「ペヤング 酢コショウやきそば」を食べてみました。(2020年10月5日発売・まるか食品)
この商品は、お馴染み“ペヤングシリーズ”の新商品ということで、今回はキャベツや豚・鶏味付挽肉、さらにニラといった餃子には欠かせない具材を使用し、ソースにはお酢と胡椒をたっぷりと使用したことによって、まさに餃子に酢と胡椒を付けた味わいを“カップ焼そば”に再現した一杯、“ペヤング 酢コショウやきそば”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには“餃子に酢とコショウをつけたような味”と記載されているように、急に“酢コショウ”と言われても味のイメージがピンときませんからね…さすがに今回ばかりはフレーバーの特徴が記載されており、“お酢”はわかるんですが、なかなか餃子に胡椒を付けませんから、シリーズらしいひと味違った美味しさが表現されているものと思われます!
そして上記の通りパッケージには今回の仕上がりイメージなんかは一切掲載されていないんですが…原材料を見る限り具材には…キャベツ、豚・鶏味付ひき肉、香辛料、ニラが使用されているようです!
なるほど…後味すっきりとした“お酢”を利かせ、さらに別添されている胡椒を含んだ“ふりかけ”をたっぷりと加えた焼そばソースに餃子に使用する具材やラードの旨味や香ばしさがバランス良く餃子の味わいを表現しているとのことで、旨味・風味ともに臨場感高く仕上げているわけですね!これはなかなか面白い一杯!
また、以前ご紹介した“ギョウザじゃんやきそば”といったフレーバーなんかも発売されていましたが、今回はポークやチキンなどの旨味も利かせつつ餃子のタレならではの“お酢”はもちろん、一風変わった胡椒が使用されていますからね!後引く辛さがクセになる“つまみ”にもなりそうなさっぱりとしたテイストと言えるのではないでしょうか?
他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺となっていて、それによってラードの旨味・香ばしさが焼そばソースに加わり、豊富に使用された餃子には欠かせないニラなどの各種具材によって旨味溢れる味わいを引き立たせ、キリッとした胡椒のスパイス感がたっぷりと楽しめるというわけです!
具材に使用されたニラや豚・鶏味付ひき肉はもちろん、焼そばソースにも“にんにく”が加わったことで、まさに餃子を食べているかのようなクオリティの高い味わいに仕上がり、さらにラードを使用した油で揚げた麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさが絶妙にマッチし、胡椒が決め手のひと味違った餃子の美味しさが最後まで楽しめる一杯となっていました!
これは特に、“にんにく”・ニラの旨味を利かせた餃子が好きな方はもちろん、その餃子を“お酢”と胡椒で味わうといったひと味違ったフレーバーをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
ペヤング 酢コショウやきそば
今回ご紹介するカップ麺は、みんな大好き“ペヤング”シリーズの新商品ということで、具材に餃子ならではの野菜や肉類を使用し、ソースには動物系の旨味や“お酢”、さらに胡椒を含む“ふりかけ”を加えたことで、ラードの香ばしさが焼きたてのような餃子の味わいを表現した風味豊かな一杯、“ペヤング 酢コショウやきそば”となっています。
ご覧の通り今回のフレーバーは、ぱっと見ではちょっとどんなテイストなのか不明なデザインにあしらわれているんですが…その辺りに関しては非常にわかりやすく“酢コショウ”と大きく記載され、その下には“餃子に酢とコショウをつけたような味”と掲載されているため、およその味わいは判断できるかと思われます!ただ、今回もまたシリーズらしいラードの旨味・香ばしさが美味しさを引き立てる一杯と言えるでしょう!
