セイコーマートのPB“セコマ”から発売されているカップ麺「辛味噌ラーメン」を食べてみました。(2017年11月18日発売/2020年10月26日リニューアル発売・セコマ)
この商品は、上記のように“セコマ”から発売されている非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、ポークやチキンの旨味をベースに3種の味噌を合わせたコクのある味噌スープに仕上げ、別添されている特製ペーストを加えることによってピリッとした辛みが加わり、中太・丸刃仕様のもっちりとした食感の麺と絶妙にマッチしたことで、カップ麺の中でも定番とも言えるテイストがリーズナブルに楽しめる一杯、“辛味噌ラーメン”となっております。(税込108円)
※セイコーマートは道外だと残念ながら埼玉と茨城にしかありません。
ご覧の通りパッケージには、“辛味噌ラーメン”といった商品名が大きく記載され、赤味噌を思わせる色彩を基調にピリッとした辛みを思わせるデザインにあしらわれ、こちらもまた“セコマ”シリーズのカップ麺としては“しょうゆヌードル”などヌードルタイプのカップ麺と並んで通年扱いされている定番商品のひとつです!
また、こういった味噌テイストをモチーフとするカップ麺は他社メーカー・PBカップ麺からも数多く発売されていますが、今回の一杯は文字通りピリッとした辛みがアクセントに利いていますから…価格帯を考慮した上でも十分満足度の高い仕上がりに期待したいところではないでしょうか?なんとこのご時世で税別100円!(このセイコーマートはセールを行う時もありますので、場合によってはさらに安くなります!!)
一方こちら容器側面には、“コクと辛みの特製ペースト付き”と記載され、その背景にはポークやチキンをしっかりと利かせた“味噌スープ”に食欲そそる辛みによって旨味を引き立てられた相性抜群な仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…チンゲン菜、鶏・豚味付肉そぼろ、コーン、ねぎ、唐辛子が使用されているようです!こちらもまたリーズナブルな割にたっぷりと具材が使用されている点が好印象といったところ!
他にもエネルギー269kcal・食塩相当量4.0gといった1食当たりの量が若干少なめという点も夜食なんかにぴったりです!(“セコマ”のタテ型カップ麺はほぼ同等のボリューム感となっています。)
…というかセイコーマート自体、札幌発祥ということもあってなのかカップ麺のフレーバーも北海道ならではのものが多いんですが…今回のような体温まる定番の味わいはもちろん、カップ麺としては珍しいひと味違ったフレーバーなんかも数多く発売されていて、PB商品らしい低価格帯にもかかわらず意外と美味しい仕上がりは、ついついお昼のお供にしている方も多いのではないでしょうか?ボリュームもちょうど良いですしね!
他にも特徴として…麺は中太で若干幅の広いフライ仕様となっていて、もっちりとした弾力によって思ったよりも食べ応えのある食感に仕上がり、3種の合わせ味噌に動物系の旨味をしっかりと利かせたコク深いスープにピリッとした辛みを加えたクセになる後味すっきりとした味わいが最後までじっくりと堪能できるというわけです!
3種の合わせ味噌を使用したとのことで、さらっとしていながらも価格帯以上に繊細な旨味が表現されており、しっかりと動物系の旨味が利いたことで物足りなさを一切感じさせることもなく、さらに別添されていた“特製ペースト”を加えることによってピリッとした辛さのアクセントが後引く旨味を引き立てる…満足度の高いPBカップ麺となっていました!
これは特に、動物系の旨味をベースに合わせ味噌が絶妙にマッチし、そこに食欲そそるピリッとした辛みを利かせた味わいをリーズナブルに楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、スープの旨味を改良して2020年10月26日にリニューアル発売されています!
辛味噌ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、1995年からセイコーマートが独自で商品展開を行うPB“セコマ”シリーズから発売されているフレーバーのひとつで、ポークやチキンの旨味に3種の味噌を合わせた繊細な味噌スープに“特製ペースト”によるほどよい辛みが加わったことによってメリハリの付いた味わいに仕上がり、もっちりとした食感の中太麺と相性良く馴染んだ定番の一杯、“辛味噌ラーメン”となっています。
ご覧の通り、フタの上には主に原材料が記載されており、容器側面に食欲そそる仕上がりイメージなどが掲載されたタイプの仕様となっていて、“セコマ”シリーズで陳列されているカップ麺の中でも他に引けを取らないほど目立っているため、気になっている方も多いのではないでしょうか?
ちなみに、“セイコーマート”のPB(プライベートブランド)である“セコマ”として発売されているカップ麺には、縦型の“うどん”や“そば”、ヌードルはもちろん、どんぶり型の商品から焼そばなど多岐に渡り、これまでも様々な商品が発売されています!
そして、このブログでも“セコマ”の商品は以下のようにいくつかご紹介してきましたが、PB商品ということもあって若干量は少ないものの…大変リーズナブルなんですよね!(今回の商品なんて税抜き100円です!)
