ファミリーマートのPB商品のひとつ「コク旨熟成味噌ラーメン(札幌濃厚味噌)」を食べてみました。(2017年5月30日発売/2020年12月8日リニューアル発売・日清食品/ファミリーマート限定)
この商品は、日清食品との共同開発によるカップ麺で、“ファミリーマートコレクション”という名のPBから1年を通して取り扱いされており、味噌ならではのコクにあるスープに魚介を利かせた和風出汁とポークの旨みが凝縮された王道的リーズナブルな一杯、“コク旨熟成味噌ラーメン”となっております。(税抜き132円)
ご覧の通り、パッケージには“コク旨熟成味噌ラーメン”といった商品名がわかりやすく大きく配置され、“楽しさ”や“新鮮さ”、“信頼”と“安心”を表しているという…ファミリーマートのロゴを象徴する2色を各種フレーバーごとに異なる配色としてあしらわれ、白を基調になんとも清潔感溢れるデザインに統一されています!
さらに背景には赤味噌・白味噌をバランス良く配合したかのようなキレの良い口当たりが表現された味噌スープに魚介やポークの旨味を利かせたことで、あっさりとしながらもコクのある味わいといった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…豚ミンチ・キャベツ・人参・コーン・ネギが使用されているようです!
ちなみにこの“ファミリーマートコレクション(通称:ファミコレ)”は、もちろんカップ麺だけでなく様々な各種お総菜なんかも取り扱いされていて、さらに低価格の“レギュラーライン”と高付加価値の“プラチナライン”商品なんかも発売されています!(このカップ麺はその“レギュラーライン”の位置付けとなっています。)
※“ファミリーマートコレクション”自体は2012年10月から既存のPBを統一し、カップ麺以外の商品なども順次販売開始されています!
そしてその気になる特徴としては…こちらパッケージ側面に“香り豊かな熟成味噌のコク深いスープにつるっとした麺と彩り豊富な具材”と記載されているように、風味や彩りが楽しめる熟成味噌を使用したことによって深みのある香り豊かな味わいに仕上げ、そこに食感滑らかな麺、さらにたっぷりと使用された豊富な具材からも良い出汁が滲み出したことによって、素材の旨味を存分に活かした味わいに仕上がっているようです!
他にも特徴として…麺は黄色みがかったすすり心地の良い中太・丸刃仕様となっていて、ほんのりと“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも良く、それによって熟成味噌ならではの風味豊かなコク深い味噌スープにポークや魚介の旨味が絶妙にマッチした味わいを最後までじっくりと楽しめるというわけです!
ポークや熟成味噌を利かせたコク深い味噌スープとのことでしたが、思っていたよりもスープ自体はさらっとした仕上がりとなっていて、そこにほんのりと魚介出汁を合わせたことで、深みのある味わいに感じられ、あっさりとした中にも素材本来の旨味・コクがしっかりと凝縮された王道的な味噌ラーメンとなっていました!
これは特に、あっさりとしていながらも旨味が凝縮されたコク深く風味豊かな味噌フレーバーをリーズナブルかつ気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は麺の食感に拘り、2020年12月8日に“札幌濃厚味噌”としてリニューアル発売されています!
コク旨熟成味噌ラーメン(札幌濃厚味噌)
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染みファミマのPB“ファミリーマートコレクション”から1年を通して発売されているカップ麺シリーズのひとつで、熟成味噌を使用したことで風味豊かな味わいに仕上がった味噌スープにポークや魚介の旨味をバランス良く凝縮し、惜しみなく使用された彩り豊かな具材からも旨味が滲み出した風味豊かな一杯、“コク旨熟成味噌ラーメン”となっています。
ご覧の通り、フタの方にも熟成味噌を使用したことによって彩り・風味の良さを思わせる味噌スープにたっぷりと使用された色とりどりの具材が華やかさを感じさせる仕上がりイメージが掲載され、ファミマのPBである“ファミリーマートコレクション”のロゴなんかもさりげなく配置されています!
ちなみに、ファミリーマートがPB商品として展開するカップ麺は、今回の“コク旨熟成味噌ラーメン”を含め以下の商品が発売されていて、計6種類のラインアップとなっています!
それ以外にも“札幌味噌ラーメン”や“醤油とんこつラーメン”といった上記のタテ型カップ麺とは異なる“どんぶり型”でファミリーマートコレクションとしては初となるノンフライ麺が採用された商品も2019年10月29日に発売されていますが、こちらは数量限定のようですね!
この“ファミリーマートコレクション”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
また、ローソンのPBカップ麺は税込み138円、セブンプレミアムのPBカップ麺は税込み98円〜138円となっていて、これら他社のPB商品と比較するとこの“ファミリーマートコレクション”のカップ麺は税込みだと142円ですから…ほんのわずかではありますが割高な価格設定となっています。。特に“札幌味噌ラーメン”や“醤油とんこつラーメン”に関しては“どんぶり型”、ノンフライ麺仕様ということもあって、税込み178円とPB商品のカップ麺としてはかなり強気とも言える割高なイメージです。
そしてそのファミリーマートでは全国の名店と呼ばれるラーメン店とのコラボカップ麺なんかも数多く発売しているんですが、これら6商品はPBカップ麺として1年を通して店頭に並び、その味わいとリーズナブルな価格帯からも一定のリピーターやシェアを獲得しているものと思われます!
