「日清ラ王 背脂醤油」を食べてみました。(2020年3月30日リニューアル発売・日清食品)
この商品は、“まるで、生めん。”のような本格的な麺の美味しさで定評のあるお馴染み“日清ラ王”シリーズの新商品ということで、今回は鶏ガラをベースに背脂によるコクを加えた芳醇な風味が香り立つ王道な一杯が登場です!
それも…鶏ガラベースの醤油スープにはベーシックでありながらも背脂によるコク深さがキレのある口当たりと絶妙にマッチし、そこに煮干しや鯖など魚介出汁を隠し味のようにさりげなく加えたことによって味に深みが増し、安定感のある美味しさがたまらなく…最後まで飽きの来ない風味豊かな一杯、“日清ラ王 背脂醤油”となっております。(税抜き230円)
また、ご覧の通りパッケージには“新・まるで、生めん。”と記載されているように、若干キャッチコピーにも聞こえるかもしれませんが…今回新たに採用された麺の呼称でリニューアルされた要素のひとつでもあり、“日清ラ王”ならではの技術を駆使した“生めん食感”をさらに追求し、それによって品質の高いスープだけでなく麺までもがより本格感のある食感として楽しめる仕上がりとなっているようです!
こちらにもそういった“生めん食感”をさらに追求した“新・まるで、生めん。”の表面に張りもあり、ほどよい弾力と強いコシが表現された本格的な麺の仕上がりイメージなんかも掲載されていますね!
これを見る限り中太ストレート麺でしょうか?まるで生麺のような食感に仕上がった麺には…滑らかな食感やもっちりとした印象を受けます!これによって旨味が凝縮された芳醇な風味が香り立つ醤油スープとともに小麦の風味と喉越しの良い麺が楽しめるというわけですね!
一方こちらには、鶏ガラの旨味をしっかりと利かせた醤油スープに背脂を加えたことによるコク深くまろやかな醤油スープといった濃いめな仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・のり・ねぎが使用されているようです!
そしてなんと言ってもこのスープ表面に浮かぶ背脂が鶏ガラベースの醤油スープにコクを際立たせ、王道なテイストである味わいに相性抜群な魚介出汁が加わり、さらにさりげなく使用された“海苔”によってほどよい磯の風味なんかも楽しむことができ、鶏ガラの芳醇な風味を引き立てているように感じられます!
ちなみにこの“日清ラ王”シリーズの醤油といったフレーバーで言うと…以前ご紹介した1992年9月に発売された当時の味わいを再現した“日清ラ王 復刻版しょうゆ(2018年1月8日発売)”なんかも登場していたように、王道のテイストということもあって何度かのリニューアルを繰り返し、現在では“背脂コク醤油”といった商品が発売されており、今回の“日清ラ王 背脂醤油”は恐らくそのリニューアル商品と思われます!
他にも特徴として…上記のように麺は“生めん食感”をさらに追求した“新・まるで、生めん。”が採用され、最新技術を取り入れて進化し続ける“日清ラ王”シリーズらしく今回さらに麺が強化され、それによって鶏ガラの旨味を利かせたコク深い醤油スープとともに背脂が加わった本格的な味わいが思う存分堪能できるというわけです!
鶏ガラの旨味を利かせた風味豊かな醤油スープに背脂を加えたことによってコク深くまろやかな味わいに仕上がり、醤油ならではのキレの良さが背脂によって丸みのある口当たりに感じられ、濃いめでありながらも飽きることのない上質な美味しさが心地良く、新たに採用された“新・まるで、生めん。”もまたほどよい弾力や歯切れの良さ、そして噛み応えのある食感がまさに生麺を思わせるクオリティの高い一杯となっていました!
