「マルちゃん正麺 カップ 濃(こい)ニボ」を食べてみました。(2022年5月30日リニューアル発売・東洋水産)
この商品は、“「いま抜群においしく、そして10年後20年後も古びることなく愛され続ける即席麺」”をコンセプトとした本格感のある麺で定評のある“マルちゃん正麺”の新商品ということで、今回は一昨年・昨年と大変好評だったというフレーバー“濃ニボ”が麺もスープもさらに改良を加え、背脂のコクと煮干しをたっぷりと利かせた濃厚煮干しスープがシリーズらしい本格感のある麺とともにカップ麺として気軽に楽しめるボリューム感抜群な一杯です!
※元々は2020年4月27日に発売、2021年5月31日にリニューアル発売されています。
それも…煮干し・醤油・ポークの旨味をそれぞれアップさせたことで濃厚感のあるスープに改良し、麺はこれまでのもっちりとした弾力のある麺から煮干しラーメン店さながらのやや硬めで歯切れの良い食感へと変更、それによってコク深く濃厚・こってりな味わいがさらに際立ち、生麺さながらの麺と拘りのスープが絶妙にマッチした一杯、“マルちゃん正麺 カップ 濃(こい)ニボ”となっております。(値段:税別270円)
ご覧の通り、パッケージには“煮干し感満載!濃厚煮干しラーメン”と記載されているように、煮干し系のフレーバーと言えば…あまり濃厚・こってりといった印象はないんですが、今回の一杯には豚脂やポークエキスによってコク深く濃厚な味わいに仕上げ、さらに別パック仕様の豊富に使用された背脂が加わったことでインパクトある味わいを表現しているようですね!しかも今回もまた背景には煮干しのイメージがびっしりとあしらわれています!笑
一方フタ全体に大きく配置された“濃ニボ”といった商品名の背景には、煮干しの旨味をポークがコク深く濃厚に仕上げたこってり煮干しスープが東洋水産お馴染みの特許技術“生麺ゆでてうまいまま製法(第5719064号)”による本格的な麺にしっかりと絡むリフト写真が印象的で、こちらは以前使用されていたもっちりとした弾力の麺をさらに硬めで歯切れの良い食感へと改良を加え、煮干しラーメン店さながらの臨場感が際立っているようです!
※さり気なく端の煮干しが“にぼっ!”と呟いているのが細かいですね…
また、こちらには“がっつり背脂入り”と記載され、その背景には背脂をたっぷりと加えたコク深く濃厚なこってり煮干しスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…背脂加工品・焼豚・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!…というかいかにも“とろみ”が付いたスープにキレ良さやポークの濃厚感、そしてこの背脂によるコクが絶妙にマッチしたことで旨味溢れる贅沢な一杯でもあり、シリーズとしては総じて税別225円といった価格帯なんですが、今回の“濃ニボ”は税別270円と…割と強気の価格設定となっており、それ相応な味わいが楽しめるものと思われます!
そして、“がっつり背脂”というだけあって…目視できるほどたっぷりと使用された大粒の背脂によって煮干しらしい節系の粉末スープがコク深く際立ち、荒々しくもまろやかな深みのある味わいをイメージさせ、3回目の登場となる今回はさらに旨味に磨きがかかっていますから、“濃ニボ”ファンにとってはたまりませんね!(個人的にも煮干し系は好みのテイストなので仕上がりの方がかなり気になるところ…)
他にも特徴として…麺は上記のように東洋水産の特許技術でお馴染み“生麺ゆでてそのまま製法”によって、まるで生麺のような滑らかな食感と硬めで歯切れの良いコシを兼ね備えた本格感のある仕様となっていて、今回改めて煮干し・醤油・ポークの旨味をアップさせた濃厚なスープとの絡みも非常に良く、“マルちゃん正麺”らしいワンランク上の味わいが最後まで飽きることなくがっつりと楽しめるというわけです!
