「凄麺 尾道中華そば」を食べてみました。(2018年6月25日発売/2023年7月10日リニューアル発売・ヤマダイ)
この商品は、“凄麺”の“ご当地”シリーズに新たに登場となったもので、今回は中四国地方のご当地ラーメンを再現したその名も“尾道中華そば”となっております!(値段:税別255円)
ご覧の通り、パッケージには“港町で愛されてきた素朴な味”と記載されているように、どこか懐かしい昔ながらの醤油ベースのシンプルなスープを想像させるイメージ写真が確認できますね!
また、特徴としては背脂をたっぷりと使用したことによって、醤油スープをまろやかにコク深く感じさせ、醤油のキレとのバランスが非常に美味しく仕上がった一杯のようです!
実際に食べてみましたが、チキンベースのほどよく厚みのあるスープには、背脂のコクがまろやかさを表現したことで、醤油のキレによるすっきりとした中にも、しっかりとした旨みがあり、そして飲み応えのある仕上がりとなっていました!
ちなみにこの商品は、コンビニでは見かけませんでしたが、スーパーや通販などで取り扱っているようです。
では、今回はこの「凄麺 尾道中華そば」についてレビューしてみたいと思います。
【追記】この商品は、レトルト調理品に大粒の背脂が使用されて2019年2月18日にリニューアル発売され、2020年6月8日にはさらに幅広な平打ち麺へと改良してリニューアル発売され、2023年7月10日にもリニューアル発売されています!
凄麺 尾道中華そばについて
今回ご紹介するカップ麺は、凄麺シリーズの新商品ということで、今回は背脂を加えたコク深い醤油スープが特徴的な中四国のご当地ラーメンを再現した“凄麺 尾道中華そば”となっています。
そして、チャーシューとメンマはレトルト仕様ということで、ひと味違った本格的と言える仕上がりとなっているようです!これは期待しちゃいましょう!
そしてこの“凄麺”シリーズとは、“ご当地シリーズ”や“逸品シリーズ”などいくつかのシリーズに細分化されていて、今回の“尾道中華そば”はこの“ご当地シリーズ”のラインアップとして発売されているもので、これまでも以下のように数多くの商品が発売されています!(他にも多々発売されています。)
- 京都背脂醤油味(2017年8月7日リニューアル発売)
- 札幌濃厚味噌ラーメン(2017年8月21日リニューアル発売)
- さいたま豆腐ラーメン(2017年10月16日リニューアル発売)
- 佐野らーめん(2017年11月13日リニューアル発売)
- 函館塩ラーメン(2018年2月19日リニューアル発売)
- 千葉竹岡式らーめん(2018年6月11日発売)
- 熟炊き博多とんこつ(2018年10月8日リニューアル発売)
- 奈良天理スタミナラーメン(2019年3月18日発売)
- 横浜とんこつ家(2019年9月2日リニューアル発売)
- 新潟背脂醤油ラーメン(2020年1月20日リニューアル発売)
- 横浜発祥サンマー麺(2020年2月3日リニューアル発売)
- 尾道中華そば(2020年6月8日リニューアル発売)
- 青森煮干中華そば(2020年6月8日リニューアル発売)
- 静岡焼津かつおラーメン(2020年7月6日リニューアル発売)
- 信州味噌ラーメン(2020年8月24日発売)
- 喜多方ラーメン(9月21日リニューアル発売)
ちなみにこの“凄麺”シリーズとは…もともとは“ニュータッチ”シリーズなんですが、その中でもノンフライ麺の仕様がこの“凄麺”シリーズに当たります。
それでは、今回の“尾道中華そば”がどれほどチキンの旨味を凝縮させた仕上がりとなっているのか?コクを引き立てる背脂との兼ね合いはもちろん、シリーズらしい本格感のある茹でたてのような麺との相性やバランスなどなど……じっくりと確認していきたいと思います!
カロリー・原材料について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り329kcalとなっております。(塩分は7.1g)
カロリーはやや低めにも感じられますが、塩分はかなり高めとなっているようです!
