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「一風堂KAY(カイ)」に行ってきました!洗練された豚骨ラーメンが味わえる新ブランドの人気店

一風堂KAY(カイ)

福岡に本店を置き、国内外に広く店舗展開を行う“一風堂”の正式な暖簾分けからの新ブランド「一風堂KAY(カイ)」に行ってきました!

このラーメン店は、“白丸元味”や“赤丸新味”といった豚骨ラーメンで名を馳せる“一風堂(いっぷうどう)”から正式に暖簾分けし、さらに“一風堂KAY(カイ)”といった新ブランドによって“とんこつ”・“みそ”・“中華そば”をメインに提供、中でも人気メニューだという“とんこつ”は“白丸”と“赤丸”の良いトコ取りによる新たな一杯で、これまでの味わいを踏襲しつつも独自の味が楽しめる豚骨好きだけでなく幅広い層に好まれる人気店、“一風堂KAY”となっております!

そして、この“一風堂KAY”は2021年10月にオープンした“札幌ステラプレイス店”が初なので、まだまだ認知されていないかもしれませんが…メインメニューが“白丸元味”や“赤丸新味”ではなく“とんこつ”・“みそ”・“中華そば”として展開する新ブランドであり、そもそも“KAY(カイ)”というのは、“一風堂”で13年もの修行を積んだ“篠原 猛”氏によって…改革・開港・航海など”北海道から発信していく”という意味が込められているそうです!

「一風堂 KAY」は北海道初出店から18年を迎えた一風堂が、新たに提供するブランドのひとつです。提供する商品は、昇華×起源=「中華そば」、原点×進化=「とんこつ」、挑戦×調和=「みそ」の3種類。
引用元:【新店】10/12(火)札幌駅「札幌ステラプレイス」内に「一風堂KAY」OPEN! | ラーメン【一風堂】| Ramen “IPPUDO”

とは言え…人気メニューの“とんこつ”は、“一風堂”の味から大きくかけ離れているわけではなく、シルキーな豚骨スープにキリッとした“かえし(タレ)”がちょうど良いメリハリとなったことで決して単調になることもなく、もちろん豚骨臭もない非常に上品な味わいで、“一風堂KAY(カイ)”ならではの拘りが凝縮され、ついつい飲み干してしまうような後味の良さが心地良く、“札幌ステラプレイス店”の他にも“千歳店”・“発寒店”がオープンしています!

ちなみに“一風堂”では…FC(フランチャイズ)とはまた異なる“暖簾分け制度”を導入しており、上記の通り同店で修行経験を積んだ方の希望によっては退職して会社を設立、その後業務提携という形で“一風堂”を運営し、直営とは異なるメニュー展開を行っている店舗もあり、特に“一風堂KAY”では初の新ブランドとしてメニューも異なり、そもそも“KAY”とは何なのか?“一風堂”との違いは?と気になっている方も多いのではないでしょうか?

また、今回訪問した“一風堂KAY 発寒店”は2022年12月にオープンしていて、追分通りや“イオン札幌発寒店”にも近いこともあって車通りは非常に多く、複数の店舗が建ち並ぶ複合商業施設のひとつとして営業しており、10席ほどのU字カウンターや2〜4人用のテーブルが数多くある広々とした清潔感のある店内となっています!(クレジットカードも利用でき、スマホからのオーダーも可能です。)

このように“一風堂KAY”では、これまでの豚骨ラーメンとはまたひと味違った“みそ”や“中華そば”の3種類をメインメニューとして展開、しかし元は一風堂というだけあって人気メニューはやはり“とんこつ”のようで、臭みのない豚骨の旨味を凝縮したあっさり系でシルキーな舌触りとキリッとしたメリハリのある“かえし(タレ)”が絶妙にマッチしたことによって最後まで飽きることもなく、無料トッピングとして提供されている“辛子もやし”や“辛子高菜”、“紅生姜”や“おろしにんにく”とともに味変なんかも楽しめるというわけです!

ゆうき
ゆうき
では、今回は国内外と幅広く店舗展開を行う豚骨ラーメンのグローバルブランド“一風堂”で導入している“暖簾分け制度”からの新ブランドによって、これまでのメニューとはひと味違った拘りの豚骨ラーメンが味わえる札幌発の人気ラーメン店「一風堂KAY(カイ)」について実際に食べてみた感想などを詳しくレビューしてみたいと思います!