煮干しの旨味がガツンと来る口当たりには…ポークや背脂が厚みのある旨味として引き立て、さらに食べはじめからすでにほんのり“とろみ”が付き、大量に使用された背脂によってコクが際立った味わいはまさにカップ麺の域を軽く超えた仕上がりとなり、なんと言っても生麺さながらの滑らかな食感ともっちり感や硬く強いコシが表現された麺が絶妙にマッチしたことで価格以上の満足感が得られる煮干し好きには申し分のない一杯となっていました!
これは特に、煮干し系が好みの方はもちろん、ポークをベースにした濃厚・こってりな味わいに煮干しの旨味をたっぷりと利かせた魚介系×動物系ならではのWスープに本格感のある麺が絶妙にマッチしたシリーズらしい美味しさをボリューム感たっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ
今回ご紹介するカップ麺は、まるで生麺のような食感で定評のある“マルちゃん正麺”の新商品ということで、煮干しの旨味・風味をしっかりと利かせ、ポークの旨味や豊富に使用された背脂によるコクによって濃厚な味わいを表現、前作よりも麺・スープともに改良を加えたことで、まさに余すことなく煮干しの旨味・風味を思う存分たっぷりと楽しめる一杯、“マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入
ご覧の通りパッケージに関しては麺・スープともにリニューアルを加えてはいるものの…ほぼ前作と同じデザインがあしらわれ、違いとしてはちょっとした文言程度となっているため、改良を加えての再登場であること自体あまり気付いていない方も多いのかもしれませんね!(ここまで美味しいならレギュラー化しても良いようなきがします。。)
そして、こちら容器側面には、もはやマルちゃんこと東洋水産ではお馴染みとなった特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”に関する簡単な説明書きが記載されていて、これによると…“生の麺をゆでて乾燥させ、乾燥麺でありながら生の麺本来の味となめらかでコシのある食感が楽しめます。”とのことで、他の製品にもよく使用されているこの麺は非常に本格感がありクオリティが高いんですよね!
そんなお店さながらの麺がさらに硬く歯切れの良い食感へと生まれ変わり、スープも煮干し・醤油・ポークの旨味をアップさせたことで煮干しの旨味に特化した染み渡る濃厚なスープがたっぷりと楽しめるとあって今回もまた仕上がりの方も期待できそうです!
ちなみに、現在“マルちゃん正麺”のラインアップとしては、以下のように今回の“濃ニボ”を含め計8品となっています!(うち湯切りタイプは3商品)
- マルちゃん正麺 カップ 芳醇こく醤油
- マルちゃん正麺 カップ 香味まろ味噌
- マルちゃん正麺 カップ うま辛担々麺
- マルちゃん正麺 カップ 辛ニボ
- マルちゃん正麺 カップ 焼そば
- マルちゃん正麺 カップ 汁なし担々麺
- マルちゃん正麺 カップ まぜそば 魚介豚骨
これによって以前ご紹介した以下のフレーバーがラインアップから外されているようです。これらの商品は意外と長らく固定されていたので…個人的に若干意外でした!
- マルちゃん正麺 カップ 濃厚とろ豚骨
- マルちゃん正麺 カップ 旨こく豚骨醤油
- マルちゃん正麺 カップ こく野菜タンメン
- マルちゃん正麺 カップ ゆず香る塩まぜそば
他にも“湯切りタイプ”で言うと…“マルちゃん正麺 カップ 油そば”なんかも2019年6月17日に発売されていましたね。(これこそ定番化するべきフレーバーだと思うんですが…)
中でも“マルちゃん正麺 カップ”シリーズは、2019年4月1日から新たに湯切りタイプといった新たな商品展開を行うことで、さらに幅広いジャンルのテイストがラインアップに並んでいます!
※これまでも様々な“マルちゃん正麺”シリーズをご紹介してきましたので、ぜひ下記のページもご覧ください!
