セイコーマートのPB“セコマ”から発売されているカップ麺「黒醤油ラーメン」を食べてみました。(2020年2月10日発売・セコマ)
この商品は、上記のように“セコマ”から発売されている非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、キレとコクのある濃いめの醤油スープにペッパー系の香辛料をたっぷりと加えたことで、メリハリのある漆黒のスープに仕上がり、どことなく…ご当地ラーメンを彷彿とさせるテイストがリーズナブルに楽しめる一杯、“黒醤油ラーメン”となっております。(税抜き110円)
ご覧の通りパッケージには、“黒醤油ラーメン”といった商品名の中でも特に“黒”といった文字が大きく強調されていて、濃厚な醤油のコクと香辛料によるキレがバランス良くマッチし、醤油との相性抜群な鶏ガラの旨味を利かせたことで深みもありつつ…パンチのあるテイストをイメージさせますね!
また、こういった真っ黒いスープが特徴的な“富山ブラック”の味わいを再現したカップ麺は他社メーカーからも数多く発売されていますから、PBカップ麺らしい価格帯を考慮した味の違いなんかも非常に気になるところではないでしょうか?
一方こちら容器側面には、まさに“黒醤油ラーメン”の文字通り、チキンの旨味を利かせたコクのある真っ黒な醤油スープに香辛料が心地良い後味を表現した一杯といった仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ、なるとが使用されているようです!
他にもエネルギー261kcal・食塩相当量4.5gといった1食当たりの量が若干少なめという点も夜食なんかにぴったりです!(“セコマ”のタテ型カップ麺はほぼ同等のボリューム感となっています。)
そしてその気になる特徴としては、こちら“ペッパーの刺激が利いた濃厚醤油ラーメン”と記載されているように、チキンの旨味を利かせたコク深い醤油スープにはペッパー系の香辛料がたっぷりと使用され、それによってより一層醤油ならではのコク深さが際立ち、フライ麺ならではの香ばしさとうまく調和したことで風味や安定感のある味わいに仕上がり、リーズナブルな価格以上の美味しさが楽しめる一杯となっています!
…というかセイコーマート自体、札幌発祥ということもあってなのかカップ麺のフレーバーも北海道ならではのものが多いんですが…定番の味わいはもちろん、今回のようにひと味違ったフレーバーなんかも数多く発売されていて、PB商品らしい低価格帯にもかかわらず意外と美味しい仕上がりは、ついついお昼のお供にしている方も多いのではないでしょうか?ボリュームもちょうど良いですしね!
他にも特徴として…麺は中太・丸刃仕様となっていて、つるっと滑らかな食感や弾力のあるコシを兼ね備えた仕上がりとなり、香辛料をたっぷりと利かせた“黒醤油ラーメン”のイメージ通り、スパイシーに感じられる味わいの中にもチキンの旨味がしっかりと溶け込み、食欲そそる風味豊かな香りとともに後味すっきりとした味わいが最後までじっくりと堪能できるというわけです!
真っ黒な見た目の印象よりも割とチキンの旨味がキレのある口当たりを優しく感じさせるコクとなって相性良く溶け込み、香辛料も利いてはいるものの…そこまで強烈なものではなく、あくまでチキンを利かせた醤油のコクとペッパー系の香辛料による後味の良さが絶妙にマッチし、最後まで飽きの来ないスープに仕上がり、こちらもまたPBカップ麺だからと言って決して侮れない一杯となっていました!
これは特に、“富山ブラック”のような濃厚なテイストが好みの方はもちろん、コク深い醤油スープに香辛料が利いたメリハリのある味わいをリーズナブルかつ気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
黒醤油ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、1995年からセイコーマートが独自で商品展開を行うPB“セコマ”シリーズから発売されているフレーバーのひとつで、コクのある真っ黒な醤油スープにペッパーをたっぷりと利かせたことで後味の良さに際立ち、深みのある旨味と香辛料がうまく融合した一杯、“黒醤油ラーメン”となっています。
ご覧の通りフタには容器側面と同じく“黒醤油ラーメン”といった商品名がセイコーマートのPB“セコマ”のロゴとともに掲載され、“コクのある醤油とペッパーの刺激が利く!”と記載されているように…まさに“富山ブラック”を彷彿とさせる黒を基調にしたデザインにあしらわれ、濃厚な醤油スープとペッパーを利かせた一杯がどれほどの味わいに仕上がっているのか非常に気になるところ。。
ちなみに、“セイコーマート”のPB(プライベートブランド)である“セコマ”として発売されているカップ麺には、縦型の“うどん”や“そば”、ヌードル系のテイストはもちろん、どんぶり型の商品から焼そばなど多岐に渡り、これまでも様々な商品が発売されています!
そして、このブログでも“セコマ”の商品は以下のようにいくつかご紹介してきましたが、PB商品ということもあって1食当たりの量は若干少ないものの…大変リーズナブルなんですよね!(今回の商品も税抜き110円です!)