ただ、何も知らずにこの“酢コショウ”を見かけると何度見かしますよね?笑
個人的には事前情報があったため、餃子に“お酢”と胡椒を付けていただく味わいというのは知っていたんですが、急に“酢コショウ”と言われてもピンと来ない方も多いのではないでしょうか?(ある意味シリーズらしいインパクトだけは抜群ですが…)
ちなみにこの“ペヤング”シリーズは、昨年2019年は毎週のように新商品を発売してきたんですが、2020年としては…以下のように上半期はややペースが鈍化している状態だったものの…6月辺りから急に商品展開が目まぐるしく、さらに最近ではあのインパクト絶大な“GIGAMAX”シリーズが立て続けに3商品も登場しています!
- ペヤング 牛タン塩やきそば(2020年1月20日発売)
- ペヤング 獄激辛やきそば(2020年2月17日発売)
- ペヤング 超大盛やきそば マシマシキャベツ(2020年3月9日発売)
- ペヤング もち麦MAXやきそば(2020年3月16日発売)
- ペヤング ソースやきそば 具材アップ(2020年3月23日発売)
- ペヤング 豚脂MAXやきそば(2020年5月18日発売)
- ペヤング 黒ゴマやきそば(2020年6月8日発売)
- ペヤング 塩ねぎ豚やきそば(2020年6月22日発売)
- ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX ガーリックパワー(2020年7月13日発売)
- ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX 関西風天かす(2020年7月20日発売)
- ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX 納豆キムチ味(2020年8月4日発売)
- ペヤング ブラックスパイシー やきそば シーフード味(2020年8月24日発売)
- ペヤング アップルパイテイスト やきそば(2020年9月21日発売)
やはりこのブログでも何度もお伝えしてきた通り2020年で“ペヤング”発売45周年を迎えるとのことで、面白いフレーバーがどしどし登場してきましたね!これはまだまだ年内の商品展開に期待したところ!
また、今回は他にもレギュラーサイズと超大盛の中間サイズとなる“ペヤング 超中盛やきそば”が2020年10月5日に発売されています!(これはこれでレギュラー化するのかどうか気になるところ。。※CGCグループ限定)
※北海道・東北・関東・東海地域での発売、その他の地域は順次拡大予定とのこと。
それでは、今回の“ペヤング 酢コショウやきそば”がどれほどポークやチキン、“お酢”を利かせた仕上がりとなっているのか?別添された胡椒を含む“ふりかけ”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもシリーズらしいラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が香り立つすすり心地抜群な麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り530kcalとなっております。(塩分は3.3g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)ということもあって割と高めな数値のようですが、一方で塩分はかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり116g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
焼そばソースには、“しょうゆ”や食塩をはじめ…
- 植物油脂
- 醸造酢
- ポークエキス
- キャベツエキス
- チキンエキス
- にんにくエキス
- 香辛料
といった、動物系の旨味をベースに“お酢”や胡椒といった香辛料を加え、餃子ならではのテイストながらも…この胡椒によってひと味違った後味すっきりとした味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…シリーズらし“ラード”といった材料がしっかりと記載されていることが確認できます!これによってラードの旨味・香ばしさが滲み出し、ソースの旨味も増すんですよね!
ちなみに“ギョウザじゃんやきそば”とソースを比較してみると…今回の“酢コショウ”には“にんにくエキス”と香辛料が加えられているようで、ベースとなるテイストはほぼ同じく、さらに食欲そそる香味野菜の旨味や胡椒といった香辛料がキリッとした口当たりを際立たせる飽きの来ないテイストに仕上げているようです!
※使用されている具材は胡椒以外全く同じです。
JANコード 49 02885 00650 3 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(しょうゆ、食塩、糖類、植物油脂、醸造酢、ポークエキス、キャベツエキス、チキンエキス、にんにくエキス、香辛料)、かやく(キャベツ、豚・鶏味付ひき肉、香辛料、ニラ)/香料、酒精、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、酸味料、粉末セルロース、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、カラメル色素、ビタミンB₂、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (116g) 当たり]
熱量 530kcal たん白質 9.3g 脂質 27.3g 炭水化物 61.7g 食塩相当量 3.3g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソース、“ふりかけ”といった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特にソースは見た通り非常にサラッとした状態となっていましたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます。
また、麺はご覧の通り“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたやや細めな仕様となっていて、これによってラードの旨味と香ばしさが広がり、ソースの旨味をさりげなく際立たせているんですよね!餃子の味わいをイメージさせるテイストにもぴったりです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには…
- キャベツ
- 豚・鶏味付ひき肉
- 香辛料
- ニラ
が入っています。
餃子にはこのニラが欠かせないように、思ったよりもたっぷりと使用されているようです!
