「飲み干す一杯 和歌山 こってり中華そば」を食べてみました。(2019年7月29日発売/2023年1月23日リニューアル発売・エースコック)
この商品は、お馴染み“飲み干す一杯”シリーズの新商品ということで、今回は豚骨の旨みをベースにした“和歌山ラーメン”の特徴をうまく表現した醤油ベースのスープにガーリックやペッパーを合わせ、豚骨ならではの甘みのある旨味と香辛料とのメリハリが利いたことで、つい飲み干してしまう…シリーズらしい味わいに仕上がった一杯“飲み干す一杯 和歌山 こってり中華そば”となっております。(値段:税別214円)
ご覧の通り、パッケージには“和歌山こってり中華そば”といった商品名が大きく記載されていて、この“飲み干す一杯”シリーズ自体若干全体量も少なめ(1食当たり70g)ということもあって、若干タテのサイズが小さめにも見える容器となっていますね!
…というかこの“飲み干す一杯”シリーズ、意外と仕上がりの味わいが侮れないので個人的にも好みのシリーズのひとつで、和歌山のご当地ラーメンのこってりとした中華そばといったテイストをイメージした一杯も期待したいところ!
また、こちらには“こってり豚骨醤油ラーメン”と記載されているように、和歌山のご当地ラーメン自体、豚骨ベースの醤油スープが特徴のようで、こってりとは言っても豚骨のギトギトとした脂っこさというわけでは決してなく、濃厚さを際立たせる甘みを含む旨味としてスープに溶け込み、シリーズらしいついつい“飲み干してしまう”…そんな旨味にこだわった一杯のようです!
また、こちらを見る限り具材には…大豆加工品・ねぎ・かまぼこが使用されているようです!
他にも特徴として…上記パッケージにも仕上がりイメージが掲載されているように、中太・丸刃仕様の麺が採用され、つるっと滑らかな食感が印象的な油揚げ麺が採用されており、それによって豚骨の旨味を利かせた醤油ベースのスープに香味野菜や香辛料によるメリハリが効いた飽きの来ない味わいと抜群にマッチし、美味しく進化したスープを最後までじっくりと堪能することができるわけです!
“こってり中華そば”といった商品名ではありますが、こってり感というよりも濃厚な旨味といったところで、豚骨の旨味が醤油ならではのキレとコクをバランス良く引き立て、ほどよい香味野菜によって旨味そのものが引き立ち、さらにペッパーなどの香辛料が味を引き締めることで、まさしくついつい“飲み干してしまう”…そんな満足度の高い仕上がりとなっていました!
これは特に、豚骨ベースのシンプルな醤油スープに香味野菜や香辛料をほどよく利かせた一杯で小腹を満たしたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、2021年1月11日・2023年1月23日にリニューアル発売されています!
飲み干す一杯 和歌山 こってり中華そば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“飲み干す一杯の”中でもご当地編のひとつとしてリニューアル発売されたもので、和歌山のご当地ラーメン“中華そば”の味わいを再現し、豚骨ベースの味わい深い醤油ベースのスープに香味野菜や香辛料を合わせ、濃厚感と後味の良さをバランス良く表現したことで、最後まで飽きの来ないつい飲み干したくなる一杯、“飲み干す一杯 和歌山 こってり中華そば”となっています。
ご覧の通り、パッケージ側面には豚骨の上質な旨味がスープ表面に浮き、コクのある豚骨の旨味が利いた厚みのある仕上がりイメージなんかも掲載されているように、和歌山ならではの“中華そば”とはこういった豚骨をベースにしているにもかかわらず“中華そば”と称されるような後味の良さやシャープな飲み口が印象的な仕上がりのようですね!
他にも濃厚さに際立った“和歌山ラーメン”を提供する店舗もあるようで、この辺りはそこそこによって若干の味の違いが見られるようで、以前ご紹介した“井出商店 和歌山濃厚豚骨醤油”のように濃厚な和歌山のご当地ラーメンが存在する中、今回の一杯は“こってり中華そば”とは言え、比較的甘みのある後味すっきりとした醤油ベースの味わいが表現されているようです!
ちなみに今回は、佐野ラーメンの味わいを再現した“飲み干す一杯 佐野 しょうゆラーメン”や、台湾ラーメンの味わいを再現した“飲み干す一杯 名古屋 台湾ラーメン”も同時発売となっています!
とは言っても、この“和歌山 こってり中華そば”に関しては、2018年1月8日に以下3種が発売された際に登場していて、今回はさらに美味しさが強化されてのリニューアル発売となっています!