これは特に、王道でありながらも麺・スープともに上質な味わいを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
日清ラ王 背脂醤油
今回ご紹介するカップ麺は、“ラーメンの王様”の名にふさわしいクオリティの高い味わいで定評の“日清ラ王”シリーズの新商品ということで、鶏ガラの旨味をしっかりと利かせた濃いめな醤油スープに、背脂よる深み・コクが加わったことで芳醇な風味が香り立つクオリティの高い味わいがたまらないシリーズらしい上質な一杯、“日清ラ王 背脂醤油”となっています。
そしてこの“日清ラ王”シリーズはこれまでも様々なフレーバーが登場してきましたが、どれもクオリティの高い仕上がりで満足度も非常に高く、しかもそういった味わいにもかかわらず基本的に税別230円ですからね…そう考えるとかなりリーズナブルな価格設定とも言えるのではないでしょうか?
ちなみに今回は麺を“新・まるで、生めん。”へリニューアルした“日清ラ王 背脂醤油”と“日清ラ王 濃厚味噌”以外にも新フレーバーとして“日清ラ王 麻辣担々”が同時発売となっています!
さらに最近で言うと…“汁なしラ王シリーズ”の第1弾として2018年3月5日に発売された“日清ラ王 汁なし担々麺”が2020年3月16日に装い新たにリニューアル発売されています!
これによって現在の“日清ラ王”シリーズの“どんぶり型”のラインアップとしては、以下の通り計8品となっているようですね!(うち“汁なしシリーズ”は“汁なし担々麺”ただひとつ。)
他にもタテ型シリーズとして以下のようなあっさり系フレーバーなんかも発売されています!
また、公式ページには“日清ラ王 背脂コク醤油”や“日清ラ王 香熟コク味噌”といった商品も取り扱いされているんですが、今回同時発売された“日清ラ王 背脂醤油”と“日清ラ王 濃厚味噌”といった商品名ではこれまで発売されていませんでしたから…恐らくこれらのリニューアル版のようですね!
それでは、今回の“日清ラ王 背脂醤油”がどれほど鶏ガラの旨味を利かせたコクのある仕上がりとなっているのか?たっぷりと使用された背脂による深みを際立たせる旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても新たに採用された“新・まるで、生めん。”による生麺を思わせる麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り412kcal(めん・かやく325kcal / スープ87kcal)となっております。(塩分は6.3g)
カロリーは、鶏ガラを利かせたコク深い一杯の割にやや低めな数値のようですが、一方で塩分はやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり112g、麺の量は75gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで87kcalと割と多くを占めていることから、背脂によるコク深さだけでなく煮干しや鯖など魚介出汁を利かせたメリハリのある味わいをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や豚脂をはじめ…
- チキンエキス
- 鶏脂
- オニオン調味油
- 食塩
- にぼし調味料
- さば調味油
- 香味油
- 魚粉
- チキン調味料
- 香味調味料
- 香辛料
といった、鶏ガラをべースに煮干しや鯖といった魚介出汁なども加えた深みのある醤油スープに仕上がり、そこに背脂を加えたことによって想像以上に旨味が凝縮されたコク深い味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4902105261361 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、チキン調味料、大豆食物繊維、卵粉)、スープ(しょうゆ、豚脂、チキンエキス、鶏脂、オニオン調味油、食塩、たん白加水分解物、にぼし調味料、さば調味油、香味油、糖類、魚粉、チキン調味料、香味調味料、香辛料)、かやく(チャーシュー、のり、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、リン酸Ca、カラメル色素、酒精、香料、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘剤(キサンタンガム)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (112g) 当たり]
熱量 412kcal
めん・かやく: 325kcal
スープ: 87kcalたんぱく質 11.5g 脂質 13.4g 炭水化物 61.4g 食塩相当量 6.3g
めん・かやく: 2.2g
スープ: 4.1gビタミンB1 0.22mg ビタミンB2 0.32mg カルシウム 139mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、焼豚、焼きのり、かやくといった4つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープは背脂が含まれる醤油ベースということもあって非常にさらっとした状態でしたので、調理中にはフタの上で軽く温める程度で問題ないかと思われます。
また、麺はご覧の通り黄色みがかった中太ストレート麺・ノンフライ仕様の今回新たに“生めん食感”をさらに追求した“新・まるで、生めん。”が採用され、まさに生麺を思わせるもっちり感や強いコシを表現し、お店さながらの食感が楽しめそうです!
