「やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick(クイック)」を食べてみました。(2021年9月6日発売・東洋水産/販売エリア:北海道)
この商品は、北海道限定のカップ焼そばでお馴染み“やきそば弁当(通称:やき弁)”の新商品ということで、以前ご紹介した“やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ(2021年2月1日発売)”に続く“いつもよりちょっと”シリーズの第2弾でもあり、発売から46周年を迎えた記念商品として2品同時発売されたうちのひとつ、レギュラー商品の“やきそば弁当”を1分で戻る細麺に変更し、ソースも細麺に合うようにバランスを調整した素早く食べられる一杯が登場です!
それも…北海道発祥の“カップ焼そば”として大人気の“やきそば弁当”らしく野菜や果汁を加えた甘みのある馴染み深い“焼そばソース”を1分の調理時間で仕上がるソフトな細麺に合わせてソースの量や旨味を調整しているわけですが、これまでの美味しさはそのままに甘く濃い目の味わいが楽しめる風味豊かな一杯、“やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには“熱湯1分”、“いつもよりちょっとクイック!!”と記載されているように、今回の“やきそば弁当”は大変珍しい細麺仕様となっており、それによって調理時間1分の湯戻りで素早く食べることができ、まさにクイック(素早く・短時間で)で馴染み深い味わいが味わえるようです!!…というか調理時間1分と言えば、以前ご紹介した“やきそば弁当 塩バター風味(2018年5月21日発売)”も同じくソフトな細麺仕様でしたね!
また、パッケージの背景には調理時間1分で仕上がる細麺に合わせたという…甘みのある焼そばソースが絡む仕上がりイメージなんかも大きく掲載されており、これを見る限り具材には…キャベツ・味付挽肉が使用されているようです!
※“ふりかけ”にはアオサ・紅生姜が含まれています。
さらに…“やきそば弁当”と言えば欠かせないお馴染みの“中華スープ”は、ご覧の通り“中華スープ付”と記載されているように湯切りするお湯を利用して作られるいつもの味わいが楽しめる仕様となっています!やはり“やき弁”にはこれですよね!(個人的に少し濃い目にするのが好みです。)
他にも特徴として…麺はいつものラードを使用した油で揚げた麺に変わりはありませんが、今回は1分で戻る細いソフトな仕様となっており、若干甘めでコク深く濃厚とも言える風味豊かな焼そばソースがしっかりと絡むことで最後までじっくりと香ばしい定番の味わいが素早く楽しめるというわけです!
いつもの“やき弁”が調理時間1分で戻る細麺仕様としてソースの配合や旨味を調整したことによって若干薄味にも感じられるテイストとなっていたものの…いつもの香ばしくも甘みのある味わいが文字通りクイックで味わうことができ、もちろん別添された中華スープとの相性も非常に良く、ラードを使用した油で揚げた細麺からも良い旨味や香ばしい風味が滲み出していくことによって食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな最後までたっぷりとお馴染みの味わいが堪能できるすすり心地の良い一杯となっていました!
これは特に、北海道発祥の“やきそば弁当”が好みの方はもちろん、甘みのある濃厚な焼そばソースが調理時間1分で仕上がるすすり心地の良い細麺に絡む風味豊かな味わいをいつもよりクイックで楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick(クイック)
今回ご紹介するカップ麺は、北海道ではお馴染みの“やきそば弁当”の新商品ということで、発売46周年を迎えた記念として2商品同時発売されたうちのひとつであり、定番商品である“やきそば弁当”をソフトな細麺仕様にしたことで調理時間1分を実現、それによって素早く(クイックに)馴染み深い味わいが楽しめるという…細麺に合わせたソースを改めて調整した風味豊かな一杯、“やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick”となっています。
そしてこの“やきそば弁当”とは…北海道だと知らない方がいないというほど広く知られている人気シリーズなんですが、今回は定番の“やきそば弁当”が1分の調理時間で食べられるといった細麺仕様のフレーバーですからね!同時発売された“やきそば弁当 旨コクあんかけ風”とともに気になっている方も多いのではないでしょうか?
