セイコーマートのPB“セコマ”から新発売されたカップ麺「函館塩ラーメン」を食べてみました。(2022年7月11日発売・セコマ)
この商品は、上記のように“セコマ”から発売されている非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、北海道産の昆布出汁をベースに鶏油のコクと魚介の旨味をバランス良く合わせ、液体スープを加えることで塩気の強いキリッとしたタレが引き立ち…素材の旨味・風味を存分に活かしたスープに丸刃の中太麺が絡む風味豊かな一杯、“函館塩ラーメン”となっております。(税抜き110円)
※セイコーマートは道外だと残念ながら埼玉と茨城にしかありません。
ご覧の通りパッケージには、“函館”が一際目を惹く“函館塩ラーメン”といった商品名が大きく記載され、今回は昆布出汁と鶏油によるコク深い美味しさを存分に活かしたテイストということもあって北海道のマップがあしらわれ、じんわりと染み渡るかのような昆布出汁や煮干しなど魚介の旨味が印象的で、塩スープと相性の良いペッパー系の香辛料をさり気なく利かせたメリハリのある味わいを表現、セイコーマートのPBカップ麺としては以前ご紹介した“辛口スタミナラーメン(2022年6月13日発売)”に続く一杯です!
ご覧の通り、こちらには“まろやかスープ”と記載され、その背景には…昆布出汁や煮干しなど魚介の旨味をベースに鶏油やチキンがコクを引き立てた淡麗系の塩スープを表現、さらにペッパー系の香辛料をバランス良く合わせたことで最後まで飽きの来ない仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…麩・なると・“ねぎ”が使用されているようです!東北地方や北海道のラーメン店では、意外とこの“お麩”が具材として添えられています。
また、こちらには“北海道産昆布だし使用”と記載されているように、今回の“函館塩ラーメン”にはシンプルな塩スープに後引く旨味として道産昆布が使用されており、塩スープと相性の良い魚介出汁にチキンの旨味がコク深さを引き立て、サラッとしたスープでありながらもまろやかなコクをプラス、まさに魚介出汁とチキンの旨味がバランス良く融合したことで物足りなさを感じさせることもなく、ペッパー系の香辛料を加えたことでどれほどメリハリのある仕上がりとなっているのか非常に気になるところではないでしょうか?
他にもエネルギー255kcal・食塩相当量3.4gといった1食当たりの量が若干少なめという点も夜食なんかにぴったりです!(“セコマ”のタテ型カップ麺はほぼ同等のボリューム感となっています。)
…というかセイコーマート自体、札幌発祥ということもあってなのかカップ麺のフレーバーも今回のように北海道ならではのものが多いんですが…定番の味わいはもちろん、ひと味違ったフレーバーなんかも数多く発売されていて、PB商品らしい低価格帯にも関わらず決して侮れない仕上がりは、ついついお昼のお供にしている方も多いのではないでしょうか?ボリュームもちょうど良いですしね!
そしてその特徴としては、上記のようにシンプルな塩スープに北海道産の昆布出汁や煮干しなどの魚介出汁、さらにそれをコク深く引き立てるチキンや鶏油の旨味・風味がバランス良く馴染む風味豊かなフレーバーとなっていて、他にもペッパー系の香辛料によってキリッとしたメリハリが際立ち、シンプルながらも染み渡る魚介の旨味が物足りなさを感じさせることもなく最後まで飽きの来ない味わいが楽しめる仕上がりとなっています!
他にも特徴として…麺は若干細めにも感じられる丸刃の中太仕様となっていて、つるっと滑らかな食感はもちろん、ほどよい弾力とコシが表現され、それによって北海道産の昆布出汁や煮干しなどの魚介出汁をベースにチキンや鶏油を合わせたコクのある塩スープにペッパー系の香辛料で味を調えた深みのある味わいや風味がじっくりと楽しめるというわけです!
