「凄麺 冬の塩らーめん」を食べてみました。(2023年11月6日発売・ヤマダイ)
この商品は、毎年恒例の冬季限定で楽しめるフレーバーで、ポークやチキンをベースに食欲そそる香味野菜の旨味やキリッとした“かえし(塩ダレ)”をバランス良く合わせ、お好みで加える辛ダレがピリッとしたアクセントをプラス、そこに冬野菜の定番である白菜をFD仕様として加え、シリーズらしい弾力と強いコシを併せ持つ中太ノンフライ麺が絶妙にマッチした一杯、“凄麺 冬の塩らーめん”となっております。(値段:税別255円)
ご覧の通り、パッケージにはお馴染み“ニュータッチ”シリーズの中でもノンフライ麺仕様である“凄麺”のロゴが掲載され、“ゆでたての旨さ再現!”と記載されているようにこのシリーズは非常に麺の仕上がりが良いんですよね!まさに生麺を思わせるもっちりとした弾力はもちろん、噛み応えのある強いコシが表現されているシリーズです!
そして今回で18回目の登場となった“冬の塩らーめん”は、“熱々”をテーマにしたことで以下の通り調理した後に熱湯を入れ直すことによって熱々の状態で楽しむことができるため、湯切り口が搭載されており、このひと手間と別添されている辛ダレを合わせて体の芯まで温まるこれからの季節にぴったりなフレーバーとなっています!(※湯切りしない場合は湯戻し5分とのこと。)
※湯切りする場合は430ml、その後300mlの熱湯が必要になりますのでご注意ください。
一方パッケージ背景には、ポークやチキンをベースに香味野菜や“かえし(塩ダレ)”、豆板醤や唐辛子からなる辛ダレが添えられた塩スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…白菜・ニラ・ゼラチンが使用されているようです!このゼラチンというのが実際調理してみると背脂のようなコクをプラスしています!
他に特徴としては、麺はやはり定評のあるニュータッチの“凄麺”シリーズということもあって、ノンフライ麺ならではの弾力とコシがあり、歯切れの良いプリッとした食感が表現され、コク深くも熱々に仕上がった本格的な塩スープを最後までじっくりと楽しめるというわけです!
“冬の塩らーめん”ということで、体温まるガーリックや辛ダレを使用した後引く旨味・辛さが心地良く、しかも今回は熱湯の入れ直し仕様によって熱々な状態で楽しむことができ、そもそもポークやチキンをベースにしたことで塩スープながらも深みのあるコクがあり、FD仕様のシャキシャキとした白菜がまた旨味を引き立て、まさに寒くなるこれからの季節にぴったりな一杯となっていました!
凄麺 冬の塩らーめん
今回ご紹介するカップ麺は、“ゆでたての旨さ、再現!”の麺でお馴染み“凄麺(すごめん)”シリーズの新商品ということで、18回目の登場となる今回はポークやチキンをベースに食欲そそる香味野菜やキリッとした“かえし(塩ダレ)”をバランス良く融合、具材には冬野菜の定番“白菜”をメインに使用し、コシの強い茹でたてのような食感が熱湯入れ直し仕様によって熱々で楽しめる一杯、“凄麺 冬の塩らーめん”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
そしてこの“凄麺”シリーズとは、“ご当地シリーズ”や“逸品シリーズ”などいくつかのシリーズに細分化されていて、今回の“冬の塩らーめん”はスポット商品として期間限定のラインアップで、これまでも以下のように数多くのテイストが発売されています!(他にも数多くのフレーバーが発売されています。)
- 凄麺 京都背脂醤油味(2017年8月7日リニューアル発売)
- 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン(2017年8月21日リニューアル発売)
- 凄麺 さいたま豆腐ラーメン(2017年10月16日リニューアル発売)
- 凄麺 佐野らーめん(2017年11月13日リニューアル発売)
- 凄麺 函館塩ラーメン(2018年2月19日リニューアル発売)
- 凄麺 千葉竹岡式らーめん(2018年6月11日発売)
- 凄麺 熟炊き博多とんこつ(2018年10月8日リニューアル発売)
- 凄麺 奈良天理スタミナラーメン(2019年3月18日発売)
- 凄麺 長崎ちゃんぽん(2019年8月26日リニューアル発売)
- 凄麺 横浜とんこつ家(2019年9月2日リニューアル発売)
- 凄麺 新潟背脂醤油ラーメン(2020年1月20日リニューアル発売)
- 凄麺 横浜発祥サンマー麺(2020年2月3日リニューアル発売)
- 凄麺 尾道中華そば(2020年6月8日リニューアル発売)
- 凄麺 青森煮干中華そば(2020年6月8日リニューアル発売)
- 凄麺 静岡焼津かつおラーメン(2020年7月6日リニューアル発売)
- 凄麺 信州味噌ラーメン(2020年8月24日発売)
- 凄麺 喜多方ラーメン(2020年9月21日リニューアル発売)
- 凄麺 徳島ラーメン醤油とんこつ味(2021年6月7日発売)
- 凄麺 ねぎみその逸品(2022年3月14日リニューアル発売)
- 凄麺 冷し中華海藻サラダ風(2022年4月25日再発売)
- 凄麺 飛騨高山中華そば(2022年9月5日発売)
- 凄麺 肉汁うどんの逸品(2022年9月12日発売)
- 凄麺 愛媛八幡浜ちゃんぽん(2022年10月31日発売)
- 凄麺 名古屋台湾ラーメン(2023年1月16日発売)
- 凄麺 和歌山中華そば(2023年2月6日発売)
- 凄麺 旨だしうどんの逸品(2023年9月4日発売)
- 凄麺 兵庫播州ラーメン(2023年9月18日発売)
ちなみにこの“凄麺”シリーズとは…ヤマダイ株式会社が製造元となるシリーズなんですが、その中でもノンフライ麺を使用した商品がこの“凄麺”シリーズに当たります。(さらに“ご当地シリーズ”や“逸品シリーズ”など細分化されているため、ちょっとややこしい…笑)
※今では他の“ニュータッチ”シリーズ等でもノンフライ麺を使用した商品が発売されています。
他にも、“凄麺”シリーズと言えばお馴染みフタの裏に記載されている“フタの裏ばなし”が今回も同じく掲載されていて、これをまとめると…
- この冬で18回目の発売
- 今年のテーマは“熱々!”
