「ペヤング スパイシーカレーヌードル」を食べてみました。(2024年6月17日発売・まるか食品)
この商品は、“ペヤング”シリーズのスープタイプとして登場した新フレーバーで、これからの夏にぴったりなスパイスの利いたカレースープに仕上げ、具材に使用された鶏・豚味付ひき肉からも良い旨味が滲み出し、そこにポークやビーフ、魚介の旨味で味付けし、ラードを使用した油で揚げた香ばしいフライ麺が相性良く馴染む風味豊かな一杯、“ペヤング スパイシーカレーヌードル”となっております。(値段:税別193円)
ご覧の通り今回のパッケージには“スパイシーカレーヌードル”といった商品名の背景にスパイスを利かせた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…鶏・豚味付ひき肉、ポテト、人参が使用されているようです!
また、“ペヤング”シリーズのスープタイプには主にヌードルとラーメンの2種類が登場しているんですが、大きな違いは油揚げ麺かノンフライ麺かの違いとなっており、ヌードルの方には香ばしさが食欲そそる味付けされた油揚げ麺が採用され、ラーメンの方にはノンフライ麺が採用されています!ただ、ノンフライ仕様の商品を製造委託していた“加ト吉水産”が他社へ譲渡されてしまいましたから、今後どうなるのかわかりません。。
※ペタマックスの“辛味噌ラーメン”と“醤油ラーメン”は油揚げ麺を使用しています。
さらに、ご覧の通りこれまでもヌードルとしては意外にも数多く発売されており、一応“ペヤング ヌードルは”2023年で50周年を迎えています!(“ペヤング”は2025年で50周年です。)
- ペヤング ヌードル(1973年発売 / 2016年10月10日再発売)
- ペヤング ワンタンヌードル しょうゆ味(1997年4月発売)
- ペヤング ワンタンヌードル しお味(1997年4月発売)
- ペヤング シーフードヌードル(2002年5月発売)
- ペヤング ヌードルみそ味(2002年10月発売)
- ペヤング ディアーヌードル しょうゆ味(2003年4月発売)
- ペヤング ディアーヌードル みそ味(2003年4月発売)
- ペヤング ディアーヌードル しお味(2003年4月発売)
- ペヤング ヌードルカレー(2004年5月発売)
- ペヤング シーフードヌードル(2008年5月発売)
- ペヤング シーフードカレーヌードル(2010年7月発売)
- ペヤング ヌードル みそ(2011年9月発売)
- ペヤング ベジタブルヌードル(2012年4月発売)
- ペヤング 刺激ヌードル(2013年1月発売)
- ペヤング 塩あさりヌードル(2013年5月発売)
- ペヤング ヌードルみそ(2017年1月23日発売)
- ペヤング ヌードル シーフード(2017年5月15日発売)
- ペヤング ジンジャーヌードル(2018年2月26日発売)
- ペヤング 魚介MAXラー油ヌードル(2019年8月5日発売発売)
- ペヤング 辛口味噌ヌードル(2019年9月23日発売)
- ペヤング 濃厚みそヌードル(2020年12月14日発売)
- ペヤング 豚骨ヌードル(2022年8月22日発売)
- ペヤング ディアーヌードル しょうゆ味(2023年4月10日発売)
- ペヤング ディアーヌードル みそ味(2023年4月10日発売)
- ペヤング ディアーヌードル しお味(2023年4月10日発売)
- ペヤング ヌードル 50周年限定品(2023年7月17日発売)
- ペヤング ディアーヌードル カレー味(2024年2月5日発売)
- ペヤング 激辛ヌードル(2024年5月6日発売)
- ペヤング 海鮮ヌードル(2024年6月3日発売)
他にも特徴として…麺は“ペヤング”のヌードルシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げた角刃の中細仕様なんですが、醤油や食塩、香辛料やポーク、さらに魚介やビーフなど様々な材料による味付けが施されたフライ麺が採用されていて、しっかりと混ぜながら食べ進めていくことによってラードの旨味・香ばしさが後引くウマさのスパイシーなカレースープに滲み出し、それと同時に満足度も増していく…そんな最後まで飽きの来ない味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
様々なスパイス(原材料を見る限りカレー粉・唐辛子・ガーリックパウダー・スパイスミックス・ブラックペッパーなど)をメインに利かせたカレースープというだけあって、実際に味わってみると…スパイシーではありますが、ベースがコクもなくサラッとした仕上がりでしたので、しっかりと味付けされた麺を混ぜながら味わうことで旨味が増していき、ヌードルらしいジャンク感もありつつ食欲そそるスパイスの風味がクセになる比較的ライトな一杯となっていました!