参考:「マルちゃん正麺」シリーズ一覧
それでは、今回の“マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ”がどれほど煮干し・醤油・ポークの旨味をアップした濃厚でこってりとした仕上がりとなっているのか?シリーズ最大量の背脂が使用されたことによる味わい深いスープとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても煮干しラーメン店のような硬めで歯切れの良い食感へ変更した本格感のある麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り409kcal(めん・かやく273kcal / スープ136kcal)となっております。(塩分は6.9g)
カロリーは、濃厚・こってりな仕上がりの割に意外と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり122g、麺の量は70gとのこと。
※麺量は前作の75gより若干減っているようです。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと136kcalもの数値を占めていることから、やはり煮干し・醤油・ポークの旨味をアップさせたというだけあって煮干しの旨味を最大限に引き立てる背脂やポークの旨味を存分かつ丁寧に活かした濃厚でインパクトのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、煮干しエキスや“しょうゆ”をはじめ…
- 豚脂
- ポークエキス
- 乳糖
- 香味油脂
- 粉末煮干し
- 植物油
- こんぶエキス
- 食塩
- 香辛料
といった、煮干しだけでなく昆布といった魚介の旨味をたっぷりと使用し、その味わいをポークや豊富に使用した背脂によってコク深く濃厚な味わいへと引き立て、喉越しの良いインパクト抜群な味わいを想像させる材料が並びます。(以前は鯖や鰹なんかも使用されていたんですが、より煮干しの旨味に際立っているのかもしれませんね。)
また、麺の項目を見てみると…“生麺ゆでてうまいまま製法”で使用されていた材料と全く同じ表記となっていて、やはり今回も本格感・重量感のある生麺のような食感が楽しめるようですね!
JANコード 4901990371612 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆食物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(煮干しエキス、しょうゆ、豚脂、ポークエキス、乳糖、香味油脂、粉末煮干し、植物油、こんぶエキス、食塩、香辛料、砂糖、酵母エキス、発酵調味料、たん白加水分解物)、かやく(背脂加工品、焼豚、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、加工でん粉、酒精、カラメル色素、かんすい、炭酸カルシウム、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (122g) 当たり]
熱量 409kcal
めん・かやく: 273kcal
スープ: 136kcalたんぱく質 15.0g 脂質 11.6g 炭水化物 61.1g 食塩相当量 6.9g
めん・かやく: 2.0g
スープ: 4.9gビタミンB1 0.26mg ビタミンB2 0.32mg カルシウム 220mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り2種類の“かやく”、液体スープ、粉末スープといった4つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に背脂だけ別パック仕様となり、かなりの量が使用されていることがわかりますね!
他にも液体スープは原材料を見たところ…醤油ベースのようで、触ってみた感じだと割とさらっとした状態ではありましたが、ポークの旨味なんかも使用されていたようですので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り若干幅広にも見える東洋水産でお馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による本格感のある生麺さながらの滑らかさとコシの強さが表現された麺が採用され、今回は煮干しラーメン店のような硬めで歯切れの良い食感に変更されているため、また改めてクオリティの高い麺が楽しめそうです!
調理してみた
ということでまず、2種類の“かやく”を入れてみます。
かやくには…
- 背脂加工品
- 焼豚
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
先ほどもお伝えした通りシリーズ最大量の背脂を使用したということで、別パック仕様となっているだけあって湯戻りする前から背脂がたっぷりと使用されていることが伝わってきます!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている粉末スープと液体スープを加える前の状態ではありますが、特に生麺を思わせる麺とスープに広がる背脂によってカップ麺とは思えない食感とコク深い味わいが思う存分楽しめる贅沢仕様の一杯…といった印象の出来上がりです。
では、まずはここに粉末スープも加えていきます!
こちらには煮干しの旨味を中心に各種旨味や香辛料などがたっぷりと含まれているようで、それによって一気に煮干しならではの荒々しくも染み渡るかのような風味が広がっていき、食欲がかき立てられますね。。
ちなみに容器には…“粉末スープを加えてかきまぜ、液体スープを加えてかきまぜてお召しあがりください。”と記載されていましたので、まずはこの状態からダマにならないように全体を馴染ませていきましょう!(これまでは粉末スープ・液体スープの2パックを一緒に加えて混ぜると記載されていたんですが、これもスープの配合を変えたせいでしょうか?より煮干しの旨味に際立って感じられます。)
そして粉末スープが全体に馴染んだら…続いて液体スープを注いでいきます!
