「麺神カップ こってり鶏そば」を食べてみました。(2023年12月4日発売・明星食品)
この商品は、まるでお店で食べているようなコシが強い神食感の超極太麺に常識を越えた神旨な味わいが楽しめるという…カップ麺の域を超えた明星食品の“麺神(めがみ)”シリーズ第13弾として登場したもので、昨今人気の“鶏そば”を彷彿とさせる濃厚なスープに仕立て上げ、そこに“新・生めん風3層極太製法”による塩麹と“にんにく”の旨味を練り込んだ締まりのある超極太麺が絶妙にマッチした一杯、“麺神カップ こってり鶏そば”となっております。(値段:税別278円)
ご覧の通りパッケージには白を基調に麺の神…“麺神”と書いて“めがみ”と読む神妙な趣を感じさせる上品なデザインにあしらわれ、力強くも繊細な…極旨を超えた神旨な味わいがお店にも引けを取らない超極太仕様のノンフライ麺とともにカップ麺で気軽に楽しめるとあって気になっている方もかなり多いのではないでしょうか?
また、こちら容器側面には“こってり鶏そば”、“鶏の旨み溶け込む濃厚鶏白湯”といった文言が記載され、パッケージ背景には…鶏の旨味をベースに食欲そそる香味野菜や“かえし(タレ)”などをバランス良く合わせた濃厚スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏肉・背脂加工品・“ねぎ”が使用されているようです!
特に濃厚こってりな鶏白湯スープと言えば…思い浮かぶ人気ラーメン店があるんですが、濃いめとは言え決して脂っこさや“くどさ”を感じさせるものではなく、以前ご紹介した“麺神カップ 濃香鶏白湯(2022年1月10日発売)”とはひと味違い、鶏をまるごと煮込んだような濃厚スープにシリーズらしい超極太麺を合わせたことで、お店さながらの味わいが気軽に楽しめることと思われます!
さらにこちらには、“新・生めん風3層極太製法”、“なめらかなつるみ コシのあるかみ応え”と記載されているように2023年9月にリニューアルした“麺神カップ 肉野菜味噌”と“麺神カップ 家系豚骨醤油”から採用されている進化した極太麺によって単純にコシが強いだけでなく塩麹や“にんにく”の旨味も練り込まれ…幅も広くもっちりとした食感なんかもクオリティ高く表現されているようですね!
このように今回の“麺神”シリーズ第13弾は、鶏をベースに香味野菜や“かえし(タレ)”などをバランス良く合わせ、コク深く濃厚ながらもキリッとした口当たりや香辛料が全体をうまく調和し、カップ麺ながらも本格感のあるテイスト・縦型ビッグサイズで税別278円ですから…若干割高ではありますが、品質を考慮すると思ったよりリーズナブルにも感じられます!(しかも麺量は70gと食べ応えなんかもばっちりです。)
他にも特徴として…麺は上記の通りお店で食べているようなもっちりとした弾力とコシの強い神食感に相応しいノンフライ仕様の“新・生めん風3層極太製法”によって臨場感の高い超極太麺に仕上げ、麺だけでなく濃厚なスープにも拘り、鶏の旨味をベースにガーリックやジンジャーなどの香味野菜、別添されている“濃香の一滴”を加えることで鶏油の風味やコクが際立ち、こってりとした鶏白湯が最後までじっくりと楽しめるというわけです!
神食感の麺と神旨なスープが楽しめるというカップ麺の常識を超えた“麺神(めがみ)”シリーズ第13弾ということで、厚みもあり幅広な超極太麺によるガシガシとした噛み応えはもちろん、弾力のあるもっちりとした食感と強いコシを持ち合わせた本格感のある仕上がりが印象的で、一方のスープは…臭みのない鶏の旨味を凝縮しているもののドロリとしたこってり感ではなく、香味野菜や香辛料などをバランス良く合わせた濃いめの味わいに仕上がり、麺・スープともにシリーズらしい満足度の高い一杯となっていました!
