ファミリーマートのPB商品のひとつ「鶏白湯ラーメン」を食べてみました。(2020年10月27日発売・東洋水産/ファミリーマート限定)
この商品は、東洋水産との共同開発によるカップ麺で、“ファミリーマートコレクション”という名のPBから取り扱いされており、チキンエキスをベースにした後味の良い鶏白湯スープにポークやガーリックの旨味が濃厚感のある味わいを表現したリーズナブルな一杯、“鶏白湯ラーメン”となっております。(税抜165円/税込178円)
ご覧の通り、パッケージには“鶏白湯ラーメン”といった商品名が大きく配置され、さらに背景には粉末・液体の2パック仕様によるコク深くも後味すっきりとした鶏白湯ならではの抜けの良い仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏挽肉・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!
また、ファミマのPBである“ファミリーマートコレクション”のロゴなんかもさりげなく配置されていますね!
…というか、ファミマのPBカップ麺は当初縦型の商品がラインアップされていたんですが、2019年10月29日発売の“札幌味噌ラーメン”と“醤油とんこつラーメン”の同時発売を皮切りに“どんぶり型”としても数多くの商品展開がされており、今回もまた鶏白湯といった最近ではお馴染みのフレーバーが登場ということで、こちらもまたまろやかな鶏白湯が好みの方に好まれそうな一杯と言えるでしょう!
ちなみに鶏白湯と言ってもあっさり系とこってり系が存在しますから、今回の一杯がどのような仕上がりになっているのか?非常に気になるところ。。
一方こちらには“ノンフライ麺、濃厚スープ”と記載されているように、今回ご紹介するファミマのPBカップ麺はノンフライ麺が採用されていて、もっちり感と強いコシが表現された麺の仕上がりで、角刃仕様による歯切れの良さなんかも想像させます!
そしてその気になる特徴としては…上記のようにチキンの旨味を利かせた鶏白湯スープにポークやガーリックの旨味を利かせたキレの良いあっさり感とコク深く濃厚な味わいがバランス良く融合された仕上がりとなっていて、ノンフライ麺らしい生麺さながらのもっちり感とコシの強い食感を併せ持つ中太麺が絶妙にマッチした飽きの来ない仕上がりです!
さらにこの“ファミリーマートコレクション(通称:ファミコレ)”は、もちろんカップ麺だけでなく様々な各種お総菜なんかも取り扱いされていて、低価格の“レギュラーライン”と高付加価値の“プラチナライン”商品なんかも発売されています!(このカップ麺はその“レギュラーライン”の位置付けとなっています。)
※“ファミリーマートコレクション”自体は2012年10月から既存のPBを統一し、カップ麺以外の商品なども順次販売開始されています!
他にも特徴として…麺には上記の通り“ファミリーマートコレクション”の“どんぶり型”カップ麺としてはお馴染みのノンフライ仕様ということで、コシのある滑らかな食感に仕上がり、ほんのり“ちぢれ”を付けたことでスープにもよく馴染み、コク深くも後味すっきりとした鶏白湯スープと相性抜群な味わいが最後まで飽きることなくじっくりと楽しめるというわけです!
鶏白湯スープらしくチキンの旨味をしっかりと利かせたスープにはまろやかで後味さっぱりとした軽やかなテイストに仕上がり、香味野菜やポークの旨味をバランス良く利かせたことによって深みのある味わいを表現、それによって最後まで飽きの来ないキレの良さが際立ち、こってり感は割と控えめで最後まで飽きの来ない奥深い味わいとなっていました!
これは特に、チキンの旨味を利かせた鶏白湯ならではの後味の良い仕上がりとなったスープと、生麺さながらのもっちり感とコシの強い食感をうまく表現したノンフライ麺が絶妙にマッチしたテイストを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
鶏白湯ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染みファミマのPB“ファミリーマートコレクション”の新商品ということで、チキンの旨味をベースにポークやガーリックを合わせたコク深くまろやかな鶏白湯スープに仕上げ、ほどよく“ちぢれ”を付けたプリシコなノンフライ麺と絶妙にマッチした最後まで飽きの来ない後味すっきりとした一杯、“鶏白湯ラーメン”となっています。
ご覧の通り、フタの方にも“満足の一杯”と記載されているように、“ファミリーマートコレクションの”カップ麺はPBらしく低価格な商品でありながらも味わいに関しては決して物足りなさを感じさせない仕上がりが魅力的で、今回の“鶏白湯ラーメン”も同じくチキンの旨味を丁寧に抽出したコク深くまろやかな味わいが表現され、最後まで飽きの来ない後味すっきりとしたシャープな飲み口がバランス良く調和された一杯に期待できそうです!
