「ペヤング ボロネーゼ風やきそば」を食べてみました。(2024年3月18日発売・まるか食品)
この商品は、お馴染み“ペヤング”のパスタシリーズ最新作としてイタリアを代表とする“ボロネーゼ”の味わいをアレンジしたもので、ビーフの旨味と香りを利かせた濃厚なソースに仕上げ、具材に使用した“鶏・豚味付ひき肉”からも良い旨味が滲み出し、麺から香るラードの旨味や香ばしさが相性良くマッチした臨場感溢れる一杯、“ペヤング ボロネーゼ風やきそば”となっております。(値段:税別236円)
ご覧の通り、パッケージには“ビーフの旨味と香りを効かせた”と記載されているようにミートソースとも似通ったパスタ料理としてトマトやビーフの旨味をバランス良く利かせたことによって“ボロネーゼ”のような味わいを“焼そば”として再現し、シンプルながらも本格的な洋風テイストが楽しめそうです!
というか“ペヤング”シリーズからパスタを再現したフレーバーと言えば、下記の通り少なくともいくつかのフレーバーが発売されていて、これまでの和風テイストとは異なる大変珍しい洋風な味わいが楽しめる一杯と言えるのではないでしょうか?(遡ると…“ペヤング ナポリやんやきそば”といったフレーバーも2014年5月26日に発売されています。)
- ペヤング ナポリタン風やきそば(2021年6月14日発売)
- ペヤング カルボナーラ風 やきそば(2021年6月14日発売)
- ペヤング ペペロンチーノ風 やきそば(2021年6月14日発売)
- ペヤング ボンゴレ風やきそば(2021年11月15日発売)
- ペヤング アッラ・ナポレターナやきそば(2023年9月18日発売)
一方パッケージ背景には…ビーフだけでなくトマトの旨味を合わせたコク深いソースが香ばしい麺に馴染み、唯一具材に使用された鶏・豚味付ひき肉が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、シンプルながらも誰もが好むボロネーゼ風の味わいが再現されているものと思われます!
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されており、今回の“ボロネーゼ風やきそば”といったビーフやトマトの旨味を活かしたコク深くも味わい深いソースとも絶妙にマッチし、具材に使用された大ぶりな鶏・豚味付ひき肉からも良い旨味が滲み出し、想像以上に本格感のある味わいが存分に楽しめるというわけです!
トマト系のパスタで人気の“ボロネーゼ”らしいビーフやトマトの旨味を利かせたコク深いソースに仕上げ、具材として使用された鶏・豚味付肉ひき肉からも良い旨味が滲み出し、シンプルなテイストながらも肉の旨味が引き立ったことで物足りなさを感じさせない味わいを“カップ焼そば”に再現、まるでパスタを味わっているかのような臨場感の高いソースが香ばしいフライ麺に絡む洋風パスタならではの味わいとなっていました!
ペヤング ボロネーゼ風やきそば
今回ご紹介するカップ麺は、“ペヤング”のパスタシリーズの新商品ということで、イタリアの“ボロネーゼ”を“ペヤング”流にアレンジ、ビーフの旨味と香りを利かせた濃厚なソースに具材として鶏・豚味付ひき肉を合わせ、そこにシリーズらしいフライ麺から滲み出すラードの旨味・風味が相性良く馴染む洋風テイストの一杯、“ペヤング ボロネーゼ風やきそば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り今回のフレーバーに関しては定番の和風とは打って変わって洋食の中でも挽肉の旨味を活かした“ボロネーゼ”をイメージしたテイストとなっていて、パッケージ背景に仕上がりイメージが掲載されており、もはや“焼そば”なのかパスタなのかわからなくなってしまいますが…シリーズらしい麺と相性良く馴染んだ雰囲気ある味わいをイメージさせ、シンプルながらも肉やトマトの旨味がバランス良く馴染んだ深みのある一杯といったところ!