麺神カップ こってり鶏そば
今回ご紹介するカップ麺は、お店で食べているかのような締まりのある極太麺を明星食品の独自技術“新・生めん風3層極太製法”によって実現、鶏の旨味をベースに香味野菜や“かえし(タレ)”などをバランス良く合わせた濃厚なスープに仕上げ、さり気なく利かせた香辛料でメリハリをプラス、濃いめながらも後味すっきりとしたテイストが印象的で、まさに本格感のある味わいがカップ麺として気軽に楽しめる“麺神(めがみ)”といったシリーズ名に相応しい神食感・神旨な一杯、“麺神カップ こってり鶏そば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
また、こちらには…“「新・生めん風3層極太製法」によって、つるりとコシのあるもっちりとした食感に生まれ変わりました。麺神の雫で仕上げる旨みが濃いスープと絡んで、有名店で味わうような格別の一杯が楽しめます。”と記載されているように、食べ応えのある太さはもちろん、噛み応えのある強いコシを表現した超極太麺に相応しいクオリティの高い濃厚な鶏白湯スープに仕上がっているようで、やはりこの“麺神”シリーズは明星食品としてもかなり拘りのある一杯であることがよーく伝わってきます!
ちなみにこの“麺神”シリーズは以下の通り袋麺・カップ麺ともに商品展開されており、さらにリニューアルも頻繁に行われ、麺に拘ったクオリティの高い食感と旨味溢れるスープが楽しめる明星食品の中でもトップクラスの品質を謳うブランドとなっているため、今後の商品展開も気になるところではないでしょうか?(改めて見てみると意外と数多くのフレーバーが登場していますね。)
※カップ麺には“カップ”と記載されています。
- 麺神 濃香醤油(2020年9月21日発売/2021年9月13日リニューアル発売)
- 麺神 厚香味噌(2020年9月21日発売/2021年9月13日リニューアル発売)
- 麺神カップ 濃香醤油(2020年10月5日発売/2021年9月20日リニューアル発売)
- 麺神カップ 濃香味噌(2020年11月9日発売/2023年9月18日リニューアル発売)
- 麺神カップ 極旨辛豚味噌(2021年3月15日発売)
- 麺神つけ麺 極旨魚介醤油(2021年5月24日発売)
- 麺神カップ 濃香塩豚骨(2021年6月7日発売/2021年9月20日リニューアル発売)
- 麺神 濃香鶏白湯(2021年11月15日発売)
- 麺神カップ 濃香鶏白湯(2022年1月10日発売)
- 麺神カップ 宮崎辛麺 濃香激辛醤油(2022年3月7日発売)
- 麺神 宮崎辛麺 濃香激辛醤油(2022年3月21日発売)
- 麺神カップ 濃香豚骨(2022年5月16日発売)
- 麺神カップ 濃香カレーうどん(2022年7月18日発売)
- 麺神 濃香豚骨醤油(2022年9月12日発売)
- 麺神カップ 濃香ちゃんぽん(2022年10月25日発売)
- 麺神カップ 濃香味噌煮込みうどん(2023年1月9日発売)
- 麺神カップ 家系豚骨醤油(2023年6月12日発売/2023年9月18日リニューアル発売)
- 麺神カップ 明太クリーム味うどん(2023年10月24日発売)
それでは、今回の“麺神カップ こってり鶏そば”がどれほど鶏の旨味をしっかりと利かせた濃厚なスープに仕上がっているのか?別添されている“麺神の雫”を加えることによる鶏油のコクと風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても“麺神(めがみ)”シリーズとして神食感と称するコシの強さに相応しい超極太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り377kcal(めん・かやく285kcal / スープ92kcal)となっております。(塩分は6.1g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・鶏の旨味をベースに香味野菜や香辛料を利かせ、鶏油のコクと風味を引き立てた濃厚スープの割にノンフライ仕様ということもあって思っていたよりも低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっているようです。
ちなみに1食当たり96g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと92kcalとやはり“こってり鶏そば”らしく複雑で繊細な味わいを表現、濃厚ながらも脂っこさといった“くどさ”は一切なく、キリッとした口当たりが絶妙にマッチし、素材の旨味を存分に活かした神旨と呼ばれる拘りのスープに風味豊かな鶏油を利かせたことによって最後まで飽きの来ない仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンエキスや豚脂をはじめ…