ちなみに、ファミリーマートがPB商品として展開するカップ麺は、以下の商品が発売されていて、タテ型のカップ麺としては計8種類のラインアップとなっています!
※こちらの6商品は製造が日清食品となっています。
- コク旨博多豚骨(2020年9月29日発売)
- 旨み芳醇 函館塩(2020年9月29日発売)
- 濃厚旨辛担々麺(2012年10月30日発売)
- コク旨中華そば(2014年2月25日発売)
- 京風きつねうどん(2016年11月15日発売)
- 小海老天ぷらそば(2016年11月15日発売)
- コク旨熟成味噌ラーメン(2017年5月30日発売)
- 海鮮ちゃんぽん(2017年11月14日発売)
それ以外にも“どんぶり型”でファミリーマートコレクションとしては初となるノンフライ麺が採用された商品も2019年10月29日の発売からこれまで5種類ものフレーバーが登場していますが、こちらは数量限定のようですね!(未だに陳列されていますが…)
※この“どんぶり型”の“四川風汁なし担々麺”はサンヨー食品が製造、他は東洋水産となっています。
- 豚骨醤油ラーメン(2020年10月27日リニューアル発売)
- 旨辛札幌味噌ラーメン(2020年9月8日発売)
- 四川風汁なし担々麺(2020年6月2日発売)
- 濃厚タンメン(2020年4月21日発売)
- 札幌味噌ラーメン(2019年10月29日発売)
この“ファミリーマートコレクション”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
また、ローソンのPBカップ麺は税込み138円(リニューアルして税込み150円)、セブンプレミアムのPBカップ麺は税込み98円〜149円となっていて、これら他社のPB商品と比較するとこの“ファミリーマートコレクション”の縦型カップ麺は税込みだと142円ですから…平均的にも感じられる価格設定となっているんですが、中でも“どんぶり型”の商品に関しては税込み178円とPB商品としてはかなり強気な価格となっています!
そしてそのファミリーマートでは全国の名店と呼ばれるラーメン店とのコラボカップ麺なんかも数多く発売しているんですが、これらタテ型の8商品はPBカップ麺として1年を通して店頭に並び、その味わいとリーズナブルな価格帯からも一定のリピーターやシェアを獲得しているものと思われますから、今回新たに登場した“どんぶり型”のフレーバーもかなり注目度の高い一杯と言えるでしょう!
それでは、今回の“鶏白湯ラーメン”がどれほどチキンの旨味を利かせたコク深くまろやかな仕上がりとなっているのか?後味すっきりとしたテイストを引き立てるポークや香味野菜との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよく“ちぢれ”を付けた食感の良い中太・ノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り343kcal(めん・かやく253kcal / スープ90kcal)となっております。(塩分は5.6g)
カロリーは、チキンの旨味を利かせた深みのある鶏白湯スープの割にかなり低めな数値のようですが、一方で塩分は平均的といったところでしょうか?
ちなみに1食当たり100g、麺の量は65gの“どんぶり型”ということで1食当たりの総重量はタテ型カップ麺と比較してボリューム感はありますが、麺の量にそこまで違いはないようですね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”やポークエキスをはじめ…
- しょうゆ
- ラード
- 植物油
- 豆板醤
- 香辛料
- でん粉
- 食塩
- 香味油脂
といった、ポークをベースに北海道産の味噌を使用した濃厚なスープには、ラードや野菜などの旨味が加わったことでコク深さが引き立ち、そこに豆板醤や香味油を合わせたことでピリッとした旨辛なアクセントを表現、まさに最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
さらに、この“ファミリーマートコレクション”の“どんぶり型”カップ麺は、先ほどもお伝えした通り主に東洋水産が製造しているとのことで、“(株)ファミリーマートと東洋水産(株)が共同開発した商品です。”と記載されています!