ちなみに“ボロネーゼ”とは、料理名ではなくパスタにかけるソースを意味し、大きめの挽肉や野菜などを炒め、トマトや赤ワインを加えて煮込むことで比較的肉の旨味をメインに際立たせたテイストとなっており、ミートソースと並んで割とシンプルなソースのひとつです!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング ボロネーゼ風やきそば”がどれほどビーフの旨味と香りを利かせた濃厚なソースに仕上がっているのか?具材に使用された鶏・豚味付ひき肉との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げた麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさが印象的なすすり心地の良い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り563kcalとなっております。(塩分は4.1g)
カロリーは、レギュラーサイズながらも汁なしカップ麺(カップ焼そば)ということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり121g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、トマトペーストやビーフオイルをはじめ…
- 畜肉エキス
- 食塩
- オニオンルウ
- ローストガーリックペースト
- 香辛料
- 乳等を主要原料とする食品
- ワイン
といった、ビーフの旨味と香りを利かせた濃厚なソースに仕上げ、ボロネーゼらしくトマトやワインを使用したことで肉の旨味が際立ち、具材に使用されている鶏・豚味付ひき肉からも良い旨味が滲み出し、思いのほか本格感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品 本社工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしい麺が採用されているようです!…というかこの麺だけはブレませんね。。せめてフレーバーに合わせたパスタっぽい仕様だと面白かったんですが…
JANコード 49 02885 01048 7 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(糖類、トマトペースト、たん白加水分解物、ビーフオイル、畜肉エキス、食塩、オニオンルウ、ローストガーリックペースト、酵母エキス、香辛料、乳等を主要原料とする食品、ワイン)、かやく(鶏・豚味付ひき肉)/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、カラメル色素、粉末セルロース、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ビタミンB₂、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (121g) 当たり]
熱量 563kcal たんぱく質 11.3g 脂質 30.5g 炭水化物 60.8g 食塩相当量 4.1g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にソースに関してはビーフの旨味や香りをはじめトマトやワインなどを凝縮した若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味が“ボロネーゼ”をイメージしたソースにも相性良く馴染み、調理感のある香りに引き立った味わいがしっかりと楽しめそうです!
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、“かやく”には…シンプルに鶏・豚味付ひき肉のみ入っています!
ただ、“ボロネーゼ”自体大きめの挽肉を使用するので、その辺りに関しては意識しているようですね!もちろん湯戻りしたことで肉の旨味も滲み出すことでソースの旨味も増して感じられますから、具材としては非常にシンプルですが、言うほど物足りなさといった感じもありません!
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には細めながらも歯切れの良いコシが加わり、まだソースを加える前の状態ではありますが…臭みのないビーフの旨味と香りを利かせ、トマトやワインをバランス良く合わせたことによって“ボロネーゼ”らしい味わいが際立ち、そこに麺から滲み出すラードの旨味・香ばしい風味が加わった調理感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのソースを加えていきます!
すると…ビーフオイルを含むトマトペーストや野菜の旨味などを凝縮したソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としてはやはり肉の旨味を活かした“ボロネーゼ”らしくトマトの風味がやや控えめに感じられます!
ではよーくかき混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染むと…濃い目のソースがやや落ち着いた雰囲気となり、ビーフオイルだけでなくトマトペーストや畜肉エキスなどを使用したことで麺にパサついた印象といった感じは一切なく、肉の美味しさを存分に活かした“ボロネーゼ”の味わいが再現されているようで、トマトの旨味や香味野菜、ワインの風味なんかも非常に気になるところ!
他にも上記の通りビーフの旨味をベースに野菜や各種調味料などを利かせたことでコク深くも飽きるこのない旨味が際立ち、そこに大きめの鶏・豚味付ひき肉が具材として豊富に使用されたことによって臨場感溢れる仕上がりとなり、香ばしいフライ麺とも相性良く馴染むシリーズらしい風味豊かな一杯であることが伝わってきます!
