「日清焼そばU.F.O.大盛 じゃがチーズ焼そば」を食べてみました。(2024年6月17日発売・日清食品)
この商品は、フランスの郷土料理“アリゴ”を“日清焼そばU.F.O.”流にアレンジしたもので、ブイヨンの旨味とガーリックの風味、チーズの芳醇な香りを利かせたコク深いソースに仕上げ、フワフワな濃厚マッシュポテト(別添されている“アリゴ風パウダー”を別途容器で熱湯60mlと混ぜ合わせるだけ。)を加えることで濃厚な美味しさが際立ち、そこにコシの強い中太ストレート麺が絡む大盛り仕様の一杯、“日清焼そばU.F.O.大盛 じゃがチーズ焼そば”となっております。(値段:税別298円)
ご覧の通りパッケージには“混ぜてみなさい!ふわふわですぞ!”、“フランス家庭料理アリゴ風”といった文言やイラストイメージが掲載されているように、要は文字通り“じゃがチーズ”なんですが、マッシュポテトに含まれるブラックペッパーや塩気がちょうど良いアクセントとなり、濃厚なソースと絡めていただくことでクリーミーでまろやかな味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるものと思われます!
また、こちらには噛み応え抜群な丸刃の中太ストレート麺に“コクうま”なソースがよく絡み、濃厚マッシュポテトが添えられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り特に具材は使用されていませんが…このマッシュポテトによって物足りなさといった感じはありません!しかもソースにはガーリックの旨味やチーズの風味なんかも利いていますから、女性を中心に好まれそうな味わいに期待できそうです!
一方、こちらには…“アリゴ風パウダー付き”と記載されているように、今回別添されているパウダーを別容器に熱湯とともに加えて混ぜることで、不思議と濃厚なマッシュポテトが出来上がるようです!
- 別カップにお湯と粉を入れて混ぜる
- 焼そばに乗せて完成
この辺りに関しては若干ひと手間かかりますが…そもそも“アリゴ”とは“じゃがいも”にチーズを加えて作る濃厚なマッシュポテトなので、ぜひガーリックやチーズを利かせたコク深いソースと絡めて味わってみてください!
他にも特徴として…麺は“日清焼そばU.F.O.”の大盛としては割と珍しい中太仕様となっており、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、ブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を利かせた濃厚なソースがよく絡み、別カップで作った濃厚マッシュポテトを乗せることによってクセになる“アリゴ”風の味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
“じゃがチーズ”のイメージ通り“じゃがいも”とチーズの旨味に加え、食欲そそるガーリックやブラックペッパーがちょうど良いアクセントとなり、コクのあるソースがしっかり馴染んだ麺とマッシュポテトを一緒に味わうことで様々な旨味が際立って感じられ、120gもの麺量によって食欲をガツンと満たすボリューム感のある一杯となっていました!
日清焼そばU.F.O.大盛 じゃがチーズ焼そば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“日清焼そばU.F.O.”の新商品ということで、フランスの郷土料理である“アリゴ”の味わいをアレンジ、ブイヨンの旨味とガーリックやチーズの風味を利かせ、別カップで作る濃厚マッシュポテトを乗せたことで“アリゴ”特有の美味しさが際立ち、噛み応え抜群な中太ストレート麺が食欲をガツンと満たす大盛り仕様の一杯、“日清焼そばU.F.O.大盛 じゃがチーズ焼そば”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ちなみにこの“日清焼そばU.F.O.”は1976年から発売されており、“カップ焼そば+油そば”カテゴリーでNo.1の売上を誇るロングセラーブランドです!