- 和歌山 こってり中華そば
- 新潟 背脂しょうゆラーメン
- 徳島 濃厚豚骨醤油ラーメン
そのため、今回は“佐野 しょうゆラーメン”と“名古屋 台湾ラーメン”が新たに登場というわけですね!
また、この“飲み干す一杯”シリーズとしては…以前ご紹介した“名古屋 味噌煮込みうどん”と“京都 背脂醤油ラーメン”が2018年10月1日に発売され、その際にお馴染みの以下5商品が今までの美味しさはそのままに、パッケージデザインを一新して改めてリニューアル発売されていましたね!
今回は上記の発売以来の新商品ということで、シリーズとしてはかなり久しぶりの登場となっています!
それでは、今回の“飲み干す一杯 和歌山 こってり中華そば”がどれほど豚骨の旨味がこってり感を演出した仕上がりとなっているのか?醤油ならではのキレとコクとの引き立て具合や香味野菜や香辛料との兼ね合い、そして何と言ってもついつい飲み干したくなるような全体のバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り310kcal(めん・かやく243kcal / スープ67kcal)となっております。(塩分は4.1g)
カロリーは、“飲み干す一杯”シリーズ自体若干少なめな量となっていることもあって、かなり低めな数値のようで、塩分もまた同じくかなり低めな数値のようです!
ちなみに1食当たり70g、麺の量は55gとのこと。
このカロリー、そしてついつい飲み干したくなるスープの仕上がりを考慮すると…夜食なんかにもぴったりで、お好みによっては常備しておきたい一杯と言えるでしょう!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や動物油脂をはじめ…
- 植物油脂
- ポーク調味料
- ポークエキス
- 食塩
- でん粉
- 乳化油脂
- 香味油
- 粉末しょうゆ
- 香辛料
といった、豚骨の旨味をしっかりと利かせた甘み・旨味がしっかりと溶け込んだ醤油ベースのスープには、ガーリックやペッパーといった食欲そそる香味野菜や香辛料によって味が引き立ち、さらに締まりがプラスされたことによって最後まで飲み飽きることのないシリーズらしい飲み干したくなる仕上がりを想像させる材料が並びます。
また、“でん粉”や乳化油脂といった“こってり中華そば”の商品名らしい濃厚感を表現しているものと思われる材料なんかも含まれていますね!
JANコード 4901071246402 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ、卵白粉)、スープ(しょうゆ、動物油脂、植物油脂、ポーク調味料、ポークエキス、食塩、でん粉、乳化油脂、香味油、粉末しょうゆ、香辛料、発酵調味料、酵母エキス、全卵粉)、かやく(大豆加工品、ねぎ、かまぼこ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、酒精、重曹、増粘多糖類、香料、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (70g) 当たり]
熱量 310kcal たん白質 7.4g 脂質 13.9g 炭水化物 38.8g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)4.1g
(1.6g/2.5g)ビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.33mg カルシウム 176mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、液体スープと記載された調味料がひとつ入っています。
そして、この調味料に関してはポークの旨味はもちろん、ガーリックやペッパーなど…今回の“こってり中華そば”の味わいをより一層引き立てる油分・脂なんかも含まれているようでしたので、調理中にはしっかりとフタの上で温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り中太・丸刃仕様のつるっと滑らかな食感が特徴的なエースコックらしい油揚げ麺が採用されているようで、この麺の裏側に具材として…
- 大豆加工品
- ねぎ
- かまぼこ
がすでに入っています。
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸ったことで、先ほどまでの麺がふっくらとした仕上がりとなり、ほどよい弾力ある食感が加わり、醤油ならではのキレとコクが豚骨の旨味によってバランス良く引き立つ相性の良いシリーズらしい飲み干してしまう一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの調味料を注いでいきます!
すると…調理中にフタの上でしっかりと温めておいたおかげで、ご覧の通り濃厚な醤油ダレはさらっとした仕上がりとなり、他にも豚骨の旨味と思われる脂なんかも含まれているようでしたので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
そして、さらっとした醤油スープは麺の底に沈んでいき、豚骨の旨味と思われる上質な脂だけがスープ表面に残った状態となっていることがわかりますね!!この旨味が醤油スープにどれほどの旨味とコクを加えているのか?気になるところ。。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…“こってり中華そば”といった商品名ですが、やはり濃厚なスープというわけではないようで、思ったよりも仕上がり自体はさらっとした状態となっていて、醤油ならではのキレのある口当たりに加わった豚骨の旨味やガーリックが旨味を引き立てる…そんなクセになる仕上がりが伝わってきます!
