせない飲み干したくなる味わいをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺
今回ご紹介するカップ麺は、食べ応えのある大盛り・濃い系で人気の“マジ盛(マジモリ)”シリーズの新商品ということで、“Ramenグランプリ2022-2023”の「飲み干したくなる部門」にて見事優勝に輝いた福島の老舗人気店“うえんで”がエントリーした“帆立香る鶏塩らぁ麺”の味わいをカップ麺に再現、帆立の出汁や鶏の旨味・コクをしっかりと利かせた後味の良い塩スープを再現、あっさりとした中にも深みのある最後まで飽きの来ない一杯、“マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺”となっています。
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらにも容器側面と同様に“Ramenグランプリ2022-2023”、“飲み干したくなる部門優勝”など…店舗名や商品名だけでなく“楽天”による企画で優勝に輝いたことによってカップ麺化されたことが簡単に掲載されています!
※詳細はこちら「Ramenグランプリ2022-2023 ~あなたのいいねがカップ麺になる~決定戦! – Infoseek 特集」もご覧ください。
一方こちらには発売15周年を迎え、“今届けたい、本気(マジ)の一杯!”をコンセプトにシリーズ名とデザインを一新したロゴが大きく掲載されており、そもそもこのシリーズは…“本物感”と“ボリューム感”を訴求したやみつき感のある商品として2007年3月に発売されています!(新しくなった感じがしないのは私だけでしょうか…?笑)
※シリーズ名が“本気盛”から“マジ盛”に変更されています。
ちなみにここ“うえんで”の創業は1972年(昭和47年)2月、現在の3代目店主“佐藤 和幸”氏の祖父母が会津若松市に本店をオープンさせたのがはじまり。
※店名の”うえんで”とは昔の地名“上ノ台”がなまったもの。
その後、2019年2月には2号店となる“うえんで 山鹿店”がオープンし、2021年8月には3号店となる“うえんで 喜多方店”がオープン、現在は本店・山鹿店・喜多方店の3店舗を展開しており、本店は昔ながらの味わいが楽しめる“中華そば”を守り続け、山鹿店・喜多方店に関しては進化系の“醤油らぁ麺”を提供、他にも会津山塩を使用した“会津山塩らぁ麺”も名物として連日行列を作る人気店とのこと!
一方こちら容器側面には“うえんで 喜多方店”で切り盛りする3代目店主“佐藤 和幸”氏本人が掲載され、“福島の名店!”といった文言や“うえんで 喜多方店”の実店舗写真も掲載されていて、営業時間が7:30~15:00と昼営業のみ・朝ラーメンにもおすすめのあっさりとしたテイストが人気を博し、創業当時から変わらない味わいはもちろん、進化系の“醤油らぁ麺”なんかも楽しめるようですね!
また、最近発売された“マジ盛”シリーズとしては以下の通りで今回の“帆立香る鶏塩らぁ麺”は2022年12月19日発売の“濃厚魚介豚骨”以来のフレーバーとなっていて、こちらもまた定期的に様々なフレーバーが登場しますからね!来年もタイアップや様々な企画による名店の味わいを再現した新商品に期待したいところ!
- 本気盛 貝だし塩そば(2022年2月21日発売)
- 本気盛 京都classic中華そば(2022年3月7日発売)
- マジ盛 ど豚骨醤油(2022年6月27日発売)
- マジ盛 黒マー油旨豚みそ(2022年8月22日発売)
- マジ盛 鬼旨スタミナ醤油(2022年9月12日発売)
- マジ盛 ど豚骨味噌(2022年10月31日発売)
- マジ盛 濃厚魚介豚骨(2022年12月19日発売)
それでは、今回の“マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺”がどれほど帆立の出汁や鶏の旨味・コクをしっかりと利かせた染み渡る塩ラーメンに仕上がっているのか?あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない深みのある旨味、そして具材に使用された味付豚肉から滲み出す旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても硬くコシの強い角刃の極細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り462kcal(めん・かやく397kcal / スープ65kcal)となっております。(塩分は6.3g)
カロリーは食べ応えのあるシリーズではありますが、やはりあっさりとした塩スープということもあって縦型ビッグサイズながらも割と低めな数値のようですが、一方で塩分はやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり103g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと65kcalとのことで、やはり塩味のあっさりとしたテイストで、今回“飲み干したくなる部門”で優勝したフレーバーというだけあって非常に軽やかでキレの良い味わいが印象的で、染み渡る帆立の出汁が鶏の旨味によってコク深く引き立ち、最後まで飽きの来ないメリハリのある風味豊かな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や“ほたてエキス”をはじめ…
- チキンエキス
- 植物油
- 鶏脂
- しょうゆ
といった、帆立の出汁や鶏の旨味・コクをバランス良く合わせた後味の良い塩スープに仕立て上げ、そこに具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない出汁染みる塩ラーメンを再現、まさにキレとコクのある塩スープが食べ応えのある角刃の極細麺と絶妙にマッチし、つい飲み干したくなる魚介系の出汁や鶏のコクがちょうど良いメリハリを付け、最後まで飽きの来ない安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
また、販売者は“東洋水産株式会社”のようですが、製造に関してはグループ会社である“株式会社酒悦”が担っているようです!
