セイコーマートのPB“セコマ”から新発売されたカップ麺「鶏ねぎそば」を食べてみました。(2022年8月29日発売/2024年9月23日リニューアル発売・セコマ)
この商品は、上記のように“セコマ”から発売されている非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、鰹と煮干しの香り豊かな出汁に拘った“和風つゆ”に仕立て上げ、具材には“味付鶏肉そぼろ”と“ねぎ”を豊富に使用したことで後味さっぱりとしていながらもコクを際立たせ、そこに“そば粉”をしっかりと練り込んだ風味豊かな蕎麦が絶妙にマッチしたリーズナブルな一杯、“鶏ねぎそば”となっております。(値段:税別138円)
※セイコーマートは道外だと残念ながら埼玉と茨城にしかありません。
ご覧の通りパッケージには、“鶏ねぎ”が一際目を惹く“鶏ねぎそば”といった商品名が大きく記載され、今回は鰹と“煮干し”の旨味を活かした染み渡る醤油ベースの“つゆ”に“味付鶏肉そぼろ”や“ねぎ”を豊富に使用したことでコク深さや後味の良さが際立ち、じんわりと染み渡るかのような魚介と鶏の旨味が特徴的で、揚げ玉もさり気なく使用したことによって相性抜群な香ばしさをプラス、そしてセイコーマートのPBカップ麺としては以前ご紹介した“函館塩ラーメン(2022年7月11日発売)”に続く一杯です!
ご覧の通り、こちらには“本枯節使用”、“香り豊かなかつおだし”と記載され、その背景には…通常の鰹節より高級品として位置付けられている本枯節、そして煮干しなど魚介の旨味をベースにしたシンプルながらもコク・深みのある“つゆ”に各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…揚げ玉・味付鶏肉そぼろ・ねぎ・唐辛子が使用されているようです!唐辛子で味に締まりを加えている辺りは個人的に好印象といったところ!
また、こちらには“そば粉”やヤマイモパウダーを練り込んだ歯切れの良い蕎麦が掲載されていて、割と細めですすり心地は非常に良く、今回の魚介出汁をしっかりと利かせた“鶏ねぎそば”にぴったりな組み合わせとなっており、キリッとしていながらもコクのある“和風つゆ”に“味付鶏肉そぼろ”から淡泊な旨味がコクを引き立て、まさに魚介出汁と鶏出汁の旨味がバランス良く融合したことで物足りなさを感じさせることもなく、唐辛子を加えたことでどれほどメリハリのある仕上がりとなっているのか非常に気になるところではないでしょうか?
他にもエネルギー260kcal・食塩相当量3.5gといった1食当たりの量が若干少なめという点も夜食なんかにぴったりです!(“セコマ”のタテ型カップ麺はほぼ同等のボリューム感となっています。)
…というかセイコーマート自体、札幌発祥ということもあってなのかカップ麺のフレーバーも北海道ならではのものが多いんですが…定番の味わいはもちろん、ひと味違ったフレーバーなんかも数多く発売されていて、PB商品らしい低価格帯にも関わらず決して侮れない仕上がりは、ついついお昼のお供にしている方も多いのではないでしょうか?ボリュームもちょうど良いですしね!
そしてその特徴としては、上記のようにシンプルな“和風つゆ”にワンランク上の本枯節を使用したことで旨味・コクのある味わいに“味付鶏肉そぼろ”から滲み出す鶏の旨味が深みを引き立て、さらに揚げ玉が豊富に使用されたことで調理感のある香ばしさをプラス、定番ながらも旨味・風味がバランス良く馴染んだフレーバーとなっていて、他にも唐辛子の辛さによってキリッとしたメリハリが際立ち、万人受けするかのような仕上がりとなっています!
他にも特徴として…麺は若干細めにも感じられるまっすぐに伸びた蕎麦が採用されていて、細めではありますが歯切れの良いコシがあり、“そば粉”を練り込んだことで風味豊かな“和風つゆ”との相性はもちろん、すすり心地も非常に良く、それによって本枯節使用の香り豊かな鰹出汁、そして煮干しなどの魚介出汁をベースに“味付鶏肉そぼろ”の旨味やコク、唐辛子を加えた深みのある味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
パッケージに記載されていた“香り豊かなかつおだし”らしく確かに出汁の利いた染み渡るテイストではありましたが…そこまで際立った鰹出汁というわけではなく、“鶏ねぎそば”ということあって“味付鶏肉そぼろ”から滲み出す鶏の旨味によってコク深さを引き立てたんでしょうけど…この鶏の旨味が強いせいか魚介出汁が弱く、かなり落ち着いた雰囲気のテイストに仕上げたことによって幅広い層に好まれる味わいに間違いありませんが、個人的にせっかくなら本枯節使用の鰹出汁を強めに利かせて素材の旨味を存分に活かした方が良かったようにも感じられ、他にもフライ麺ならではの香ばしさが印象的な安定感のあるフレーバーとなっていました!