それでは、今回の“コク旨熟成味噌ラーメン”がどれほどポークや熟成味噌を利かせたコク深い味わいに仕上がっているのか?ほんのり魚介エキスを合わせ、たっぷりと使用された具材から滲み出す旨味との兼ね合いはもちろん、つるっと滑らかな“ちぢれ”を付けた麺との相性・バランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り386kcal(めん・かやく332kcal / スープ54kcal)となっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、あっさりとした味噌スープの中にもしっかりと素材の旨味を活かしているということもあって、割と低めな数値のようで、塩分もまた同じく若干低めな数値となっています!
ちなみに1食当たり82g、麺の量は60gとのことで容器は他のレギュラーサイズと比較して若干小さめにも感じられるんですが…そこまで少ないというわけではないようですね!
※サイズ的にはお馴染み“カップヌードル(1食当たり78g・麺量65g)”と比べて麺が若干少なめではありますが、具材が豊富に使用されているせいか…1食当たりとしてはほぼ同等となっています!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“粉末みそ”や豚脂をはじめ…
- ポークエキス
- 魚介エキス
- でん粉
- 香辛料
といった、ポークの旨味をベースに熟成味噌を使用したことで色味・風味の良いスープとなり、そこに魚介エキスを絶妙なバランスで加え、さらにたっぷりと使用した具材からも良い味が滲み出したことで、風味豊かなコク深い味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
さらに、この“ファミリーマートコレクション”のカップ麺は日清食品が製造しているとのことで、製造所にもしっかりと“日清食品株式会社 下関工場”と記載されていることが確認できます!
原材料名
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、香辛料)、スープ(粉末みそ、豚脂、ポークエキス、糖類、魚介エキス、でん粉、小麦粉、香辛料)、かやく(味付豚ミンチ、キャベツ、コーン、人参、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸Ca、かんすい、カラメル色素、増粘剤(キサンタンガム)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (82g) 当たり]
熱量 | 386kcal |
---|---|
たんぱく質 | 9.8g |
脂質 | 16.8g |
炭水化物 | 48.8g |
食塩相当量 | 4.8g めん・かやく: 2.3g スープ: 2.5g |
ビタミンB1 | 0.23mg |
ビタミンB2 | 0.28mg |
カルシウム | 110mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、具材には…
- 味付豚ミンチ
- キャベツ
- コーン
- 人参
- ねぎ
が入っています。
日清食品お馴染みとも言える“味付豚ミンチ”が非常に大きなサイズとなってゴロゴロと入っているのが印象的で、まさしく色とりどりの具材が各種取り揃えられているようですね!これは食べ進めていくに連れて旨味も増していくのではないでしょうか?
さらに、麺はご覧の通りやや細麺にも見える中太・丸刃仕様となっていて、つるっと滑らかな食感はもちろん、ほどよく“ちぢれ”を付けたことによってスープとも馴染みやすく、やや細めということもあって、すすり心地の良さを思わせます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸い、まだまだ粉末スープがダマになっていることから…しっかりとした濃厚感・コク深さを思わせ、なんと言ってもこのたっぷりと使用された麺を覆い尽くすほどの具材によって良い旨味が滲み出す満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
ちなみに風味からは熟成味噌独特の香りが漂い、若干好みは分かれそうな気はしますね。。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…割とさらっとした仕上がりではありますが、熟成味噌やポーク、そしてこのたっぷりと使用された具材からも良い旨味が滲み出し、厚みのある旨味が凝縮されたコク深く香り高い一杯に仕上がっているようです!
ちなみに、この華やかさを演出する色とりどりな具材のひとつ“味付豚ミンチ”は、湯戻しすることによってさらにふっくらとした仕上がりとなり、ひとつひとつが非常に大きなサイズとなっていて、今回の“コク旨熟成味噌”もベースはポークですから…旨味引き立つ相性の良い具材としてPB商品とは思わせない贅沢な美味しさを表現しているようにも感じられます!
食べてみた感想
一口食べてみると…確かに比較的あっさりとした味噌スープではありますが、熟成味噌やポーク、さらにたっぷりと使用された具材からも良い旨味が滲み出し、それによって物足りなさを感じさせない旨味が凝縮され、コク深く風味豊かな飽きの来ない味噌ラーメンとなっています!
そして、ポークが利いているとは言ってもギトギトとした仕上がりではなく、美味しさそのものを引き立てる旨味としてスープに溶け込んでいるため、こってりとした“くどさ”なんかも一切なく、熟成味噌特有の風味が素材の旨味をより一層引き立てているようにも感じられるのではないでしょうか?
さらに、味噌ならではのキレの良さなんかも際立っているせいか…シャープな口当たりなんかも非常に心地良く感じられ、最後まで飲み飽きることのない後味の良さが好印象といったところ!