JANコード 4901990373715 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(乳糖、食塩、ほたてエキス、チキンエキス、植物油、砂糖、鶏脂、たん白加水分解物、しょうゆ)、かやく(味付豚肉、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、酒精、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、クチナシ色素、カラメル色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・さけ・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (103g) 当たり]
熱量 462kcal
めん・かやく 397kcal
スープ 65kcalたんぱく質 11.9g 脂質 21.8g 炭水化物 54.6g 食塩相当量 6.3g
めん・かやく: 2.0g
スープ: 4.3gビタミンB1 0.43mg ビタミンB2 0.38mg カルシウム 165mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製スープ”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみると…帆立の出汁や鶏の旨味を凝縮させた非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
そして、具材には…
- 味付豚肉
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
このように今回の“帆立香る鶏塩らぁ麺”といったあっさり系のテイストにコク・旨味を引き立てる肉類や相性抜群な具材が最低限取り揃えられているようで、湯戻りする前からすでにちょうど良い食感や滲み出す旨味によって食べ進めていくに連れて満足度も増していき、素材の美味しさを存分に活かした一杯であることが伝わってきます!
他にも、麺はご覧の通り“ちぢれ”を付けた角刃の極細麺(フライ仕様)が採用されていて、細いながらもガシッとした硬い食感に仕上げたことでしっかりとした食べ応えを感じさせ、帆立の出汁と鶏の旨味・コクを存分に活かした動物系・魚介系のWスープによる繊細な塩スープに対して食欲をガツンと満たすシリーズらしい仕様となっています!
調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に角刃仕様の極細麺にはガシッとした強いコシが加わり、まだ別添されている特製スープを加える前の状態ではありますが、シリーズらしい満足度の高い食べ応えはもちろん、福島の名店“うえんで”らしく素材の旨味を存分に活かした染み渡る塩スープがじっくりと楽しめる臨場感の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
続いて先ほどの特製スープを加えていきます!
すると…帆立出汁や鶏の旨味を凝縮し、若干“とろみ”が付いた醤油感のあるスープが出てきますので、少量ながらもしっかりと絞り込んで入れていきましょう!
ご覧の通り別添されている特製スープはすぐに馴染んでいき、表面にはコクを引き立てる鶏の旨味エキスと思われる脂・油分が広がり、風味としてはそこまで帆立の出汁ならではの香りは感じられません。。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…基本は塩スープらしく非常にサラッとしているんですが、鶏の旨味がしっかりとコクを引き立て、他にも帆立の出汁がバランス良く融合したことによって想像以上に複雑・繊細な味わいが再現され、安定感のあるあっさりとした塩スープというよりも素材をうまく活かした出汁スープといったところでしょうか?そのため、あっさりとしているにも関わらず全く物足りなさといった感じはありません!
さらに具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて旨味は増していくものと思われ、それと同時にじんわりと染み渡る帆立の出汁が重なり、食べ応えのある硬く角刃の極細麺とも絶妙にマッチしたことによって食欲をしっかりと満たしてくれる満足度の高い仕上がりのようです!
食べてみた感想
一口食べてみると…帆立の出汁を鶏の旨味がコク深く引き立て、丁寧に利かせた旨味によって優しいテイストにも感じられる塩スープ仕立て上げ、非常にあっさりとした印象かもしれませんが、しっかりと全体を混ぜながら味わってみると、深みのある素材の旨味が広がっていき、塩気の強いキリッとしたシャープな飲み口と鶏のコクが絶妙にマッチし、さらにほんのりと甘みもあって全体のバランスは思いのほか良いですね!そしてじんわりと染み渡る帆立の出汁が心地良く、魚介系の出汁自体は控え目なので比較的鶏の旨味を際立たせた仕上がりとなっています!
とは言え…塩スープならではのキリッとした口当たりが印象的なんですが、まろやかな鶏の旨味によって角が取れた優しい味わいとなり、帆立の出汁もそこまで主張していないため、恐らく素材の旨味を存分に活かしたテイストなんでしょうけど、カップ麺にその味を再現するには限界があるのかもしれませんね!そもそも鶏の旨味をカップ麺に再現するのは難しいと再三言っているように、Wスープだからこそまだ良いものの…帆立の出汁がなければかなり素朴な味に仕上がっていたものと思われます。。(ただ、帆立の出汁も実際にはかなり弱いので若干物足りなさを感じられる方も多いかもしれません。)
そもそも、今回の商品は帆立の出汁と鶏の旨味を組み合わせたあっさりとしたフレーバーで、個人的にはもっと貝出汁をしっかりと利かせた方が存在感もありますし、塩スープとの馴染みも抜群で鶏の旨味に関してはコクを引き立てる程度で良かったと思うんですが、帆立の出汁が弱いという点が致命的かもしれませんね!あっさりとした実店舗の味わいをカップ麺に再現するには少し無理があるのかな?といった印象です!
