「中華そば スパンキー」に行ってきました!
このラーメン店は、あっさりとした中にもじんわりと染み渡るような品のある旨味がクセになる“醤油らーめん”や“煮干中華そば(醤油・塩)”を看板メニューとする札幌の人気ラーメン店、“中華そば スパンキー”となっております。
その特徴として…“中華そば”のイメージ通り、人気メニュー“醤油らーめん”には鶏の旨みが丁寧に抽出され、澄んだスープにまろやかで優しい口当たりに仕上がり、コク深く最後まで飽きの来ない味わいが表現されています!
一方こちらも大変人気のメニュー“煮干中華そば”は、絶妙なバランスで魚介出汁を合わせ、色濃いスープの割に透明感のある淡麗系の美しい仕上がりには、飲み飽きることのない美味しさが表現され、恐らく無化調と思われるまさに幅広い層に好まれる人気店のひとつです!
ちなみに“中華そば スパンキー”の創業は2017年7月と割とまだ新しめなラーメン店ではありますが、店主である“新田 寛行”氏は、以前“醤油らーめん”を500円で提供するワンコインの有名店“らーめん サッポロ赤星”での修行経験を持つとのことで、そういった淡麗系の染み渡る“醤油らーめん”が話題を呼び、瞬く間に札幌の“中華そば”を提供する人気ラーメン店として広く知られています!
そんな“中華そば スパンキー”もまた人気メニュー“煮干中華そば”が650円から楽しめ、さらに各種トッピングはなんと50円から用意されているリーズナブルなラーメン店でもあり、今回訪問した時も多くの方が追加トッピングを気軽に注文している様子でした!(後ほど詳しくご紹介しますが、なんと“炙り鶏チャーシュー”までもが50円で追加可能なんです。。)
他にもここ“中華そば スパンキー”は、替え玉も可能で1玉100円、半玉だと50円で追加することができ、ラーメンの完成度の高さと値段を考慮すると…こちらが申し訳なくなってしまうほど満足度の高いラーメン店で、まだまだオープンして新しいため、これからどんどん話題を呼ぶ人気店となることが予想される期待のお店と言えるでしょう!
中華そば スパンキー
今回ご紹介するラーメン店は、優しい鶏出汁の旨味を利かせた一杯“醤油らーめん”や、丁寧に煮干しならではの出汁の旨味を利かせた一杯“煮干中華そば(醤油・塩)”などが人気で、2017年7月にオープンして瞬く間にメディアにも取り上げられる話題の人気店となった“中華そば スパンキー”となっています。
ちなみに場所は札幌市西区の二十四軒通り沿いに位置し、以前も“弟子屈ラーメン”などのラーメン店が入れ替わり入っていた場所で、車通りも多い通りなので市内の方なら気になっている方も多いのではないでしょうか?
※地下鉄二十四軒駅と琴似駅の中間辺りに位置し、徒歩で約5〜7分程度
また、札幌にはこういったシンプルであっさりとした味わいながらも深みのある旨味が表現された“中華そば”や“煮干し系”を看板メニューとするラーメン店が意外と増えてきた印象で、以前ご紹介した“中華そば カリフォルニア”や“ラーメン 木曜日”なんかも人気店として根強いリピーターに高い支持を得ています!
ただ…こういったラーメン店をはじめて訪問した場合は、“醤油らーめん”か“煮干中華そば”で非常に悩むところではあるんですよね。。
しかし今回ご紹介する“中華そば スパンキー”の新田店主は非常に感じの良い親しみやすい方でしたので、ぜひ何度か足を運んで色々なテイストのメニューを試してみたくなる札幌の人気ラーメン店のひとつと言えるでしょう!
それ以外にもここ“中華そば スパンキー”では、期間限定メニューなども提供しているため、定期的に訪問してみると魅力的な一杯に出会えるかもしれません!
今回伺った時は“生姜醤油らーめん(800円)”が用意されていました!
それでは、今回はこの“中華そば スパンキー”がどれほど丁寧な旨味を表現しているのか?煮干しならではの出汁の利かせ具合やスープとの兼ね合い、そしてなんと言っても“さがみ屋製麺”のもっちりとした弾力感・密度感のあるずしっとした麺との相性、バランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
店舗に到着
今回は昼時を過ぎたちょうど13:00頃に到着したため、店内は3組程度のお客さんがいる状態でまだ空席もあり、すぐにテーブル席に案内してもらいました!
