セイコーマートのPB“セコマ”から発売されているカップ麺「カニだし塩ラーメン」を食べてみました。(2019年11月18日発売・セコマ)
この商品は、上記のように“セコマ”から発売されている非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、キレの良い後味すっきりとした塩スープをベースに、見ての通り味の決め手となるカニの旨味をしっかりと利かせ、さらに昆布と鰹の食欲そそる風味を加えた“カニだし塩ラーメン”となっております。(税抜き110円)
ご覧の通り、キャッチーな赤いカニのイラストを目立たせる白を基調としたパッケージには“決め手はカニの旨味だし”と記載されているように、カニの旨味をストレートに味わえるあっさりとした塩味仕上げとなり、さらに透明感の高いスープに割と具だくさんな具材が使用された染み渡るような味わいを想像させる仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…大豆加工品・卵・ねぎ・かに風かまぼこが使用されているようです!
特徴としては、上記のようにカニの旨味出汁が決め手となっているんですが、他にも野菜の旨味やガーリックが加わり、さらに昆布や鰹ならではの魚介出汁ならではの食欲そそる風味が香り立ち、透明感のある塩スープがベースとなっているため、最後まで飽きの来ない素材本来の旨味をそのまま味わえる満足度の高い仕上がりとなっています!
しかしこういったカニの旨味・出汁を利かせたカップ麺と言えば…そうそうありませんからね!しかもPB商品らしくリーズナブルな値段で楽しめるとあって“おにぎり”のお供にもちょうど良く、“セコマ”の数多く発売されているカップ麺の中でリピートしている方も多いかもしれませんね!
他にも特徴として…麺は、若干細めにも感じられる中太・丸刃仕様となっていて、ほんのりと“ちぢれ”が付き、つるっと滑らかな食感はもちろん、ほどよい弾力とコシが表現され、出汁の旨味がしっかりと溶け込んだ染み渡るかのような塩スープとともにじっくりと風味豊かなカニの旨味が楽しめるというわけです!
透明感の高い淡麗塩スープには、臭みのないカニの旨味・風味が相性良くマッチし、さらに昆布や鰹の良い味が旨味を引き立て、後味すっきりとした中にもじんわりと染み渡る魚介出汁の美味しさが堪能できる一杯となっていました!
これは特に、カニをはじめ魚介出汁を利かせた塩スープといったシンプルながらも旨味溢れる味わいを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
カニだし塩ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、セイコーマートが独自で商品展開を行うPB“セコマ”シリーズから発売されているフレーバーのひとつで、後味すっきりとした塩スープの中にカニの旨味をふんだんに利かせ、昆布や鰹の旨味・風味が味を引き立てる価格以上の美味しさが楽しめる風味豊かな一杯、“カニだし塩ラーメン”となっています。
ちなみに、“セイコーマート”のPB(プライベートブランド)である“セコマ”として発売されているカップ麺には、縦型の“うどん”や“そば”、ヌードルはもちろん、どんぶり型の商品から焼そばなど多岐に渡り、これまでも様々な商品が発売されています!
そして、このブログでも“セコマ”の商品は以下のようにいくつかご紹介してきましたが、PB商品ということもあってリーズナブルなんですよね!
- とろみ生姜かきたまそば(2020年9月28日発売)
- えび風味みそラーメン(2020年8月31日発売)
- 突辛!激辛醤油ラーメン(2020年7月13日発売)
- なまら!胡椒タンメン(2020年6月15日発売)
- 柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)
- ペペロンチーノ風ヌードル(2020年4月6日発売)
- 黒醤油ラーメン(2020年2月10日発売)
- スープカレーラーメン(2020年1月27日発売)
- 札幌生姜味噌ラーメン(2019年10月28日発売)
- ジンギスカン風焼そば(2019年5月27日発売)
- 山わさび塩ラーメン(2019年5月6日リニューアル発売)
- しょうゆヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- シーフード風ヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- カレーヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- 辛味噌ラーメン(2017年11月18日発売)
- 小海老天そば(2016年リニューアル発売)
- 道産昆布だしうどん(2016年リニューアル発売)
しかも味は決してチープではなく意外と美味しく、さらに当ブログに「“セコマ”の商品も紹介してください!」とのお問い合わせもいただいたので、これからも少しずつご紹介していきたいと思います!
この“セコマ”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
それでは、今回の“カニだし塩ラーメン”が後味すっきりとしたスープにどれほどカニの旨味を利かせた仕上がりとなっているのか?昆布や鰹の風味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもすすり心地抜群な中太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り254kcal(めん・かやく221kcal / スープ33kcal)となっております。(塩分は3.7g)
カロリーは、動物系の旨味をほぼ使用せず、魚介出汁の旨味をふんだんに活かした仕上がりということもあって非常に低めな数値のようで、塩分も同じくかなり低い数値となっています!