パッケージに記載されていた“まろやかスープ”らしく昆布出汁や煮干しといった魚介の旨味をコク深く引き立てるためにチキンや鶏油の旨味・風味を合わせたんでしょうけど…このチキンの旨味が強いせいか魚介出汁が弱く、かなり落ち着いた雰囲気のテイストに仕上げたことによって幅広い層に好まれる味わいに間違いありませんが、個人的にはもう少し魚介出汁を強めに利かせて素材の旨味を存分に活かした方が良かったようにも感じられ、他にもフライ麺ならではの香ばしさが印象的なシンプルな味わいとして楽しむフレーバーとなっていました!
これは特に、あっさりとした塩スープが好みの方はもちろん、道産昆布出汁に煮干しなどの魚介出汁を利かせた塩スープをチキンや鶏油がコクを引き立てた安定感のある味わいに仕上げ、飲んだシメにもぴったりな後味の良いテイストを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
函館塩ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、1995年からセイコーマートが独自で商品展開を行うPB“セコマ”シリーズから新発売されたフレーバーのひとつで、函館の“ご当地ラーメン”である塩ラーメンをカップ麺に再現、道産の昆布出汁を使用し、煮干しや魚介系の旨味にチキンや鶏油を合わせたことでコクと引き立て、さらにペッパー系の香辛料を利かせたメリハリのある塩スープを表現、まさに最後まで飽きの来ない安定感のある味わいがすすり心地の良い丸刃の中太麺に絡む大変リーズナブルな一杯、“函館塩ラーメン”となっています。
ご覧の通りフタの方には容器側面と同じく“函館塩ラーメン”といった今回の商品名がシンプルに大きく掲載され、仕上がりイメージは掲載されていないものの…魚介出汁×チキンによる後味すっきりとした塩スープにペッパー系の香辛料を合わせたことでサラッとした中にも深みのある味わいを表現、まさに幅広い層に好まれる塩ラーメンに期待できそうです!
ちなみに、“セイコーマート”のPB(プライベートブランド)である“セコマ”として発売されているカップ麺には、縦型の“うどん”や“そば”、ヌードル・ラーメンはもちろん、どんぶり型の商品から焼そばなど多岐に渡り、これまでも様々な商品が発売されています!
そして、このブログでも“セコマ”の商品は以下のようにご紹介してきましたが、PB商品ということもあって若干量は少ないものの…大変リーズナブルなんですよね!(レギュラーサイズ、“どんぶり型”ともにほとんどが税別110円という価格!)
- 辛口スタミナラーメン(2022年6月13日発売)
- 豚丼味の焼そば(2022年4月25日発売)
- 煮干塩ラーメン(2022年4月4日発売)
- 貝だし醤油ラーメン(2022年2月28日発売)
- 激辛ねぎみそラーメン(2022年2月7日発売)
- 肉汁うどん(2022年1月17日発売)
- 焦がし鶏白湯ラーメン(2022年1月10日発売)
- ユッケジャン風味ラーメン(2021年11月15日発売)
- 生姜塩ラーメン(2021年10月18日発売)
- カニだし味噌ラーメン(2021年9月27日発売)
- 濃いつゆ ラー油そば(2021年8月30日発売)
- えびだし塩ラーメン(2021年7月12日発売)
- 青唐辛子ねぎラーメン(2021年6月14日発売)
- 背脂醤油ラーメン(2021年5月24日発売)
- 山わさび塩焼そば(2021年4月26日再発売)
- ニンニク豚しお味ラーメン(2021年4月5日発売)
- 魚粉とんこつラーメン(2021年2月22日発売)
- 焦がし醤油ラーメン(2021年2月8日発売)
- 濃厚味噌 キムチうどん(2021年1月25日発売)
- 鴨だしラーメン(2021年1月4日発売)
- 焦がしラード塩ラーメン(2020年11月16日発売)
- とろみ生姜かきたまそば(2020年9月28日発売)
- えび風味みそラーメン(2020年8月31日発売)
- 突辛!激辛醤油ラーメン(2020年7月13日発売)
- なまら!胡椒タンメン(2020年6月15日発売)
- 柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)
- ペペロンチーノ風ヌードル(2020年4月6日発売)
- 黒醤油ラーメン(2020年2月10日発売)
- スープカレーラーメン(2020年1月27日発売)
- カニだし塩ラーメン(2019年11月18日発売)
- 札幌生姜味噌ラーメン(2019年10月28日発売)
- ジンギスカン風焼そば(2019年5月27日発売)
- 山わさび塩ラーメン(2019年5月6日リニューアル発売)
- しょうゆヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- シーフード味ヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- カレーヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- 辛味噌ラーメン(17年11月18日発売)
- 小海老天そば(2016年リニューアル発売)
- 道産昆布だしうどん(2016年リニューアル発売)
しかも味は決してチープではなく意外と美味しく仕上がっており、定期的に商品展開されているため、これからも毎回新商品をご紹介していきます!(改めて見ると頻繁に新フレーバーが次々と登場していますね。。)
また、この“セコマ”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
それでは、今回の“函館塩ラーメン”がどれほど北海道産の昆布出汁や煮干しなど魚介系の旨味を使用したじんわりと染み渡る塩スープに仕上がっているのか?コクを引き立てるチキンや鶏油との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもつるっと滑らかな丸刃の中太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り255kcal(めん・かやく228kcal / スープ27kcal)となっております。(塩分は3.4g)
カロリーは、レギュラーサイズで若干少なめ・あっさりとした中にも染み渡る魚介出汁やコクのあるチキンの旨味を利かせた後味の良い塩スープということもあって非常に低めな数値のようで、塩分も同じくかなり低い数値となっています!