ちなみに店内は厨房を囲むようなL字の5人分のカウンター席、そして4人用のテーブルがふたつあり、割とこぢんまりとした清潔感のある雰囲気となっています!
ご覧の通り、看板には“中華そば”よりも“スパンキー”といった文字が印象強く、ぱっと見た印象ではガッツリ系?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。。
また、先ほどもお伝えした通りここ“中華そば スパンキー”では“さがみ屋製麺”の麺を使用しているんですが、暖簾にはそういった文字は記載されていないようです!
…と思ったら店先に空の麺箱が置かれていて、こちらにはしっかりと“さがみ屋”という文字が確認できますね!
この“さがみ屋製麺”と言えば…“我流麺舞 飛燕”や“山嵐”、“175°DENO担担麺”や“櫻島”といった札幌の人気店なんかも使用している製麺所です!(“たおか”、“八卦”、“銀波露”なんかもそうですね!)
そして、駐車場はご覧の通り店舗両端にそれぞれ2台ずつ用意されています!(※片方は軽専用なのでご注意ください。)
メニューについて
そしてここ“中華そば スパンキー”は食券制ではなく後払い制となっていますので、まずはじっくりと注文を決めます!
その気になるメニューはこちら!
やはり“中華そば”を看板メニューとするだけあってシンプルなメニューですね。
基本的には…
- 醤油らーめん(700円)
- 煮干中華そば / 醤油・塩(650円)
- しおらーめん(750円)
といった、主に“醤油らーめん”か“中華そば”で非常に悩ましいメニュー構成となっています。。(“しおらーめん”なんかも気になるところ。。)
他にもトッピングなどで…
- チャーシューメン(+200円)
- 大盛り / 半玉・スープ増量(100円)
- 替え玉 1玉(100円)・半玉(50円)
- 餃子6個(300円)
- 餃子セット / 餃子4個+小ライス(200円)
- 小ライス(50円)
- 中ライス(100円)
- 大ライス(150円)
- とろろごはん(200円)
- チャーシュー丼(350円)
など、あきらかに安すぎですよね。。
餃子セット200円て…親切にもほどがあります!笑
しかも…以下のトッピングが各種50円で提供されていますから。。こちらもまた驚きの安さです!!
- ねぎ
- 海苔
- メンマ
- 味玉
- 炙り鶏チャーシュー
また、メニューにはありませんでしたが、期間限定でしょうか?“生姜醤油らーめん(800円)”や“鯖Soba(700円)”といったメニューも提供しているようで、今回訪問した際もこちらを注文されている方がいらっしゃいました!
そして“醤油らーめん”と悩んで…今回は“煮干中華そば(醤油)”を注文してみました!
ちなみに、メニュー裏側には…“中華そば スパンキー”についての説明が記載されていて、こちらによると…
- 使用している醤油は、島根県奥出雲の森田醤油の生大豆醤油、3年熟成醤油をブレンド
- “煮干中華そば”は、水・昆布・煮干しのみのノーアニマル
- 餃子の甘みは玉ねぎの甘みで、そのままでも楽しめる(鶏油も含まれているのでヤケドに注意)
- 炙り鶏チャーシューは1日5〜6皿しか用意できないため売り切れ注意
- 夏は冷たい“煮干中華そば”、冬には“生姜醤油らーめん”を季節の限定メニューとして提供
- 辛いラーメンやつけ麺は提供予定はない
と、ざっと見ただけでもシンプルに“醤油らーめん”や“中華そば”にこだわったラーメン店であり、幅広くメニュー展開するつもりもないところが良いですね!
また、50円で追加することができる“炙り鶏チャーシュー”はやはり数量限定のようですね!(冷たい“煮干中華そば”も気になるところ。。)
さらに、上記にも記載されていたラーメンや餃子だけでなく、パスタや炒め物、納豆にも合うという“にんにく山椒”は、1瓶600円で購入することも可能です!
そして、“中華そば スパンキー”のテーブル調味料には…
- 餃子のタレ
- 醤油
- ラー油
- にんにく山椒
- 黒胡椒
といったラーメンや餃子にぴったりな調味料が各種用意されています!
ここは特に“にんにく山椒”が気になりますね!!ラーメンにも合うということですので後ほど味変に試してみたいと思います!
食べてみた感想
こうしているうちに、注文した“煮干中華そば(醤油)”が運ばれてきます!
