「マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば」を食べてみました。(2020年3月16日発売・東洋水産)
この商品は、“「いま抜群においしく、そして10年後20年後も古びることなく愛され続ける即席麺」”をコンセプトとした本格感のある麺で定評のある“マルちゃん正麺”の新商品ということで、今回はチキンの旨味をベースに柚子の風味が香り立つ塩味のあっさりとした“まぜそば”が登場です!
それも…“赤穂のましお”を使用したというあっさりとした塩味のスープには、柚子ならではの後味さっぱりとした酸味を利かせ、チキンだけでなく鰹や昆布の旨味を加えたことによって“まぜそば”らしい旨味とコクが表現され、爽やかな香りが楽しめる風味豊かな一杯、“マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば”となっております。(税抜き225円)
ご覧の通りパッケージには、“芳醇コク塩だれ”、“ゆず風味&ガーリック仕立て”と記載されているように、“まぜそば”らしいコクのある旨味が表現され、さらに原材料には記載されていませんが、細かくカットされたローストガーリックチップなんかも使用されており、それによって後味すっきりとした塩味のスープに香ばしく食欲そそるアクセントが加えられた味わいに仕上がっているようです!
また、こちら“ゆず香料を使用しています。”と記載されているように、今回の“ゆず香る塩まぜそば”には柚子そのものが具材として入っているわけではなく、液体スープの方にふんわりと香り立つ柚子の風味が表現されているようですね!
一方こちら商品名の背景には、チキンや鰹・昆布の旨味を利かせた塩ベースのスープが東洋水産お馴染みの特許技術“生麺ゆでてうまいまま製法(第5719064号)”による本格感のある麺にしっかりと絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏肉だんご・メンマ・ねぎ・ローストガーリックチップが使用されているようです!
他にも特徴として…麺は上記のように東洋水産の特許技術でお馴染み“生麺ゆでてそのまま製法”によって、まるで生麺のような滑らかな食感とほどよいコシを表現した本格感のある仕様となっていて、チキンの旨味や鰹・昆布の出汁をしっかりと利かせたコク深くあっさりとした塩味のスープに柚子の爽やかな酸味のある風味がほんのりと香り立ち、“正麺”らしいワンランク上の味わいが最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!
塩味のあっさりとした“まぜそば”とは言え、しっかりとチキンの旨味・脂が利いたことによってコクのある美味しさが表現され、さらにほどよく鰹・昆布が隠し味のように引き立て、あっさり感と深みのある旨味を兼ね備えた仕上がりには、柚子の爽やかな風味がふんわりと香り立ち、まさにコク深くも飽きの来ない旨味が表現された“正麺”らしい一品となっていました!
これは特に、後味すっきりとした柚子香る風味豊かな“まぜそば”を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば
今回ご紹介するカップ麺は、まるで生麺のような食感で定評のある“マルちゃん正麺”の新商品ということで、“赤穂のましお”を使用した塩味のあっさりとしたスープにチキンの旨味を利かせ、さらに鰹や昆布の旨味を合わせたことによって深みのあるコクを引き立て、さらに柚子の風味がさっぱり感を際立たせた風味豊かな一杯、“マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば”となっています。
ご覧の通りパッケージには、塩味のスープに柚子香る後味の良さを強調するかのような黄色を基調に爽やかな味わいをイメージさせる色合いがあしらわれています!
また、今回の“マルちゃん正麺”は“まぜそば”ということもあって、ご覧の通り湯切り口が搭載されていますので、調理後には別添されている液体スープなどを入れる前に忘れずにしっかりと湯切りを行いましょう。
ちなみに、現在“マルちゃん正麺”のラインアップとしては、以下のように計10品となっています!(うち湯切りタイプは4商品)
- マルちゃん正麺 カップ 芳醇こく醤油
- マルちゃん正麺 カップ 香味まろ味噌
- マルちゃん正麺 カップ 濃厚とろ豚骨
- マルちゃん正麺 カップ うま辛担々麺
- マルちゃん正麺 カップ 旨こく豚骨醤油
- マルちゃん正麺 カップ こく野菜タンメン
- マルちゃん正麺 カップ 焼そば
- マルちゃん正麺 カップ 汁なし担々麺
- マルちゃん正麺 カップ 油そば
- マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば
これによって以前ご紹介した“マルちゃん正麺 カップ 汁なし黒マー油担々麺(2020年1月13日発)”がラインアップから外されているようです。
他にも“まぜそば”で言うと他にも…“マルちゃん正麺 カップ 濃厚魚介豚骨まぜそば”なんかも2019年11月4日に発売されていましたね。
中でも“マルちゃん正麺 カップ”シリーズは、2019年4月1日から新たに湯切りタイプといった新たな商品展開を行うことで、さらに幅広いジャンルのテイストがラインアップに並んでいますね!