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたがこちら!
通常“ペヤング”シリーズでは湯切りした際にラードの香ばしさが確認できるんですが、今回は餃子には欠かせない食欲そそるニラの風味なんかもしっかりと香り立っていますね!
すると…先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、麺に歯切れの良いコシが加わり、さらにニラの食欲そそる風味豊かな香りが旨味を際立たせる餃子ならではの美味しさが楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここの先ほどのソースを加えていきます!
すると…非常にさらっとしたソースではありますが、原材料に記載されていた通りポークやチキンなどの旨味エキスをはじめ…野菜の旨味や“にんにくエキス”などが凝縮された醤油ベースのソースとなっていて、一気に“にんにく”特有の風味が広がっていきます!
また、ソース自体は割とサラッとしているんですが、旨味が凝縮されすぎているからでしょうか?若干どろっとした印象すら感じさせる濃厚な状態として麺の表面に留まっています!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通りソースは濃いめとは言っても非常にサラッとしているため、すんなりとラードの風味が香る麺にも馴染んでいきます!
そしてソースが全体に馴染んだら…最後に先ほどの“ふりかけ”を加えて完成となります!
ただ、こちら“ふりかけ”とは言ってもたっぷりと胡椒が加えられた香辛料となっていて、これはこれでまたスパイス感のある胡椒ならではの風味が一気に広がっていきますね!まさに良い“つまみ”になりそうです!
こうして完成となるわけですが、胡椒が思っていたよりもかなり量が多く、香味野菜や動物系の旨味や具材がたっぷりと使用されたことによって、餃子を“お酢”と胡椒で味わうテイストというのも強ち間違いではなく、ラードを使用した油で揚げた麺から滲みでる旨味・香ばしさが相性良く馴染んでいるようです!
また、たっぷりと使用された胡椒やニラで、少し確認しにくいんですが…“豚・鶏味付ひき肉”なんかも豊富に使用されているようで、これによって餃子の旨味がより一層引き立てられ、“にんにくエキス”を利かせた焼そばソースとも相性良く馴染み、後味すっきりとした後引く旨味・辛さがクセになるテイストに仕上がっているようですね!(胡椒の量はお好みで調整してみてください。)
食べてみた感想
一口食べてみると…商品名が“酢コショウ”ではありますが、“お酢”自体そこまで主張は強くはなく、むしろしっかりとポークやチキンなどの旨味が非常にバランス良く馴染み、“にんにくエキス”や各種具材に使用された餃子には欠かせない肉類や野菜の旨味との組み合わせなんかも秀逸ですね!確かに餃子を“お酢”と胡椒で味わっているかのようなテイスト!
そのため、若干塩気は強いものの…全体をしっかりと混ぜていくことによって動物系の旨味とうまく調和され、個人的にはちょうど良く感じられましたが、上記の通り使用されている胡椒は割と多めでしたので、ちょっと辛く感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
…というくらいたっぷりの胡椒が使用されており、キレ・後味の良さは抜群ですね!それによって最後まで全く飽きが来ません!そして後半にもなると…その辛みによってほんのり汗ばむほどで、本来餃子に使用する野菜や肉、そして“にんにく”や動物系の旨味を利かせた焼そばソース、ラードの旨味・風味が香り立つ麺が合わさったことで臨場感の高い味わいが楽しめるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズらしいやや細めの中太・丸刃仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、シリーズお馴染みラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が焼そばソースに滲み出し、餃子の味わいにぴったりな香りを際立たせています!