すると…見た通り非常にサラッとしてはいるものの、ほんのり“とろみ”のある濃厚なスープとなっていて、煮干しの旨味との相性抜群な醤油にポークが加わり…まさに“濃ニボ”という名に相応しいインパクトのある味わいが伝わってきます!
ご覧の通り、液体スープの量は非常に多いせいか…すぐに容器底へと沈んでいき、“濃厚煮干ラーメン”・“がっつり背脂入り”といった濃厚こってりな仕上がりとのことで、粉末・液体スープの量はかなり多めとなっていて、さらに背脂がたっぷりと使用されていますから…かなり満足度の高いスープが表現されているものと思われます!…というか先に粉末スープを馴染ませた状態で“とろみ”があります!
ではさらにかき混ぜていきましょう!
そしてスープが全体に馴染むと…箸先からもトロッとした濃厚な仕上がりが伝わり、たっぷりと使用された背脂によって醤油感が薄れて感じられる白濁とした見た目となっていますが、魚介の旨味を引き立てるポークの旨味も同じくしっかりと馴染んでいるようで、麺・スープともに改良を加えたというだけあって恐らく申し分のない味わいがたっぷりと楽しめることとおもわれます!
また、スープ表面にはびっしりと背脂が広がり、こちらからも良い旨味・コクが際立っているようで、その下には煮干・醤油・ポークの旨味をアップさせたお店さながらのスープが仕上がっていますから、しっかりと混ぜながらいただくことによって、より一層煮干しの旨味が喉越し良く堪能できそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…煮干しならではの荒々しい旨味が口当たりにガツンと来るわけですが、それと同時にポークの旨味やたっぷりと使用された背脂によるコクがうまく調和したことで、厚みのある旨味として魚介出汁を強烈に引き立て、じんわりと染み渡る美味しさがたまらなく…煮干し好きには申し分のない仕上がりとなっています!しかも濃厚なんですが、脂っこさといった印象もありませんから、かなり幅広い層に好まれる一杯に間違いありません!
ただ強いて言うなら…食べはじめからすでにほんのり“とろみ”が付き、食べ進めていくに連れて徐々に濃厚感も際立ってくるんですが、これだけ旨味が凝縮されているのであれば、敢えて“とろみ”は付けなくても良かったのではないでしょうか?これは前回もそうだったんですが、後半にもなるとドロッとしたスープへと際立っていくため、個人的にはもう少し“とろみ”に関しては控え目でも良かったような気がします。。
というのも…ポークが利いた濃厚な仕上がりであっても脂っこさや“くどさ”といった印象は全くなく、後味も煮干し系ならではのすっきりとした感じなので、そこを敢えて“とろみ”を付けて濃厚感を強調しなくとも十分“濃厚煮干ラーメン”に相応しいインパクトのあるテイストが表現されているため、もう少しキリッとした味わいを際立たせた方がうまくマッチしていたようにも感じられます!とは言え…“濃いニボ”なのでこれはこれでコンセプト通りなのでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り東洋水産の特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”による中太仕様のもっちりとした弾力のある仕上がりとなっていて、今回は煮干しラーメン店のような硬めで歯切れの良い食感へと改良されているため、お店さながらの滑らかさや噛み応えのあるコシが心地良く、今回もまたクオリティの高い食感が楽しめます!
