「ペヤング スパイシーやきそば」を食べてみました。(2024年6月3日発売・まるか食品)
この商品は、ガーリックをしっかりと利かせたソースにスパイス(黒胡椒)を合わせたことでパンチのある味わいに際立ち、ブラックペッパーとガーリックチップを配合した“ふりかけ”によって風味と刺激的なアクセントがプラスされ、さらに麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが調理感を引き立てる後味すっきりとした一杯、“ペヤング スパイシーやきそば”となっております。(値段:税別214円)
ご覧の通り、パッケージには“スパイシーヤキソバ”とだけ記載されており、原材料を見てみるとガーリックをメインにした塩味の焼そばソースで、ポークの旨味がコクを下支えし、そこに黒胡椒でスパイシー感を表現しており、本格香辛料を数種類も使用したようなイメージとは若干違うようです!(ガーリック系は何度も登場しているような気が…)
そして今回のフレーバーには…特に仕上がりイメージが掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…キャベツ・豚肉・ブラックペッパー・ガーリックが使用されているようです!
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されており、今回の“スパイシーヤキソバ”といったガーリックをメインに黒胡椒でパンチを利かせた香ばしくも旨味溢れるソースと絶妙にマッチし、“ふりかけ”に使用されたブラックペッパーやガーリックチップによってクセになるアクセントが際立ち、想像以上にガツンとした味わいが楽しめるというわけです!
割と強い塩気と食欲そそるガーリックを利かせたソースは、ポークの旨味をうまく活かしたことでコクがあり、“ふりかけ”に含まれる黒胡椒を合わせたことによってスパイシーな“焼そば”を表現、具材に使用された豚肉からも良い旨味が滲み出し、そこにラードを使用した油で揚げた香ばしいフライ麺が絶妙にマッチしたやみつき感のある仕上がりとなっていました!
ペヤング スパイシーやきそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、商品名の文字通りスパイスを活かした味わいなんですが、特にガーリックを強く利かせたソースにポークがコクをプラス、別添されている“ふりかけ”によって黒胡椒が際立ち、ガーリックと黒胡椒を全面に押し出したパンチのある一杯、“ペヤング スパイシーやきそば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り今回は定番の和風テイストとはひと味違い、ガーリックとスパイス(黒胡椒)をガツンと利かせたフレーバーとのことで、全体的にシックで落ち着いた雰囲気のデザインがあしらわれ、後味の良いガーリックソースとお馴染みの香ばしい麺によって想像以上に旨味溢れる味わいが楽しめる一杯といったところ!
そして個人的には…“スパイシーヤキソバ”ということで最近割と流行のスパイスをメインにしたテイストだと思ったんですが、実際にはガーリックと黒胡椒を組み合わせたパンチのある味わいとのことで、果たしてこれが本来の“スパイシー焼そば”と言えるのか?若干疑問が残るところではあります…ちなみに今回は海鮮をメインに使用したスープタイプの“ペヤング 海鮮ヌードル”も同時発売されています!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング スパイシーやきそば”がどれほどガツンとしたガーリックソースに仕上がっているのか?黒胡椒を利かせたパンチのあるスパイス感や具材に使用された豚肉との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げたすすり心地の良いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り539kcalとなっております。(塩分は4.6g)
カロリーは、レギュラーサイズながらも汁なしカップ麺(カップ焼そば)・黒胡椒を強めに合わせたガーリックソースということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり120g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、香辛料や食塩をはじめ…
- 植物油脂
- 食用風味油
- ガーリックパウダー
- ポークエキス
といった、ポークでコクを引き立てたガーリックソースに仕上げ、別添されている“ふりかけ”によってブラックペッパー・ガーリックチップがパンチのある口当たりをプラス、具材に使用されている豚肉からも良い旨味が滲み出し、やみつき感のある後味すっきりとした味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしい麺が採用されているようです!
JANコード 49 02885 01092 0 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(香辛料、糖類、食塩、たん白加水分解物、植物油脂、食用風味油、ガーリックエキスパウダー、ポークエキス)、かやく(キャベツ、豚肉、ブラックペッパー、ガーリック)/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(グァーガム)、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、加工デンプン、リン酸塩(Na)、香辛料抽出物、ビタミンB₂、カラメル色素、(一部に小麦・大豆・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (120g) 当たり]
熱量 539kcal たんぱく質 9.0g 脂質 26.6g 炭水化物 65.8g 食塩相当量 4.6g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソース、“ふりかけ”といった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特にソースに関してはガーリックの旨味が凝縮されたことで若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味がパンチのあるスパイシーなガーリックソースとも相性良く馴染み、素材の旨味をうまく活かした味わいがしっかりと楽しめそうです!