JANコード | 4901990367219 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、卵白)、添付調味料(チキンエキス、植物油、しょうゆ、砂糖、ポークエキス、でん粉、豚脂、食塩、香味油脂、粉末野菜、香辛料、発酵調味料、たん白加工水分解物)、かやく(味付鶏挽肉、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、増粘多糖類、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、クチナシ色素、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、クチナシ色素、pH調整剤、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (100g) 当たり]
エネルギー | 343kcal |
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たん白質 | 9.5g |
脂質 | 8.8g |
炭水化物 | 57.9g 脂質:55.2g 食物繊維:2.7g |
食塩相当量 | 5.6g めん・かやく: 2.3g スープ: 3.3g |
ビタミンB1 | 0.24mg |
ビタミンB2 | 0.29mg |
カルシウム | 199mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、かやく、粉末スープといった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料など3パックとなっていて、特にこの液体スープは触ってみた感じからして…チキンの旨味が含まれているものの、非常にサラッとした状態のようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!(粉末スープも後入れタイプ。)
また、麺はご覧の通りやや幅広にも見える中太といったノンフライ仕様となっていて、ノンフライならではの食感滑らかな弾力ある麺がコク深くまろやかな鶏白湯スープと絶妙にマッチしたことで、想像以上にしっかりとした食べ応えなんかもありそうです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
具材には…
- 味付鶏挽肉
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
味付鶏挽肉はやや小ぶりではありますが、使用されている数に関しては申し分ありません!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
そこまでお湯は吸っていないようで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特にコシの強いノンフライ麺にはもっちりとした弾力や滑らかさが加わり、まだ調味料などを入れていない状態ではありますが、コク深く深みのある鶏白湯スープに食感の良い麺なんかも満足度高く楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…非常にサラッとした状態ではありますが、鶏白湯ならではのチキンを利かせた白濁としたスープが出てきます!!
続いて先ほどの粉末スープも加えていきます!
こちらには、原材料に記載されていた粉末野菜や香辛料などがたっぷりと含まれているようで、上記の液体スープを加えた2パック仕様によるWスープでキリッとした割にコク深い鶏白湯スープを表現しているのでしょう!
そして2パック仕様ともなると…ご覧の通り使用されている各種スープの量もかなり多く、しっかりとした味が表現されているのはもちろん、上質なチキンの旨味と思われる脂・油分が表面に広がっていき、シャープな飲み口と深みのあるまろやかさがうまく調和された飽きの来ない鶏白湯スープといった味わいに期待できそうです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと、“鶏白湯ラーメン”ということで白濁とした見た目となっているんですが、ドロッとした印象は全くなく、むしろ非常にサラッとした仕上がりで、チキンの旨味を活かしつつも…最後まで飽きさせないキレ・後味の良さを表現した厚みのあるスープといった一杯のようですね!まさに安定感があってPBカップ麺らしい一杯!
さらに…具材に使用されている味付鶏挽肉は非常に小ぶりではありますが、こちらからも良い旨味が滲み出し、原材料にも“でん粉”が使用されていましたから、恐らく食べ進めていくに連れてコクや旨味も増していく…そんなメリハリのある味わいが調和された幅広い層に好まれる飽きの来ない鶏白湯を再現しているようにも感じられます!
食べてみた感想
一口食べてみると…確かにチキンの旨味をしっかりと利かせたことによってコク深い味わいに仕上がってはいますが、“とろみ”を感じさせるような濃厚さはなく、非常にサラッとしたスープでキレ・後味も良く、飽きの来ない万人受けするかのような鶏白湯スープが表現されています!
そのため、コク深くドロッとした鶏白湯スープが好みの方なら少し物足りなさを感じるかもしれませんが…丁寧に抽出したチキンの旨味がしっかりと利いているため、決して薄味というわけではなく、むしろ素材本来の旨味がストレートに伝わってくる美味しさがあり、ついついスープが止まらなくなる一杯に感じられるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り中太・角刃仕様による歯切れの良い食感に加え、ノンフライ仕様ならではのつるっと滑らかなコシの強い仕上がりとなっていて、すすり心地も非常に良く、ほどよいもっちり感がまた生麺にも近い食感を表現しています!
