ファミリーマートのPB商品のひとつ「濃厚タンメン」を食べてみました。(2020年4月21日発売・東洋水産/ファミリーマート限定・数量限定)
この商品は、東洋水産との共同開発によるカップ麺で、“ファミリーマートコレクション”という名のPBから数量限定で取り扱いされており、タンメンらしいポークやチキンの旨味をベースに濃厚な味わいに仕上げ、さらにフリーズドライ仕様の野菜をたっぷりと使用したことによってあっさりとした中にもコク深い旨味を表現したリーズナブルな一杯、“濃厚タンメン”となっております。(税抜165円/税込178円)
ご覧の通り、パッケージには“濃厚タンメン”といった商品名が大きく配置され、さらに背景には塩ベースにポークやチキンの旨味を利かせたタンメンらしい深みのある白濁とした仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・にら・コーン・にんじんが使用されているようです!
また、ファミマのPBである“ファミリーマートコレクション”のロゴなんかもさりげなく配置されていますね!
一方こちらには“ノンフライ麺、濃厚スープ”と記載されているように、今回ご紹介するファミマのPBカップ麺はノンフライ麺が採用されていて、もっちり感と強いコシが表現された麺の仕上がりイメージを見る限り、角刃仕様による歯切れの良さなんかも想像させます!
そしてその気になる特徴としては…上記のようにポークやチキンの旨味以外にも魚介エキスなんかも使用され、胡椒と生姜によるキレの良い口当たりや、思ったよりもコク深く濃厚な味わいとノンフライ麺が絶妙にマッチし、それによってあっさりとした中にもしっかりと旨味を感じられる“濃厚タンメン”という名にふさわしい味わいが表現されているようです!
ちなみにこの“ファミリーマートコレクション(通称:ファミコレ)”は、もちろんカップ麺だけでなく様々な各種お総菜なんかも取り扱いされていて、さらに低価格の“レギュラーライン”と高付加価値の“プラチナライン”商品なんかも発売されています!(このカップ麺はその“レギュラーライン”の位置付けとなっています。)
※“ファミリーマートコレクション”自体は2012年10月から既存のPBを統一し、カップ麺以外の商品なども順次販売開始されています!
他にも特徴として…麺には“ファミリーマートコレクション”のカップ麺として発売されている“どんぶり型”の“札幌味噌ラーメン”や“醤油とんこつラーメン”と同じくノンフライ仕様ということで、コシのある滑らかな食感に仕上がり、ほんのり“ちぢれ”を付けたことでスープにもよく馴染み、濃厚ながらもタンメンらしいキレのある口当たりによって最後まで飽きの来ない後味すっきりとした味わいが楽しめるというわけです!
タンメンと聞くと…ポークやチキンを利かせたまろやかな味わいを想像するんですが、今回の“濃厚タンメン”はシャープな飲み口が非常に印象的で、旨味自体も繊細に仕上がっており、豊富に使用されたフリーズドライ仕様によるシャキシャキとした食感が心地良く、生麺かのようなもっちりとした弾力やコシのある麺とともに満足度の高いあっさり感と深みのある旨味がバランス良く表現されていました!
これは特に、タンメンらしい素材の旨味を活かしたあっさりとした中にもコク深く濃厚な味わいをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
濃厚タンメン
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染みファミマのPB“ファミリーマートコレクション”から数量限定で発売されているカップ麺シリーズのひとつで、ポークやチキン、魚介の旨味なども加えた深み・コクのあるタンメンスープにフリーズドライ製法による野菜ブロックやノンフライ麺特有のコシの強いもっちりとした食感が絶妙にマッチした満足感の高い一杯、“濃厚タンメン”となっています。
ご覧の通り、フタの方にも“濃厚タンメン”といった商品名が大きく記載されているように、臭みのない動物系の旨味に魚介などをバランス良く合わせたことでコクのある濃厚感を表現し、さらに豊富に使用された野菜の風味が美味しさをより一層引き立てる旨味溢れる満足の一杯に期待できそうです!