一風堂KAY(カイ)

今回ご紹介するラーメン店は、豚骨ラーメンのグローバルブランド“一風堂”の“暖簾分け制度”により初の新ブランドとして展開、お馴染みの“白丸元味”と“赤丸新味”を封印し、“とんこつ”・“みそ”・“中華そば”をメインにするも…人気メニューの“とんこつ”ではこれまでの“一風堂”の味を踏襲しつつ新たな味わいを表現することでコクもあり後味すっきりとしたスープに仕立て上げ、決して“くどさ”といった感じはなく、素材の旨味を存分に活かした拘りの人気店、“一風堂KAY”となっています。

ちなみに、ここ“一風堂KAY”は2003年12月に北海道初となる“一風堂 札幌狸小路店”の店長を務め、“一風堂”で13年もの修行経験を経た“篠原 猛”氏が2010年7月に初の暖簾分けを果たし、“STAY DREAM(株式会社 ステイドリーム)”を設立したのがはじまり。その後10年間は“一風堂”を試行錯誤し続け、2021年10月に満を持して“一風堂KAY”をオープン、現在では…札幌ステラプレイス店・千歳店・発寒店といった店舗展開を行っているようです!(“一風堂”としては…札幌狸小路店・札幌麻生店・札幌平岡店・銀座店・高田馬場店・上野広小路店の6店舗展開しています。)

そして“一風堂”と“一風堂KAY(カイ)”の違いは…先ほどもお伝えした通り2枚看板である“白丸”と“赤丸”を封印し、良いトコ取りの“とんこつ”、そして“みそ”と“中華そば”といったメニュー展開となっており、わかりやすく言うと醤油・味噌・豚骨ですね!
一応、店員さんにも聞いてみましたが、一番人気はやはり“とんこつ”とのことで、乳化感のある白濁としたシルキーな豚骨スープにキリッとした“かえし(タレ)”で味を調えた安定感のある一杯は幅広い層に好まれる味のようで、今回訪問した際も年齢層も幅広く、さらに客足が絶えない状態でした!

特にじっくりと炊き出した臭みのない豚骨の出汁スープには…クリーミーでコク深く素材本来の美味しさを最大限に引き出していて、そこに“かえし”や各種香辛料などが加わったことでちょうど良いメリハリのある仕上がりとなっていて、もちろん脂っこさや“くどさ”といった感じもありませんから、まさに老若男女問わず幅広い層のお客さんに好まれるラーメン店と言えるでしょう!

というか…札幌で“豚骨ラーメン”専門だとちょっと厳しいような気もするので、“みそ”と“中華そば”の3枚看板で勝負するという点は良いですね!そもそも“一風堂”が作る醤油や味噌はどんな仕上がりなのか気になりますし、恐らく他のラーメン店とは異なる“らしさ”があるはずなので、今後のブランド展開・商品化にも期待したいところ!

それでは、今回は“一風堂KAY”の一番人気メニュー“とんこつ”がどれほど素材の旨味を活かしたコク深くまろやかな味わいに仕上がっているのか?“白丸”と“赤丸”を合わせたという…キリッとした“かえし(タレ)”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても北海道の自社工場(札幌狸小路店)で毎日製造されているという…小麦が香る細ストレート麺とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

店舗に到着

ということで今回はちょうど昼時の12:30くらいに到着したたものの、広々とした席数やオープンして間もないということもあって、並びもなくすんなりと入店できました!しかしその時間を狙って訪問してくる方がいたようで…あっという間にほぼ満席の状態となっていました。。とは言え、特に麺の茹で時間が長いわけでもありませんので、回転率は比較的良い方だと思われます!

また、看板などには製麺所は一切記載されていないように、ここ“一風堂KAY”を経営する“STAY DREAM(株式会社 ステイドリーム)”では、自社工場(札幌狸小路店)で毎日麺を製造する自家製麺となっており、札幌市内で言うと…“Japanese Ramen Noodle Lab Q”や“ラーメン 木曜日”、“ 雨は、やさしく”や“麺eiji(エイジ)”、“菜々兵衛”などの有名人気店も拘りの自家製麺を作っています!

