セイコーマートのPB“セコマ”から発売されているカップ麺「小海老天そば」を食べてみました。(2016年リニューアル発売・セコマ)
この商品は、上記のように“セコマ”から発売されている非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、鰹と煮干しの旨味をしっかりと利かせた醤油ベースの濃いめな“和風つゆ”に具材として使用された“えび天”が香ばしさを際立たせ、さらに風味豊かな蕎麦が絶妙にマッチしたことで、カップ麺の中でも定番とも言えるテイストがリーズナブルに楽しめる一杯、“小海老天そば”となっております。(税抜き100円)
※セイコーマートは道外だと残念ながら埼玉と茨城にしかありません。
ご覧の通りパッケージには、“小海老天そば”といった商品名がどことなくローカル感を思わせる…青を基調にしたデザインとなっていて、発売から10年近くも続く“セコマ”シリーズのカップ麺としては“しょうゆヌードル”などヌードルタイプのカップ麺と並んで主力となるロングセラー商品のひとつです!
また、こういった魚介出汁を利かせた“蕎麦”をモチーフとするカップ麺は他社メーカーからも数多く発売されていますから、価格帯を考慮した味の違いなんかも非常に気になるところではないでしょうか?なんとこのご時世で税別100円!
一方こちら容器側面には、“鰹と煮干しの旨みだし”と記載され、文字通り魚介出汁がしっかりと利いた“和風つゆ”にほどよい香辛料が後味の良さを引き立てる…蕎麦ならではの染み渡るかのような味わいが凝縮された仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…えび天・揚げ玉・卵・ねぎが使用されているようです!リーズナブルな割にしっかりと具材が使用されている点が好印象といったところ!
他にもエネルギー287kcal・食塩相当量3.3gといった1食当たりの量が若干少なめという点も夜食なんかにぴったりです!(“セコマ”のタテ型カップ麺はほぼ同等のボリューム感となっています。)
…というかセイコーマート自体、札幌発祥ということもあってなのかカップ麺のフレーバーも北海道ならではのものが多いんですが…今回のような定番の味わいはもちろん、ひと味違ったフレーバーなんかも数多く発売されていて、PB商品らしい低価格帯にもかかわらず意外と美味しい仕上がりは、ついついお昼のお供にしている方も多いのではないでしょうか?ボリュームもちょうど良いですしね!
他にも特徴として…麺はしっかりと“そば粉”が練り込まれた歯切れの良いコシや風味豊かなすすり心地の良い“蕎麦”となっていて、鰹や煮干しの出汁をしっかりと利かせた染み渡る濃いめの“和風つゆ”に香り立つ風味とともに後味すっきりとした味わいが最後までじっくりと堪能できるというわけです!
パッケージにも記載されていた通り鰹や煮干しを利かせた安定感のある“和風つゆ”には、“えび天”や“揚げ玉”によって香ばしさが際立ち、さらにほどよい香辛料を利かせたことでキレの良い口当たりと抜けの良い後味が印象的で、何より魚介出汁の染み渡るかのような味わいが他メーカーにも全く引けを取らない仕上がりとなっており、まさにPBカップ麺だからと言って決して侮れない一杯となっていました!
これは特に、“蕎麦”といった万人受けするテイストが好みの方はもちろん、魚介出汁が利いた風味豊かな味わいをリーズナブルかつ気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
小海老天そば
今回ご紹介するカップ麺は、1995年からセイコーマートが独自で商品展開を行うPB“セコマ”シリーズから発売されているフレーバーのひとつで、鰹や煮干しの旨味を利かせたじんわりと染み渡る“和風つゆ”にほどよい香辛料を合わせたことによってシャープな飲み口が際立ち、深みのある旨味と風味豊かな定番の一杯、“小海老天そば”となっています。
ご覧の通りフタにも容器側面と同じく“鰹と煮干しの旨みだし”、“小海老天そば”といった商品名や特徴がセイコーマートのPB“セコマ”のロゴとともに掲載され、魚介出汁の利いた染み渡る“つゆ”に香ばしさを際立たせる小海老をイメージさせるイラストが記載されています!“天ぷら蕎麦”と言えばかなり幅広い層に好まれるジャンルかと思われるので…どれほどの味わいに仕上がっているのか非常に気になるところ。。
ちなみに、“セイコーマート”のPB(プライベートブランド)である“セコマ”として発売されているカップ麺には、縦型の“うどん”や“そば”、ヌードルはもちろん、どんぶり型の商品から焼そばなど多岐に渡り、これまでも様々な商品が発売されています!
そして、このブログでも“セコマ”の商品は以下のようにいくつかご紹介してきましたが、PB商品ということもあって若干量は少ないものの…大変リーズナブルなんですよね!(今回の商品なんて税抜き100円です!)