ペヤング スパイシーカレーヌードル
今回ご紹介するカップ麺は、“ペヤング ヌードル”シリーズの新フレーバーということで、カレーに由来するスパイスをメインに使用したカレースープに仕立て上げ、さらに麺には実に様々な材料で味付けを施し、シリーズらしくラードを使用した油で揚げたことで旨味や香ばしさが滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していくジャンク感のある一杯、“ペヤング スパイシーカレーヌードル”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみに“ペヤング”シリーズから発売されているヌードルタイプのフレーバーは容器が他のカップ麺と比較して一回り小さめな仕様となっていて、1食当たりの重量はそれぞれ異なるものの…麺量は総じて76gと決して物足りなさを感じさせるボリュームというわけではありません!それとこの“ペヤングヌードル”の中でもカレーテイストは意外にも“ペヤング ヌードルカレー(2004年5月発売)”と“ペヤング ディアーヌードル カレー味(2024年2月5日発売)”の2商品しかありません!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も実に様々な商品が発売されましたから…発売49年を迎えた2024年も期待したいところ!
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング スパイシーカレーヌードル”がどれほどスパイスをメインに使用したスパイシーなカレースープに仕上がっているのか?旨味を引き立てるかのような鶏・豚味付ひき肉との兼ね合いはもちろん、なんと言っても実に様々な材料で味付けが施され、シリーズらしいラードを使用した油で揚げたことによって旨味や香ばしさが滲み出す角刃の中細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り438kcalとなっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、後引くスパイスをメインにした後味の良いカレースープの割にそこまで低い数値というわけではなく、塩分も同じくこのボリューム感を考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり90g、麺の量は76gとのこと。
※参考までに“ペヤングヌードル”は1食当たり373kcal(塩分6.1g)
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やカレー粉をはじめ…
- 唐辛子
- オニオンパウダー
- ガーリックパウダー
- スパイスミックス
- ブラックペッパー
- 粉末しょうゆ
- ポークエキスパウダー
といった、ポークをベースにスパイスをふんだんに使用し、食欲そそる香味野菜の旨味なんかも含んだことによってスパイシーな味わいに際立ち、しっかりと味付けされた香ばしい角刃の中細麺からも良い旨味や香ばしさが滲み出したことで、最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードといった材料がしっかりと記載されていることが確認できます!これによって風味豊かな香ばしさとラードの旨味が滲み出してさり気なく美味しさそのものを底上げするんですよね!
それ以外にも“しょうゆ”や食塩、香辛料やポークエキスパウダー、さらに魚介エキスパウダーやビーフパウダーといった実に様々な材料が記載されており、思ったよりもしっかりと味付けが施されていることが確認できます!
JANコード 49 02885 01100 2 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、糖類、香辛料、たん白加水分解物、ポークエキスパウダー、魚介エキスパウダー、酵母エキスパウダー、ビーフパウダー)、添付調味料(糖類、食塩、カレー粉、唐辛子、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、スパイスミックス、ブラックペッパー、ポークエキスパウダー、粉末しょうゆ)、かやく(鶏・豚味付ひき肉、ポテト、にんじん)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(グァーガム)、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、粉末セルロース、カラメル色素、甘味料(カンゾウ)、ビタミンB₂、香料、(一部に小麦・卵・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (90g) 当たり]
熱量 438kcal たん白質 8.4g 脂質 21.7g 炭水化物 52.3g 食塩相当量 4.8g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りスープ、“かやく”といった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にスープの方は粉末仕様で量も多く、恐らく数種類のスパイスを中心に構成されているものと思われます!
また、麺はご覧の通りラードを使用した油で揚げたシリーズお馴染みの仕様となっているんですが、今回はそれに加え…すすり心地の良い角刃の中細麺が採用されており、見るからに味付けが施されていることが色味から確認できます!
調理してみた
ではまず、“かやく”とスープを入れてみます。
そして、かやくには…
- 鶏・豚味付ひき肉
- ポテト
- 人参
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの中細麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、少しずつ旨味が滲み出しているようにも感じられ、まだ全体をかき混ぜる前の状態ではありますが、スパイスをメインに使用した後味の良いカレースープで、味付けされたフライ麺を混ぜるほどに旨味が際立つスパイシーな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみます!
そしてスープが全体に馴染むと…やはり香り立ちの良いスパイシーなカレースープというだけあって特に香辛料の風味が際立ち、そこにしっかりと味付けが施された麺から滲み出る旨味や香ばしさが食欲そそるジャンク感のあるテイストで、この仕上がりで税別193円なら割とリーズナブルと言えるのではないでしょうか?