そして席に案内され、メニューを見てみると…まずはじめに代表の“篠原 猛”氏による“これまでの経緯が記載されており、これによると…

18歳から名店“一風堂”で修行し、一風堂が北海道に初めて出店するときに移住しました。北海道は福岡とどこか似ていて、人の空気感も心地いい土地でした。日本の南と北、離れているけど九州の食文化を北海道でも知ってもらいたいという気持ちがつのり、北海道の店舗をのれん分けしていただき、「STAY DREAM」という会社を作りました。

最初の10年は、「一風堂」をどう輝かせるかをずっと考えていました。やりたいことはたくさんありましたが、まずは“変わらないために変わり続けよう”と思いました。お客様の味覚やトレンドは日々進化しています。期待の半歩先をいきながら、常に試行錯誤を繰り返しアップデートしてきました。現に、看板メニューである「白丸」は6度ほどリニューアルしています。繊細なブレも把握し続けられるよう、麺、スープ、チャーシューは北海道の自社工場で毎日作っています。

そして、作れば作るほど、北海道と一風堂のよいところが改めて見えてきました。北海道産の小麦粉、昆布、水。そして大豆による醤油や味噌という新たな可能性も感じました。

とのことで、広く知られている“一風堂”から正式に暖簾分けされた新たな“一風堂”ということで味はもちろん踏襲しているものの…微妙な違いはありそうですね!しかも“一風堂KAY”に関しては全く新たな挑戦ですから、今後の店舗展開なんかも気になるところ!

メニューについて

続いてメニューを見てみます!こちらでは食券制ではなく後払い制となっています!
そのメニューはこちら!色々とありますが、基本はシンプルなメニューですね!

まず以下の3本柱を中心にメニュー展開されています!

  • とんこつ(860円)
  • みそ(930円)
  • 中華そば(900円)

そして…

  • とんこつ玉子(980円)
  • とんこつチャーシュー(1,080円)
  • みそ玉子(1,050円)
  • みそチャーシュー(1,150円)
  • 中華そば玉子(1,020円)
  • 中華そばチャーシュー(1,120円)

といったベースとなるメニューに加え、玉子・チャーシューをそれぞれ加えたものが用意されているようです!

他にも“とんこつ”のみ替玉が150円で提供されていて、麺の硬さも…ハリガネ・バリカタ・カタ・ふつう・やわ、から選べます!(そのため、“とんこつ”のデフォルトは麺量110gと少なめとなっています。)

また、それぞれの特徴が記載されていて…やはり“とんこつ”以外にも拘りがあるようで、豚骨ラーメンとしての“一風堂”がどれほど受け入れられるのか気になりますね。。(やはりほとんどの方は“とんこつ”を注文している様子でした。)

とんこつ一風堂の原点の味を踏襲する「とんこつ」。
白丸のあっさりした豚骨と、赤丸のコクと深みのある豚骨の良さを持ち合わせた、まろやかな味わいです。
みそ6種の味噌をブレンドした「みそ」を清湯と豚骨のダブルスープで仕上げました。炒め野菜の香ばしさもお楽しみください。
中華そば博多ラーメンらしいストレートの細麺を使いつつ、昔ながらの醤油味を昇華させた「中華そば」。
小豆島産の醤油に北海道と九州の醤油を合わせました。

次に、サイドメニュー・トッピングとしては…

  • 博多一口餃子(5個250円・10個470円)
  • チャーハン(300g650円/400g800円)
  • からあげ(6個600円)
  • 明太子ごはん(430円)
  • 焼豚丼(490円)
  • 白飯(160円)
  • 半熟たまご(120円)
  • チャーシュー(220円)
  • 海苔(120円)
  • 切り落としチャーシュー(220円)
  • メンマ(120円)
  • ねぎ(120円)
  • キクラゲ(120円)

といった定番のトッピングが用意されています!
サイドメニューは若干割高ですが…トッピングは割とお手頃価格で良いですね!