- とろみ生姜かきたまそば(2020年9月28日発売)
- えび風味みそラーメン(2020年8月31日発売)
- 突辛!激辛醤油ラーメン(2020年7月13日発売)
- なまら!胡椒タンメン(2020年6月15日発売)
- 柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)
- ペペロンチーノ風ヌードル(2020年4月6日発売)
- 黒醤油ラーメン(2020年2月10日発売)
- スープカレーラーメン(2020年1月27日発売)
- カニだし塩ラーメン(2019年11月18日発売)
- 札幌生姜味噌ラーメン(2019年10月28日発売)
- ジンギスカン風焼そば(2019年5月27日発売)
- 山わさび塩ラーメン(2019年5月6日リニューアル発売)
- しょうゆヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- シーフード味ヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- カレーヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- 辛味噌ラーメン(2017年11月18日発売)
- 道産昆布だしうどん(2016年リニューアル発売)
しかも味は決してチープではなく意外と美味しく仕上がっており、以前“セイコーマートのカップ麺も紹介してください!”とのお問い合わせもいただいたので…これからも少しずつご紹介していきます!
この“セコマ”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
それでは、今回の“小海老天そば”がどれほど鰹や煮干しによる魚介出汁が凝縮された仕上がりとなっているのか?具材に使用された“えび天”や揚げ玉による食欲そそる香ばしさや、香辛料を利かせたキレの良い口当たりとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても“そば粉”をしっかりと練り込んだすすり心地の良い蕎麦との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り283kcal(めん・かやく247kcal / スープ36kcal)となっております。(塩分は3.3g)
カロリーは、レギュラーサイズということでかなり低めな数値のようで、塩分も同じくかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり65g、麺の量は50gとのことで、夜食にもぴったりな嬉しいカロリー・ちょっと少なめなサイズと言えるでしょう!
また、カロリーの内訳を見てみると…スープは36kcalとなっていて、鰹や煮干しの旨味をうまく活かした深みのある仕上がりをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やカツオブシパウダーをはじめ…
- しょうゆ
- ニボシエキス
- 植物油脂
- 唐辛子
といった、鰹や煮干しの旨味を利かせた安定感のある濃いめの“和風つゆ”に香辛料をしっかりと利かせたことでメリハリの付いた仕上がりとなり、具材に使用された“小海老天ぷら”による香ばしさがまた食欲そそる味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
また、販売者はセイコーマートのPB“セコマ”ですが、製造は“株式会社カナヤ食品”と記載されているように、ここの会社はかの有名な“サッポロ一番 みそラーメン”なんかも手がける老舗メーカーのようですね!このように“セコマ”のカップ麺は、各フレーバーによって委託している製造所が異なります。
JANコード | 4985908850659 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、砂糖、ヤマイモパウダー)、スープ(食塩、糖類、カツオブシパウダー、しょうゆ、ニボシエキス、酵母エキス、植物油脂、唐辛子、全卵粉)かやく(えび天、揚げ玉、卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、リン酸ナトリウム、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、、甘味料(スクラロース)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・卵・乳成分・えび・大豆・やまいもを含む)
栄養成分表示 [1食 (65g) 当たり]
熱量 | 283kcal |
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たんぱく質 | 8.8g |
脂質 | 10.1g |
炭水化物 | 39.3g |
食塩相当量 | 3.3g めん・かやく: 0.9g スープ: 2.4g |
ビタミンB1 | 0.251g |
ビタミンB2 | 0.20mg |
カルシウム | 170mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、具材には…
- えび天
- 揚げ玉
- 卵
- ねぎ
が入っています。
税別100円とは言え、具材はかなり豊富に使用されているようですね!これによって旨味・香ばしさなんかも引き立ち、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな価格以上の味わいが楽しめそうな一杯と言えるでしょう!
また、フタを開けた瞬間からすでに食欲そそる風味豊かな鰹や煮干し特有の香りが確認できます!!
さらに、麺はご覧の通り原材料にも記載されていた通り“そば粉”やヤマイモパウダーが使用された“蕎麦”が採用されており、風味豊かで歯切れの良い蕎麦ならではのコシの強い食感をイメージさせます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:320ml)
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸い、先ほどまでの蕎麦や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に蕎麦には歯切れの良いコシが加わり、やはり思った以上に満足度の高い鰹や煮干しなど魚介出汁の美味しさが楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…イメージ通りさらっとした仕上がりで、馴染み深い“蕎麦”をモチーフとしたカップ麺と比較して、濃い目の味わいをイメージさせる深みのある色合いとなってるようで、香辛料を利かせたキレの良い後味すっきりとした飽きの来ないテイストに仕上がっていることがよーく伝わってきます!
このように、今回の“小海老天そば”は、蕎麦ならではの鰹や煮干しなど魚介出汁を利かせた“和風つゆ”に具材として“えび天”や揚げ玉を使用したことによって相性抜群な香ばしさや旨味が引き立ち、キレの良い口当たりとともにじんわりと染み渡る出汁の旨味が広がり、まさにリーズナブルな一杯とは思えない仕上がりのようですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…鰹や煮干しを利かせただけあって、じんわりと染み渡る出汁の旨味がしっかりと活かされ、さらに香辛料なんかもキレの良さを後押しし、飽きの来ないすっきりとした後味が表現されています!しかも割と濃いめのテイストとなっていて旨味が凝縮されているようですね!個人的にこれで100円とは…ちょっと驚きです!