ちなみに1食当たり59g、麺の量は50gとのことで夜食にもぴったりな嬉しいカロリー・ちょっと少なめなサイズと言えるでしょう!(同シリーズの縦型カップ麺はほとんどが麺量50gとなっています。)
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと27kcalと魚介出汁をベースにコクのあるチキンの旨味、ペッパーによるキリッとした口当たりを表現したメリハリのある塩スープというだけあって全体に対して占める数値は非常に低く、素材の旨味をしっかりと活かした後味の良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や鶏油をはじめ…
- チキン調味料
- 魚介エキス
- 植物油脂
- チキンエキス
- ポーク調味料
- 粉末しょうゆ
- 香辛料
- コンブエキス
- ニボシパウダー
といった、北海道産の昆布出汁や煮干しなど魚介系の旨味をベースにコクを引き立てるチキンや鶏油を合わせ、ペッパー系の香辛料によってメリハリを付けた後味の良い塩スープに仕立て上げ、あっさりとした中にも染み渡るかのような味わいを想像させる材料が並びます。
また、販売者はセイコーマートのPB“セコマ”ですが、製造はエースコックのようですね!このように“セコマ”のカップ麺は各フレーバーによって委託している製造所が異なります。
※主に縦型のフレーバーはエースコックが製造し、“どんぶり型”はヤマダイ、“焼そば”は東洋水産、他にも“とろみ生姜かきたまそば”や“小海老天そば”、“濃いつゆ ラー油そば”に関しては“株式会社カナヤ食品”が製造所となっています。
JANコード | 4985908856323 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、スープ(食塩、鶏油、チキン調味料、糖類、魚介エキス、食油油脂、チキンエキス、ポーク調味料、粉末しょうゆ、しょうゆ、香辛料、でん粉、たん白加水分解物、酵母エキス、コンブエキス、ニボシパウダー、発酵調味料)、かやく(麩、なると、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、香料、かんすい、微粒二酸化ケイ素、酒精、酸化防止剤(ビタミンE)、像粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)、甘味料(カンゾウ)、カラメル色素、酸味料、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (59g) 当たり]
熱量 | 255kcal |
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たんぱく質 | 5.3g |
脂質 | 9.4g |
炭水化物 | 37.2g |
食塩相当量 | 3.4g めん・かやく: 0.9g スープ: 2.5g |
ビタミンB1 | 0.38mg |
ビタミンB2 | 0.27mg |
カルシウム | 221mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、他には“液体スープ”と記載された調味料がひとつ入っています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみると…魚介出汁やチキンの旨味が凝縮されているものの塩スープらしく非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、具材には…
- 麩
- なると
- ねぎ
が入っています。
このように若干具材は物足りなさを感じさせるわけですが…魚介出汁やチキンを利かせた塩スープを見た目からも引き立てる具材が各種取り揃えられているようで、シンプルながらもコクのある塩スープを楽しむには十分とも言え、いつもながら価格帯以上の味わいや風味が気軽に楽しめる一杯と言えるでしょう!