また、パッケージには今回も同じく“北海道限定”・“北海道工場からお届けします”といった文字がしっかりと記載されており、なぜかこの“やきそば弁当”だけは全国発売することなく…いつもかたくなに北海道限定として取り扱っているんですよね。。道外では全く見かけないんでしょうか??
※以前、北海道限定だった“激めん ワンタンメン”は2018年10月1日から販売エリアを全国に拡大しています。
一方こちらには“ありがとう、これからも。46周年”、“1975年8月発売”と記載されているように、昨年は45周年を記念して“やきそば弁当 札幌みそラーメン風”と“やきそば弁当 いつもよりちょっと濃いめ”が2021年2月1日に発売されているように、これからも毎年周年記念商品が発売されるのかもしれません。。
※2020年が45周年記念なんですけどね…
ちなみにこの“やきそば弁当”シリーズの新商品は…上記の45周年を記念した2商品以来、久しぶりの新フレーバーとなっています!(周年記念の割に発売される時期がブレブレなのがちょっと気になります…笑)
さらに今回発売された“やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick”が現在のラインアップに加わったことで、レギュラー版やサイズ違い(大判やきそば弁当・でっかいやきそば弁当)、以下の商品を含めると2021年10月現在の時点では計9種類となっているようです!それによって以前発売されていた“やきそば弁当 小樽あんかけ風”がラインアップから外されています。
- やきそば弁当 旨塩
- やきそば弁当 たらこ味バター風味
- やきそば弁当 ちょい辛
- やきそば弁当 コク甘ソース
- やきそば弁当 旨コクあんかけ風
それでは、今回の“やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick”がどれほど細麺仕様によってソースの配合・旨味が調整されているのか?馴染み深い野菜や果汁を利かせたほんのりとした甘みとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げた風味豊かですすり心地抜群な細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り546kcalとなっております。(塩分は5.9g)
※レギュラー商品は581kcal・塩分6.4g(内スープ2.3g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)・クイック仕様の細麺が採用されていることもあってそこまで高い数値ではなく、塩分も同じく平均的といったところでしょうか?(スープが2.2gなので本商品の方はかなり低めですね。)
ちなみに1食当たり122g、麺の量は90gとのこと。
また、このカロリーと塩分の数値を見る限り、やはりクイック仕様によって若干味が薄味というかライトな感じに調整されているようですね!もちろん脂っこさといった濃厚感はないものの…素材の旨味を活かした馴染み深い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、ソースや糖類をはじめ…
- 植物油
- 食塩
- 香辛料
といった、野菜や果汁を合わせた若干甘めの焼そばソースに麺から滲み出す風味豊かな香ばしさが加わったことで調理感のあるテイストに仕上げ、レギュラー商品と比較してみても順序が異なるものの…含まれている材料は全く同じく、やはり細麺のクイック仕様によってソースの配合などの調整が加わった北海道民に馴染み深い食欲そそる味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
また、麺の項目を見てみると…通常の“やきそば弁当”で使用されている麺と比べて“でん粉”が使用されていない程度で、“精製ラード”と記載されているようにラードを使用した油で揚げた麺が採用されているようですね!
JANコード 4901990369619 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、食塩、卵白)、ソース(ソース、糖類、植物油、たん白加水分解物、食塩、酵母エキス、香辛料)、かやく及びふりかけ(キャベツ、味付挽肉、あおさ、紅生姜)、中華スープ(食塩、たん白加水分解物、砂糖、しょうゆ、香辛料、ねぎ、植物油)/加工でん粉、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (122g) 当たり]
熱量 546kcal たん白質 9.0g 脂質 27.0g 炭水化物 66.8g 食塩相当量 5.9g(スープ2.2g 分を含む) ビタミンB1 0.38mg ビタミンB2 0.51mg カルシウム 195mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体ソース、“かやく”、中華スープ・“ふりかけ”が一緒になった4種類の調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体ソースは非常にサラッとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温める程度で十分かと思われます。
また、麺はご覧の通り1分の調理時間で湯戻りする細麺仕様となっていて、原材料にも記載されていた通り精製ラードを使用したことで旨味・香ばしさがソースの美味しさを引き立て、すすり心地の良い仕上がりをイメージさせます!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
そして、“かやく”には…
- キャベツ
- 味付挽肉
が入っています。
通常の“やきそば弁当”には“味付チキンダイス”といったサイコロ型の具材が採用されているんですが、今回の“クイック”に関しては挽肉タイプの具材が使用されているようです!