- チキン調味料
- 食塩
- デキストリン
- ポークエキス
- 粉末油脂
- 香辛料(ガーリック、ジンジャー、ペッパー)
- 油脂加工品
- 香味調味料
といった、じっくりと炊き出したかのような鶏の旨味をベースに香味野菜や“かえし(タレ)”を合わせ、別添されている“麺神の雫”を加えることによって鶏油のコクや風味が際立ち、有名ラーメン店で食べているかのような臨場感溢れる神旨な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)
JANコード 4902881456524 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、植物性たん白、酵母エキス、たん白加水分解物、香辛料(ガーリック)、米麹調味料(でん粉、米麹加工品、塩麹、食塩))、スープ(チキンエキス、豚脂、チキン調味料、食塩、デキストリン、大豆加工品、糖類、ポークエキス、たん白加水分解物、粉末油脂、香辛料(ガーリック、ジンジャー、ペッパー)、酵母エキス、油脂加工品、香味調味料)、かやく(味付鶏肉、背脂加工品、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、香料、かんすい、乳化剤、カラメル色素、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (96g) 当たり]
熱量 377kcal
めん・かやく: 285kcal
スープ: 92kcalたんぱく質 11.5g 脂質 8.8g 炭水化物 62.9g 食塩相当量 6.1g
めん・かやく: 2.2g
スープ: 3.9gビタミンB1 1.67mg ビタミンB2 0.36mg カルシウム 183mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“麺神の雫”と記載された調味料が別添されています!
そして、こちらが今回唯一使用された調味料となっていて、“鶏油が香り立つ”と記載されていますから、恐らく風味豊かな鶏油の旨味やコクが凝縮されており、非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、かやくには…
- 味付鶏肉
- 背脂加工品
- ねぎ
が入っています。
また、麺はご覧の通り“新・生めん風3層極太製法”による厚みもあり幅広な超極太麺が採用されており、これが湯戻りすることによってシリーズらしい本格感のある神食感を演出し、これまでのシリーズ通り期待を裏切らないクオリティの高い食感が楽しめるものと思われます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの超極太麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に神食感と呼ばれる麺には強いコシはもちろん、もっちりとした弾力が加わり、まさにお店さながらの麺に本格感のある濃厚スープが絡むシリーズらしいクオリティの高い一杯…といった印象の出来上がりです。(ただ、ノンフライ麺の場合そこまで熱湯を吸うことはないので、恐らく容器底にたっぷりと粉末スープが溜まっているものと思われます。)
ではここに先ほどの“麺神の雫”を加えていきます!
すると…無色透明な鶏油とともに醤油や“にんにく”の香りを付与した調味油が出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…“こってり鶏そば”とは言え、ドロッとした感じではなく意外にもサラッとした仕上がりとなっていて、シリーズらしく旨味が凝縮されたテイストに間違いなく、鶏の旨味をベースに香味野菜や“かえし(タレ)”を合わせたことによって物足りなさといった感じはなく、ほどよい香辛料を使用したことでちょうど良いメリハリをプラス、まさに最後まで飽きの来ない繊細で本格感のある一杯となっています!
食べてみた感想
一口食べてみると…鶏の旨味をしっかりと利かせた濃いめのスープは、乳化感があり白濁としたコク深くまろやかなテイストで、商品名の“こってり鶏そば”からイメージさせるドロッとした感じではなく、キリッとしたシャープな飲み口が絶妙にマッチしたことによってメリハリのある仕上がりが印象的で、脂っこさといった“くどさ”は一切なく、最後まで飽きの来ない後味すっきりとしたフレーバーと言えるでしょう!