とは言え…スープの色からするとかなり濃い目の仕上がりを思わせ、豚骨の旨味と思われる上質な脂なんかもスープ表面に浮いていることから、しっかりとした濃厚感・こってり感が楽しめ、さらにペッパーが利いたことによって最後まで飲み飽きることのない味わいを表現しているようですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…想像以上に豚骨の旨味が利いていますね!というのも、決して脂っこいこってり感というわけではなく、嫌味・臭みのない豚骨の旨味が甘みを伴って醤油ベースのスープにしっかりと溶け込み、それによって厚みのあるスープを表現し、食欲そそるガーリックが旨味を引き立てる相性の良い仕上がりとなっているようです!
また、豚骨の甘みなんかもしっかりと感じられ、そういったこってり感を引き締めるかのようにペッパーが利き、それによって甘ったるさを感じさせることもなく、絶妙なバランスとなって“和歌山 こってり中華そば”の味わいを表現し、最後まで飽きることなく…ついついスープが止まらなくなってしまいますね。。
麺について
麺は、ご覧の通り中太・丸刃仕様によるつるっとした滑らかな食感に仕上がり、ほどよい弾力とコシを兼ね備えたすすり心地の良い軽やかな麺に仕上がっています!
そんな麺には、豚骨の旨味を利かせた醤油ベースの後味すっきりとしたコク深いスープがよく絡み、一口ずつにほどよくこってり感を表現した味わいが口いっぱいに広がっていき、ペッパーや香味野菜などの風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの大豆加工品が入っていて、やや小ぶりではありますが…食感や旨味なんかは完全に鶏肉のような美味しさがうまく表現されており、この具材によってスープそのものの旨味も引き立つ相性の良い具材となっているようです!
また、こちらの花形の“かまぼこ”は、味付け自体は感じられないものの…濃い目に仕上がった豚骨ベースの醤油スープとの華やかなコントラストとなり、ほどよ彩りの良さを演出する具材となっています!
スープについて
スープは、豚骨の旨味を利かせた醤油スープがベースとなっているんですが、この豚骨の旨味は商品名“こってり中華”からイメージさせるようなドロドロ・ギトギト系の脂っこさが表現されているわけでは決してなく、醤油ならではのキレとコクを引き立てるかのように臭みのない上質な脂が旨味としてスープに溶け込み、それによって厚みのある美味しさをバランス良く表現しています!
そのため、思っていたよりもスープはさらっとした仕上がりとなっていて、非常に飲み心地の良い仕上がりとなり、しかし豚骨の旨味がしっかりとしたコクを表現しているため、決して物足りなさを感じさせないほどよい“こってり中華”をうまく仕上げ、さらにガーリックやペッパーによって甘みのあるスープにちょうど良いメリハリが生まれ、シリーズらしい“飲み干す一杯”といったイメージにぴったりな味わいとなっています!
そして何と言ってもこの“和歌山 こってり中華そば”を含む“飲み干す一杯”シリーズは、1食当たりが70gと他のカップ麺よりも全体量が若干少なく、これがついつい飲み干してしまうひとつの要因とも言え、しっかりとした美味しさが表現されているにもかかわらず310kcalといった割と低めなカロリーだからこそもう少し食べたい…と思わせるちょうど良い量とカロリーの低さということで、まさに食べる時間を気にすることもなく夜食なんかにもぴったりなシリーズと言えるでしょう!
また、原材料にも“でん粉”といった材料が記載されていたように、食べ進めていくに連れて若干ではありますがコク深くスープに厚みが増しているようにも感じられ、満足感もどんどん満たされていきます!!
このように、今回の“飲み干す一杯 和歌山 こってり中華そば”は、ベースとなる旨味に“くどさ”や脂っこさのない豚骨が甘み・旨味をバランス良く醤油スープに溶け込み、それによって醤油ならではのキレとコクが際立ち厚みのあるスープを表現し、さらにガーリックやペッパーによる食欲そそる旨味と味に締まりを加えることで、“こってり中華そば”といった商品名ではりますが、非常に飲み心地の良い後味すっきりとした仕上がりとなっていたため、お好みによって“おろしにんにく”や醤油スープにぴったりな胡椒系の香辛料を追加してみても良いでしょう!
まとめ
今回「飲み干す一杯 和歌山 こってり中華そば」を食べてみて、シリーズらしいついつい飲み干してしまうバランスの良さは、全体量が若干少なめということもありますが、その理由として美味しさ自体もしっかりとしていることが挙げられ、豚骨の旨味を丁寧に醤油スープに溶け込ませ、ガーリックやペッパーの絶妙な利かせ具合によってシリーズ名にふさわしい決して侮れない一杯が今回も絶妙な味わいとなって表現されていました!
この豚骨の甘み・旨味がガーリック・ペッパーと相性良く醤油スープに合わさった仕上がりは、かなり幅広い層に好まれる味わいと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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