ちなみに1食当たり57g、麺の量は50gと若干少なめなサイズ感となっていて、カロリーなどを考慮すると…夜食なんかにもぴったりですね!飲んだシメにも良いかもしれません!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や植物油脂をはじめ…
- カニパウダー
- キャベツエキス
- カニエキス
- 粉末しょうゆ
- 香味調味料
- ガーリックパウダー
- コンブエキス
- カツオブシパウダー
といった、キレも良くあっさりとした塩ベースのスープに昆布や鰹の旨味・風味を利かせ、そこに贅沢にも感じられるカニの旨味をふんだんに活かした満足度の高い味わいを想像させる材料が並びます。
また、販売はセコマですが、製造はエースコックとのこと。
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、砂糖)、スープ(食塩、植物油脂、全卵粉、カニパウダー、キャベツエキス、カニエキス、粉末しょうゆ、砂糖、香味調味料、ガーリックパウダー、昆布エキス、カツオブシパウダー、たん白加水分解物)、かやく(大豆加工品、卵、ねぎ、かに風かまぼこ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、紅麹色素、ビタミンB2、ビタミンB1(一部に小麦・卵・乳成分・えび・かに・大豆を含む)
栄養成分表示 [1食 (57g) 当たり]
熱量 | 254kcal |
---|---|
たんぱく質 | 5.8g |
脂質 | 10.3g |
炭水化物 | 34.6g |
食塩相当量 | 3.7g めん・かやく: 1.2g スープ: 2.5g |
ビタミンB1 | 0.40mg |
ビタミンB2 | 0.30mg |
カルシウム | 243mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、“調味油”と記載された調味料がひとつ入っています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じだと非常にさらっとした油分となっていたため、調理中はフタの上で軽く温める程度で十分かと思われます!
また、具材には…
- 大豆加工品
- 卵
- ねぎ
- かに風かまぼこ
が入っています。
全体的に使用されている量は若干少ないようにも見えますが…これで税抜き110円ですからね。。PBカップ麺は侮れません!
さらに、麺はご覧の通り中太・丸刃仕様となっていて、表面つるっとした滑らかな食感、そしてすすり心地の良い軽やかさが特徴的で、すすった際に香るカニや魚介出汁の風味なんかも楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸い、先ほどまでの麺にもっちりとした弾力が加わり、塩ベースの魚介出汁やカニの旨味が凝縮されたすっきりとした味わいにもかかわらず、想像以上にしっかりとした食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
ちなみにこの時点では、昆布や鰹といった魚介の風味はほんのりと感じられるものの…カニならではの風味は感じられない状態となっています!
ではここに先ほどの調味油を注いでいきます!
すると…透明感のある油分には香ばしいカニの旨味・風味が利いているようで、食欲そそるカニをはじめとする魚介系の香りが一気に広がっていき、“決め手はカニの旨味だし”の文字通りカニの旨味が相性抜群な塩スープに溶け込んでいきます!
そのため、この調味油を加えても見た目としては変化ありませんが、カニならではの風味が非常に良いですね!変な臭みもなく、むしろ香ばしく感じられるほどで、澄んだ塩スープにもぴったりです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…ほどよい油分が表面に浮き、それがカニをはじめ魚介の旨味を引き立てているようにも見え、すっきりとした味わいと深みのある満足度の高い味わいが表現されているようです!
また、量的にも若干少なめというところが時と 場合によっては良いですね!
がっつりといった気分でもなく…魚介出汁の利いた比較的あっさりとした塩スープを味わいたいという時に打って付けの一杯と言えるでしょう!
さらに、この淡麗とも言える透明感のあるスープには、若干少ないながらも彩りの良い具材が取り揃えられていて、スープ表面に浮かぶ上質な油分はもちろん、このカニや昆布・鰹といった魚介出汁の利いた風味が食欲をかき立てます!
…というか、“カニかまぼこ”がさりげなく使用されている点もカニを主張するにふさわしく、個人的にも好印象といったところ!
食べてみた感想
一口食べてみると…おっ!これは普通に美味いですね!失礼ながらも想像以上でした!やはりPB商品といっても侮れませんね!笑
なんと言うか…そもそもが塩味ならではのキレの良い後味すっきりとした味わいに魚介出汁はぴったりですから、今回のように昆布や鰹の旨味・風味を利かせた塩スープをベースにカニの旨味を調味油として溶け込ませたことによって深みが増し、臭みのないカニの風味とともに出汁の旨味がじんわりと染み渡っていきます!
何度も言うようですが…これで税抜き110円は凄いです!