また、鰹や煮干しの旨味はしっかりと“和風つゆ”に溶け込んでいるようで、節系のざらつきを感じることもなく、その分荒々しさのない品のあるテイストに際立っているように感じられるかもしれません!
他にも原材料に唐辛子と記載されていた通り一味と思われる香辛料がキレ・後味の良さを引き立て、PBカップ麺らしいリーズナブルな価格にもかかわらず…それ以上に満足できる仕上がりと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り“そば粉”らしい小さな粒々の“そば殻”なんかが練り込まれていることが目視でき、蕎麦ならではの歯切れの良い強いコシや風味豊かな仕上がりとなっています!
そんな蕎麦には、魚介出汁をしっかりと利かせたじんわりと染み渡る“和風つゆ”に香辛料によってキリッとした口当たりが印象的な“和風つゆ”がよく絡み、一口ずつに喉越しの良いクセになる旨味が口いっぱいに広がっていき、鰹や煮干しなどの食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“えび天”が使用されていて、天ぷらと聞くと…若干小ぶりな印象ではありますが、今回のカップ麺としては申し分のないサイズ感となっており、小海老を使用したことによる香ばしさや天ぷらならではの油分が魚介出汁を利かせた“和風つゆ”に溶け込み、食べはじめは容器底に沈めてしっかりと旨味を滲み出した後、蕎麦と一緒に絡めていただくと…より一層魚介の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
また、こちらの“揚げ玉”なんかも使用されており、上記の“えび天”だけでも価格を考慮すると十分にも感じられるんですが…これによってさらに香ばしさが際立ち、相性の良い具材のひとつとしてほどよいコクが際立つ具材となっていましたので、こちらもまたしっかりと混ぜていき、敢えて“和風つゆ”に溶け込ませても良いかもしれません!
さらにこちらの卵は、やや小ぶりではありますが、見た目通りふっくらとした柔らかな食感に仕上がり、味付け自体は感じられないものの…彩りの良い具材として華やかさを演出しているようにも感じられます!
他にもこちらの“ねぎ”が入っていて、異なる部位が使用されているものの…やや小さめにカットされているためシャキシャキとした食感はありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで、魚介出汁の旨味が引き立ち、上記の卵とともに彩りとしてのアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鰹や煮干しの染み渡るような出汁の旨味が醤油ベースの“和風つゆ”にしっかりと溶け込み、さらに香辛料を利かせたことで、キレの良い口当たりが印象的な深みのある味わいに仕上がっています!
また、“えび天”や揚げ玉など、たっぷりと揚げ物の具材が使用されているため、ほどよいコクが加わったことで物足りなさを一切感じさせない一杯であり、さらに蕎麦と相性抜群な一味と思われる香辛料が加えられていますから…キレも良く、後味すっきりとしたクセになる一杯と言えるでしょう!
これ…前にも言いましたが、シンプルかつデザイン性のあるパッケージに統一して売り出した方が良いんじゃないですかね?敢えて“セコマ”らしいローカル感のある雰囲気を出しているんでしょうけど、ぱっと見どうしても古くさい印象でチープな感じが強いため、割と敬遠している方も多いのではないでしょうか?
他にも、この鰹や煮干しのバランスは非常に良く、荒々しくもしっかりと“和風つゆ”に旨味として溶け込み、食べ進めていくに連れて“えび天”や揚げ玉ならではの油分や香ばしさが際立っていき、深みのある味わいへと引き立てられるのと同時に満足度も増していくことでしょう!
これはセイコーマートのカップ麺コーナーに定番商品として陳列されている“道産昆布だしうどん”なんかも期待できそうです!
このように、“セコマ”から発売されているカップ麺“小海老天そば”は、鰹や煮干しの旨味をしっかりと利かせ、たっぷりと使用された具材によって想像以上に満足度の高い“和風つゆ”に際立ち、パッケージから連想させるチープな味わいとは全く異なるリーズナブルな価格帯以上の美味しさが表現されていたため、お好みによってはもう少し一味を足してピリッとした辛みを際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「小海老天そば」を食べてみて、魚介出汁ならではのじんわりと染み渡るような旨味をしっかりと利かせた“和風つゆ”にたっぷりと使用された“えび天”や揚げ玉などが深みのある味わいへと引き立て、想像以上に存在感のある風味豊かな仕上がりとなり、まさに幅広い層に好まれる後味すっきりとした飽きの来ない一杯となっていました!
やはりセイコーマートのPB“セコマ”のカップ麺は価格以上の満足感がありますね!強烈に美味いと言うほどではないものの…決してチープな仕上がりではないため、リピートしている方も多いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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