さらに、無料トッピングとしては…

  • 辛子もやし
  • 辛子高菜
  • 紅生姜
  • おろしにんにく

が提供されていて、これらはトッピングコーナーに置いてあるので自由に取りに行くシステムとなっています。(“おろしにんにく”だけはスタッフの方に伝えると小皿で持ってきてくれます。)

ちなみにここ“一風堂KAY”では水だけでなくルイボスティーなんかも用意されていて、こちらはラーメンに合う健康茶ということで、上記の無料トッピングコーナーに置いてあります。

ということで今回は一番人気だという“とんこつ”をバリカタで注文してみました!(無料トッピングは“辛子もやし”と紅生姜、そして“おろしにんにく”を予め用意しておきます。)

店内について

店内は先ほどもお伝えした通り白を基調に天井も広く、清潔感のある広々とした作りとなっており、カウンター席やテーブル席も数多くありますので、待合席もありますが、そこまで待つこともなさそうです!

ちなみにテーブルには調味料など一切置かれていませんので、餃子に使用する醤油やお酢、ラー油なんかも無料トッピングコーナーに取りに行く必要があります!

そして、こちらが無料トッピングコーナーとなっており、“辛子もやし”・“辛子高菜”・紅生姜が用意されていて、各種調味料や水・ルイボスティーもこちらにまとめてあります。(“おろしにんにく”だけは店員さんにお願いしましょう。)

他にも、ここ“一風堂KAY”ではスタッフとの接触を抑えるためにスマホからも注文可能です!ちょっと面倒ですが、気になる方はご利用ください。もちろん通常の注文も可能です!ただ、この辺りに関しては食券制の方が効率的な気もします。。

こうしてメニューを注文した後は先ほどのトッピングコーナーでお好みのトッピングを小皿に盛り付けて席で待ちます。(“おろしにんにく”はやや少なめなので、2皿くらいでお願いした方が良いかもしれません。)

食べてみた感想

そしてしばらくすると注文した“とんこつ”が運ばれてきます!
まず…乳化感のある白濁とした豚骨スープは全くと言って良いほど臭みがなく、上質な旨味エキスと思われる脂・油分が表面に浮かび、コリコリ食感のキクラゲやシャキシャキ食感の“ねぎ”が相性良く添えられ、スープの見た感じだと“かえし”は醤油を含むキレの良さが印象的で、後味すっきりとした豚骨スープということもあって“一風堂”らしくヘルシーな印象が強く、喉越しの良いコク深い仕上がりにも感じられます!

もちろんこのスープ表面に広がる脂・油分に関してはギトギトとした脂っこさというよりも豚骨スープの美味しさのコクとして下支えし、キリッとしたタレがうまく融合したことで全体のバランスが非常に良く、この辺りに関しては“一風堂KAY”ならではの味わいではありますが、元の“一風堂”を踏襲しつつも“KAY”らしさにも拘り、さり気なく“どんぶり”も割とこぢんまりとした品のある形状で、個人的にまとまりの良い豚骨ラーメンといった印象です!

また、チャーシューは大きくカットされた豚バラチャーシューが2枚、そしてその裏にはロースと思われる香ばしく焼き上げたチャーシューが1枚入っていて、特に香辛料などは見当たりませんが、醤油感の強い“かえし(タレ)”がうまく融合したことでキレとコクのある豚骨スープが表現され、単調になりがちなテイストにちょうど良いメリハリが付いたことで何度食べても飽きなさそうです!

ということでさっそく一口食べてみると…“かえし”は思ったほど強くはありませんが、クリーミーとも言える豚骨スープにはほどよいメリハリが加わったことで飽きる要素は全くなく、じっくりと炊き出したコク深くまろやかな豚骨スープにキリッとしたシャープな飲み口が絶妙にマッチしたことによって一瞬あっさりと感じられるほど軽やかなテイストとなっており、そのすぐ後からはコク深い豚骨の旨味がしっかりと感じられます!これは安定感があって幅広い層に好まれそうな一杯ですね!

また、じっくりと炊き出した豚骨スープは丁寧に下処理したせいか…独特の臭みは一切なく、もちろん“一風堂”から暖簾分けしてもらってから幾度となくスープを改良し、さらに“一風堂KAY”としての新たな“とんこつ”ですから、これまでとはまたひと味違った美味しさがあり、正直どちらも甲乙付けがたいほどの仕上がりで、脂っこさや“くどさ”といった感じも一切なく、後味すっきりとした味わいが心地良く、デフォルトではベーシックなスープなので、ぜひトッピングで味変しながら味わってみると良いでしょう!

