「コク旨博多豚骨」を食べてみました。(2020年9月29日発売・日清食品/ファミリーマート限定)
この商品は、日清食品との共同開発によるカップ麺で、“ファミリーマートコレクション”という名のPBで取り扱いされており、臭みのない豚の旨味を利かせたコク深くマイルドな豚骨スープに新開発されたという極細ながらもコシのあるストレート麺がしっかりと絡む風味豊かな一杯、“コク旨博多豚骨”となっております。(税抜き138円)
ご覧の通り、パッケージには“コク旨博多豚骨”といった商品名がわかりやすく大きく配置され、“楽しさ”や“新鮮さ”、“信頼”と“安心”を表しているという…ファミリーマートのロゴを象徴する2色を各種フレーバーごとに異なる配色としてあしらわれ、白を基調になんとも清潔感溢れるデザインに統一されています!
一方こちら容器側面には…豚骨ラーメンならではの白濁とした乳化感のあるマイルドなスープにコク深さが際立った仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・キクラゲ・ごま・ねぎ・紅生姜が使用されているようです!
中でも豚骨ラーメンと言えば欠かせないキクラゲや紅生姜、さらにさり気なく香ばしい風味を際立たせる“ごま”が使用されていることからもPB商品といったリーズナブルな価格以上の美味しさが表現されているものと思われます!
ちなみにこの“ファミリーマートコレクション(通称:ファミコレ)”は、もちろんカップ麺だけでなく様々な各種お総菜なんかも取り扱いされていて、さらに低価格の“レギュラーライン”と高付加価値の“プラチナライン”商品なんかも発売されています!(このカップ麺はその“レギュラーライン”の位置付けとなっています。)
※“ファミリーマートコレクション”自体は2012年10月から既存のPBを統一し、カップ麺以外の商品なども順次販売開始されています!
そしてその気になる特徴としては…こちらパッケージ側面に“ポークの旨みが効いたマイルド豚骨スープに絶妙に絡むパツっと歯切れの良いストレート麺”と記載されているように、豚骨ラーメンと言えば…こってり系・すっきり系の2通りあるんですが、今回の一杯に関してはそのちょうど中間辺りと言うんでしょうか?ポークをベースにコク・マイルド感のある豚骨スープに仕上げ、すすり心地抜群な極細麺が絶妙にマッチしたことによって臭みのない豚骨の風味がしっかりと楽しめる味わいに仕上がっているようです!
また、こちらには“新開発!豚骨にピッタリ 極細ストレート麺”と記載されているように、今回新たに新開発された極細ながらもしっかりとしたコシを感じさせる豚骨スープにぴったりなストレート麺が採用されているようで、ほどよいコクを際立たせたスープとの絡みなんかも気になるところ。。
他にも特徴として…麺は上記の通り新開発された極細ストレート麺が使用され、丸刃・フライ仕様のつるっと滑らかな食感が印象的で、細いながらもほどよい弾力なんかも表現され、丁寧に抽出したポークを利かせた旨味溢れるマイルドな味わいとともに深みのある美味しさが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
非常に丁寧な豚骨の旨味を利かせたスープには、ほどよいキレとコク深くまろやかな舌触りを表現、あっさり過ぎず濃厚過ぎず…非常に深みのあるバランスの良い仕上がりとなっていて、新開発されたという極細ストレート麺との絡みも良く、豚骨ラーメンにぴったりな極細麺をすする度に広がる旨味は一際満足度も高く、最後までじっくりとマイルドな美味しさが楽しめるリーズナブルな一杯となっていました!
これは特に、豚骨ラーメンが好みの方はもちろん、臭みや変なクセのない豚骨の旨味が丁寧に利いた味わいを歯切れの良い極細ストレート麺と気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
コク旨博多豚骨
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染みファミマのPB“ファミリーマートコレクション”から新発売されたカップ麺シリーズのひとつで、丁寧に抽出したポークの旨味を利かせたコク深くマイルドなスープに豚骨ラーメンには欠かせないキクラゲや紅生姜を加え、さらに味付豚肉からも良い旨味が滲み出す喉越しの良いまろやかな一杯、“コク旨博多豚骨”となっています。
ご覧の通り、フタに別添されている“香味油”を剥がしてみると…こちらにも豚骨ラーメンならではの白濁としたコク深いスープに各種具材が豊富に取り揃えられ、見るからに厚みのある旨味が表現された仕上がりイメージなんかも掲載されており、他にもファミマのPBである“ファミリーマートコレクション”のロゴなんかもさりげなく配置されています!