それと同時に、“中華スープ”の粉末をマグカップなどに入れて用意しておきましょう!
ちょっと濃い目のソースが好みなら焼そばソースにもほんの少し加えてみるのもおすすめです。
ということでさっそく熱湯を注ぎ1分待ちます。(必要なお湯の目安量:560ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの細麺にしっかりとしたコシが加わり、まだ液体スープを加える前の状態ではありますが、従来の“やきそば弁当”と何ら変わらない甘め・濃い目の風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
もちろん、湯切りする際はこちらのマグカップに注ぐことをお忘れなく!
ちなみにお湯の量は約150mlですが、若干少なめにして濃い目にするとこれがまた美味しいので濃さに関しては自分好みに調整してみてください!
そして…たまに湯切りするお湯は体に悪いからと言って別でお湯を用意して中華スープを作るというのも聞いたことがありますが…せっかく精製ラードが滲み出た調理後のお湯ですから、中華スープの味わいを引き立てるためにも、ここは湯切りしたお湯で調理すると良いでしょう!
ではここに先ほどの液体ソースを加えていきます!
すると…細麺・クイック仕様の味を調整したという若干“とろみ”が付いた濃い目の焼そばソースがたっぷりとでてきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
ご覧の通り使用されている液体ソースはレギュラー商品の“やきそば弁当”と同じくかなり多く、濃厚さを感じさせるのはもちろん、この時点で相性抜群な香ばしさといった調理感のある風味が香り立ちます!これは食欲そそりますね!!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通りほんのり“とろみ”が付いているとは言え…決して粘度のある状態ではありませんので、思ったよりもすんなりと細麺に馴染んでいきます!
こうしてソース全体が馴染んだら、仕上げに“ふりかけ”を加えて完成となります!
ちなみにこの“ふりかけ”には…
- アオサ
- 紅生姜
が入っています!
この辺りはレギュラー商品である“やきそば弁当”と同じ仕様のようですね!
やはり“ソース焼そば”と言えばこういった具材がちょうど良いアクセントになりますから、お好みによっては紅生姜などを別途追加してみても良いかもしれません!
こうして完成となるわけですが、食べ慣れ親しんだ“やきそば弁当”と比較すると…細麺以外は何も変わらないような気もしますが、このソフトな細麺に合うようにソースの配合や旨味を調整したという味わいは非常に気になりますね!
ベースはもちろん“やきそば弁当”となっているため、恐らく間違いない美味しさが表現されているものと思われますが、細麺になったことですすり心地も非常に良いでしょうから、香ばしい風味なんかも活かされたことで鉄板焼きしたかのような調理感のある仕上がりにも期待できそうです!
また、具材に使用された味付挽肉も良い旨味を引き立てているように感じられ、しっかりと混ぜ合わせていただくことによって風味豊かなソースの味わいがより一層引き立って感じられ、安定感のある旨味が最後までたっぷりと楽しめそうです!
…というか、この味が1分で素早く食べられるというのは良いですね!そしてこの細麺によって食べ応えにどう影響するのか気になるところではありますが…麺量そのものは変わりありませんから、しっかりと食欲を満たしてくれるに違いありません!
食べてみた感想
一口食べてみると…食べ慣れ親しんだあの味ではありますが、細麺・クイック仕様によるソースの配合や旨味の調整によって若干味が薄く感じられますね。。しっかりと混ぜ合わせて何度も味を確かめてみたものの、どうもライトな仕上がりといったところ!ただ…極端に味が薄いわけではなく、レギュラー商品と比較すると若干薄く感じられる程度なので、もしかすると細麺にしたことが原因なのかもしれませんね!