ちなみに、ファミリーマートがPB商品として展開するカップ麺は、以下の商品が発売されていて、タテ型のカップ麺としては計6種類のラインアップとなっています!
※こちらの6商品は製造が日清食品となっています。
そして今回ご紹介する“濃厚タンメン”は、以前ご紹介した食べ応えのある“どんぶり型”として2019年10月29日に同時発売された“札幌味噌ラーメン”や“醤油とんこつラーメン”と同じくノンフライ麺が採用されています!
※この“どんぶり型”の3商品に関して製造は東洋水産となっています。
この“ファミリーマートコレクション”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
また、ローソンのPBカップ麺は最近リニューアルによって税込み150円に値上がりし、セブンプレミアムのPBカップ麺は税込み98円〜138円となっていて、これら他社のPB商品と比較するとこの“ファミリーマートコレクション”のタテ型カップ麺は税込みだと142円ですから…今回ご紹介する“濃厚タンメン”を含む“どんぶり型”の“札幌味噌ラーメン”や“醤油とんこつラーメン”に関しては、ほんのわずかではありますが割高な価格設定となっていて、税込み178円とPB商品としてはかなり強気な価格設定となっています!
そしてそのファミリーマートでは全国の名店と呼ばれるラーメン店とのコラボカップ麺なんかも数多く発売しているんですが、これらタテ型の6商品はPBカップ麺として1年を通して店頭に並び、その味わいとリーズナブルな価格帯からも一定のリピーターやシェアを獲得しているものと思われますから、今回数量限定で登場した“どんぶり型”の商品もかなり注目度の高い一杯と言えるでしょう!(数量限定とはいっても未だに店頭に並んでいますので、しばらくは定着しそうです。)
それでは、今回のファミリーマートコレクションの“濃厚タンメン”がどれほどポークやチキンの旨味を利かせたコク深い仕上がりとなっているのか?フリーズドライ仕様によるシャキシャキとした食感が印象的な野菜との兼ね合いはもちろん、そしてなんと言ってもファミリーマートコレクションのカップ麺として“どんぶり型”のみ使用されているノンフライ仕様のすすり心地の良い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り333kcal(めん・かやく257kcal / スープ76kcal)となっております。(塩分は5.3g)
カロリーは、濃厚とは言えノンフライ麺仕様、さらにタンメンらしくかなり低めな数値のようですが、一方で塩分は平均的といったところ。
ちなみに1食当たり93g、麺の量は65gとのことで“どんぶり型”ということもあって1食当たりの総重量はタテ型カップ麺と比較してボリューム感はありますが、麺の量にそこまで違いはないようですね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや植物油をはじめ…
- 豚脂
- 食塩
- チキンエキス
- 香辛料
- 魚介エキス
といった、ポークやチキンの旨味をベースにコク深く濃厚なタンメンスープに仕上げ、さらに隠し味程度に魚介エキスを加え、胡椒や生姜を利かせたことによってキリッとした口当たりが心地良い風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。
さらに、この“ファミリーマートコレクション”の“どんぶり型”のカップ麺は先ほどもお伝えした通り東洋水産が製造しているとのことで、“(株)ファミリーマートと東洋水産(株)が共同開発した商品です。”と記載されています!
JANコード | 4901990365833 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、卵白)、添付調味料(ポークエキス、植物油、豚脂、食塩、たん白加水分解物、砂糖、チキンエキス、香辛料、魚介エキス、酵母エキス、ねぎ)、かやく(キャベツ、にら、コーン、にんじん、豚脂、植物油、ゼラチン)/加工でん粉、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、かんすい、酒精、炭酸カルシウム、レシチン、pH調整剤、カラメル色素、香料、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (93g) 当たり]
熱量 | 333kcal |
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たんぱく質 | 8.9g |
脂質 | 8.4g |
炭水化物 | 56.8g 糖質:54.3g 食物繊維:2.5g |
食塩相当量 | 5.3g めん・かやく: 2.3g スープ: 3.0g |
ビタミンB1 | 0.29mg |
ビタミンB2 | 0.30mg |
カルシウム | 157mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、粉末スープ、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは触ってみたところ…ポークやチキンなどを含む若干“とろみ”が付いた状態となっていましたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう。
また、麺はご覧の通りやや幅広にも見える中太といったノンフライ仕様となっていて、ノンフライならではの食感滑らかな弾力ある麺が濃厚なタンメンスープと絶妙にマッチしたことで、想像以上にしっかりとした食べ応えなんかもありそうです!