ご覧の通り“中華そば”らしく淡麗系の澄んだシンプルな見た目ではありますが、スープ表面に浮かぶほどよい油分がしっかりとしたコクを表現しているようにも感じられますね!
また、先ほどのメニュー裏面にも記載されていたように、ノーアニマルとは思えないほどしっかりとした味わいをイメージさせ、昆布・煮干しに加え香味油等の油分だけでここまで上質な脂が表現できるとは…ある意味驚きです!!!個人的に今回“煮干中華そば”を注文して正解でした!
このように…“中華そばスパンキー”の“煮干中華そば”は、上品でありながらもコクのある味わいとノーアニマルによる飲み飽きないすっきりとした後味にも期待でき、なにより煮干しならではのじんわりと染み渡るかのような味わいをじっくりと楽しめそうな逸品とも言える美しいスープが表現されています!
他にもしっとりとした旨味を思わせる脂身を含んだ部位を使用したジューシーなチャーシューが添えられていて、ノーアニマルのスープにちょうど良い旨味が滲み出し、すっきりとした煮干しの出汁を利かせた味わいにほどよい脂や“かいわれ大根”がマッチした絶妙なバランスによってメリハリが付き、最後までじっくりと素材の旨味が楽しめる仕上がりのようです!
ではさっそく一口食べてみると…店名である“スパンキー”の意味を指す“元気な〜、勇敢な〜”といったイメージよりも口当たり優しい素材の旨味が染み渡るかのように表現していて、煮干しならではの苦味やえぐみといった感じも全くなく、非常に丁寧な処理を思わせる仕上がりとなっています!
ちなみにここ“中華そば スパンキー”は新田店主おひとりで切り盛りされているようですが…割とすぐにラーメンが運ばれてくる手際の良さが印象的!
ただ、このラーメン店は恐らく今後流行ると思われますので、券売機の導入はもちろん、店員さんも増えることが予想されます!
麺について
麺は、ご覧の通り“さがみ屋製麺”によるやや細めにも感じられる中太仕様で、角刃でしょうか?ほどよいもっちり感・弾力なんかもありつつ噛み応えのある強いコシもあり、想像以上にしっかりとした食べ応えを感じさせる食感に仕上がっています!
また、よーく見てみると全粒粉らしい粒々が練り込まれているのが確認でき、それによって小麦の風味豊かな香りが表現され、今回の“煮干中華そば”にもぴったりです!
さらに、添えられていた海苔をスープに浸して麺に巻いてみると…ほど良い磯の風味が加わり、これはこれでまたひと味違った煮干しとの相性の良い味わいを楽しむことができるでしょう!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの割と脂身の少ない部位を使用したチャーシューが添えられていて、しっかりとした嚙み応えの厚みもありジューシーかつ旨味が閉じ込められた仕上がりで、シンプルに素材の出汁を活かしたスープにもぴったりです!
ご覧の通りけっこうな厚みのあるチャーシューは、麺と絡めて食べても美味いっっ!!
また、こちらのメンマは…コリコリ感に際立っているわけではなく、割と食感柔らかな仕上がりとなっていて、ご覧の通り焦げ目を付けたことで、素材本来の旨味と味付けにほんのり香ばしさが加わった手の込んだ具材となっています!(メンマ好きはぜひ+50円で追加トッピングをどうぞ!!)
さらに、こちらの“かいわれ大根”は、瑞々しいシャキシャキ感と素材本来のさっぱりとした印象で、ちょうど良い口直しにもなり、何度でも煮干し出汁を利かせたスープの旨味を改めて楽しむことができます!
他にもこちらの“ねぎ”がたっぷりと使用されていて、“中華そば スパンキー”の“煮干中華そば”は、“中華そば”らしくシンプルな具材が取り揃えられているんですが、特にこの“ねぎ”はちょうど良い薬味にもなったことによって煮干しの出汁がより一層引き立って感じられ、上記の“かいわれ大根”とともにシャキシャキとした食感がほどよいアクセントをプラスしているようです!
スープについて
スープは、先ほどメニュー裏面にも記載されていたように基本は水・昆布・煮干しから取る出汁の旨味が利いた上品な淡麗系とも言える透明感のある仕上がりとなり、そこにキレとコクのある醤油ダレがバランス良くマッチしたことで、飽きの来ないシャープな飲み口と素材の旨味がふんだんに楽しめるスープとなっています!