ちなみに、今回は“あさり”とホタテの旨味を利かせた“旨み芳醇 函館塩”が同時発売されており、ファミリーマートがPB商品として展開するカップ麺は、今回の“コク旨博多豚骨”を含め縦型として以下の商品が発売されていて、計8種類のラインアップとなっています!
※こちらの8商品は製造が日清食品となっています。
- 濃厚旨辛担々麺(2012年10月30日発売)
- コク旨中華そば(2014年2月25日発売)
- 京風きつねうどん(2016年11月15日発売)
- 小海老天ぷらそば(2016年11月15日発売)
- コク旨熟成味噌ラーメン(2017年5月30日発売)
- 海鮮ちゃんぽん(2017年11月14日発売)
それ以外にも“どんぶり型”でファミリーマートコレクションとしては初となるノンフライ麺が採用された商品も2019年10月29日の発売からこれまで5種類ものフレーバーが登場していますが、こちらは数量限定のようですね!(未だに陳列されていますが…)
※この“どんぶり型”の“四川風汁なし担々麺”はサンヨー食品が製造、他は東洋水産となっています。
- 札幌味噌ラーメン(2019年10月29日発売)
- 醤油とんこつラーメン(2019年10月29日発売)
- 濃厚タンメン(2020年4月21日発売)
- 四川風汁なし担々麺(2020年6月2日発売)
- 旨辛札幌味噌ラーメン(2020年9月8日発売)
また、この“ファミリーマートコレクション”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
他にもローソンのPBカップ麺は税込み138円(リニューアルして税込み150円)、セブンプレミアムのPBカップ麺は税込み98円〜138円程度となっていて、これら他社のPB商品と比較するとこの“ファミリーマートコレクション”のカップ麺は税込みだと142円ですから…ほんのわずかではありますが割高な価格設定となっています。。
そしてそのファミリーマートでは全国の名店と呼ばれるラーメン店とのコラボカップ麺なんかも数多く発売しているんですが、これら全13商品はPBカップ麺として1年を通して店頭に並び、その味わいとリーズナブルな価格帯からも一定のリピーターやシェアを獲得しているものと思われます!
さらに、これは各コンビニのPB商品から発売されているカップ麺に共通して言えるんですが…リーズナブルな価格帯の割に意外と物足りなさを感じさせない具材がたっぷりと使用されていたり、仕上がりの方も想像以上に美味しかったりするので、今回ご紹介するファミマから発売されたカップ麺も期待したいところ。。
それでは、今回の“コク旨博多豚骨”がどれほど丁寧に豚骨を利かせたマイルドなスープに仕上がっているのか?豚の旨味を利かせた香味油との兼ね合いはもちろん、なんと言っても新開発された歯切れの良い極細ストレート麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り367kcal(めん・かやく315kcal / スープ52kcal)となっております。(塩分は4.7g)
カロリーは、豚骨の旨味をしっかりと利かせたマイルドなスープの割にかなり低めな数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値となっているようです!
ちなみに1食当たり79g、麺の量は60gとのことで、容器は他のレギュラーサイズと比較して若干小さめにも感じられるんですが…そこまで少ないというわけではないようですね!
※サイズ的にはお馴染み“カップヌードル(1食当たり78g・麺量65g)”と比べて麺が若干少なめとなっていますが、豊富に使用された具材によって1食当たりの重量としては上回っています。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポーク調味料や豚脂をはじめ…
- 植物油脂
- 粉末しょうゆ
- クリーミングパウダー
- 小麦粉
- チキン調味料
- 食塩
- 香味油
- 香辛料
といった、コク深くまろやかな豚の旨味を利かせたマイルドな豚骨スープに仕上げ、そこに別添されている香味油を加えることによって、より一層深みが際立った味わいを想像させる材料が並びます。
また、新開発されたという極細ストレート麺に関しては、小麦粉や植物油脂、そして食塩といった非常にシンプルな材料が使用されているようですね!