調理してみた
では念のため調理方法を確認してみると…先にフリーズドライ製法の野菜ブロックを入れて熱湯を注ぎ5分待ち、その後粉末スープ・液体スープを加えてよくかき混ぜて完成とのことで、特に注意点などはありませんね。(野菜ブロックが湯戻りしやすいように熱湯を“かやく”の上から注ぐと良いでしょう。)
ではまず、かやくを入れてみます。
このフリーズドライ仕様の野菜ブロックには…
- キャベツ
- にら
- コーン
- にんじん
が入っています。
他にも原材料によると…豚脂や植物油なんかも含まれているようで、単純に野菜だけが使用されているわけではないようですね!タンメンスープにコクを加える調味料・旨味なんなも含まれているようです!
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
まだ液体スープは加えていないんですが…野菜ブロックに含まれる豚脂や植物油でしょうか?タンメンにぴったりなふんわりと優しい風味が香り立ち、豊富に使用されたフリーズドライ仕様ならではのシャキシャキとした野菜の食感が濃厚なスープとともに楽しめるコク深い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…ポークやチキンの旨味がしっかりと利いた白濁とした若干“とろみ”が付いたスープとなっていて、動物系の旨味と思われる脂なんかも含まれていたようですので、絞り込んで入れましょう!
続いて粉末スープも加えていきます!
こちらは特に特徴的な風味などは感じられませんが、香辛料や食塩などの成分が含まれているものと思われます!
そしてご覧の通り2パック仕様のWスープということで、使用されている量も多く、見るからに濃厚感が伝わってきます!これは…タンメンならではのすっきりとした後味や深みのある味わいがコク深く楽しめそうです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…乳化感のある白濁とした濃厚感に際立った仕上がりをイメージさせますが、スープ自体は非常にさらっとしていて、濃厚とはいっても胡椒や生姜を加えたことで脂っこさのないメリハリのある一杯のようですね!
さらにスープ表面にはほどよくポークやチキンの旨味と思われる脂が浮き、それによってコク深く濃厚さに拘った“濃厚タンメン”に仕上げ、まさにコク深い味わいとキレの良い後味の良さがうまく調和され、最後まで飽きの来ない味わいを表現しているようにも感じられます!
食べてみた感想
一口食べてみると…思っていたよりもキレの良さが際立ち、濃厚というよりも旨味が凝縮された脂っこさのないコク深さが印象的で、香辛料なども利いたことで味に締まりが強調され、想像以上にメリハリの付いた美味しいタンメンに仕上がっています!
しかも風味なんかも良いですね!野菜ブロックに含まれていた豚脂や植物油なども後押しして、ポークやチキンとは異なる…香味野菜の旨味のようなタンメンならではの野菜の香ばしい風味がまたなんとも食欲そそり、PB商品とは言え決して侮れない美味しさが楽しめるでしょう!
また、塩加減も非常に良く、キレの良い口当たりがまろやかな旨味と絶妙にマッチし、一瞬軽やかなスープにも感じられるんですが、そのすぐ後からは深みのあるコクが染み渡るように感じられます!
麺について
麺は、ご覧の通り角刃仕様による歯切れの良い食感に加え、ノンフライ仕様ならではの滑らかでコシの強い仕上がりとなっていて、すすり心地も非常に良く、ほどよいもっちり感がまた生麺にも近い弾力を表現しています!