- とろみ生姜かきたまそば(2020年9月28日発売)
- えび風味みそラーメン(2020年8月31日発売)
- 突辛!激辛醤油ラーメン(2020年7月13日発売)
- なまら!胡椒タンメン(2020年6月15日発売))
- 柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)
- ペペロンチーノ風ヌードル(2020年4月6日発売)
- 黒醤油ラーメン(2020年2月10日発売)
- スープカレーラーメン(2020年1月27日発売)
- カニだし塩ラーメン(2019年11月18日発売)
- 札幌生姜味噌ラーメン(2019年10月28日発売)
- ジンギスカン風焼そば(2019年5月27日発売)
- 山わさび塩ラーメン(2019年5月6日リニューアル発売)
- しょうゆヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- シーフード味ヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- カレーヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- 小海老天そば(2016年リニューアル発売)
- 道産昆布だしうどん(2016年リニューアル発売)
しかも味は決してチープではなく意外と美味しく仕上がっており、以前“セイコーマートのカップ麺も紹介してください!”とのお問い合わせもいただいたので…これからも少しずつご紹介していきます!
この“セコマ”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
それでは、今回の“辛味噌ラーメン”がどれほどポークやチキンの旨味を利かせた濃厚な仕上がりとなっているのか?3種の味噌を合わせたことによる繊細な旨味や別添されている“特製ペースト”を加えたピリッとした辛み・コクとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても中太・丸刃仕様のもっちりとした弾力と噛みごたえのある麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り269kcal(めん・かやく235kcal / スープ34kcal)となっております。(塩分は4.0g)
カロリーは、レギュラーサイズで若干少なめということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じくかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり67g、麺の量は55gとのことで夜食にもぴったりな嬉しいカロリー・ちょっと少なめなサイズと言えるでしょう!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“粉末みそ”や食塩をはじめ…
- みそ
- 香辛料
- 豆板醤
- ポークエキス
- チキン調味料
- ポーク調味料
- 乳化油脂
- 香味油
といった、ポークやチキンなど味噌スープにぴったりな動物系の旨味をベースに3種の味噌を合わせ、さらに別添された“特製ペースト”に含まれていると思われる豆板醤によってピリッとした辛み・コクを引き立て、想像以上にバランスの良い味わいを想像させる材料が並びます。
また、販売者はセイコーマートのPB“セコマ”ですが、製造はエースコックのようですね!このように“セコマ”のカップ麺は、各フレーバーによって委託している製造所が異なります。(タテ型のカップ麺はほぼエースコックです。)
※“小海老天そば”に関しては“株式会社カナヤ食品”が製造。
JANコード | 4985908840179 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、砂糖、しょうゆ)、スープ(粉末みそ、糖類、食塩、みそ、香辛料、豆板醤、ポークエキス、酵母エキス、チキン調味料、ポーク調味料、乳化油脂、全卵粉、香辛料)、かやく(チンゲン菜、鶏・豚味付肉そぼろ、コーン、ねぎ、唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、カラメル色素、微粒二酸化ケイ素、香料、カロチノイド色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (67g) 当たり]
熱量 | 269kcal |
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たんぱく質 | 5.9g |
脂質 | 7.9g |
炭水化物 | 43.5g |
食塩相当量 | 4.0g めん・かやく: 1.2g スープ: 2.8g |
ビタミンB1 | 0.39mg |
ビタミンB2 | 0.33mg |
カルシウム | 195mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、“特製ペースト”と記載された調味料がひとつ入っています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…ペーストというだけあって、ややドロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- チンゲン菜
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- コーン
- ねぎ
- 唐辛子
が入っています。
この“セコマ”シリーズの特徴のひとつとして1食当たりの量が若干少ないんですが…このようにリーズナブルな上に具だくさんな仕様は嬉しいところ!(…というか、やっぱり味噌スープにはコーンが入っている率が高いですね…笑)
さらに麺は、ご覧の通り中太・若干幅の広い仕様となっていて、もっちりとした弾力やほどよいコシによってしっかりとした食べ応えを表現しているようにも感じられます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:280ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸い、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はもっちりとした弾力やほどよいコシが加わったことで、思っていた以上に食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの特製ペーストを加えていきます!
すると…調理中にフタの上でしっかりと温めておいたにもかかわらず豆板醤などによるコク深い旨味・辛みなどが凝縮されているようでしたので、しっかりと絞り込んで入れましょう!
そして、ご覧の通りこの特製ペーストはそこまで量は多くはないものの、今回の“辛味噌ラーメン”にコクのある旨味やピリッとした辛みを際立たせるものと思われ、風味からも若干ですが…豆板醤らしい香りが確認できます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…意外とさらっとした仕上がりではありますが、ポークやチキンの旨味を利かせたことで厚みがあり、そこにピリッとした辛みをイメージさせる赤みを帯びた味噌スープが表現され、リーズナブルな価格帯以上の安定感のあるテイストとなっているようですね!これは“おろしにんにく”なんかをちょい足ししたいところ!