さらに、この“ファミリーマートコレクション”のカップ麺は日清食品が製造しているとのことで、製造所にもしっかりと“日清食品株式会社 下関工場”と記載されていることが確認できます!
JANコード | 4902105265406 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩)、スープ(ポーク調味料、豚脂、植物油脂、糖類、粉末しょうゆ、クリーミングパウダー、小麦粉、チキン調味料、食塩、香味油、香辛料)、かやく(味付豚肉、きくらげ、ごま、ねぎ、紅しょうが)/調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、香辛料抽出物、増粘剤(キサンタンガム)、グリセリン、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、野菜色素、フラボノイド色素、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (79g) 当たり]
熱量 | 367kcal |
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たんぱく質 | 9.7g |
脂質 | 17.1g |
炭水化物 | 43.6g |
食塩相当量 | 4.7g めん・かやく: 1.5g スープ: 3.2g |
ビタミンB1 | 0.20mg |
ビタミンB2 | 0.23mg |
カルシウム | 417mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“香味油”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一別添されている調味料となっていて、“豚の旨みを効かせた香味油です。”と記載されているように、コク深い豚骨スープをより一層風味良く際立たせる調味料のようで、触った感じだと非常にサラッとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温める程度で十分かと思われます!
また、具材には…
- 味付豚肉
- きくらげ
- ごま
- ねぎ
- 紅しょうが
が入っています。
特に豚骨ラーメンにぴったりなキクラゲや相性抜群な紅生姜、さらに旨味を際立たせる味付豚肉などがたっぷりと使用されているようですね!これはPB商品とは思えない仕上がりに期待したいところ!
さらに、麺はご覧の通り新開発されたというフライ仕様・極細ストレート麺となっていて、すすり心地抜群な細麺ながらも歯切れの良いコシを表現し、想像以上にしっかりとした食べ応えなんかもあり、それとともに豚の旨味を利かせたマイルドな豚骨スープが楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:300ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はほどよいもっちり歯切れの良いコシが加わり、風味としては豚骨臭さが全くない非常に丁寧かつマイルドな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの香味油を加えていきます!
すると…無色透明な油分となっていて、風味自体はそこまで特徴のある仕様ではないようですが、今回の豚骨スープに深みを際立たせる調味料となっているようです!
そのため、見た目としても全く変化はありませんが…豚骨の旨味を引き立てるちょうど良い脂・油分となっていて、臭みのない豚骨スープということで万人受けする一杯とも言えるのではないでしょうか?
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…サラッとした仕上がりではありますが、しっかりと豚の旨味が凝縮されたことによって厚みのある美味しさが表現され、その分若干トロッとした感じもあり、後味すっきりとした定番の豚骨スープにほどよい旨味・コクを加えた満足度の高い一杯といったところ!
また、具材に使用されている味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて濃厚感も増していく…そんなPBカップ麺にもかかわらず手の込んだ仕上がりであることがよーく伝わってきます!
食べてみた感想
一口食べてみると…やはり仕上がりのスープのイメージ通りすっきりとした味わいでありながらもほどよい豚のコク・深みを際立たせたことで、厚みのある旨味を表現し、それによって極細ストレート麺にもしっかりと豚骨スープが馴染み、PBカップ麺とは思えないほど安定感のある一杯となっています!
そして、あっさり感とこってり感のちょうど中間辺りの絶妙なバランスとして仕上げた豚骨スープには、別添された香味油によって豚の旨味が引き立ち、ほどよい塩気もありつつコクもある…そんな喉越しの良い豚骨スープが満足度高く堪能できるのではないでしょうか?
しかもなんと言っても豚骨特有の臭みは一切なく、非常に丁寧に抽出された豚の旨味が凝縮されていることが伝わり、変に脂っこいわけでもありませんので、最後まで飽きることもなく、まさに“おにぎり”のお供にもぴったりです!