- 熱湯を入れ直しすることで熱々で楽しめる
- 冬野菜の定番である白菜を使用
といった辛ダレと熱湯入れ直しのひと手間によって冬にぴったりの体温まる仕上がりで、熱々できたての本格的な塩ラーメンがカップ麺で気軽に楽しめる拘りの逸品のようです!
それでは、今回の“凄麺 冬の塩らーめん”がどれほどポークやチキンをベースに香味野菜や“かえし(塩ダレ)”などをバランス良く合わせた深みのある塩スープに仕上がっているのか?シャキシャキとしたFD仕様の白菜やお好みで加える辛ダレとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもノンフライならではの弾力やプリッとした食感の中太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り367kcalとなっております。(塩分は7.3g)
カロリーは、ポークやチキンをベースにしたコク深いスープではありますが、後味すっきりとした塩スープ・ノンフライ麺ということもあって思ったより低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり120g、麺の量は65gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、動物油脂や食塩をはじめ…
- ポークエキス
- チキンエキス
- ローストガーリックペースト
- ローストベジタブルペースト
- 白菜エキス
- 香辛料
といった、後味の良い塩スープながらもポークやチキンの旨味によってコク深さが際立ち、香味野菜や辛ダレが食欲を掻き立て、“熱々”をテーマにした熱湯入れ直しのひと手間によってこれからの季節にぴったりな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:ヤマダイ株式会社 本社工場(茨城県)
JANコード 4903088016948 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、大豆食物繊維)、スープ(動物油脂、たん白加水分解物、食塩、糖類、ポークエキス、チキンエキス、でん粉、ローストガーリックペースト、ローストベジタブルペースト、白菜エキス、香辛料)、辛ダレ(糖類、豆板醤、しょうゆ、食塩、唐辛子、でん粉)、かやく(白菜、ニラ、ゼラチン、でん粉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (120g) 当たり]
熱量 367kcal たん白質 8.7g 脂質 10.1g 炭水化物 60.4g 食塩相当量 7.3g(めん・かやく1.8g/スープ5.5g)
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、辛ダレ、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープには塩スープながらも動物系の旨味を凝縮したことによって若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り湯戻りする以前からすでにほどよい弾力と強いコシを兼ね備えた食感をイメージさせ、“凄麺”ならではの茹でたてのような食感はまさに本格感がありますから、この辺りに関しては申し分ありません!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
このFD仕様の具材には…
- 白菜
- ニラ
が入っています。
特にFD仕様ということで野菜ブロックになっているため、どれほどの量か定かではありませんが、白菜をメインにしているとのことでしたので、厚みもありサイズも大きな白菜がシャキシャキとした食感として十二分に楽しめそうです!
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをして、さらに熱湯300ml加えたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力と強いコシが加わり、まだ別添されている液体スープや辛ダレを加える前の状態ではありますが、ポークやチキンをベースにコク深い塩スープに仕上がり、相性抜群な香味野菜や“かえし(塩ダレ)”が馴染むことで体の芯から温まる寒い季節にぜひ食べたい熱々の一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに液体スープを加えていきいます!
こちらには塩ダレを含むポークやチキンの旨味が凝縮されているようで、食塩相当量が割と高めというだけあって量も多く、若干トロッとしたコク深い仕様となっています!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染み、最後に辛ダレを添えたところがこちら!
すると…割と透明度の高い塩スープではありますが、調理感のある脂・油分が表面に広がっていき、動物系の旨味を利かせたコク深く厚みのある仕上がりが印象的で、原材料に記載されていたゼラチンは背脂のように浮かび、まさに“冬の塩らーめん”といった商品名に相応しい体温まる一杯のようです!