※これまでも様々な“マルちゃん正麺”シリーズをご紹介してきましたので、ぜひ下記のページもご覧ください!
参考:「マルちゃん正麺」シリーズ一覧
さらに今回、“正麺 汁なし担々麺”は具材の豚肉を大きくして食べ応えを際立たせ、同じく“正麺 焼そば”は甘みと辛味を感じるソースへと改良、具材も変更してリニューアルし、今回の新フレーバー“ゆず香る塩まぜそば”と同時発売されています!
それでは、今回の“マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば”がどれほどチキンや鰹・昆布の旨味を利かせたコクのある仕上がりとなっているのか?爽やかな酸味が利いた柚子の風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても“マルちゃん正麺”らしい本格感のある食感に仕上がった麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り444kcalとなっております。(塩分は3.9g)
カロリーは、食べ応えのあるイメージの“まぜそば”ですが、今回はチキンを利かせた塩味ということもあって割と低めな数値のようで、同じく塩分もかなり低い数値となっています。
ちなみに1食当たり114g、麺の量は90gとのこと。
また、いつもなら“マルちゃん正麺”お馴染みの特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”についての簡単な説明が記載されているんですが、今回からはそういった表示がなくなっているようで、だいぶ定着してきた証拠なのかもしれませんね!(原材料も全く同じなので今回だけ異なる麺が採用されているとは考えにくいと思われます。)
原材料について
では原材料も見てみます。
添付調味料と記載されているタレには、植物油や鶏脂をはじめ…
- チキンエキス
- ポークエキス
- かつおエキス
- 粉末野菜
- 香辛料
- しょうゆ
- こんぶエキス
といった、チキンの旨味を中心に鰹や昆布、さらにポークや野菜の旨味など実に様々な材料が旨味を引き立てているようで、塩味ならではのあっさりとした中にもしっかりとしたコクのある旨味が楽しめる味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…“生麺ゆでてうまいまま製法”で使用されていた材料と全く同じ表記となっていて、やはり今回も本格感・重量感のある生麺のような食感が楽しめるようですね!
JANコード 4901990365574 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、こんにゃく、大豆食物繊維、植物性たん白、植物油脂)、添付調味料(植物油、鶏脂、チキンエキス、ポークエキス、砂糖、食塩、かつおエキス、粉末野菜、乳糖、香辛料、しょうゆ、たん白加水分解物、こんぶエキス)、かやく(味付鶏肉だんご、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、レシチン、炭酸カルシウム、酸味料、酒精、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、香料、カラメル色素、増粘多糖類、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (114g) 当たり]
熱量 444kcal たん白質 10.7g 脂質 12.1g 炭水化物 73.1g 食塩相当量 3.9g ビタミンB1 0.60mg ビタミンB2 0.39mg カルシウム 176mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、液体スープ、粉末スープといった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料など3パックとなっていて、タレは液体・粉末のWパック仕様のようで、特に中央の液体スープは塩味ということもあって割とさらっとした状態ではありましたが、せっかくの麺を冷まさないためにも調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう。
また、麺はご覧の通り“マルちゃん正麺”お馴染みの中太といった仕様で、特許技術“生麺ゆでてうまいまま製法”による本格感のある食感が楽しめる麺が今回も同じく採用されています!(※生麺を一度茹でてから乾燥したことによって、乾燥麺でありながらも生麺らしい滑らかさや噛み応えのあるコシ・食感が表現されている特許技術です。)
調理してみた
では念のため調理方法を確認してみると…通常の汁なしタイプと同じく先に“かやく”を入れてから熱湯を注ぎ5分待つ、そしてしっかりと湯切りしてからまずは液体スープを入れて麺に馴染ませ、最後に粉末スープを加えてよく混ぜて完成ということで、特に注意点はありませんね!
ということでさっそく“かやく”を入れてみます。
かやくには、
- 味付鶏肉だんご
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
ただ、ローストガーリックチップが見当たらないことから、恐らく粉末スープの方に含まれているものと思われます。
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:600ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺は弾力ある生麺さながらのコシが加わり、本格感のある食感が楽しめるコクのあるさっぱりとした“まぜそば”…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…塩味ならではの透明感のある状態となっていて、チキンだけでなく鰹・昆布などの旨味が凝縮されたタレには、爽やかな酸味を感じさせる柚子の風味が一気に広がっていきます!
そのため、この液体スープを入れた後でも見た目としての変化は感じられませんが、上記のように柚子の風味が香り立ち、非常に品のある“まぜそば”といった印象で、しっかりと旨味が凝縮されていながらも後味すっきりとした味わいが表現されているようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通りタレは非常にさらっとした状態ですので、生麺のような食感に仕上がった麺にもすんなりと馴染んでいきます!
そして軽く液体スープが馴染んだら、続いて粉末スープを加えていきます!
すると…こちらの方には“赤穂のましお”や、かなり小さめではありますが…ローストガーリックチップなどが含まれているようで、ほどよいアクセントを加えているようですね!