さらに、麺はご覧の通り中太・丸刃仕様となっていて、表面つるっとした滑らかな食感、そしてすすり心地の良い軽やかさが特徴的で、すすった際に香る魚介出汁ならではの風味なんかも楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に中太麺にはもっちりとした弾力が加わり、まだ別添されている“液体スープ”を加える前ではありますが…北海道産の昆布出汁や煮干しなど魚介系の旨味にコクを引き立てるチキンや鶏油をバランス良く合わせたことでじんわりと染み渡るシンプルながらも素材の旨味を活かした安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“液体スープ”を加えていきます!
すると…醤油感の強いタレを含むサラッとした液体スープが思ったより多めに出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
そして、この“液体スープ”を加えると…昆布出汁や煮干しなどの魚介系の風味はそこまで強くはなく、鶏油ならではの風味も思ったより感じられません。。そのため、全体的にかなり落ち着いた雰囲気の塩スープとも言え、ほどよいコクと後味の良さを引き立てた安定感のあるフレーバーのようですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…先ほどまでの醤油感の強いタレはしっかりと馴染み、塩スープらしく透明度の高い仕上がりで、ほんのりと魚介系の風味が広がっていき、魚介の旨味をチキンによってコク深く引き立てたことで後味の良いテイストが表現されています!
また、セコマのカップ麺に総じて言えるんですが…量的に若干少なめというところが良いですね!がっつりといった気分でもなく…素材の旨味を活かした後味の良い塩スープを時間関係なく気軽に味わいたいという時に打って付けの一杯と言えるでしょう!
さらに、この塩スープには彩りの良い“ねぎ”以外にも“なると”が数多く使用されていて、塩スープならでは淡麗系の色合いに華やかさをプラス、ほんのり香る魚介系特有の風味が食欲を掻き立て…そもそも今回のフレーバーは魚介出汁×チキンの旨味によって出汁の旨味をコク深く引き立てた仕上がりということで脂っこさとは無縁のテイストとなっているため、リーズナブルながらも幅広い層に好まれる一品といったところ!
食べてみた感想
一口食べてみると…“まろやかスープ”というだけあってチキンや鶏油のコク深さが際立っているようで、北海道産の昆布出汁や煮干しなど魚介系のじんわりと染み渡る出汁が弱く感じられますね!これはチキンのコクが強いのか…魚介出汁がそもそも弱いのか微妙なところではありますが、個人的には別途魚粉などを加えて味わいたくなるほど落ち着いた雰囲気のテイストとなっており、良く言えばあっさりとしていながらもほどよいコクがあり、魚介出汁を活かした安定感のある仕上がりで、さらにペッパー系の香辛料を加えたことによってキリッとした口当たりが印象的な後味の良い塩スープとなっています!
そして基本は北海道産の昆布出汁をはじめ煮干しなどの魚介系の旨味にコクを引き立てるチキンや鶏油を合わせ、全体をペッパーで調えた深みのあるフレーバーとなっており、シンプルながらも最後まで全く飽きることもなく、素材本来の旨味を活かしたテイストは飲んだシメやボリュームを考慮すると夜食なんかにもぴったりです!
というか今回は若干思っていた味わいとは違った仕上がりではありましたが…PBカップ麺とは思えないほど安定感があって美味しいですね!強いて言えば魚介出汁が弱く感じられた点で、この辺りに関しては調理時のお湯を若干減らしたり、容器底からしっかりと混ぜながら食べ進めいていくと出汁の旨味をより一層楽しめるかと思われ、これが税別110円で楽しめるとは…やはり“セイコーマート”のPB商品は侮れませんね!魚介出汁ならではの美味しさが気軽に楽しめるカップ麺ということで安定感のある味わいが好みの方にとってはかなりハマるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り中太・丸刃仕様のつるっと滑らかな食感が印象的で麺量50gとやや少なめではありますが…すすり心地の良さ・ほどよいコシを兼ね備えた想像以上に食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな麺には、北海道産の昆布出汁を使用した魚介系の旨味にコクを引き立てるチキンや鶏油を合わせ、さらにペッパーで味を調えたシンプルながらも深みのある塩スープがよく絡み、一口ずつにあっさりとした中にもじんわりと染み渡る昆布出汁や煮干しならではの旨味はもちろん、チキンによるコクなどが口いっぱいに広がっていき、ふんわりと香る魚介出汁の風味が後味良く抜けていきます!…これはカップ麺ならではの香ばしさもあって最後まで飽きることもありません!