【追記】この商品は、2024年9月23日にリニューアル発売されています!
鶏ねぎそば
今回ご紹介するカップ麺は、1995年からセイコーマートが独自で商品展開を行うPB“セコマ”シリーズから新発売されたフレーバーのひとつで、鰹と煮干しの香り豊かな出汁に拘った“和風つゆ”に“味付鶏肉そぼろ”と“ねぎ”を豊富に使用したことで後味さっぱりとしていながらもコクを際立たせ、そこに唐辛子のピリッとした辛みがアクセントとなり、“そば粉”やヤマイモパウダーを練り込んだ歯切れの良い蕎麦が絶妙にマッチした風味豊かな一杯、“鶏ねぎそば”となっています。
ご覧の通りフタの方には容器側面と同じく“鶏ねぎそば”といった今回の商品名がシンプルに大きく掲載され、仕上がりイメージは掲載されていないものの…魚介出汁×鶏の旨味・“ねぎ”によるメリハリの付いた後味の良い“和風つゆ”に唐辛子を合わせたことでサラッとした中にも深みのある味わいやちょうど良いアクセントを表現、まさに幅広い層に好まれる和風テイストに期待できそうです!
ちなみに、“セイコーマート”のPB(プライベートブランド)である“セコマ”として発売されているカップ麺には、縦型の“うどん”や“そば”、ヌードル・ラーメンはもちろん、どんぶり型の商品から焼そばなど多岐に渡り、これまでも様々な商品が発売されています!
そして、このブログでも“セコマ”の商品は以下のようにご紹介してきましたが、PB商品ということもあって若干量は少ないものの…大変リーズナブルなんですよね!(レギュラーサイズ、“どんぶり型”ともにほとんどが税別110円という価格!)
- 函館塩ラーメン(2022年7月11日発売)
- 辛口スタミナラーメン(2022年6月13日発売)
- 豚丼味の焼そば(2022年4月25日発売)
- 煮干塩ラーメン(2022年4月4日発売)
- 貝だし醤油ラーメン(2022年2月28日発売)
- 激辛ねぎみそラーメン(2022年2月7日発売)
- 肉汁うどん(2022年1月17日発売)
- 焦がし鶏白湯ラーメン(2022年1月10日発売)
- ユッケジャン風味ラーメン(2021年11月15日発売)
- 生姜塩ラーメン(2021年10月18日発売)
- カニだし味噌ラーメン(2021年9月27日発売)
- 濃いつゆ ラー油そば(2021年8月30日発売)
- えびだし塩ラーメン(2021年7月12日発売)
- 青唐辛子ねぎラーメン(2021年6月14日発売)
- 背脂醤油ラーメン(2021年5月24日発売)
- 山わさび塩焼そば(2021年4月26日再発売)
- ニンニク豚しお味ラーメン(2021年4月5日発売)
- 魚粉とんこつラーメン(2021年2月22日発売)
- 焦がし醤油ラーメン(2021年2月8日発売)
- 濃厚味噌 キムチうどん(2021年1月25日発売)
- 鴨だしラーメン(2021年1月4日発売)
- 焦がしラード塩ラーメン(2020年11月16日発売)
- とろみ生姜かきたまそば(2020年9月28日発売)
- えび風味みそラーメン(2020年8月31日発売)
- 突辛!激辛醤油ラーメン(2020年7月13日発売)
- なまら!胡椒タンメン(2020年6月15日発売)
- 柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)
- ペペロンチーノ風ヌードル(2020年4月6日発売)
- 黒醤油ラーメン(2020年2月10日発売)
- スープカレーラーメン(2020年1月27日発売)
- カニだし塩ラーメン(2019年11月18日発売)
- 札幌生姜味噌ラーメン(2019年10月28日発売)
- ジンギスカン風焼そば(2019年5月27日発売)
- 山わさび塩ラーメン(2019年5月6日リニューアル発売)
- しょうゆヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- シーフード味ヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- カレーヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- 辛味噌ラーメン(17年11月18日発売)
- 小海老天そば(2016年リニューアル発売)
- 道産昆布だしうどん(2016年リニューアル発売)
しかも味は決してチープではなく意外と美味しく仕上がっており、定期的に商品展開されているため、これからも毎回新商品をご紹介していきます!(改めて見ると頻繁に新フレーバーが次々と登場していますね。。)