そのため、ここ“一風堂KAY”では…トッピングコーナーに置かれている“辛子もやし”や“辛子高菜”、紅生姜をお好みで取りに行き、別途“おろしにんにく”をスタッフの方にお願いし、少しずつ味の変化を楽しむといった醍醐味があり、注意点として紅生姜はスープの味にも影響してしまうため、レンゲをうまく使いながら部分的に味わうべきです!そして個人的に衝撃的だったのが上記の通り“かえし(タレ)”が思ったより弱かったので、試しに醤油をちょい足しすると劇的に美味しくなる点で、一気にキリッとした口当たりが際立つのでぜひお試しください!

麺について

麺は、自家製麺による細ストレート麺で、細いながらもずしっと重みのある仕上がりによって食欲もしっかりと満たされ、そもそも上品なスープにもぴったりでまとまりも非常に良く、見た目以上にもちっとした弾力やバリカタならではのコシによって思いのほか食べ応えなんかも抜群です!

そんな麺には…じっくり炊き出したことによる豚骨のまろやかな旨味やコク、キリッとしたタレがバランス良く溶け込んだ豚骨スープがよく絡み、一口ずつにまろやかな味わいや相性良くマッチした塩気の強いタレなどが口いっぱいに広がっていきます!…というか豚骨ラーメンにぴったりな細麺で硬めの茹で具合がまた良いですね!単純に硬いだけでなくもっちりとした食感を併せ持つ仕様はしっかりと食欲を満たしてくれます!

ちなみに麺量はデフォルトで110gと若干少なめ(通常のラーメン店は150g前後)なので、替え玉(150円)で麺の硬さを変えて試してみても良いですね!

トッピングについて

トッピングにはまず、豚バラでしょうか?脂身の少ない柔らかなチャーシューが2枚使用されており、サイズは非常に大きく低温調理したかのような仕様となっているため、物足りなさといった感じは一切なく、側面にはほどよい焦げ目を付けたことで旨味をぎゅっと閉じ込められていることが確認でき、シルキーな豚骨スープとの相性も抜群です!

…というか、このチャーシューは非常にジューシーでしっとりとした食感・旨味が印象的で、手の込んだ丁寧な作りを思わせる仕上がりとなっており、特に脂身も少ないのでヘルシーにも感じられます!これでしたら別途220円で追加トッピングしてみても良いかもしれません!(“切り落としチャーシュー”と“白めし”、無料トッピングを合わせると簡単なチャーシュー丼が作れそうです。)

また、こちらの豚ロースと思われるチャーシューも使用されていて、サイズは上記よりもやや小さいものの…厚みのある仕様でスモークされたかのような香ばしい風味が食欲を掻き立て、食感柔らかで旨味がじゅわっと広がっていき、拘りを感じさせる上質な仕上がりとなっています!

さらにこちらのキクラゲは、サイズも大きく使用されている数に関しても申し分なく、イメージ通りコリコリとした食感が心地良く、豚骨スープと相性抜群な具材としてちょうど良いアクセントがプラスされているようです!(こちらもお好みによっては120円で追加トッピング可能です。)

そしてこちらのメンマは、大きさやコリコリとした食感・味付けに関しても申し分なく、もちろん素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられる仕上がりとなっていて、上記のキクラゲと同じくちょうど良いアクセントとして相性良く馴染んでいます!

他にもシャキシャキとした新鮮な“ねぎ”が豊富に使用されており、薬味として今回の豚骨スープを美味しく引き立て、後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっているようです!

ではここに紅生姜を加えてみると…ほどよい酸味や生姜のピリッとしたアクセントが際立ち、クリーミーな豚骨スープをひと味違った味わいとして楽しむことができます!ただし、スープと馴染ませてしまうとスープの味そのものが変化してしまうので、部分的に味わってみると良いでしょう!

一方こちらの“おろしにんにく”を少し加えてみると…劇的に旨味が増しますね!
そもそも豚骨スープと“にんにく”は相性抜群ですから、後半の味変として最適です!