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、“かやく”には…
- キャベツ
- 豚肉
が入っています!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には細めながらも歯切れの良いコシが加わり、まだソースや“ふりかけ”を加える前の状態ではありますが…臭みのないポークの旨味にたっぷりとガーリックを利かせ、ブラックペッパーとガーリックチップを配合したスパイスによってパンチのある味わいが際立つガッツリ系の一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのソースを加えていきます!
すると…ポークの旨味やガーリックなどを利かせた若干“とろみ”のあるソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としてはやはり食欲そそるガーリックが印象的で、この時点ですでに濃い目のテイストということが伝わってきます!
ではよーくかき混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染んだら“ふりかけ”を加えて完成となります!
すると…ガーリックソースということもあって色合いはかなり落ち着き、シンプルにガーリックの旨味を全面に押し出しているようで、特に脂っこさや“くどさ”といった感じはありません!(割と“にんにく”臭は強めなので…食べる場所を選んだ方が良さそうです。)
他にも上記の通りポークの旨味を利かせたことで深みのあるコクやオイリー感が際立ち、そこに若干細かくカットされた豚肉が具材として使用されたことによって臨場感溢れる仕上がりとなり、香ばしいフライ麺とも相性良く馴染むスパイシーな一杯といったところ!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…確かにスパイシーなんですが、ベースがガーリックソースということもあって“にんにく”の旨味・風味が強烈ですね!そして、ブラックペッパーとガーリックチップを配合したスパイスによってパンチの強い口当たりなんかも際立ち、シリーズとしては以前ご紹介した“ULTRAペヤング(2023年12月5日発売)”に黒胡椒を加えただけといった感じです!
また、シリーズらしく麺の香ばしさが付与されているからこそソースに調理感が引き立ち、そこにポークの旨味が相性良く馴染んだことで物足りなさを感じさせることもありませんから、公式ページに記載されていた“ガーリックソースとスパイスを組み合わせた、パンチのある味わい”というのも一応納得ではあります!
ちなみにソースはガーリックが強調された液体仕様で、ポークの旨味エキスによって麺がパサつくこともなく、ブラックペッパーとガーリックチップを配合したスパイスをよく馴染ませながらいただいた方が良さそうです!そのため、“つまみ”にもぴったりな味わいといった印象で、個人的には真新しさが感じられませんでしたので、ガーリックではなくスパイスに拘ってほしかったところ…
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっていて、麺量90gと食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には、ガーリックやポークの旨味を利かせ、ブラックペッパーとガーリックチップを配合したスパイスを加えたパンチのあるガーリックソースがよく絡み、食欲そそる“にんにく”の旨味や黒胡椒のスパイス感などが口いっぱいに広がっていき、スパイシーな風味や食欲そそる香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの豚肉が使用されていて、やや小さめにカットされているものの、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずは全体と馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは、ほどよいサイズでシャキシャキとした食感が心地良く、こちらにもスパイスが振りかけられたことによって野菜すら美味しく感じられ、ちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらのブラックペッパーとガーリックチップを配合したスパイス(ふりかけ)が使用されていて、これらを軽く馴染ませながらいただくと、より一層パンチの強い味に際立ち、やみつき感のある“スパイシーヤキソバ”が楽しめることと思われます!
ソースについて
ソースは、ポークの旨味やガーリックなどを使用しているんですが、特にガーリックが際立ったことによってすでにパンチがあり、そこにブラックペッパーやガーリックチップを配合したスパイスを加えることで、より一層スパイシーな味わいが強調され、個人的にはスパイシーというよりも“ガーリック焼そば”といった印象です!
また、液体仕様のソースという点が個人的には好印象で、決して麺をパサつかせることなく臨場感溢れる味わいが最後までじっくりと楽しめることと思われ、そもそも“スパイシーヤキソバ”ということもあってスパイス感に際立っていることは確かです!ただ、ガーリックも一応スパイスなんでしょうけど香味野菜といったイメージが強いので悩ましいところ…
まとめ
今回「ペヤング スパイシーやきそば」を食べてみて、ガーリックソースにブラックペッパーやガーリックチップを配合したスパイスを加えたスパイシー感に際立った一杯には…ガーリックの旨味をメインにガツンと利かせ、ポークの旨味がコクをプラス、そこに“ふりかけ”として使用されたブラックペッパーやガーリックチップがパンチのある味わいを強調し、ラードを使用した油で揚げたフライ麺からも良い旨味・風味が滲み出す最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
ただ、“スパイシーヤキソバ”というだけあって、スパイスを豊富に使用した味に期待していたんですが、実際には思いのほかガーリックと黒胡椒を合わせたパンチのあるフレーバーで、特別スパイシーな印象もなく、シリーズとしては定番とも言える仕上がりでしたので、若干肩すかしを食らう方も多いのではないでしょうか?
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