そんな麺には、ポークやチキンなどの旨味をしっかりと利かせたコク深く風味豊かなタンメンスープがよく絡み、一口ずつに脂っこさや臭みのない動物系のコク深い旨味にたっぷりと使用された野菜が美味しさを引き立てる味わいが口いっぱいに広がっていき、タンメンらしい野菜の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのキャベツが入っていて、フリーズドライ仕様ということもあり、思っていたよりも大きくカットされたことによってシャキシャキとした食感が心地良く、これによって今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
また、こちらのニラは、そこまで素材本来の風味は感じられないものの…豊富に使用された各種具材とともに今回の“濃厚タンメン”の美味しさを引き立てる具材のひとつとしてさりげなく添えられています!
さらに、こちらのコーンは、素材本来の甘みなんかもしっかりと感じられるんですが、今回のタンメンスープの味わいを損なうこともなく、華やかな見た目として彩り良く感じられます!
他にもこちらの人参が使用されていて、割と柔らかな仕上がりとなっていて、じっくりと味わってみると素材本来の味わいなんかも感じられますが、こちらもまたタンメンの美味しさを引き立てる相性の良い具材のひとつとしてコーンなどと同じく彩りの良さを強調しているようです!
スープについて
スープは、この白濁とした乳化感のある見た目とは裏腹に塩ベースでしょうか?非常にキリッとした口当たりが心地良く、さらっとした仕上がりの割にポークやチキンなどの動物系の旨味が利いたことで、物足りなさを感じさせないコクが表現されており、脂っこさなどは一切ありませんから、最後まで飽きることなく濃いめの味わいが楽しめるかと思われます!
また、今回は“濃厚タンメン”ということで野菜の旨味なんかもしっかりと感じ取ることができ、動物系の旨味と魚介…さらに野菜の旨味がバランス良く調和されたことによってクセになるテイストに仕上げられ、タンメンとは言っても決して侮れない美味しさが表現されているため、かなり幅広い層に好まれるのではないでしょうか?
そもそもタンメン自体、豚や鶏ガラをベースに炒めた野菜をたっぷりと盛り付けられたことで、風味豊かでまろやかな味わいが特徴的で、今回の“濃厚タンメン”も同じく炒め野菜のような…どことなく香ばしい風味が食欲そそり、ポークやチキン、魚介の旨味などが惜しげもなく使用されたことで、繊細な旨味が表現され、商品名通り濃いめなタンメンに仕上がっています!
そのため、軽やかでありながらも旨味が凝縮されているスープはついつい止まらなくなってしまいますね。。PB商品ながらも想像以上に美味いです!
このように、今回の“濃厚タンメン”は、ファミリーマートコレクションの新たなPBカップ麺としてノンフライ麺仕様・濃厚さにこだわったタンメンということで、ポークやチキンの旨味がしっかりとコク深さを際立たせ、さらに塩ベースならではのキレの良い口当たりや後味すっきりとした味に締まりを加えたことによって、まさに深みのあるコク深い一杯となっていたため、お好みによってはペッパー系の香辛料などをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回ファミリーマートコレクションから新たに登場した“どんぶり型”・ノンフライ麺仕様の「濃厚タンメン」を食べてみて、ポークやチキンなどの動物系の旨味をしっかりと利かせたコク深くキレの良いタンメンスープに、炒め野菜を思わせる風味豊かな野菜がたっぷりと使用され、PB商品とは思えないほどの美味しさが表現し、ノンフライ麺によるもっちりとした弾力ある仕様は想像以上の美味しさとなっていました!
ただ、PB商品で税込み178円ともなると若干リーズナブルさに欠けるような気もしましたが…食感滑らかなノンフライ仕様、そして食べ応えのある“どんぶり型”ということもあって、実際に食べてみると意外と満足感も高く、以前の記事にも書いたように“どんぶり型”シリーズの商品展開なんかも今後あるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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