- とろみ生姜かきたまそば(2020年9月28日発売)
- えび風味みそラーメン(2020年8月31日発売)
- 突辛!激辛醤油ラーメン(2020年7月13日発売)
- なまら!胡椒タンメン(2020年6月15日発売)
- 柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)
- ペペロンチーノ風ヌードル(2020年4月6日発売)
- スープカレーラーメン(2020年1月27日発売)
- カニだし塩ラーメン(2019年11月18日発売)
- 札幌生姜味噌ラーメン(2019年10月28日発売)
- ジンギスカン風焼そば(2019年5月27日発売)
- 山わさび塩ラーメン(2019年5月6日リニューアル発売)
- しょうゆヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- シーフード味ヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- カレーヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- 辛味噌ラーメン(2017年11月18日発売)
- 小海老天そば(2016年リニューアル発売)
- 道産昆布だしうどん(2016年リニューアル発売)
しかも味は決してチープではなく意外と美味しく仕上がっているため、これからも少しずつご紹介していきます!(数が多いのでなかなか大変なんですが…笑)
この“セコマ”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
それでは、今回の“黒醤油ラーメン”がどれほどチキンの旨味が醤油のコクを際立たせているのか?ペッパーを利かせたスパイシーな辛み・風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても中太・丸刃仕様のすすり心地の良い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り261kcal(めん・かやく219kcal / スープ42kcal)となっております。(塩分は4.5g)
カロリーは、レギュラーサイズということでかなり低めな数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり63g、麺の量は50gとのことで、夜食にもぴったりな嬉しいカロリー・ちょっと少なめなサイズと言えるでしょう!
また、カロリーの内訳を見てみると…スープは42kcalとなっていて、濃厚醤油ラーメンとは言っても…こってりとした濃厚感というわけではなく、香辛料をしっかりと利かせたことによって後味すっきりとしたコク深い仕上がりをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や食塩をはじめ…
- 植物油脂
- 動物油脂
- しょうゆ加工品
- 香辛料
- でん粉
- チキン調味料
- 粉末しょうゆ
- 香味調味料
といった、チキンの旨味を利かせたコクのある醤油スープをベースに、真っ黒いスープから想像させるブラックペッパーといった香辛料をたっぷりと利かせたメリハリのある満足度の高い味わいを想像させる材料が並びます。
また、販売者はセイコーマートのPB“セコマ”ですが、製造はエースコックのようですね!このように“セコマ”のカップ麺は、各フレーバーによって委託している製造所が異なります。(タテ型のカップ麺はほぼエースコックです。)
JANコード | 4985908847253 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、砂糖)、スープ(しょうゆ、食塩、植物油脂、動物油脂、しょうゆ加工品、発酵調味料、香辛料、デキストリン、でん粉、チキン調味料、砂糖、粉末しょうゆ、香味調味料、たん白加水分解物、全卵粉)かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ、なると)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、酒精、香辛料抽出物、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香料、増粘多糖類、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (67g) 当たり]
熱量 | 287kcal |
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たんぱく質 | 5.8g |
脂質 | 9.4g |
炭水化物 | 44.8g |
食塩相当量 | 4.7g めん・かやく: 2.1g スープ: 2.6g |
ビタミンB1 | 0.25mg |
ビタミンB2 | 0.21mg |
カルシウム | 198mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“液体スープ”と記載された調味料がひとつ入っています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じだと…割と“とろみ”の付いた状態となっていましたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- ねぎ
- なると
が入っています。
今回のテイストはまさにスープが決め手のようで、具材はそこまで豊富に使用されてはいませんが…醤油ラーメンと相性抜群な具材が使用されており、それによって旨味・後味の良さなんかも引き立ち、食べ進めていくに連れてコクが増していく…そんな価格以上の味わいが楽しめそうな一杯と言えるでしょう!
さらに、麺はご覧の通り中太・丸刃仕様となっていて、この辺りはエースコックらしい…というかPB商品ということもあって、ヌードル系以外のタテ型カップ麺には、ほぼ同等の麺が採用されているようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸い、先ほどまでの中太麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はもっちりとした弾力が加わったことで、コク深い醤油スープにペッパーを利かせたメリハリのある味わいだけでなく、思った以上に食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…フタの上でしっかりと温めておいたにもかかわらずドロッとした濃厚なスープとなっていて、見るからにコク深い醤油スープを思わせますね!!これは一気に期待感も高まるというものです!
そして…かなり粘度のある液体スープは、ご覧の通りスープ表面に留まり、見るからに黒く濃厚なテイストをイメージさせるのはもちろん、ペッパー系の風味がまた食欲をかき立てていきます。。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…割とさらっとした仕上がりではありますが、“黒醤油ラーメン”といった商品名の文字通り真っ黒なスープに仕上がり、チキンの旨味がコク深さを際立たせ、ペッパーを利かせたキレの良い後味すっきりとした飽きの来ないテイストに仕上がっていることがよーく伝わってきますね!