調理してみた
では念のため調理方法を確認してみると…まずは焼豚・“かやく”を入れて熱湯を注ぎ5分待ち、その後いったん麺をほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜて完成とのことで、特に注意点などはありませんが、今回使用されている“新・まるで、生めん。”はノンフライ仕様ならではの良い意味でゴワついた麺のようですので、液体スープを入れる前にはしっかりと麺をほぐしておくと良いでしょう!
ということでまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- チャーシュー
- ねぎ
が入っています。
チャーシューは見るからに厚みのある大判サイズとなっていて、カップ麺でよく見かける薄く小ぶりな仕様ではないようですね!この辺りにも“日清ラ王”らしい拘りを感じさせます!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺にしっかりとしたコシが加わり、依然として容器底に沈んだままの状態からも想像できるように、生麺のような強いコシが表現された仕上がりのようで、クオリティの高いスープとともに麺までも楽しめる満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
では液体スープを加える前に麺をしっかりとほぐしていきましょう!
…というか中太ながらも想像以上に張りのある麺ですね!良い意味でかなりゴワゴワしているので、先にほぐしておいて正解です!
これだと…中太ながらもしっかりとした噛み応えなんかにもかなり期待できそうです!
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…醤油スープらしい鶏ガラを利かせたあっさりとした中にも背脂によるコクのある味わいを思わせる濃いめなスープが出てきます!
※背脂も含まれているため、しっかりとスープを絞り込んで入れましょう!
そしてそのさらっとしたスープはすぐに容器底へと沈んでいき、鶏ガラということもあってスープ表面には脂っこさといった印象は全くなく、この時点では背脂も一緒に沈んでしまっているようですね!鶏ガラならではの芳醇とも言える風味が香り立つのが印象的です!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染み、最後に“焼きのり”を添えて完成となります!
そして…割とさらっとした仕上がりではありますが、旨味が凝縮されていることが伝わって来る厚みのある風味豊かな一杯といったところで、鶏ガラを利かせた醤油スープに背脂を加えた一杯は風味からして食欲をかき立てられますね!
また、鶏ガラを利かせたオーソドックスな醤油ラーメンというわけではなく、原材料にも記載されていた通り煮干しや鯖など魚介出汁が旨味を後押ししたことで、繊細なスープを表現しているようにも感じられ、シリーズらしいクオリティの高さが伝わってきますね!
これはまさに…公式ページに“不動のレギュラー”と紹介されているのも納得の仕上がりではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…鶏ガラベースということもあって割とあっさりと感じるかもしれませんが、醤油ならではのキレのある口当たりには背脂によるコクが加わったことで厚みのある旨味として感じられ、しょっぱさというよりも旨味が強いシリーズらしいカップ麺の域を軽く超えた味わいが表現され、やはり魚介出汁を合わせた繊細な味わいは手の込んだ作りを思わせますね!
また、背脂を加えたことによるほどよいコクは、当然脂っこさといった印象もなく、後味すっきりとした醤油スープに深みのある旨味を引き立て、喉越しの良い仕上がりとなったことでスタンダードな醤油ラーメンであり、何らかに突出した特徴があるわけではありませんが、王道とも言える幅広い層に好まれる旨味・コクが絶妙にマッチした味わいが楽しめるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り新たに採用された“新・うまい、めん”の中太ストレート・ノンフライ仕様によって、まさに“ラ王”シリーズらしい生麺のようなつるっと滑らかな食感やほどよい弾力、そして噛み応えのある強いコシが再現されています!
そんな中太麺には、鶏ガラを利かせた醤油スープに魚介出汁をさりげなく加え、さらに背脂によるコクが際立った風味豊かなスープがよく絡み、一口ずつに安定感のあるキレ・コク・旨味がバランス良くマッチした味わいが口いっぱいに広がっていき、様々な旨味が交差する芳醇な風味が後味良く抜けていきます!