スープについて

スープは、先ほどもお伝えした通り乳化感のある白濁としていて、コク深くまろやかさが際立ち、ほどよい“かえし(タレ)”によってメリハリの付いた飽きの来ない味わいが印象的で、特に脂っこさといった感じもありませんし、豚骨をじっくりと丁寧に炊き出したことによって臭みもなく、“一風堂KAY”らしい拘りの味が表現され、素材本来の美味しさを存分に活かした上質な豚骨スープとなっています!

ただ、“かえし(タレ)”に関しては思ったほど塩気が強くないので、割とクリーミーなテイストに感じられ、万人受けする味わいであることに間違いなく、一方でやや単調になりがちなので無料トッピングを加えて味変しながら食べ進めていくと良いでしょう!そしてもちろん濃厚感といった感じではなく後味すっきりとした仕上がりが特徴なので、最後まで全く飽きることもありませんから…つい飲み干してしまいそうです!
そのため、醤油をほんの少し加えてみるとキリッとした口当たりが際立つので、ぜひ試してみてください!

また、食べ進めていくに連れて追加した“おろしにんにく”や香ばしいチャーシューの旨味がスープに馴染んでいき、それによってコク深い味わいも際立ち、同時に満足度も増していく…そんなクセになる美味しさが楽しめる非常に飲みやすい豚骨スープと言え、国内外に展開する“一風堂”の味を踏襲しつつも新たな味を磨き続けているだけあって定番ながらも手の込んだ複雑で繊細な味わいといったところ!

そして、この“とんこつ”にはコク深くも比較的軽やかなテイストで、脂っこさや“くどさ”といった感じが一切なく、あっさり・ヘルシーな味わいにも感じられ、上記の通り“かえし(タレ)”が若干弱かったので割とまろやかさが際立った印象で、安定感のある味でありながらも繊細な美味しさがたまらなく、まさに幅広い層に好まれる豚骨ラーメンがじっくりと堪能できることでしょう!…というかこれはまずデフォルトで麺を中心に食べ進め、余裕があれば替え玉のタイミングで味変して味わった方が良いかもしれません!

そうこうしているうちに完食です!
最初は器がこぢんまりと上品にまとめられ、麺量も110gとやや少なめだったため、ボリューム的に物足りないかと思いましたが…チャーシューが3枚使用されていることもあって決してそんなことはなく、豚骨そのものの旨味を存分に堪能できる上質でクリーミーな味わいが特徴的でしたので、“おろしにんにく”や“辛子もやし”、“辛子高菜”や紅生姜などの追加トッピングを加えて味の変化を楽しんでみると、より一層満足度高く楽しめるかと思われます!

まとめ

今回「一風堂KAY(カイ)」の人気メニュー“とんこつ”を食べてみて、じっくりと炊き出した豚骨の旨味を丁寧に抽出した出汁スープにキリッとしたタレをバランス良く合わせ、しっとりとしたチャーシュー(豚バラ)2枚に香ばしい風味が食欲そそるスモーキーなチャーシュー(豚ロース)1枚によって麺量110gでも十分な食べ応えがあり、もちろん替え玉で様々な味変を楽しんでも良し、デフォルトのまま“一風堂KAY”による新たな“とんこつ”を堪能しても良しといった後味すっきり・丁寧で上品な味わいが印象的で、何度食べても飽きの来ない素材本来の美味しさを最大限に活かした一杯となっていました!

そのため、“一風堂KAY”といった新ブランドということもあって、どうしても“とんこつ”を注文する方がほとんどかと思われ、今後“みそ”や“中華そば”がどれほど浸透するのか気になるところではありますが…“とんこつ”に関しては非常に安定感のある仕上がりで、ベースとなる出汁スープも手の込んだ下処理によって獣臭は皆無、まさに素材の旨味だけを存分に活かした味わいがじっくりと楽しめるため、ついつい飲み干してしまう方も多いのではないでしょうか?

ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!

一風堂KAY 発寒店 店舗情報

札幌市西区発寒8条14丁目516-458
※駐車場は共用として広々と用意されています。

TEL:011-688-9104
営業時間:11:00〜21:30
定休日:なし

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著者プロフィール
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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