そんな麺には…煮干しの旨味を贅沢に利かせ、さらにポークの旨味やシリーズ最大量もの背脂を加えたコク深く濃厚な煮干しスープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る魚介出汁ならではの荒々しくもポークによるまろやかな旨味が口いっぱいに広がっていき、煮干しの風味豊かな香りが後味良く抜けていきます!…というかスープに“とろみ”があるせいか麺との絡みは非常に良いですね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの焼豚が使用されていて、よくカップ麺で見かけるチープな仕様ではありますが…サイズ感は思ったより大きく、じっくりと噛んで味わってみると、それなりに肉の旨味が感じられる仕上がりとなっていたため、単品で楽しむというよりも生麺のような食感を再現した麺と濃厚なスープと一緒に絡めていただくとより一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!(この辺も改良してほしかったですね。。)
また、こちらのメンマは、使用されている数・サイズともに申し分なく、厚みもありコリコリとしたしっかりとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
さらに、こちらの“ねぎ”は思っていたよりも大きめにカットされたことによって、シャキシャキとした食感に仕上がり、ちょうど良い薬味にもなったことで濃厚な煮干しスープの美味しさもさらに引き立ち、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
他にもこちらの大粒の背脂がたっぷりと使用されていて、食べ進めていくに連れてスープの濃厚感も増していくわけですが、この背脂自体に脂っこさはなく、あくまでスープをコク深くまろやかな口当たりへと際立たせているため、しっかりと混ぜながらいただくと良いでしょう!(特に記載されていませんでしが、背脂に関しては恐らく今回も“マルちゃん正麺カップ”シリーズ過去最大量だと思われます。)
スープについて
スープは、煮干し・醤油・ポークの旨味をアップさせたことで全体的に濃厚感が際立って感じられ、臭みのないポークに煮干しの旨味をバランス良く合わせ、さらに豊富に使用された背脂によって喉越しの良いコク深さが心地良く、お店さながらの濃厚なテイストに仕上がり、キリッとした醤油ならではの口当たりと絶妙にマッチしたメリハリのある濃厚煮干しスープとなっています!
そして、ポークならではのまろやかな旨味が濃厚感を際立たせているわけですが、特に脂っこい仕上がりというわけではなく、豊富に使用された背脂もまた同じくあくまでコク深さを引き立て、“濃(こい)ニボ”という商品名らしい煮干しの旨味を濃厚な味わいとして引き立て、煮干しらしい後味の良さが最後まで飽きさせません!
そのため、ガツンと来る味わいではありますが、口の中でほんのりざらつきを感じさせる煮干しなどの節系の粉末が心地良く、煮干しの旨味をここまで濃厚なテイストとして表現した一杯はなかなか類を見ないため、ある意味新鮮で煮干しを利かせた味わいが好みの方ならかなり満足できるフレーバーと言えるのではないでしょうか?(少し“とろみ”は付き過ぎではありますが…)
また、個人的にも煮干し系のテイストは好みですが、やはり主流は醤油ベースのあっさり系が多いため、今回のような煮干しの旨味を濃厚に表現した一杯はインパクトありますね!味も割と濃いめなので残ったスープに追い飯しても抜群に合うかと思われます!
このように、今回の“マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ”は、煮干しの旨味・風味をしっかりと利かせ、その味わいをポークやシリーズ最大量もの背脂を加えたことによって濃厚感・コク深さに際立った“濃ニボ”という名にぴったりなインパクト抜群なスープに仕上がり、そこに東洋水産ならではの生麺を思わせる食感滑らかな本格感のある麺が絶妙にマッチし、通常税別225円の“マルちゃん正麺”シリーズの中でも割高な価格以上の味わいが楽しめる前作よりもさらにブラッシュアップされたクオリティの高い一杯となっていたため、お好みによっては相性の良いペッパー系の香辛料などをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ」を食べてみて、煮干し・醤油・ポークの旨味をアップしたことで全体的に旨味が強く、濃いめのテイストに際立ったスープには…煮干しならではの荒々しい旨味をポークや大粒の背脂がコク深くまろやかな味わいとしてうまく調和し、“とろみ”が付くほど濃厚な仕上がりでありながらも最後まで飽きの来ないスープはついつい止まらなくなってしまう…そんなカップ麺とは思えないほどの旨味がバランス良く凝縮されたクオリティの高い風味豊かな一杯となっていました!
やはり“煮干し”の旨味を活かしたテイストは美味いですね!さらに今回は前作よりも改良が加えられ、ポークの旨味やシリーズ最大量もの背脂によって濃厚感・コクが引き立てられていましたから、煮干しの旨味を思う存分たっぷりと楽しみたい方はかなり満足できるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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