麺について
麺は、ご覧の通りやや細めにも見える中太麺といったところで、丸刃仕様によるつるっと滑らかな食感に加えほどよい“ちぢれ”を付けたすすり心地の良い仕上がりとなっています!
そんな麺には、熟成味噌にポークや魚介の旨味を絶妙なバランスとして凝縮し、そこにたっぷりと使用された具材からも良い旨味が滲み出したことによって旨味溢れるコク深く香り立つ味噌スープがよく絡み、一口ずつにポークをはじめ様々な旨味が利いた深みのある味わいが口いっぱいに広がっていき、熟成味噌ならではの風味が後味良く抜けていきます!
これは、麺のすすり心地が非常に良いということもあって一口ごとに感じられる風味なんかも活きてきますね!熟成味噌はもちろん、ポークによる厚みのある旨味によって、あっさりとしているにもかかわらず心地良く楽しめるのではないでしょうか?
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“味付豚ミンチ”が入っていて、数もサイズ感も申し分なく、食感も非常に柔らかく、ジューシーとも言える肉汁がじゅわっと滲み出てくる美味しい具材となっていたため、食べはじめはスープ底に沈めておき、少しでもコク深い味噌スープに良い旨味を滲み出してもらい、後ほど麺と一緒に絡めていただくと肉の旨味がより一層引き立って感じられるものと思われます!
しかも想像している“味付豚ミンチ”よりも遙かに大きく、しっかりとした食べ応えなんかもあるため、この具材だけでもPB商品を感じさせない贅沢な一杯を表現しているようです!
また、こちらの“ねぎ”は、やや大きめにカットされていて、シャキシャキとした食感も非常に良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の味噌スープの美味しさをさらに引き立てる味噌テイストと相性抜群な具材として添えられています!
さらに、こちらのキャベツは上記の“ねぎ”と同じくシャキシャキとした食感が心地良い仕上がりとなっていて、野菜の旨味を加えるのはもちろん、他の具材とともに彩りの良さを表現した5種類も使用された具材のひとつとして今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントをプラスしているようです!
そして、こちらの人参は若干小ぶりにカットされているせいか…じっくりと味わってみないと素材本来の旨味が感じ取れない仕上がりではありましたが、今回の一杯に対して彩りとしてのアクセントにも感じられ、まさに華やかさを考慮された具材のひとつとして散りばめられています!
他にも、こちらのコーンが使用されていて、じっくりと味わってみると…素材本来の甘みなんかも感じられ、味噌テイストと相性良いものの…今回の味わいを損なうことなく、こちらもまた上記の具材とともに彩りの良い具材として華やかさを演出しているように見えます!
そしてこれらたっぷりと使用された具材を麺と一緒に絡めて食べてみると…実に様々な旨味や食感、そして風味の良さがさらに引き立ち、旨味溢れる味噌スープとして満足感を満たしてくれる一杯が最後まで飽きることなく楽しめるでしょう!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りポークをベースに熟成味噌ならではのコクや豊潤な風味が印象的な仕上がりとなり、そこに深みを引き立てるかのように魚介エキスが加えられ、さらに5種類もの豊富な具材からも良い旨味が滲み出すことによって、食べ進めていくに連れてコクも際立っていくため、麺を中心に食べ進めると満足度も徐々に増していくものと思われます!
また、今回の味噌スープにはポークの旨味を利かせたベーシックな味わいに熟成味噌、さらに豊富な具材からも旨味が滲み出すシンプル・あっさりとした中にも旨味が凝縮された一杯となっているため、味噌テイストにぴったりな香味野菜の旨味や辛みとなる“おろしにんにく”や“おろし生姜”、さらに唐辛子などをちょい足ししてみても良いでしょう!
そして先ほどもお伝えした通り、ポークの旨味は熟成味噌のコク深さを引き立てているため、脂っこさなどは一切なく(その辺が逆に物足りないかもしれません…)、この見た目通り厚みのある旨味が凝縮され、最後までじっくりと旨味溢れる風味豊かな味噌スープがリーズナブルに楽しめるかと思われます!
このように、今回の“コク旨熟成味噌ラーメン”は、ポークの旨味が熟成味噌のコクを引き立て、シャープな飲み口とともに後味すっきりとした飽きの来ないあっさりとしたスープの割に物足りなさを感じさせない熟成味噌ならではの豊潤な香り立つ仕上がりとなっていたため、お好みによっては味噌テイストにぴったりな香味野菜や香辛料などを加えて旨味をさらに際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「コク旨熟成味噌ラーメン」を食べてみて、濃い目に仕上がった味噌スープは、見た目以上にあっさり感があり、脂っこさというよりも熟成味噌ならではのコクや風味、そしてたっぷりと使用された具材から滲み出す旨味が物足りなさを感じさせない後味すっきりとした仕上がりとなっていました!
ただ、熟成味噌ならではの風味が若干クセがあったため、お好みによって味を調整してみると、より一層素材の旨味を引き立てた味わいを美味しく楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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