カニというと贅沢なイメージがあるんですが、うまくカニエキスなどの調味料を掛け合わせて旨味を表現しているんでしょうね!すっきりとした塩スープは最後まで飽きが来ません!
そのため、ついつい箸・スープともに止まらなくなる…そんなクセになるテイストの仕上がりとなっています!
麺について
麺は、ご覧の通り中太・丸刃仕様のつるっと滑らかな食感が印象的で、すすり心地も非常に良く、すすった際に香り立つカニをはじめとする魚介出汁の良い風味がたまりません!
そんな麺には、カニの旨味をふんだんに活かした後味すっきりとした塩スープがよく絡み、一口ずつにキリッとした口当たりやカニの旨味はもちろん、魚介出汁ならではの染み渡るような味わいが口いっぱいに広がっていき、ふんわりと香るカニの風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“大豆加工品”が入っていて、大豆を主原料としているため、旨味としてはかなり弱いものがありますが、食感としては鶏肉のような質感に仕上がり、単品で楽しむというよりも麺やスープとともに味わってみると…スープも染みて美味しく味わえるかと思われます!
そのため、食べはじめはスープ底に沈めておき、しっかりと魚介出汁が利いたスープを吸わせておくと良いでしょう!
また、こちらの“かに風かまぼこ”も、味付け自体はそこまで強くは感じられないものの、味の決め手であるカニの旨味を見た目としても引き立てるぴったりの具材となっていて、他の具材とともに彩りの良さ・華やかさを演出しているようにも見えます!
さらに、こちらの“かきたま”を思わせる卵は、見た通りふんわりとした柔らかい食感となっていて、彩りも非常に良く、上記の具材や“ねぎ”とともに見た目としてのアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、ご覧の通り非常に透明度の高い淡麗系の塩スープに仕上がり、“決め手はカニの旨味だし”の文字通り昆布や鰹など魚介出汁に加え、カニの旨味がしっかりと溶け込み、じんわりと染み渡る味わいとともに風味からも臭みのないカニならではの香ばしくも感じられる香りを楽しむことができます!
個人的にカニの旨味を引き立てるのは味噌系かな?と思っていたんですが、塩もまた格別ですね!素材本来の旨味をストレートに楽しむにはむしろシンプルな塩ベースの方が伝わりやすいのかもしれません!
そして、塩スープならではのキレのある口当たりが最後まで飽きさせることもなく、当然脂っこさもありませんから…かなり幅広い層に好まれるフレーバーと言えるでしょう!
また、スープの塩分は栄養成分表示によると2.5gとのことですが、魚介出汁がしっかりと利いているため、キリッとした角のある口当たりが印象的で、この辺りからも素材の旨味を存分に活かした仕上がりであることがわかりますね!
そこにカニの旨味が風味良くマッチしていますから、魚介系が好みの方なら一度は試しておくべき一杯で、人によってはかなりハマる味わいとも言え、先ほどもお伝えした通り若干量も少なめでカロリーもかなり低いということもあって常備したくなる方も多いのではないでしょうか?
このように、今回の“カニだし塩ラーメン”は、後味すっきりとした塩スープに昆布や鰹の風味が香り立つ染み渡るような味わいをベースにカニの旨味をしっかりと利かせ、旨味・風味ともにカニを感じ取ることができる品の良い一杯となり、特に臭みもなく、カニの出汁だけが強調されたわけでもない非常にバランスの良い仕上がりでしたので、お好みによっては塩ラーメンと相性の良いペッパー系の香辛料をちょい足ししてみても良いかもしれません!
まとめ
今回“セコマ”の「カニだし塩ラーメン」を食べてみて、とにかく後味すっきりとしたキレの良い口当たりのすぐ後からは昆布や鰹、そして極めつけにカニの旨味が風味良く口に広がる塩スープにぴったりな仕上がりで、丁寧とも言える臭みのない魚介出汁とカニ出汁が絶妙にマッチした満足度の高い味わいが印象的な一杯となっていました!
特に最近のカップ麺は税抜きで220円〜240円の価格帯が多く、物によっては300円近いものまで発売されている中、これほどまでリーズナブルな料金設定にもかかわらず決して蔑ろにできない旨味溢れる一杯は買いだめする時なんかにありがたいですね!
また、このセイコーマートの商品は通販サイトもあり、カップ麺なんかも取り扱っているんですが、全ての商品が対象となっているわけではなく、今回ご紹介した“カニだし塩ラーメン”も取り扱いがありません。
他にもPB商品ということもあって様々な通販サイトにも取り扱いがなく、実店舗の方で購入する他方法はないようですね。。
※参考:「インスタント麺 – セイコーマートオンライン」
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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