食べてみた感想
一口食べてみると…後味すっきりとした塩スープならではの口当たりではありますが、ポークやチキンをベースにしたことで奥深いコクがあり、濃厚とまではいきませんが、厚みのあるテイストが心地良く、そこに香味野菜の旨味や“かえし(塩ダレ)”などがバランス良く融合したことによって物足りなさを感じさせない複雑で繊細な仕上がりとなっています!
やはり毎年恒例の一杯というだけあって美味しいですね!しかも今回は湯切りした後に熱湯を改めて加える“熱々”がテーマですから、本当にやけどしそうなほど熱々の塩ラーメンが楽しめるフレーバーで、もちろん旨味も伴っているため、ついついスープが止まらなくなるような良い意味でのクセがあり、動物系×塩ダレによるメリハリの付いたテイストは幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
一方で辛ダレに関しては、原材料にも記載されていた通り豆板醤や唐辛子を使用した味変のようなアクセントをプラス、特に強烈な辛さというわけではなく、他にも醤油なんかも使用されていますから、旨味そのものも増して感じられるので、少しずつ馴染ませながら熱々の塩スープを堪能することで味の違いなんかも楽しめますし、何より体の芯から温まる香辛料となっているため、同時にやみつき感も増していきます!
麺について
麺は、ご覧の通り歯切れも良く強いコシが印象的な中太仕様となっていて、ノンフライらしくプリッとしたハリが生麺さながらの食感を表現、麺に定評のある“凄麺”シリーズならではの茹でたてのような仕上がりとなっていて、この辺りに関しては本格的で申し分ありません!
そんな麺には、ポークやチキンをベースに食欲そそるローストガーリックといった香味野菜や“かえし(塩ダレ)”などをバランス良く合わせたコクのある塩スープがよく絡み、深みのある塩ダレの旨味や辛ダレによるピリッとした辛さなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るローストガーリックの風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのFD仕様の白菜が入っていて、大きくカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、さらに白菜本来の旨味なんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!…というか白菜が塩ラーメンにここまで合うとは思いませんでしたね!冬野菜の定番というだけあって相性抜群です!
また、こちらのニラは、やや小さめにカットされていて、食感も若干頼りない仕様ではありますが、そもそも今回のスープにも香味野菜が利いているため、相性に関しては間違いなく、スープとよく馴染ませながら食べ進めていくことによって旨味も増していく…そんな旨味引き立つ彩りの良い具材となっています!
さらに別添されている辛ダレを少しずつ馴染ませながら味わってみると…イメージ通りピリッとした辛み・アクセントが際立ち、デフォルトのままでも十分な美味しさが表現されているんですが、味変のようにして加えてみると…より一層メリハリが付いたことで今回の旨味が際立って感じられます!(すぐに全体へと馴染む仕様ではありませんでしたが、後ほど加えても良いでしょう。)
スープについて
スープは、すっきりとした塩スープならではのキレのある味わいに加え、ポークやチキンといった動物系の旨味によって厚みのあるテイストに仕上がり、さらに香味野菜や“かえし(塩ダレ)”、辛ダレなどをバランス良く合わせたことによってやみつき感のある味わいへと際立ち、なんと言っても熱湯入れ直しによって熱々で本格感のある味わいがじっくりと楽しめることと思われます!
また、さり気なくスープに浮かぶ背脂のようなゼラチンがコクをさらに引き立てているように感じられましたので、よく混ぜながら味わってみると良いでしょう!ただ、その場合だと辛ダレも全体に馴染んでしまいますから、やはり辛ダレだけはお好みで後半に加えても良いでしょうし、最初からピリ辛な塩スープを味わってみても良いでしょう!
ただ、どちらにしても香味野菜+辛ダレ、熱々の塩スープによって体の芯まで温まり、後半にもなると汗が止まらなくなってきます!しかも全体のバランスが非常に良く、単純にしょっぱいだけでなく旨味も伴っているため、ついついスープを飲み干してしまうほどの美味しさでしたが、お好みによってはもう少し“おろしにんにく”を足してみても良いでしょう!
まとめ
今回「凄麺 冬の塩らーめん」を食べてみて、ポークやチキンをベースに香味野菜や“かえし(塩ダレ)”、辛ダレなどをバランス良く合わせたことで後味すっきりとした塩スープにコクが際立ち、背脂に見立てたゼラチンからも良い旨味がプラスされ、FD仕様の白菜の食感や旨味に関しても申し分なく、なんと言っても熱湯入れ直しによって熱々のスープが楽しめるため、香味野菜や辛ダレと合わせて体の芯から温まる冬の定番商品としてぜひ食べたい仕上がりとなっていました!
また、塩スープというところもまた旨味をストレートに味わえるテイストで、最後まで飽きることもなく、素材の旨味を存分に活かしたことによってお店さながらの麺・スープ・具材が気軽に楽しめる満足度の高い一杯と言えるのではないでしょうか?
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