そんな麺には、チキンの旨味をベースにポークやガーリックをバランス良く合わせ、サラッとした中にもコクのある繊細な鶏白湯スープがよく絡み、一口ずつに鶏白湯ならではのまろやかな舌触りの上品な味わいが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るガーリックの風味などが後味良く抜けていきます!…とは言ってもそこまでガーリックの香りは強くはなく、あくまで鶏白湯スープの美味しさを後押しする程度に利いているようです!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付鶏挽肉が入っていて、挽肉というだけあって小ぶりな仕様のようですが、じっくりと味わってみると…それなりに味付けが施された鶏肉ならではの淡泊な味わいがじゅわっと滲み出てくる仕上がり具合となっていたため、単品で楽しむというよりも、しっかりとスープと馴染ませておくことによって旨味も増していく非常にさり気なく相性抜群な具材となっています!
また、こちらのメンマは、使用されている数・サイズ感ともに申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいがしっかりと感じられ、今回のシンプルながらも深みのある鶏白湯スープにもぴったりです!
さらに、こちらの“ねぎ”は、そこまで大きくカットされているわけではありませんが…様々な部位が使用されたことによって素材本来の味わいがしっかりと感じられ、ちょうど良い薬味にもなったことで鶏白湯スープの美味しさそのものを引き立て、後味すっきりとさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りチキンの旨味をベースに美味しさ・コクを下支えするかのようにポークやガーリックをバランス良く合わせ、キリッとしたシャープな飲み口が印象的ではありますが、決して薄味というわけではなく、素材本来の美味しさをストレートに感じさせる鶏白湯スープの定番とも言える仕上がりとなっています!
そして、後味すっきりとしたクセのない味わいで、スープ表面を見ても鶏白湯らしく脂っこさといった感じも一切ありませんから、最後まで全く飽きることなく食べ進めることはもちろん、さり気なくポークやガーリックといった旨味が加わっているため、ほどよい喉越しなんかもあり…ついついスープが止まらなくなりますね。。PB商品の割に強気な価格設定というのも納得の味わいです!
ただ、強いて言うなら…もう少し濃厚感に際立たせてみても良いような気がしましたので、お好みによっては調理時の熱湯を若干少なめにしてみても良いかもしれませんね!
また、原材料に“でん粉”と記載されていたように食べ進めていくに連れてわずかながらも厚み・コク深さが際立っていき、それと同時に満足感も徐々に増していくわけですが、やはり今回の“鶏白湯ラーメン”に関しては、あっさりとした味わいが印象強く感じられますね!
この辺りはPBカップ麺ということもあって万人受けするテイストに仕立て上げているようにも感じられ、食欲そそるガーリックがちょうど良いアクセントとなているため、お好みによってはもう少し“おろしにんにく”などをちょい足しして濃いめの味わいで楽しんでみても良いでしょう!
このように、今回の“鶏白湯ラーメン”は、丁寧に抽出したチキンの旨味をベースにコクを引き立てるポークや食欲そそるガーリックがバランス良く溶け込み、それによって繊細かつ深みのある定番とも言うべく味わいを表現し、キレ・後味の良い口当たりがちょうど良いアクセントとなったことで最後まで飽きることなく楽しめる万人受けするPBカップ麺ならではの仕上がりとなっていたため、お好みによっては熱湯の量や“おろしにんにく”などで味を調整してみても良いでしょう!
まとめ
今回ファミリーマート限定で取り扱いされているカップ麺「鶏白湯ラーメン」を食べてみて、チキンの旨味をベースにポークやガーリックなどをバランス良く合わせたことで、キリッとしたシャープな飲み口とほどよい深み・まろやかさが印象的な飽きの来ないテイストに仕上がり、なんと言っても中太・角刃仕様のノンフライ麺がクオリティ高く、価格帯以上の満足感が得られる一杯となっていました!
また、具材に使用されていた“味付鶏挽肉”をしっかりとスープに混ぜ合わせることによって旨味が鶏白湯スープにも滲み出し、それと同時に“でん粉”も馴染むことでほんのり“とろみ”が付くため、よーく混ぜながらいただくことで最後まで飽きの来ない後味すっきりとした鶏白湯スープが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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