その内訳もスープがかなり占めているようなので、“塩分が気になる方へ!”といった注意書きも確認できます。
では原材料も見てみます。
スープには、動物油脂をはじめ…
- チキンエキス
- 香辛料
- 煮干粉末
といった、非常にシンプルな醤油スープに、背脂によるコク深い仕上がりを想像させる材料が並びます。
このように、チキンベースに煮干しといった旨みも含まれていることから、まさに想像通りの“中華そば”の仕上がりとなっているように感じられますね!
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、かやく、レトルト調理品といった3つの調味料などが入っています。
そして、麺はしっかりとしたコシを想像させる“凄麺”ならではのノンフライ麺となっていて、尾道ラーメンの特徴である平打麺となっているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、ねぎが入っています。(後ほど入れる“レトルト調理品”の方にチャーシュー・メンマが入っています。)
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりに先ほどの液体スープを入れたところがこちら!
液体スープは醤油ベースのスープとは思えないほど色濃く、すでにコクのある良い仕上がりを想像させる出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
最後にレトルト調理品を入れて完成です!
このレトルト調理品も液体スープと同じく調理中にフタの上で温めておくと良いでしょう。
このチャーシューとメンマの仕上がりもさることながら、スープの仕上がりが良いですね!
背脂もほどよく散りばめられ、コク深い中華そばのスープがクオリティ高く表現されているのがわかります!
食べてみた感想
一口食べてみると…醤油のキレのある口当たりは、チキンの旨みによってほどよくまろやかに感じさせ、非常に厚みのある味わい深い仕上がりとなっています!
そして、そのスープには煮干しの旨みも含んでいるようですが、実際にはコクのある醤油スープの味わいを邪魔をすることなく、醤油のキリッとしたアクセントを際立たせているようにも感じられますね!
麺について
麺は、ノンフライ麺独特のプリッとしたコシがあり、すすり心地の良い麺となっています。
そして平打麺ということもあって、スープもよく絡み、一口ずつにシンプルながらも背脂によるコク深く感じられるスープが美味しく口に広がっていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、何と言ってもこちらのチャーシューが入っているんですが、こちらはレトルト調理品というだけあって、見た目からもわかるようにカップ麺とは思えないクオリティとなっております!
さらに肉厚となっていて、噛むとホロホロと崩れてしまうような柔らかい仕上がりで、口の中で崩れていくのと同時に肉の旨みがじゅわっと滲み出てきます!これはコク深いスープとも相性良いですね!
また、こちらのメンマもサイズ・仕上がりともに文句なしに美味しい具材となっていて、ほどよい食感・味わいがしっかりと表現されています!
やはり中華そばにはメンマが合いますね!
今回のような一杯には欠かせない具材と言えるのではないでしょうか?
スープについて
スープは、チキンの旨みによってそこまでしょっぱさは感じませんが、しっかりと醤油のキレが表現され、スープの表面に浮いた背脂によってコク深く仕上がり、“すっきりさ”と“まろやかさ”を兼ね備えたことで、素朴でありながらもじんわりと染み渡る味わいに仕上がっています!
ご覧のように、スープの表面には背脂が浮き、これによって厚みのある中華そばのスープをよりコク深く引き立てているように感じられます!
そして、この“凄麺”シリーズのお馴染みとも言えるこちらの“フタの裏ばなし”によると、今回の一杯は尾道で昔から愛されている“中華そば”を再現したということや、背脂によるまろやかなコク、そしてシンプルでありながらも飽きの来ない一杯に仕上がっていることが記載されています!
確かに今回の一杯は素朴な仕上がりではありましたが、全く物足りなさを感じさせないスープのクオリティは満足度の高い万人受けする一杯に感じられます!
まとめ
今回は「凄麺 尾道中華そば」を食べてみましたが、ほどよい厚みのある醤油スープには、背脂によるコクがしっかりとした食べ応えを感じさせ、決して脂っこくない仕上がりとなっているせいか、最後まで飽きの来ない素朴ながらも美味しい一杯となっていました!
個人的には、スープ自体の旨みと背脂によるコクがまろやかに仕上がっているように感じられましたので、お好みで胡椒なんかを追加してみると良いかな?と思いました。
気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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