ヤマダイから発売されている「凄麺 熟炊き博多とんこつ」を食べてみました。(2021年8月23日リニューアル発売)
この商品は、“凄麺”の“ご当地”シリーズのひとつで、濃厚な豚骨スープにこだわったという博多ラーメンを再現した“熟炊き博多とんこつ”となっております!
ちなみに、この商品は以前からも発売されていたようですが、公式ページによると最新のリニューアル発売日は2016年12月12日とのこと。(その後2018年10月8日にもリニューアル発売されています。)
ご覧の通り、パッケージには“時間をかけてじっくり炊いた濃厚豚骨スープ”ということで、九州の「一番食品」との共同開発されたことが記載されています。
特徴としては、やはり豚骨スープにこだわったとのことで、炊き出し感を再現した濃厚かつ醤油だれによるすっきりとした味わいのようです。
実際に食べてみましたが、豚骨の旨味が上品にも表現されたスープには、醤油だれによるほどよいキレのある口当たりがバランス良くすっきりと再現されていました。
では、今回はこの「凄麺 熟炊き博多とんこつ」についてレビューしてみたいと思います。
【追記】この商品は2018年10月8日にリニューアル発売され、2021年8月23日には麺を本場の食感に近づけ、チャーシューをより大きなものに変更してリニューアル発売されています!
凄麺 熟炊き博多とんこつについて
今回ご紹介するカップ麺は、凄麺の博多ラーメンを濃厚なスープにこだわり再現した“熟炊き博多とんこつ”となっています。
そしてこの“凄麺”シリーズとは、“ご当地シリーズ”や“逸品シリーズ”などいくつかのシリーズに細分化されていて、今回の“熟炊き博多とんこつ”はこの“ご当地シリーズ”のラインアップとして発売されているもので、これまでも以下のように数多くの商品が発売されています!(他にも多々発売されています。)
- 京都背脂醤油味(2017年8月7日リニューアル発売)
- 札幌濃厚味噌ラーメン(2017年8月21日リニューアル発売)
- さいたま豆腐ラーメン(2017年10月16日リニューアル発売)
- 佐野らーめん(2017年11月13日リニューアル発売)
- 函館塩ラーメン(2018年2月19日リニューアル発売)
- 千葉竹岡式らーめん(2018年6月11日発売)
- 奈良天理スタミナラーメン(2019年3月18日発売)
- 横浜とんこつ家(2019年9月2日リニューアル発売)
- 新潟背脂醤油ラーメン(2020年1月20日リニューアル発売)
- 横浜発祥サンマー麺(2020年2月3日リニューアル発売)
- 尾道中華そば(2020年6月8日リニューアル発売)
- 青森煮干中華そば(2020年6月8日リニューアル発売)
- 静岡焼津かつおラーメン(2020年7月6日リニューアル発売)
- 信州味噌ラーメン(2020年8月24日発売)
- 喜多方ラーメン(2020年9月21日リニューアル発売)
さらにこの“凄麺”シリーズとは…もともとは“ニュータッチ”シリーズなんですが、その中でもノンフライ麺の仕様がこの“凄麺”シリーズに当たります。
それでは、今回の“熟炊き博多とんこつ”がどれほど豚骨の旨味を凝縮した仕上がりとなっているのか?キレの良さを際立たせる醤油ダレとの兼ね合いはもちろん、シリーズらしい本格感のある茹でたてのような麺との相性やバランスなどなど……じっくりと確認していきたいと思います!
カロリー・原材料について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り350kcalとなっております。(塩分は7.6g)
豚骨ラーメンと聞くとカロリー高いイメージがあったんですが、この商品はカロリー低いようですね!しかし塩分はかなり高めとなっているようです。。
ちなみに、塩分は7.6g中6.1gがスープとなっているため、濃厚な豚骨スープにはすっきりとした醤油だれが利いていることを想像させます!