ちなみにこれまで登場したフレーバーも非常に美味しかったんですが、フレーバーによってはスープに個性がなく、今回の“こってり鶏そば”に関しても同じくそこまで特徴がなく、良く言えば誰もが好む安定感のある鶏白湯が楽しめますから、麺・スープともにクオリティが高いのはわかるんですけど、個人的にはもう一工夫欲しかったですね。。あるいは“にんにく”や鶏油のクセをもっと際立たせるなど。
この辺りに関しては…“カップ麺の常識を越えた〜”や“神旨・神食感”といったお店で食べるような強いコシ・超極太麺だけでなく、鶏の旨味も非常に丁寧で臭みもなく、別添されている“麺神の雫”を加えることで鶏油のコクや風味が際立つ濃厚スープがたっぷりと楽しめることに間違いありません!ちなみに旨味も強く背脂も使用されているんですが、ほどよい香辛料(ペッパー)が後押ししたことでメリハリが付き、シリーズらしい素材の旨味を活かした仕上がりといったところ!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広で噛み応え抜群な超極太麺(ノンフライ麺)が採用されていて、良い意味でガシっとした強いコシはもちろん…もっちりとした弾力のある食感が印象的で、確かに神食感と呼ぶに相応しい仕上がりとなっているものの、硬過ぎるというくらいガシガシとした食感でしたので調理時間で若干調整してみても良いかもしれません。。
そんな神食感の超極太麺には…鶏の旨味をベースに香味野菜や香辛料などをバランス良く合わせ、別添されている“麺神の雫”を加えることで鶏油のコクや風味が際立つ濃厚なスープがよく絡み、コク深くも後味すっきりとしたまろやかな味わいや香味野菜の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る鶏油や“にんにく”の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの蒸し鶏をイメージさせる味付鶏肉が使用されていて、数に関しては若干少ないもののサイズは申し分なく、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた鶏肉の旨味が滲み出す上質な仕上がりとなっています!
また、こちらの背脂は、非常に小ぶりで気付かないほどなんですが、今回の“こってり鶏そば”をコク深く引き立てる相性抜群な具材としてさり気なく散りばめられていたので、しっかりと混ぜながらいただくと良いでしょう!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の“こってり鶏そば”を美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材として彩り良く添えられています!
スープについて
スープは、じっくりと炊き出したかのような鶏の旨味に香味野菜や“かえし(タレ)”などをバランス良く合わせ、別添されている“麺神の雫”を加えることによって鶏油のコクや風味が際立ち、ドロッとした濃厚感とはまた違った深みのあるまろやかなテイストで、香辛料によるメリハリが最後まで飽きさせることもなく、もちろん物足りなさといった感じもありませんから、万人受けしそうな喉越しの良いフレーバーとなっています!
また、見た目としては鶏白湯らしく乳化感のある白濁としていて、美味しいんですが、こってり感・濃厚感に欠ける点が惜しいですね。。ただ、旨味に関してはシリーズらしく本格的でしたので、文字通りここにもう少しドロリとしたこってり感があれば良かったと思います!そのため、品良くまとめられているような印象で、鶏油のコクや背脂が旨味を引き立てていたものの…肝心のドロッとしたこってり感が弱く、“こってり鶏そば”と言われるとどうしても微妙なところではあります!
まとめ
今回「麺神カップ こってり鶏そば」を食べてみて、コシが強い神食感の超極太麺に常識を越えた神旨な味わいが楽しめるという…明星食品の“麺神(めがみ)”シリーズ第13弾として登場した一杯には…鶏の旨味を活かしたコク深くまろやかなスープに仕上げ、鶏油のコクや風味なんかもさり気なく加わっているんですが、どうしても“こってり鶏そば”からイメージさせる“こってり感”に欠けるスープが気になるところでしたが、特にクセのない飲みやすいテイストと言え、何より神食感と謳う“新・生めん風3層極太製法”によるノンフライ極太麺がガツンと食欲を満たす濃厚な一杯となっていました!
ただ、“こってり鶏そば”のイメージと実際の仕上がりに乖離があっただけで、旨味としてはシリーズらしい安定感のある仕上がりでしたので、これまで発売されてきたフレーバーのさらなるブラッシュアップはもちろん、今後の商品展開にも期待したいところではないでしょうか?
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