そして煮干しの出汁は強すぎることもなく、煮干し特有の苦味や“えぐみ”といった感じもありませんので、かなり丁寧な処理を思わせる出汁の取り方を想像させますね!(個人的にはもう少し荒々しさなんかもあっても良いかと思いますが。。)
そのため、煮干し好きな方には若干パンチの弱い口当たりに感じられるかもしれませんが、シンプルながらも素材の旨味がストレートに楽しむことができる一杯は、最後まで飲み飽きることもなく、かなり幅広い層の方に好まれる味わいと言えるのではないでしょうか?(トッピングに“追い煮干し”などがあれば良いですね!!)
では、ここで先ほどのテーブル調味料で置かれていた“にんにく山椒”を加えてみたいと思います!
すると…“にんにく”と山椒が合わさったことによって、互いの特徴がうまく調和され、“にんにく”臭さといい、山椒ならではの痺れなども決して強くはなく、ほどよいアクセントとなり、味変としてはちょうど良い旨味が加わります!
なので、味の様子を確かめながらではありますが…ちょっと多めに入れてみても良いかもしれません!
また、このスープはノーアニマルとのことで香味油などの油分が煮干しの旨味を引き立て、深みのある上質な味わいへと感じさせているわけですが、当然脂っこさなどはなく、醤油ダレや煮干しによる後味すっきりとした味わいが非常に心地良く、ついついスープが止まらなくなります。。
そうこうしているうちに完食です!
ラーメンには様々なテイストが存在しますが…こういった煮干しの美味しさもまたハマりますね。。
もっとニボニボした強烈な煮干しを利かせた荒々しい醤油スープも個人的には好みではありますが、“中華そば スパンキー”のような丁寧に処理されたストレートに煮干しの旨味が楽しめるノーアニマルな一杯もまた美味しいです!!
“醤油らーめん”について
続いてこちらがもう一方の人気メニュー“醤油らーめん”(ねぎ、味玉トッピング)となっていて、こちらは鶏ガラをベースにほんのりと魚介の出汁を合わせた優しい口当たりが特徴的で、“煮干中華そば”と同じく海苔やチャーシュー、メンマが品良く添えられています!
また、こちらに使用されているメンマにもしっかりと焦げ目が付き、噛み応えのあるサイズ感と素材本来の美味しさや味付けがしっかりと施されています!個人的にメンマ好きというのもありますが…ここのメンマは秀逸ですね!
そして、こういった鶏ガラを利かせたシンプルな醤油ラーメンには“ねぎ”といった薬味にもなる具材が合いますから…しかも50円なので、ついつい追加してしまうという方も多いのではないでしょうか?
その気になるスープの味はというと…醤油ならではの角のある口当たりを鶏ガラの旨味がほどよく丸みを感じさせる優しい味わいに仕上げ、透明度の高いあっさりとしたスープの中にもコク深い味わいが表現されています!
ちなみにこちらの“醤油らーめん”にも魚介の旨味が利いているようですが、比較的鶏ガラの出汁の方が強く感じられ、鶏ガラを利かせた深みのある醤油スープを引き立てているように感じられますね!
そのため、“醤油らーめん”の特徴としては…しっとりとした上品な味わいとも言え、少しでも煮干しの味わいが好みの方ならやはり“煮干中華そば”を注文するべきでしょう!
まとめ
今回「中華そば スパンキー」の“煮干し中華そば(醤油)”を食べてみて、丁寧に抽出した苦味のない煮干しの出汁が上品に溶け込んだスープには、ノーアニマルならではの濁りのないストレートに素材の旨味が楽しめる品の良い仕上がりとなり、醤油ならではのキレのあるすっきりとした後味の良さはもちろん、昆布の旨味も後押ししたことによって、あっさりとした中にも深みのある味わいが最後まで飽きることなく楽しめる一杯となっていました!
そしてなんと言っても追加トッピングが各種50円から注文することもでき(途中からの追加にも対応してくれます!)、半玉50円からの替え玉なんかもありますから、自分好みの具材と量で旨味ラーメンを楽しむことができるため、札幌で美味い“中華そば”を食べる際の候補として挙げられるのではないでしょうか?
ということで気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
中華そば スパンキー 店舗情報
札幌市西区二十四軒3条5丁目8-25
※駐車場は店舗横に2台、反対側に2台の計4台分用意されています。
TEL:011-311-8552
営業時間:11:00〜20:00(火曜のみ11:00〜15:00)
定休日:水曜日
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