※インテージSRI+カップインスタント麺市場 焼そば+油そばカテゴリー 2023年1月〜12月、「日清焼そばU.F.O.」ブランド累計販売金額(全国、全業態)
また、この“日清焼そばU.F.O.”の四角型・大盛りシリーズで言うと…最近では以下のような商品が発売されており、改めて見てみると…そこまで頻繁に登場していませんが、今回の“日清焼そばU.F.O.大盛 じゃがチーズ焼そば”は2024年2月末以来の新フレーバーということになります。
- 日清焼そばU.F.O.大盛 最極濃厚ソース(2021年6月7日発売)
- 日清焼そばU.F.O. 濃い濃い海鮮イカ味焼そば うま塩ガーリック仕立て(2021年9月20日発売)
- 日清焼そばU.F.O.大盛 パワフル豚にんにく醤油まぜそば(2022年2月21日発売)
- 日清焼そばU.F.O.大盛 豚×辛 背脂にんにく辛味噌まぜそば(2022年4月11日発売)
- 日清焼そばU.F.O. 極濃モンスター焼そば(2022年6月27日発売)
- 日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃い黒胡椒 牛旨だれ醤油焼そば(2023年1月30日発売)
- 日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃い韓国風ジャージャー麺(2023年3月27日発売)
- 日清焼そばU.F.O.大盛 ハワイアンガーリックシュリンプ味焼そば(2023年6月19日発売)
- 日清焼そばU.F.O.大盛 濃い濃いたらこバター(2024年2月12日発売)
それでは、今回の“日清焼そばU.F.O.大盛 じゃがチーズ焼そば”がどれほどブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を利かせたコクのあるソースに仕上がっているのか?別カップで作る濃厚マッシュポテトとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよい弾力とコシを兼ね備えたシリーズらしい中太ストレート麺(フライ麺)との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り742kcalとなっております。(塩分は6.3g)
カロリーは、大盛り仕様・汁なしカップ麺で、コク深いソースがしっかりと絡み、濃厚マッシュポテトを乗せただけあってかなり高い数値のようで、塩分も同じくこのボリュームを考慮するとやや高めな数値となっています!
ちなみに1食当たり159g、麺の量は120gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、植物油脂やチーズフードをはじめ…
- 食塩
- 乳等を主要原料とする食品
- 香辛料
- 脱脂粉乳
- ポークエキス
- バターオイル
- プロセスチーズ
- ブイヨン
といった、ブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を利かせたコク深いソースに仕上げ、別カップで作るマッシュポテトを乗せることによって臨場感溢れる“アリゴ”らしい濃厚な味わいが際立ち、大盛り仕様のボリュームでありながらも最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関西工場(滋賀県)
また、麺の項目を見てみると…食塩や“しょうゆ”、香辛料といった材料が使用されているようで、他のフレーバーと同じくほどよく味付けが施されていることが確認できます!
JANコード 4902105283554 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料)、ソース(植物油脂、チーズフード、食塩、乳等を主要原料とする食品、糖類、香辛料、脱脂粉乳、ポークエキス、バターオイル、プロセスチーズ、ブイヨン)、添付調味料(ポテトパウダー、ポテトフレーク、乳化油脂、糖類、香辛料、植物油脂)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酒精、かんすい、香料、カロチノイド色素、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (159g) 当たり]
熱量 742kcal たんぱく質 11.8g 脂質 36.3g 炭水化物 91.9g 食塩相当量 6.3g ビタミンB1 0.55mg ビタミンB2 0.75mg カルシウム 228mg
開封してみた
では、まずパッケージを開けてみると、液体ソース、アリゴ風パウダーといった調味料などの2パックが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に液体ソースに関しては…ブイヨンの旨味だけでなくチーズやポークエキスなんかも加わっているため、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!一方のアリゴ風パウダーは、調理中に別カップに熱湯60mlとともに入れて約30秒ほど混ぜることでフワフワで濃厚なマッシュポテトが完成します!(そのままかけても良いそうです。)
さらに、麺はご覧の通り丸刃の中太ストレート仕様で、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力や歯切れの良いコシ・張りのある食感をイメージさせ、そこにブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を利かせたソースがよく絡み、濃厚マッシュポテトを乗せたコク深い味わいがたっぷりと楽しめそうです!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:760ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの中太ストレート麺がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている液体ソースや別カップで作る濃厚マッシュポテトを乗せる前の状態ではありますが、ブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を利かせたソースやマッシュポテトがしっかりと絡むことでコク深い味わいがボリューム感たっぷりと楽しめる臨場感の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体ソースを加えていきます!
すると…ブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を合わせた濃厚なソースがトロッとした状態でたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としては食欲そそる程度の“にんにく”が印象的で、チーズの風味とともにそこまで強くはありません!
では、よーくかき混ぜてみます!
そして液体ソースが全体に馴染むと…ブイヨンの旨味に風味付けした程度なので色見はほぼなく、そこに別カップで作った濃厚マッシュポテトを乗せることによって物足りなさを感じさせない雰囲気のあるテイストが印象的で、コシの強い丸刃の中太ストレート麺がしっかりと絡み、濃厚とは言っても特に脂っこいといった感じではありません!