そのため、帆立の出汁と鶏の旨味を組み合わせた後味の良い塩スープのフレーバーは、福島の名店が手掛ける“帆立香る鶏塩らぁ麺”といったあっさりとした飲み干したくなるテイストなんですが、実際に食べてみると…あっさり感が強調されたことで、本来の旨味そのものも控え目にも感じられたので、調理する際の熱湯は若干少なめにした方が良いかと思われます!
麺について
麺は、ご覧の通りほどよく“ちぢれ”を付けた角刃の極細麺(フライ麺)が採用されていて、見た通りガシッとした硬い食感が印象的なシリーズらしい食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな麺には、帆立の出汁や鶏の旨味・コクをバランス良く合わせたあっさり系の塩スープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る帆立の魚介やコク深い味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る魚介の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!…というか今回のフレーバーはとにかく素材の旨味を活かしたあっさり系の塩スープとなっているため、幅広い層に好まれる一杯であることに間違いなく、麺量80gの大盛り仕様ながらも最後まで全く飽きが来ません!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、やや小ぶりではありますが…カップ麺でよく見かけるチープな仕様ではなく、しっかりとした肉質を感じさせる厚みと噛み応えがあり、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けが施された豚肉ならではの旨味がじゅわっと滲み出て来る美味しい具材となっていたため、スープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど角刃の極細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマは使用されている数・サイズともに全く申し分なく、コリコリとした食感が非常に心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の“帆立香る鶏塩らぁ麺”といったあっさりとした中にも物足りなさを感じさせない味わい深いスープとも相性抜群な具材となっています!
他にもこちらの“ねぎ”なんかも使用されていて、やや小さめにカットされたことでシャキシャキこそ感じられないものの…ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩スープの美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材としてさり気なく添えられています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り出汁染みる帆立や鶏の旨味を合わせたことでキリッとした塩スープにほんのりとコクをプラスし、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、まさに朝ラーメンにもぴったりな軽やかで丁寧に旨味を利かせたメリハリのあるテイストが印象的で、じんわりと染み渡る帆立の出汁が溶け込み、最後まで飽きの来ない美味しさが前面に押し出された上品でやみつき感のある仕上がりとなっています!
そのため、塩スープらしくあっさりとした印象ではありますが、帆立の出汁や鶏の旨味を組み合わせたことによって思ったよりもコク深く奥行きがあり、比較的落ち着いた印象の仕上がりで、“飲み干したくなる部門”で見事優勝に輝いただけあって最後まで飽きの来ない安定感のある味わい…そんな拘りの“帆立香る鶏塩らぁ麺”がうまく再現されているようです!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、コク深さも増していくことであっさりとした塩スープでありながらも物足りなさを感じさせない味わいに際立っていくわけですが、ベースが非常に塩味ということもあって賛否分かれるかもしれませんね!個人的にはこういったテイストもたまには良いかな?と思いますが、どうしてもあっさりし過ぎて物足りなさを感じる味わいということもあって、朝ラーメンにもぴったりな後味の良いメリハリのあるスープが最後までたっぷりと堪能できます!
…というかこういった魚介出汁と動物系の旨味を合わせたWスープは互いを引き立て合うことで塩スープながらも深みが際立ちますからね!あっさりとした中にも最後まで飲み干したくなる味わいに間違いなく、素材の旨味を活かした飽きの来ないすっきり感など様々な良さがありますから、ストレートに出汁の美味しさが感じられるのではないでしょうか?
このように、今回の“マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺”は、帆立の出汁や鶏の旨味をバランス良く合わせたことで最後まで飽きることのない飲み干したくなる塩ラーメンに仕上げ、さらに具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、ちょうど良い塩気がアクセントとなったことで最後まで飽きることもなく、素材の旨味を存分に活かしたクオリティの高い美味しさを再現、まさに“飲み干したくなる部門”で優勝を果たしただけあって幅広い層に好まれる一杯となっていたため、お好みによっては塩スープと相性の良いペッパー系の香辛料をもう少し加えて刺激的なアクセントを際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「マジ盛 帆立香る鶏塩らぁ麺」を食べてみて、福島の名店“うえんで”がエントリーした“帆立香る鶏塩らぁ麺”をカップ麺に再現した一杯には、帆立の出汁や鶏の旨味をバランス良く合わせ、さらに具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない深みのある塩ラーメンを想像以上に臨場感高く再現、じんわりと染み渡る魚介の旨味によって最後まで飽きさせることもなく、まさに“Ramenグランプリ2022-2023”の「飲み干したくなる部門」にて見事優勝に輝いただけあって、素材の旨味をうまく活かした安定感のある一杯となっていました!
また、今回の企画は計4種類もの各部門から優勝したラーメン店がエントリーした味わいを商品化して登場するとのことでしたので、次回の“これでもかと絡めたくなる部門”で優勝に輝いた商品も期待したいところではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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