また、今回のフレーバーは麺そのものと具材からも良い旨味が滲み出していくため、しっかりと混ぜながら味わっていくと良いでしょう!特に麺には味付けが施されているので、スープを美味しく引き立たせるためにも全体を馴染ませながら味わってみることをおすすめします!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…やはり“スパイシーカレーヌードル”というだけあってスパイス感も強くヌードルタイプ特有の香ばしさも際立っているんですが、動物系の旨味やコクが若干弱く感じられます…とは言え食べ進めていくに連れて麺からも良い旨味が滲み出していき、そのジャンク感のある麺も76gありますから、ちょっと小腹を満たしたい時にちょうど良い仕上がりとなっています!
ただ、個人的にはもう少しこってりというか…カレーらしい自然な“とろみ”があった方がカレースープ本来のスパイス感も存分に活かされていたような気がします!
ちなみにポークも使用されているんでしょうけど、あくまでスープを下支えする程度の利かせ具合となっていたので、もう少し良い意味での脂っこさやコクが欲しかったところ!
そのためスパイシーなカレースープに間違いないんですが、スパイスをメインにシリーズらしい香ばしさが突出していて、肝心の旨味がすっぽ抜けたかのような仕上がりといった印象が強く、調理する際の熱湯は少な目でしっかりと混ぜながらいただくべきでしょう!さらに麺が伸びやすい欠点は否めません…
麺について
麺は、ご覧の通り若干幅の広い角刃の中細仕様で、シリーズらしくラードを使用した油で揚げたフライ麺から滲み出る旨味・香ばしさがスープの美味しさをより一層引き立て、食べ進めていくに連れて深みも増していくわけですが…今回の“スパイシーカレーヌードル”にはちょっと物足りない味付けとなっています!
そんな麺には…スパイスをメインに使用したカレースープがよく絡み、麺から滲み出す味わいや具材に使用された鶏・豚味付ひき肉の旨味などが口いっぱいに広がっていき、香り立つスパイシーな風味やシリーズらしいラードの香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりの鶏・豚味付ひき肉が入っていて、使用されている数は少な目ではありますが、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど味付けされたフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのポテトはイメージ通りホクホクとした食感で、“じゃがいも”特有の味なんかもしっかりと感じられ、カレーテイストにぴったりな具材となっています!
他にも細長くカットされた人参が使用されていて、若干小さめではありますが、コリコリと硬めの食感に仕上がり、こちらもやはり今回のようなカレーテイストにぴったりな具材として彩り良く添えられているようです!
スープについて
スープは、スパイスをメインに使用した味わいに際立ち、後味の良いカレー味と麺から滲み出す動物系の旨味が馴染む風味豊かな仕上がりとなっていて、思ったよりさっぱりとしているせいか…イメージとは若干異なるものの、飽きの来ないキリッとしたテイストが印象的で、特に変なクセもありませんから最後までじっくりと楽しめることと思われます!
そして、スープは粉末仕様ということもあってコク深いんですが、個人的に液体スープも別添してもう少し喉越しの良さや旨味を引き立てた方がもっと満足度の高い味わいが楽しめたような気もします!…ただ、これはこれでメーカーらしい香ばしい“スパイシーカレーヌードル”が気軽に味わえるので万人受けする味わいに間違いありません!
また、食べ進めていくに連れてしっかりと味付けされた麺からも良い旨味が滲み出し、それによって満足度も増していく…そんな様々な旨味を活かしたスープとなっており、特に辛みスパイスは控えめだったので、お好みによってはガラムマサラなどで味を調整してみても良いかもしれません!ただ、ヌードルタイプの麺は全て味付けが統一されているので、本当ならフレーバー毎に液体スープや粉末スープで表現した方が良いような気がします!
まとめ
今回「ペヤング スパイシーカレーヌードル」を食べてみて、カレーをメインに香り立ちの良いスパイシーなカレースープに仕上げた一杯には…ポークをベースに数種類ものスパイスを利かせたことによって後引くスパイシーな味わいに際立ち、しっかりと味付けされたフライ麺を馴染ませながら食べ進めていくことによってシリーズらしいジャンク感のある味わいが楽しめる風味豊かな一杯となっていました!
また、今回は恐らくスポット商品だと思われますが、こういったスープで味わうフレーバーなんかもたまには良いですね!個人的にももう少しヌードルタイプはラインアップを充実させてほしいところですので、これまで登場してきたフレーバーの再販はもちろん、万人受けするカレーテイストからさらに派生したフレーバー…といった今後の商品展開にも期待したいところではないでしょうか?
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