このように今回の“黒醤油ラーメン”は、この真っ黒な見た目とは裏腹に…チキンの旨味による割とあっさりとしたコクのあるスープに仕上がり、ブラックペッパーによる刺激的なアクセントや後味の良さが際立ち、風味としてもペッパー系の風味が香り立つわけですが、そこまで強烈なわけでもありませんので、お好みによってはさらにブラックペッパーを追加してみても良いかもしれませんね!
食べてみた感想
一口食べてみると…真っ黒な見た目からは思ったよりもチキンの旨味がコク深い味わいとしてスープに溶け込んでいるため、濃厚感やペッパーによる刺激的なテイストに際立っているわけではなく、品のある美味しさというんでしょうか?深みのある旨味が心地良く、キリッとした醤油ならではのキレの良さをペッパーが後押しし、それらが絶妙にマッチしたことで最後まで飽きの来ない一杯となっています!
ただ、個人的にはこういったペッパーを利かせた真っ黒な醤油スープでお馴染みのご当地ラーメンらしくもう少しパンチのある味わいに際立たせていても良かったような気もしますので、やはりお好みによってはブラックペッパーをちょい足ししてみても良いかもしれません!
とは言え…決して物足りなさを感じる一杯というわけではなく、全体的なバランスは非常に良く、PBカップ麺らしいリーズナブルな価格にもかかわらず…それ以上に満足できる仕上がりであることに間違いないでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り中太・丸刃仕様となっていて、つるっと滑らかな食感やすすり心地の良さはもちろん、もっちりとした弾力もあるため、想像以上にしっかりとした食べ応えなんかも楽しめるかと思われます!(やはりラーメン・ヌードルで麺の仕様に違いがあるようです。)
そんな麺には、コク深さを引き立てるチキンの旨味とペッパーによって後味の良さを際立たせた濃厚な醤油スープがよく絡み、一口ずつに飽きの来ないチキンを利かせた醤油ならではの深みのある味わいが口いっぱいに広がっていき、ペッパー系の香辛料ならではの食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“鶏・豚味付肉そぼろ”が使用されていて、“肉そぼろ”らしく若干小ぶりなサイズではありますが…じっくりと噛んで味わってみると、そこまで味付けが施されていないようでしたので、食べはじめは麺の下に沈めておき、今回の濃厚な醤油スープをしっかりと染み込ませ、後ほど麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
また、こちらの“ねぎ”は、彩りが良いものの…やや小さめにカットされているため、シャキシャキとした食感はありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで濃厚な醤油スープの味わいを引き立て、後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
また、こちらの“なると”は、味付け自体は感じられないものの…今回の醤油スープはかなり色の濃い仕上がりとなっていますから、それだけでもかなり映える彩りの良いアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、チキンの旨味をしっかりと利かせたことでコク深い醤油スープに仕上がり、さらにブラックペッパーがキレの良さを際立たせたことによって、全体的な味わいとしては、思っていたよりも優しい口当たりではありますが…食べ進めていくに連れてこの香辛料が徐々に利いてきますね!安定感もあって非常に好印象といったところでしょうか?
また、先ほどもお伝えした通りこういったテイストのフレーバーとしては比較的落ち着いた雰囲気のスープではありますが、チキンの旨味がしっかりと馴染んでいるため、このコク深さが物足りなさを一切感じさせない一杯であり、なんと言ってもブラックペッパーと思われる香辛料が加えられていますから…後味すっきりとしたクセになる一杯と言えるでしょう!販売エリア(北海道・埼玉県・茨城県)が限られているのがもったいないくらいです。。
※公式オンラインストアだと各種取り扱いされています。
他にも、チキンの旨味はスープ表面を見てわかるように、上質な脂として醤油ならではのキレやコクを引き立てる旨味としてしっかりと溶け込み、パッケージにも“濃厚醤油ラーメン”と記載されていたように深みのある味わいに仕上がり、さらにペッパーも後押ししたことで非常に後味が良く…濃厚でありながらも脂っこさといった印象もありませんから、ついついスープが止まらなくなってしまいます。。
このように、“セコマ”から発売されているカップ麺“黒醤油ラーメン”は、ペッパーをしっかりと利かせたことによってコク深いチキンの旨味と絶妙にマッチし、濃厚感もありつつ抜けの良い最後まで飽きの来ないテイストであり、リーズナブルな価格帯以上の美味しさが表現されていたため、お好みによってはさらに黒胡椒を足して刺激的な味わいに際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回“セコマ”から発売されている「黒醤油ラーメン」を食べてみて、チキンの旨味を利かせたコクのある醤油スープには、ブラックペッパーと思われる香辛料をしっかりと利かせたことでメリハリのある濃厚な味わいに仕上がり、真っ黒な見た目よりも意外とあっさりとしていましたが…決して物足りなさを感じさせないメリハリのあるスープが表現され、まさに幅広い層に好まれる後味すっきりとした飽きの来ない一杯となっていました!
やはりセイコーマートのPB“セコマ”のカップ麺は価格以上の満足感がありますね!強烈に美味いと言うほどではないものの…決してチープな仕上がりではないため、北海道を中心にリピートしている方も多いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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