食べてみた感想
一口食べてみると…見た目からして若干ミートソースのようにも感じられるかもしれませんが、実際にはビーフの旨味を全面に押し出したことでコクのあるテイストとなっており、濃厚ソースとは言え脂っこいわけではなく肉の旨味が際立ったところにトマトの酸味や香辛料がちょうど良いアクセントとなり、最後まで飽きることなくじっくりと“ボロネーゼ”ならではの味わいが楽しめることと思われます!
また、肉の旨味を引き立てるかのようにオニオンやガーリックといった香味野菜を利かせ、物足りなさを感じさせないコクや旨味があり、なんと言ってもトマトとのバランスが良いですね!ほんのりとした酸味がちょうど良いアクセントとなって後味の良さをプラスし、ワインも加えてじっくりと煮込んだかのような美味しさが品良く馴染み、ミートソースとは一線を画する肉の旨味を引き立てた味わいと言えるでしょう!
そのため、ソースと具材によって物足りなさといった感じは一切なく、“焼そば”を食べているんですが…気分的にパスタを味わっているかのような洋風テイストに感じられ、大粒の鶏・豚味付ひき肉からも良い旨味が滲み出し、ラードを使用した油で揚げたフライ麺とも不思議と合っていて、“ペヤング”のパスタシリーズとして“焼そば”にアレンジした調理感のある味わいに間違いありません!
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっていて、意外にも“ボロネーゼ”を再現したソースとの相性も抜群です!
そんな麺には、ビーフの旨味を利かせ、トマトやワインをさり気なく合わせた“ボロネーゼ”ならではのソースがよく絡み、臭みのない肉の旨味やトマトの酸味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそるビーフの香りやシリーズらしいラードの香ばしい風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングには…と言ってもこちらの鶏・豚味付ひき肉のみとなっているんですが、“ボロネーゼ”らしくやや大きめの挽肉にしたことで肉質なんかも感じられ、さらにじっくりと味わってみると、今回の濃厚なソースも絡んだことで申し分のない肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは全体に馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
ソースについて
ソースは、ビーフの旨味や香りを利かせ、“ボロネーゼ”らしくトマトやワインをさり気なく合わせたことによってじっくりと煮込んだかのような深みのある味わいに仕上がり、肉の旨味によるコクやほんのり感じるトマトの酸味などがバランス良く融合したことで物足りなさといった感じも一切なく、具材に使用された鶏・豚味付ひき肉も後押しし、思いのほか本格感のあるテイストとなっています!
ちなみに今回のソースはイタリア発祥の“ボロネーゼ”ということで割と肉の旨味がガツンと利いたソースとなっていて、そこにトマトを含む野菜の旨味やワインなどをバランス良く合わせたことでコク深く濃厚とも言える味わいが印象的で、旨味も強く安定感のある仕上がりだったため、お好みによってはブラックペッパーなどの香辛料で味を調整してみても良いでしょう!
まとめ
今回「ペヤング ボロネーゼ風やきそば」を食べてみて、イタリア発祥のソース“ボロネーゼ”を“ペヤング”流にアレンジした一杯には…クセのないビーフの旨味や香りを利かせ、トマトの酸味やワインをさり気なく合わせたことによって深みのある味わいに仕上がり、全体的に肉の旨味を引き立てるかのような構成が好印象で、具材に使用されている鶏・豚味付ひき肉からも良い旨味が滲み出し、そこにラードを使用した油で揚げたフライ麺からも香ばしいラードの旨味・風味が相性良くマッチし、全体的にコク深く安定感のある一杯となっていました!
また、今回は“ボロネーゼ”といった肉の旨味をしっかりと活かしたソースを“カップ焼そば”としてアレンジしたフレーバーということで、実際味わってみるとビーフの旨味をベースにじっくりと煮込んだかのような深みのある美味しさが広がっていき、トマトペーストや香味野菜、香辛料などをバランス良く合わせたことによって物足りなさといった感じも一切なく、想像以上に好評なフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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