というのも…麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさがソースに影響し、それによって若干味が薄く感じられるのかもしれませんが、そこまで気にするほどのものではありませんので細麺らしいすすり心地の良さを堪能できるクイックならではの楽しみ方があるかと思われます!他にも“ふりかけ”に含まれるアオサらしい磯の風味がソース焼そばにぴったりな香りを付与し、紅生姜のピリッとしたアクセントが最後まで飽きさせません!
麺について
麺は、ご覧の通りいつも使用されている麺よりも細く、1分で湯戻りするクイック仕様となっていて、細いながらもほどよい弾力や歯切れの良い強いコシを兼ね備え、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味が滲み出し、思ったよりもしっかりとした食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな細麺には…野菜や果汁を利かせた若干甘めの焼そばソースがよく絡み、一口ずつにソース特有の酸味やまろやかな味わいが口いっぱいに広がっていき、フライ麺特有の香ばしい風味が後味良く抜けていきます!…というか今回のフレーバーは細麺仕様ということもあってやはりすすり心地の良さが抜群ですね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付挽肉が入っていて、挽肉という割にサイズ感も大きく、じっくりと味わってみると…食感はともかく思っていた以上にしっかりと味付けされた仕上がり具合となっていましたので、よーく全体に馴染ませて後半に麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは大きめにカットされたことでシャキシャキとまではいかないものの…ほどよい食感を残した仕上がり具合となっていて、使用されている量も割と多く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にも“ふりかけ”に含まれているアオサによる磯の風味やピリッとした紅生姜のアクセントが調理感のある“ソース焼そば”の味わいを引き立て、香ばしい風味をはじめ…様々なアクセントが“焼そば”全体の美味しさを臨場感高く表現し、ソースの配合や旨味を調整したと言っても物足りなさは一切ありません!
ソースについて
ソースは先ほどもお伝えした通り、細麺仕様にしたことによって調理時間1分を実現、それによってソースも細麺に合うようにソースそのものの配合や旨味を調整し、若干薄く感じられたものの…そこまで気になるほどのものではなく、北海道発祥の馴染み深い味わいが踏襲され、野菜や果汁を合わせた甘みのある焼そばソースに仕上がっています!
そしてなんと言ってもラードを使用した油で揚げた麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさがソースの美味しさを引き立て、まるで鉄板焼きしたかのような風味豊かな香りが楽しめる満足度の高いフレーバーとなっており、安定感のある申し分のない味わいが表現されているため、かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
これがまた別添されている中華スープと合うんですよね!
交互に食べ進めることによって最後まで飽きることなく甘みのある味わいがじっくりと楽しめることに間違いありません!
このように、今回の“やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick”は、レギュラー商品で人気の“やきそば弁当”の麺を細くしたことで調理時間1分で湯戻り・楽しめるクイック仕様によってソースも細麺に合うよう配合や旨味を調整、その結果若干薄味にも感じられましたが、すすり心地抜群な細麺によってアオサの風味や食欲そそる香ばしさなどが際立ち、別添されている中華スープと交互に食べ進めていくことで最後まで飽きの来ない味わいがたっぷりと楽しめる安定感のある仕上がりとなっていたため、お好みによっては“ソース焼そば”と相性の良い紅生姜や鰹節などをちょい足しして旨味をさらに際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「やきそば弁当 いつもよりちょっとQuick」を食べてみて、北海道では馴染み深い“焼そば弁当”を細麺仕様にしたことで調理時間1分で仕上がるクイックな“カップ焼そば”を実現、さらにその細麺に合うようにソースの配合や旨味を調整し、すすり心地抜群な麺によってアオサや香ばしさが活かされた風味豊かなフレーバーに仕上がり、“やきそば弁当”には欠かせない中華スープとともに食べ慣れた味わいがじっくりと堪能できる満足度の高い一杯となっていました!
やはりお馴染みの一杯を調理時間1分で仕上げるクイック仕様とは言え…すすり心地の良い安定感のあるフレーバーとなっていて、そもそも食べ慣れた味わいということもあって申し分のない美味しさが素早く食べられる一杯は中華スープ付きということもあって幅広い層に好まれる味わいと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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