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスをはじめ…
- 動物油脂
- 食塩
- しょうゆ
- でん粉
- ポーク風味調味料
- 香辛料
- ニンニクペースト
といった、豚骨をふんだんに利かせたスープに、キレのある醤油だれやニンニク、香辛料によって、すっきりとした味わいを想像させる材料が並びます。
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、後入れ液体スープ、後入れ粉末スープ、紅生姜といった4つの調味料などが入っています。
そして、麺はご覧の通り博多ラーメンらしく極細な仕様となっていて、強いコシを想像させるノンフライ麺となっているようです。
こちらも、本場博多ラーメンの食感を再現したこだわりを感じる麺となっているようですね!
調理してみた
ではまず、かやくを入れて熱湯を注ぎ2分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
この商品は液体スープ・粉末スープを入れる前に麺をほぐす必要があるとのことでしたので、まずはよーく麺をほぐしましょう!
ちなみにかやくには…
- 味付豚肉
- ごま
- ねぎ
- キクラゲ
が入っています。
そして、麺がほぐれて先ほどの液体スープと粉末スープを入れたところがこちら!
ここで、ほどよく豚骨の臭みが漂ってきます!
博多ラーメンはこういった豚骨臭がまた良いんですよね〜!!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
最後に紅生姜を添えて完成です!
この一連の作業を考えると調理時間は1分程度でも十分かと思われます。(※今回は1分にして麺を硬めにしてみました!!)
この時点では、スープはさらっとしたものでしたが、原材料に“でん粉”と記載されていましたから、恐らく食べ進めていくうちに少しずつとろみが付いてくるものと思われます。
食べてみた感想
一口食べてみると…豚骨スープの旨味がまろやかに利いていて、そこに醤油だれがしっかりとキレを感じさせてくれるため、全体的にすっきりとした博多ラーメンの味わいが再現されています。
麺について
麺は、ご覧の通り極細麺となっていますが、しっかりとした強いコシがあり、食感とともにすすり心地も良いストレート麺となっています。
そして、この極細麺に豚骨スープが絡むことによって、炊き出し感をアップさせたというまろやかな豚骨の旨味が一口ずつ口に広がります!
ちなみに、スープにはでん粉が含まれているせいか、ストレート麺にもしっかりとスープが絡みます!!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っているんですが、こちらは噛むとほどよく豚の旨味、香りを感じられる仕上がりとなっていて、豚骨が利いた博多ラーメンにもぴったりな具材となっています!
また、こちらのキクラゲなんかもコリコリとした食感がしっかりと再現されていて、今回の一杯に良いアクセントをプラスしているようです。
さらに、この商品には紅生姜が具材として入っているんですが、こちらはまろやかな豚骨スープにさっぱりとした味わいがプラスされ、ほどよく口直しなんかの効果も感じられます。
博多ラーメンにはこの紅生姜が合うんですよねー!個人的にはもう少し追加したくなります…!
スープについて
スープは、豚骨の旨味が美味しく利き、非常にまろやかではありますが、醤油だれがしっかりとキレのある口当たりを表現しているため、全体的に食べ応えもあり、すっきりとしたスープに仕上がっています!
また、具材として入っているねぎなんかも、爽やかにも感じられるさっぱりとした風味をプラスしていますね!
こちらもまた、博多ラーメンにぴったりな具材と言えるでしょう!
そして、凄麺シリーズのお馴染みとも言える、フタの裏に記載されている“フタの裏ばなし”には、今回の一杯が開発されるまでの簡単な経緯が紹介されています。
こちらによると、パッケージにも記載されていたように、九州のスープメーカー「一番食品」との試行錯誤によって、博多ラーメンの独特の炊き出し感を再現したスープができあがったとのこと。
まとめ
今回は「凄麺 熟炊き博多とんこつ」を食べてみましたが、濃厚な豚骨の旨味がしっかりと利いたスープには、まろやかな口当たりを表現しているとともに、キレのある醤油だれを利かせたことによって、食べ応えを感じる味わい深いスープに仕上がっていました!
また、個人的には多少でも豚骨臭さのあるくらいの方が好みですので、もう少しギトギトした脂が欲しいところではありましたので…今回の一杯はどちらかと言うと、上品な食べやすい博多ラーメンが表現されている、といったところではないでしょうか?
気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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