麺について
麺は、ご覧の通り新開発されたという極細ストレート麺となっていて、すすり心地は非常に良く、調理時間3分ではありますが、豚骨ラーメン特有の硬めの食感が楽しみたければ若干短めにしてみても良いかもしれません!
そんな歯切れの良い極細麺には…豚骨の旨味を品良く利かせた深みのある豚骨スープがよく絡み、一口ずつにコク深い豚の旨味が口いっぱいに広がっていき、臭みのない丁寧な豚骨の風味が後味良く抜けていきます!…というか豚の旨味・豚骨尽くしの一杯なんですが、不思議と飽きの来ないバランスが非常に秀逸といったところ!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、小さくカットされてはいるものの…じっくりと味わってみると、ほどよい肉の旨味が滲み出てくるそれなりの仕上がり具合となっていたため、食べはじめはスープ底に沈めて旨味を引き立ててもらい、後ほど極細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらのキクラゲは、コリコリとしたちょうど良い食感に仕上がり、豚骨ラーメンには欠かせない具材のひとつとして相性良く馴染んでいるようです!
さらに、こちらの紅生姜なんかも使用されており、こちらはスープに素材本来の味わいが滲み出すことなくしっかりとした味わいを表現、こちらもまたほどよい食感とともに素材本来のアクセントがプラスされ、ピリッとした辛みが非常に心地良く感じられます!
他にもこちらの“ねぎ”なんかも使用されていて、若干小さめにカットされているんですが、ほどよい食感や薬味にもなったことで、コク深い豚骨スープの美味しさをさらに引き立て、上記の紅生姜とともに彩りの良さといった華やかさを演出、こちらもまた同じく相性の良い具材としてさり気なく散りばめられています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り、臭みのない丁寧に抽出した豚の旨味がしっかりとスープに溶け込み、それによって後味すっきりとしたキレと深みのあるコクがバランス良く調和され、キリッとした口当たりと物足りなさを感じさせない喉越しの良い仕上がりとなっています!
そして、豚骨ラーメンらしく白濁とした乳化感のあるスープには、シャープな飲み口はもちろん、マイルドな豚の旨味がコクを引き立て、それによってリーズナブルな価格設定にもかかわらず満足度の高い味わいを表現、気軽に楽しむには十分過ぎる美味しさに感じられるでしょう!
この辺りはPB商品らしい多くの方に好まれる味わいに仕上がっているとも言えるので、低価格で豚骨ラーメンの味わいを楽しみたい時にもちょうど良く、さらにレギュラー商品として今後取り扱いされるかどうかはわかりませんが…リーズナブルな一杯ですから、ファミマの定番カップ麺となる方も多いのではないでしょうか?
※公式ページには特に数量限定などの記載はありませんでした。
このように、今回の“コク旨博多豚骨”は、丁寧に抽出した豚の旨味をしっかりと利かせたキレ・コクを兼ね備えたバランスの良い豚骨スープに仕上げ、豊富に使用された各種具材が旨味を引き立てたメリハリのある味わいが心地良く、さらに新開発された歯切れの良い極細ストレート麺がスープによく絡むことで、一口ずつに感じられる満足度も非常に高く、リーズナブルなPBカップ麺とは思えないほどの仕上がりとなっていたため、お好みによっては豚骨スープと相性の良いラー油なんかをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「コク旨博多豚骨」を食べてみて、豚の旨味を丁寧に溶け込ませたことによって、コク深くまろやかな豚骨スープに仕上げ、そこに“ごま”や紅生姜、キクラゲといった相性抜群な各種具材が旨味を引き立て、さらに歯切れの良い極細ストレート麺が絶妙にマッチした安定感のある一杯となっていました!
やはりPBカップ麺とは言え、その味わいは侮れませんね。。今回の一杯もまた濃厚なテイストというわけではありませんでしたが、しっかりとした旨味が凝縮され、豚骨ラーメンならではのキリッとした口当たりとコクが絶妙にマッチしていたため、かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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