「マジ盛 博多風ちゃんぽん」を食べてみました。(2024年6月24日発売・東洋水産)
この商品は、博多の“豚骨ちゃんぽん”をカップ麺に再現したもので、豚骨スープをベースに魚介の旨味を利かせたパンチのある味わいに仕上げ、“ちゃんぽん”らしく豊富な具材からも良い旨味が滲み出し、そこに幅の広い丸刃の太麺が絡む食べ応え抜群な一杯、“マジ盛 博多風ちゃんぽん”となっております。(値段:税別271円)
ご覧の通りパッケージには、“博多風ちゃんぽん”といった文字が非常にわかりやすく記載され、コク深い豚骨スープに魚介の旨味を合わせたパンチのある味わいをイメージさせ、ひと味違った“ちゃんぽん”に期待できそうです!(“博多ちゃんぽん”は通常鶏ガラベースのようですが、“豚骨ちゃんぽん”の方が有名ですよね…)
また、こちら容器側面には…“博多豚骨スープがベースのパンチのある濃厚ちゃんぽん!”と記載されているように今回のフレーバーは、“ちゃんぽん”は“ちゃんぽん”でも博多の“豚骨ちゃんぽん”を再現したテイストであり、豚骨スープに魚介の旨味を利かせたことによって変な臭み・クセもなくメリハリの付いた味わいが表現されていることに間違いありません!
そしてその背景には…乳化感のある白濁とした豚骨スープに魚介出汁を利かせ、香辛料で味を調えた後味の良い仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・コーン・いか・キクラゲ・“かに風かまぼこ”が使用されているようです!(広く知られている“長崎ちゃんぽん”も豚骨ベースに魚介出汁や野菜の旨味を利かせているので、そこまでの違いはなさそうです…)
他にも特徴として…麺は厚みもあり幅広な丸刃のフライ仕様で、すすり心地はもちろん密度感のある食感が心地良く、そこに豚骨をベースに魚介出汁をバランス良く利かせ、香辛料で味を調えたクセになるスープがよく絡み、コク深くもパンチのある味わいが思う存分たっぷりと楽しめるというわけです!
豚骨スープ×魚介の旨味による博多の“豚骨ちゃんぽん”とのことで、やはりイメージ通りのテイストながらも割と塩気が強くパンチもあり、各種魚介の旨味が品良く溶け込み、そこに幅広で太フライ麺がしっかりと絡むことによって旨味溢れる味わいがじっくりと楽しめるシリーズらしい一杯となっていました!
マジ盛 博多風ちゃんぽん
今回ご紹介するカップ麺は、“大盛な麺”・“濃い系スープ”・“がっつり具材”でお馴染み“マジ盛(マジモリ)”シリーズの新商品ということで、博多の“豚骨ちゃんぽん”を再現、豚骨スープをベースに魚介の旨味をしっかりと利かせたことによってパンチのある味わいに際立ち、そこに食べ応え抜群な太フライ麺が食欲をガツンと満たすシリーズらしいボリューム感のある一杯、“マジ盛 博多風ちゃんぽん”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ちなみにこのシリーズは…“今届けたい、本気の一杯!”をコンセプトにラーメンと「本気」で向き合ってきたマルちゃんが、お客様に今届けたい一杯を「本気(マジ)」で作ったスープも麺も具材もがっつり味わえるカップ麺とのことで、個人的にはお馴染みのシリーズ名だったんですが…“本気盛”と書いて“マジモリ”と読むこと自体あまり浸透しなかったんですかね?なんとなく2022年で発売15周年を機に“マジ盛”とシリーズ名が変わっただけのような気もします!
また、最近発売された“マジ盛”シリーズとしては以下の通りで、今回の“博多風ちゃんぽん”は2024年4月22日発売の“貝だし白湯”以来のフレーバーとなっていて、様々な商品が定期的に登場しますから、今後もタイアップや様々な企画による名店の味わいを再現した新商品に期待したいところ!
- マジ盛 豆乳担々麺(2023年2月6日発売)
- マジ盛 ニンニク塩担々麺(2023年6月26日発売)
- マジ盛 野菜たっぷり黒醤油(2023年9月18日発売)
- マジ盛 海鮮チゲ味(2023年11月27日発売)
- マジ盛 濃厚とんこつ久留米ラーメン(2024年1月22日発売)
- マジ盛 鶏白湯colorsレッド(2024年2月5日発売)
- マジ盛 貝だし白湯(2024年4月22日発売)
それでは、今回の“マジ盛 博多風ちゃんぽん”がどれほど豚骨スープをベースに魚介出汁を利かせた濃厚でパンチのある味わいに仕上がっているのか?豊富に使用された各種具材から滲み出す旨味との兼ね合いはもちろん、何と言っても幅広で食べ応えのある太いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り481kcal(めん・かやく405kcal / スープ76kcal)となっております。(塩分は6.5g)
カロリーは、豚骨をベースに魚介の旨味を利かせたコク深くも後味の良いスープによって思ったより低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり107g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと76kcalと高すぎず低すぎずといった数値で、やはり豚骨スープに魚介出汁を合わせたことで物足りなさを感じさせない定番の仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや食塩をはじめ…
- 豚脂
- 魚介エキス
- 香辛料
- 植物油
といった、臭みのない豚骨スープをベースに魚介の旨味を利かせ、香辛料で味を調えた博多の“豚骨ちゃんぽん”を再現、さらに具材に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、“ちゃんぽん”らしい旨味溢れる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード 4901990378147 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(ポークエキス、食塩、砂糖、でん粉、豚脂、たん白加水分解物、魚介エキス、香辛料、植物油、酵母エキス)、かやく(キャベツ、コーン、いか、きくらげ、かに風かまぼこ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、香料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、パプリカ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・いか・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (107g) 当たり]
熱量 481kcal
めん・かやく: 405kcal
スープ: 76kcalたん白質 12.6g 脂質 19.4g 炭水化物 64.0g 食塩相当量 6.5g
めん・かやく: 2.2g
スープ: 4.3gビタミンB1 0.36mg ビタミンB2 0.37mg カルシウム 268mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、特に調味料などは別添されていません。
また、かやくには…
- キャベツ
- コーン
- いか
- キクラゲ
- かに風かまぼこ
が入っています。
さらに麺は、粉末スープで確認できないんですが、実際には幅の広い太フライ仕様で、もっちりとした弾力とコシを合わせ持ち、麺量も80gと食べ応えに関しても申し分ありません!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ全体を混ぜる前の状態ではありますが、あっさりとした豚骨をベースに魚介出汁をガツン利かせたことでパンチのある味わいがボリューム感たっぷりと楽しめる定番の一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみます!