そんな麺には、ポークやチキンの旨味をベースに“お酢”や胡椒をしっかりと利かせた焼そばソースがよく絡み、一口ずつに食欲そそる“にんにく”の旨味やさり気なく旨味を引き立てる動物系の味わいなどが口いっぱいに広がっていき、餃子特有の香味野菜の風味や胡椒ならではの香りが後味良く抜けていきます!
そして、こちらの胡椒は後ほどしっかりと全体に混ぜていただくんですが、部分的に少し多く付けて食べてみると…胡椒ならではの辛みと風味、そしてキリッとした口当たりが際立って感じられ、それによって飽きる要素も全くありませんから…ちょうど良い塩気もプラスされたことで、まさに餃子ならではの良い“つまみ”にもなりそうです!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのキャベツが使用されていて、シャキシャキとまではいかないものの…ほどよい食感を残した仕上がり具合となっていて、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
そして餃子にもキャベツは使用しますからね!そういった意味では非常に相性の良い具材と言えるのではないでしょうか?
また、こちらの鶏・豚味付肉ひき肉は、かなり小ぶりではありますが、使用されている数は思ったよりもやや多く、こちらもまた餃子には欠かせない肉の旨味を引き立てる相性の良い具材となっています!
さらに、こちらのニラは、今回の焼そばソースにも“にんにくエキス”が含まれているため、こういった香味野菜の旨味は非常に相性良く食欲をそそり、ついつい箸が止まらなくなってしまいますね。。
そして全体をしっかりと混ぜ込み、これら具材と一緒に味わってみると…まさに“お酢”と胡椒で味わう餃子の味わいがしっかりと楽しむことができ、ほどよく利いた“にんにく”の旨味が食欲をどんどん掻き立てていきます!…これはちょっと商品名でインパクトを与えつつも、意外と王道とも言えるテイストで美味しいですね!
ソースについて
ソースは、先ほどもお伝えした通りポークやチキンの旨味をベースに“お酢”や野菜の旨味などが凝縮された醤油味のテイストに仕上がり、そこに胡椒を含む“ふりかけ”を加えることによって餃子の味わいを“お酢”と胡椒で味わっているかのようなひと味違った美味しさが表現されています!
そして動物系の旨味は非常にさり気なく利いており、餃子の味わいを引き立てるかのような飽きの来ない程度で全体的なバランスは非常に良く、“にんにく”の旨味や具材に使用されたニラによってうまく餃子の味わいを表現しているようですね!
また、なんと言ってもこの胡椒が今回、味の決め手とも言える香辛料となっていて、キレ・後味の良さは非常に抜群!!それによって全く飽きの来ない仕上がりは旨味・塩気もちょうど良く、最後まで一気に食べ進められるほど箸が止まらなくなります。。
このように、今回の“ペヤング 酢コショウやきそば”は、商品名からはちょっとイメージしにくいかもしれませんが…餃子の味わいを“お酢”と胡椒で味わっているかのようなテイストに仕上げ、焼そばソース全体としては非常にバランス良くまとまっており、そこにたっぷりと加えられた胡椒がキリッとした口当たりや後味の良さを際立たせる飽きの来ない一杯となっていたため、お好みによっては餃子と相性抜群なラー油なんかをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「ペヤング 酢コショウやきそば」を食べてみて、動物系の旨味をベースに“お酢”や胡椒をたっぷりと利かせた焼そばソースには…そこまで強烈に“お酢”の酸味は主張していなかったものの、餃子のタレをイメージさせるバランスの良い仕上がり具合となっていて、特に胡椒で味わう一風変わったテイストが後味良く楽しめるキレの良い一杯となっていました!
やはりこういったフレーバーでもシリーズ特有のラードから滲み出る旨味や香ばしさが美味しさを引き立てますね!今回の餃子に酢と胡椒を付けたような味わいは旨味もしっかりと伴っているため、物足りなさを感じさせることもなく最後までじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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