そして、“焼きのり”をしっかりとスープに浸して麺と絡めていただくと…ほんのり磯の風味が加わり、これがまた相性良いんですよね!お好みで海苔を追加して白飯が欲しくなります。。
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのチャーシューが使用されていて、カップ麺でよく見かける薄く小ぶりな仕上がりとは異なり、ほどよい厚みとサイズ感は申し分なく、非常に柔らかい食感で、じっくりと噛んで味わってみると…今回の醤油スープとともにほどよい肉の旨味がじゅわっと滲み出て来る美味しい具材となっていましたので、麺と一緒にしっかりとスープに浸していただくと…より一層肉の旨味が際立って感じられるのではないでしょうか?
また、こちらの“ねぎ”はやや大きめにカットされた状態となっていて、シャキシャキとした食感や、ちょうど良い薬味にもなったことで、今回の鶏ガラベースの醤油スープを美味しく引き立て、後味さっぱりと感じさせる飽きの来ない相性抜群な具材となっています!
他にも…具材というわけではありませんが、やや小粒ではあるものの、背脂がしっかりと使用されており、それによって鶏ガラベースのスープにほどよいこってり感が加えられ、厚みのあるコクが旨味を倍増させます!この背脂って意外と脂っこさといった感じもなく味に深みを引き立たせるんですよね!
そのため、今回のようなテイストにもぴったりで、スープに浮かぶ上質な油分からもわかるように、しっとりとした旨味というか…喉越しの良い品のあるこってり感が際立ち、麺のクオリティに注目される“日清ラ王”ですが、スープも決して侮れないワンランク上の仕上がりであることが伝わってきます!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鶏ガラの旨味をベースに煮干しや鯖など魚介出汁をさりげなく加えて深みを加え、さらに背脂によって厚みのあるコクを際立たせています!
そのため、安定感のある美味しさはもちろん、幅広い層に好まれるテイストに仕上がっていることには間違いありません!ただ…強いて言うなら、あまりにもスタンダードな味わいというか、醤油ラーメンとして非常にクオリティの高い仕上がりでしたので、何らかの突出した特徴なんかがあれば良かったですね!それが今回の場合背脂ではあるんですが…
この辺りに関してはベースがかなり美味しく仕上がっているので、後はお好みで香辛料や追加トッピングで楽しんでみても良いかもしれません!
また、見た目としてはかなり濃口醤油のような色合いとなっているんですが、鶏ガラの旨味がしっかりと利いているため、醤油ならではの塩気もありつつ…シャープな飲み口とうまく調和されたことでまろやかさに際立ったコク深い味わいが印象的で、背脂のコクがかなり相性良くマッチしています!
それがちょうど良い脂っこさを加え、旨味が凝縮された醤油スープはカップ麺とは思えないほどの繊細な美味しさとクオリティが高く、さらに新たに採用された“新・うまい、めん”による生麺のような食感なんかも同時に楽しめて…税別230円はかなり安く感じられますね!
このように、今回の“日清ラ王 背脂醤油”は、鶏ガラをベースに煮干しや鯖など魚介出汁を合わせ、さらに背脂によって深みのあるコクが際立ち、心地良い芳醇な風味なんかも印象的なクオリティの高い味わいが表現され、なんと言っても新たに採用された“新・うまい、めん”による滑らかな食感や弾力ある生麺のような仕上がりが満足度高く味わえるシリーズらしい一杯となっていたため、お好みによっては胡椒などの香辛料や海苔をさらに追加して白飯と一緒に楽しんでみても良いでしょう!
まとめ
今回「日清ラ王 背脂醤油」を食べてみて、鶏ガラ×背脂による醤油スープには旨味を引き立てる魚介出汁がさりげなく使用され、キレとコクがバランス良く表現された旨味溢れる風味豊かな一杯となり、新たに採用された“新・うまい、めん”による生麺を彷彿とさせる麺によってしっかりとした食べ応えなんかも楽しめる非常に満足度の高い逸品となっていました!
やはり“日清ラ王”のブランドクオリティはかなり高いですね!麺だけでなくスープまでもが本格感のある仕上がりで、極上な味わいが楽しめることからも…不動のレギュラー商品であることが改めて実感できるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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