トッピングについて
トッピングにはまずこちらの“お麩”が入っていて、もちろん味付け自体は感じられないものの、しっかりと塩スープを馴染ませていただくと…じゅわっと旨味が滲み出し、ふんわりとした食感なんかも楽しめる具材としてさり気なく添えられています!(実際、函館のラーメン店でも“麩”を使用しているところも数多く存在します。)
また、こちらの“なると”は、上記の“お麩”と同じく味付けは感じられないものの、今回の淡麗系の後味すっきりとした塩スープに華やかな見た目としてのアクセントがプラスされているようです!
他にも、こちらの“ねぎ”は、やや小さめにカットされているせいか…シャキシャキとまではいきませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の“函館塩ラーメン”の美味しさを引き立て、後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り北海道産の昆布出汁を使用し、煮干しや魚介系の旨味にチキンや鶏油を合わせたことでまろやかでコクのある塩スープに仕立て上げ、ペッパー系の香辛料を加えることによってメリハリが付き、魚介系と動物系の旨味を使用したことで繊細で深みのある味わいに際立ち、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない素材本来の美味しさが存分に楽しめることと思われます!
ただ、チキンによるコクがやや強く、昆布出汁や煮干しなど魚介系の旨味に関してはもう少し前面に主張しても良かったような気はしますね。。というのも塩味だからこそストレートに素材の旨味が感じられるためであって、今回の“函館塩ラーメン”に関しては特にシンプルながらも安定感のある旨味・味わいがたまらない落ち着いた雰囲気を表現しているようです!
また、食べ進めていくに連れてスープ全体が馴染むことで旨味もほどよく際立っていき、後味すっきりとした軽やかなテイストでありながらも魚介出汁の旨味がじんわりと染み渡り、塩気もそこまで強くはありませんが、味の方向性としては“おにぎり”のお供にもぴったりです!
…というかこれで税別110円はやはりリーズナブルと言えるでしょう!魚介出汁に関しては若干物足りなさを感じたものの…シンプルかつ後味の良い一杯は幅広い層に好まれるフレーバーと言え、先ほどもお伝えした通り若干量も少なめでカロリーもかなり低いということもあってある程度常備したくなるという方も多いのではないでしょうか?
このように、今回の“函館塩ラーメン”は、煮干しや魚介エキスに北海道産の昆布出汁系を使用し、チキンや鶏油を合わせたことでコクのあるテイストを引き立て、そこにペッパー系の香辛料を加えることで全体の味を調え、軽やかな味わいながらもじんわりと染み渡る魚介出汁の旨味をうまく活かした風味豊かな仕上がりとなり、サラッとしていながらもコク深いまろやかさがあり、まさに安定感のある塩スープとなっていたため、お好みによっては魚粉や後味の良い塩スープと相性の良いペッパー系の香辛料をさらに加えてみても良いでしょう!
まとめ
今回「函館塩ラーメン」を食べてみて、北海道産の昆布出汁に煮干しなどの魚介系の旨味をベースにチキンや鶏油を合わせたことでコク深いまろやかさが引き立ち、ペッパーで味を調えたことによってシンプルながら深みのある後味すっきりとした塩スープを表現、じんわりと染み渡るかのような美味しさが品良く馴染み、あっさりとしていながらもチキンのコクが下支えした安定感のあるフレーバーとして最後まで飽きることもなく、小腹を満たすにはちょうど良いボリューム感の風味豊かな一杯となっていました!
やはりセイコーマートのPB“セコマ”のカップ麺は価格以上の満足感がありますね!今回のフレーバーもじんわりと染み渡るかのような昆布出汁などの旨味を活かした塩スープに仕立て上げたことで、あっさりとしていながらも染み渡る味わいとなっていたため、ついついリピートしている方も多いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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