また、マッシュポテトも思っていたより本格感のある仕上がりで、こちらにはブラックペッパーとほどよい塩気も利いていますから、ちょっと付けながらいただくと食欲そそるガーリックの風味などがより一層際立って感じられ、フランス家庭料理“アリゴ”ならではの味わいが“カップ焼そば”としてガツンと堪能できることと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…ブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を利かせたソースがベースとなっていて、マッシュポテトと一緒にいただくことによってそれなりの雰囲気となるわけですが、個人的にはちょっと濃厚過ぎますね…もちろん“じゃがいも”の味わいやチーズの風味なんかもしっかりと感じられるものの、マッシュポテトが時間とともにドロッとした状態となりますので麺がダマになってしまいます!
そして、ガーリックの利かせ具合も強烈というわけでもなく、“アリゴ”らしい濃厚なマッシュポテトを再現しているんでしょうけど、アリゴ風パウダーのパックにも記載されていた通りそのままかけた方が美味しくいただけるような気もします!というのもソースだけでも申し分のない仕上がりでしたので、マッシュポテトは別カップのまま少しずつ付けていただくなど…ちょっとした工夫が必要です!
そのため、個人的には敢えてレギュラーサイズでも良かったような気もしますね!味・風味ともに非常に良いんですが、どうしても麺がマッシュポテトのおかげでボテッとした感じになってしまうので、ちょっと後半飽きるかな?といったところ!ただ、マッシュポテトに含まれるブラックペッパーや塩気がちょうど良いアクセントとなっていたので、上記の通り別カップのままいただくと解消されるのかもしれません!
麺について
麺は、ご覧の通り“日清焼そばU.F.O.”シリーズらしく丸刃の中太ストレート仕様で、ほどよい弾力と歯切れの良いコシを兼ね備え、麺量も120gと食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には…ブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を利かせ、別カップで作った濃厚マッシュポテトなどがよく絡み、“じゃがいも”ならではのホクホクとした美味しさやコクのある旨味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそるガーリックの風味やチーズの香りが後味良く抜けていきます!
そしてこの濃厚マッシュポテトを絡めていただくと…より一層旨味が際立つものの、濃厚すぎるというくらいの味わいでしたので、ちょっと付けて味わうくらいがバランスとしてはちょうど良いかと思われます!
トッピングについて
トッピングと言えるのか微妙ですが…こちらの濃厚マッシュポテトは、イメージ通り“じゃがいも”の味わいがしっかりと伝わり、そこにブラックペッパーやほどよい塩気がメリハリをプラス、ただ、これだけ味わっても素っ気ないのでコク深いソースを絡めた麺と一緒にいただくとちょうど良いかと思われます!
ソースについて
ソースは、ブイヨン(フランス料理でよく使われる肉と香味野菜から取った出汁)の旨味にガーリックやチーズの風味を利かせ、他にもポークやバターなどを使用したことで思ったよりコク深く濃厚で、キリッとした口当たりがマッチしたことによってマッシュポテトなしでも十分な美味しさとなっています!
また、別カップで作った濃厚マッシュポテトを付けていただくと…“じゃがいも”の味わいやブラックペッパーなどが際立ち、コク深くもキリッとしたメリハリが心地良く、特別脂っこさといった感じはありませんが、ちょっと濃厚過ぎるような気はします…!とは言え、“アリゴ”ならではの雰囲気ある味が堪能できることに間違いありません!
まとめ
今回「日清焼そばU.F.O.大盛 じゃがチーズ焼そば」を食べてみて、フランスの家庭料理“アリゴ”を“カップ焼そば”にアレンジ・再現した一杯には…ブイヨンの旨味にガーリックやチーズの風味を利かせたコク深いソースに仕上げ、別カップで作る濃厚マッシュポテトを乗せていただくことによって“じゃがいも”の味わいやブラックペッパーが際立ち、濃厚ながらもちょうど良いメリハリが心地良く、シリーズらしい丸刃の中太ストレート麺が食欲をしっかりと満たす食べ応え抜群な一品となっていました!
というかこのフレーバーはまさに“じゃがチーズ”といったイメージ通りで、濃厚ながらも後味の良さを考慮した香辛料が相性良く馴染み、そもそもベースのソースが完成されているため、マッシュポテトと一緒に味わうことで濃厚過ぎるほどの味わいがボリューム感たっぷりと堪能できる仕上がりでしたので、若干賛否分かれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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