ではまたしっかりと麺に馴染ませていきます!
粉末スープなので若干混ぜにくさはあるものの…先にほどよい油分を含んだ液体スープが馴染んでいるため、割とすんなりと麺にも混ざっていきます!
こうして完成となるわけですが、チキンなどの旨味をしっかりと加えたコクのある塩味ベースのタレということもあって見た目はかなり落ち着いた雰囲気となっていて、柚子の風味はそこまで強くはなく、あくまでほんのりと香り立つことによって品の良さを際立たせているようにも感じられ、今回のフレーバーにも相性抜群な風味となっているようですね!
また、見た目はかなりあっさりとした印象の仕上がりとなっていますが、容器底にはほどよいチキンの脂がしっかりと含んでいますから、“まぜそば”の醍醐味でもあるように、しっかりと混ぜながらいただくとより一層コクのある旨味が楽しめるかと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…思っていたよりもチキンの旨味・脂がしっかりと利いていますね!それによって塩味にもかかわらず、ほどよい深み・コクが表現され、あっさりとしているんですが、物足りなさといった感じは一切なく、後味に香る柚子の風味が爽やかさを際立たせているようです!
また、原材料にも記載されていたように鰹や昆布など魚介の旨味はそこまで主張は強くはなく、あくまでチキンの旨味・コクを引き立てるかのように溶け込んでいるようですね!そのため、比較的チキン特有のまろやかさが際立って感じられ、塩味のキレの良い口当たりと絶妙にマッチしています!
そしてなんと言っても柚子の利かせ具合が良いですね!ふんわりと優しく香り立つことで、品の良さを表現し、柚子が若干苦手…という方でも問題なくいただける程度の風味となっているため、幅広い層に好まれるテイストと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り東洋水産の特許技術“生麺ゆでてうまいまま製法”によって本格感・重量感があり、想像以上にずしっとした重みがあり、ほどよく滑らかな食感が生麺を思わせ、お店さながらの美味しさが楽しめる仕上がりとなっています!
そんな麺には、チキンをはじめ鰹や昆布などの旨味が凝縮されたコク深くも塩味らしいキレのある口当たりが合わさったタレがよく絡み、一口ずつにほどよいチキンの旨味・脂が利いた味わいが口いっぱいに広がっていき、ふんわりと香り立つ柚子の爽やかな風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“味付鶏肉だんご”が入っていて、じっくりと噛んで味わってみると…ホロホロと崩れていくほど柔らかい仕上がりとなっていて、それと同時に鶏肉の旨味とほどよく味付けされた肉汁がじゅわっと滲み出て来る美味しい具材となっています!
そして、サイズ感も大きく、使用されている数も全く物足りなさを感じることもなく、しっかりとタレがコーティングされた麺と一緒に絡めていただくと、より一層チキンの旨味が際立って楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらのメンマは、やや小ぶりではありますが、コリコリとしたほどよい食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
さらに、ちょっとわかりにくいんですが…ところどころに小さなローストガーリックチップが使用されていて、香ばしさといった感じはそこまで強くはないものの…食欲そそる旨味のアクセントとして今回の“ゆず香る塩まぜそば”を美味しく引き立てているように感じられます!
タレについて
タレは、チキンをベースに鰹や昆布といった魚介の旨味なども加えられ、塩味ならではのシャープな口当たりとともにコク深い味わいが表現されています!
そのため、チキンの旨味・脂がほどよく利いているものの…脂っこさといった印象は全くなく、むしろしっかりとした美味しさと最後まで飽きの来ない後味の良さがバランス良く仕上がり、ほんのり酸味のある爽やかな柚子の風味が何とも上品さを感じさせますね!
コク深い塩味のタレということで、若干落ち着いた雰囲気がありますから、がっつりと楽しむというよりは…素材の旨味を活かした味わいを本格感のある麺とともに堪能できる一杯と言えるでしょう!
このように、今回の“マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば”は、チキンの旨味をベースに後味さっぱりと感じさせる塩味のタレに仕上がり、コクのある油分が物足りなさを感じさせない深みを表現し、さらにほんのりと香る柚子の爽やかな風味が品良く香る風味豊かな仕上がりとなっていたため、お好みによっては塩味にぴったりなペッパー系の香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば」を食べてみて、あっさり感とコクのあるタレには塩味とチキンの旨味・脂がバランスよくマッチし、さらに鰹や昆布、野菜の旨味が味に深みを際立たせ、なんと言っても優しく香り立つ柚子の風味が後味さっぱりと感じさせることで、最後まで飽きの来ない食べ応えのある“まぜそば”となっていました!
また、これまでも“マルちゃん正麺”は様々なフレーバーが登場してきたように、面白いシリーズでもあり、麺・スープともにクオリティが高いため、今回の一杯も本格感を求める方にとっても納得の一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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