他にも各種具材からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、3種の合わせ味噌を仕様したとのことですが、中でも辛みが加わったことでキリッとした口当たりを思わせる赤味噌が際立っているようで、想像以上に繊細な仕上がりに期待できそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…非常にさらっとした仕上がりではありますが、ポークやチキンなど動物系の旨味がしっかりと利いていたり3種の合わせ味噌を使用したりと…手の込んだ仕様によって物足りなさを一切感じさせない繊細な味わいに仕上がっているようです!
この価格でこの味ならかなり満足できるのではないでしょうか?しかも“辛味噌ラーメン”の文字通り豆板醤によるコクとピリッとしたクセになる辛みがプラスされていますから、深みのある味わいによってついつい止まらなくなるようなピリ辛味噌スープが表現され、“おにぎり”とのお供としてもぴったりですね!
ちなみにこの辛さの強さに関しては…あくまで食欲をそそるピリッとした程度のものですので、万人受けするとも言える味わいがさらっとしていながらもコク深く仕上がっていて、数多く取り揃えられている“セコマ”のカップ麺の中でもリピートしている方は多いかもしれません!
麺について
麺は、ご覧の通り中太・若干幅広な仕様となっていて、もっちりとした弾力とほどよいコシによってしっかりとした食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな麺には…ポークやチキンをベースに3種の合わせ味噌を加えた繊細な旨味を表現した味噌スープがよく絡み、一口ずつに豆板醤によるピリッとした辛みや想像以上に深みのある味わいが口いっぱいに広がっていき、味噌スープ特有の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“鶏・豚味付肉そぼろ”が入っていて、やや小ぶりで、じっくりと味わってみると…肉の旨味自体ほぼ感じられない仕上がり具合となっていたため、トッピングとして楽しむのではなく、あくまでスープの美味しさを引き立てるためのものとして麺の下に沈めておき、少しでも肉の旨味を滲み出してもらうと良いでしょう!
また、こちらのチンゲン菜は味噌テイストとしては珍しい具材ではありますが、素材ならではのシャキシャキとした食感が心地良く、今回の辛味噌スープの味わいを損なうことなく、ちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらのコーンが使用されていて、個人的に味噌スープとコーンの組み合わせはちょっとチープに感じられてしまうわけですが…こちらもまたスープ自体の味わいを損なうことなく彩りの良い具材としてさり気なく添えられています。
そして、こちらの唐辛子はピリッとした辛みを際立たせ、“ねぎ”はかなり細かくカットされた状態でしたのでシャキシャキとした食感とまではいかないものの…ちょうど良い薬味にもなったことでスープそのものの美味しさを引き立てる相性抜群な具材となっています!
…というか、この価格でここまで豊富に具材が使用されていれば十分満足できるでしょう!スープ自体の仕上がりもそうですが、色とりどりに使用された色鮮やかな各種具材は見た目としてのボリューム感も申し分ありません!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りポークやチキンの旨味をベースに3種の合わせ味噌を加え、さらっとした割に繊細かつコク深い味わいを演出、そのコクを際立たせるのが別添されている“特製ペースト”に含まれる豆板醤などによる辛みで、味噌スープにぴったりな味わいと食欲を刺激するアクセントが絶妙にマッチし、リーズナブルな価格によるチープ感を一切感じさせない仕上がりとなっています!
また、塩加減もちょうど良く、キリッとしたシャープな飲み口はもちろん、個人的にはもう少し脂っこさ・濃厚感が欲しかったところではありますが…ちょっと小腹が空いた時などにちょうど良いサイズ感と軽やかな味わいに関しては、ある意味食べる時間帯を選ばない一杯とも言えるでしょう!もう少し動物系の濃厚感を際立たせたければラードなどをちょい足ししてみても良いかもしれません!
そして、食べ進めていくに連れて辛味噌スープのコク・旨味も徐々に増していき、残ったスープに追い飯したくなりますね!
濃厚感はそこまでないものの…物足りなさを感じさせないキレの良い定番メニューとも言える辛味噌はピリッとした辛みが加わったことで白飯との相性なんかも抜群かと思われますので、やはり数ある“セコマ”のカップ麺の中でもなかなか好評の一杯と言えるのではないでしょうか?
このように、今回の“辛味噌ラーメン”は、ポークをベースに3種の合わせ味噌をバランス良く融合させたことによって深みのある繊細な旨味を表現、そこに別添された特製ペーストを加えることでピリっとしたコクのある辛みが加わり、まさにリーズナブルな上に物足りなさを感じさせない後引く辛みがクセになる…そんな定番メニューの味わいとなっていたため、お好みによっては味噌テイストにぴったりな“おろしにんにく”や唐辛子をもう少し追加して辛さを際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「辛味噌ラーメン」を食べてみて、非常にリーズナブルなPB商品ということでしたが、決してチープな仕上がりというわけではなく、ポークの旨味が合わせ味噌ならではの味わいを下支えし、豆板醤のコク・辛みが相性良く溶け込んだことによって深みのあるやみつきな辛口味噌スープを表現し、コスパの高い一杯に仕上がっていました!
やはりセイコーマートのPB“セコマ”のカップ麺は価格以上の満足感がありますね!強烈に美味いと言うほどではないものの…次から次へと新商品も登場し、決してチープな仕上がりではないため、リピートしている方も多いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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