そして全体が馴染むと…やはり“ちゃんぽん”らしくサラッとした仕上がりで、豚骨スープをベースにしたことで乳化感のある白濁とした上に魚介の旨味をしっかりと利かせ、香辛料で味を調えたことによって最後まで飽きの来ない味わい深い一杯といったところ!
また、豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて旨味が際立ってき、同時に満足度も増していく…そんなやみつき感のある味わいに期待できそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…豚骨ベースに魚介の旨味を合わせたパンチのあるスープということで、“博多風ちゃんぽん”とは言え、やはりイメージ通りの仕上がりではありますが、思ったよりキレの良い口当たりが印象的でコク深く、“とろみ”がないせいか後味の良さに際立っていて塩気も強く個人的に好印象です!
ちなみに魚介の旨味については変な臭みなど一切なく、全体のバランスが非常に良いようで優しい味わいというよりもキリッとしたテイストで、パンチがあるというのも納得のスープとなっており、“豚骨ちゃんぽん”というだけあって思いのほか喉越し良く感じられます!
そのため、広く知られる“ちゃんぽん”に間違いなく、豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、もちろん魚介の旨味も相性良く馴染み、特に変なクセもありませんでしたから、割と幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、厚みもあり幅広な丸刃の太い仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた仕上がりとなっていて、シリーズらしく麺量も80gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、豚骨スープをベースに魚介の旨味をしっかりと利かせた濃い目の“ちゃんぽんスープ”がよく絡み、コク深い豚骨の旨味や染み渡る出汁などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる魚介の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“いか”が使用されていて、噛むほどに旨味が滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした太麺と絡めていただくと、より一層魚介の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
そして細長くカットされた“かに風かまぼこ”は、じっくりと味わってみると…“かまぼこ”ならではの旨味が滲み出す仕上がりでしたので、やはり最初はスープと馴染ませながらいただいた方が良さそうです!
さらにこちらのキクラゲは、やや小さめにカットされ、コリコリというよりも食感柔らかなタイプで、“ちゃんぽん”と相性の良い具材となっています!
他にもこちらのコーンが使用されていて、素材本来の甘みなどが感じられるものの、特に今回の“ちゃんぽんスープ”を損なうこともなく、彩り良く添えられているようです!
スープについて
スープはコク深くも後味すっきりとした博多豚骨スープをベースに魚介の旨味をしっかりと利かせたことでパンチのある味わいに際立ち、香辛料で味を調えたことによってキリッとしたシャープな飲み口が印象的で、濃厚とは言っても非常に飲みやすい仕上がりとなっています!
そして魚介の旨味や塩気が強いことで物足りなさといった感じは一切なく、じんわりと染み渡る魚介出汁をコク深く引き立て、割とサラッとしていて特に脂っこさもありませんので、最後まで飽きることなく素材本来の美味しさが楽しめることでしょう!
また、具材に使用された“いか”や“かに風かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな博多豚骨スープ×魚介の旨味による“ちゃんぽんスープ”が特徴的で、容器底に香辛料などが若干溜まっていたので、しっかりと混ぜながらいただくとメリハリの付いた味わいが存分に堪能できることと思われます!
まとめ
今回「マジ盛 博多風ちゃんぽん」を食べてみて、博多のラーメン店で提供されている“豚骨ちゃんぽん”をカップ麺に再現した一杯には…コクのある豚骨スープをベースに魚介の旨味を利かせたことでパンチもあり後味すっきりとした味わいに仕上がり、各種具材からも良い旨味が滲み出し、そこにもっちりとした丸刃の太麺がガツンと食欲を満たす食べ応え抜群な一杯となっていました!
このように今回は博多の“豚骨ちゃんぽん”とは言っても広く知られる“ちゃんぽん”とほぼ同等の味わいではありましたが、“マジ盛”シリーズらしく濃い目でガツンとしたテイストで、魚介の旨味をしっかりと利かせたインパクトのある仕上がりでしたので、思いのほか幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!