また、この“セコマ”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
それでは、今回の“鶏ねぎそば”がどれほど鰹や煮干しの出汁を活かしたじんわりと染み渡る“和風つゆ”に仕上がっているのか?コクを引き立てる“味付鶏肉そぼろ”や薬味としての“ねぎ”との兼ね合いはもちろん、なんと言っても“そば粉”やヤマイモパウダーを練り込んだ風味豊かな角刃の蕎麦との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り260kcal(めん・かやく232kcal / スープ28kcal)となっております。(塩分は3.5g)
カロリーは、レギュラーサイズで若干少なめ・あっさりとした中にも染み渡る魚介出汁やコクのある“味付鶏肉そぼろ”の旨味を利かせた後味の良い“和風つゆ”ということもあって非常に低めな数値のようで、塩分も同じく低めな数値となっています!
ちなみに1食当たり58g、麺の量は50gとのことで夜食にもぴったりな嬉しいカロリー・ちょっと少なめなサイズと言えるでしょう!(同シリーズの縦型カップ麺はほとんどが麺量50gとなっています。)
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと28kcalと魚介出汁をベースにした“和風つゆ”というだけあって“味付鶏肉そぼろ”を豊富に使用しているにも関わらず低めな数値を占め、素材の旨味をしっかりと活かしたコク深く後味の良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やカツオブシパウダーをはじめ…
- しょうゆ
- ニボシエキス
- 植物油脂
- 唐辛子
といった、鰹節や煮干しの旨味をベースに具材として使用された“味付鶏肉そぼろ”から滲み出すコクがちょうど良いメリハリとなり、“ねぎ”や唐辛子がキリッとした口当たりを表現、本枯鰹使用の鰹出汁を活かした深みのある“和風つゆ”に仕立て上げ、あっさりとした中にも染み渡るかのような上品な味わいを想像させる材料が並びます。
また、販売者はセイコーマートのPB“セコマ”ですが、製造はカナヤ食品のようですね!このように“セコマ”のカップ麺は各フレーバーによって委託している製造所が異なります。
※主に縦型のフレーバーはエースコックが製造し、“どんぶり型”はヤマダイ、“焼そば”は東洋水産、他にも“とろみ生姜かきたまそば”や“小海老天そば”、“濃いつゆ ラー油そば”など蕎麦に関しては“株式会社カナヤ食品”が製造所となっています。
JANコード | 4985908856668 |
---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、砂糖、ヤマイモパウダー)、スープ(食塩、糖類、カツオブシパウダー、しょうゆ、ニボシエキス、酵母エキス、植物油脂、唐辛子、全卵粉)、かやく(揚げ玉、味付鶏肉そぼろ、ねぎ、唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、リン酸Na、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・やまいもを含む)
栄養成分表示 [1食 (58g) 当たり]
熱量 | 260kcal |
---|---|
たんぱく質 | 6.8g |
脂質 | 10.3g |
炭水化物 | 34.9g |
食塩相当量 | 3.5g めん・かやく: 1.0g スープ: 2.5g |
ビタミンB1 | 0.22mg |
ビタミンB2 | 0.22mg |
カルシウム | 104mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、今回は特に別添されている調味料などは入っていません。
そして、具材には…
- 揚げ玉
- 味付鶏肉そぼろ
- ねぎ
- 唐辛子
が入っています。
このように今回の“鶏ねぎそば”に使用されている具材はかなり豊富で、鰹や煮干しの旨味を引き立てるかのような具材が各種含まれており、シンプルながらもコクのある“和風つゆ”を楽しむには十分とも言え、いつもながら価格帯以上の味わいや風味が気軽に楽しめる一杯と言えるでしょう!
さらに、麺はご覧の通り“そば粉”がしっかりと練り込ませていることが確認できる角刃の蕎麦が採用されていて、細めながらもコシがあり、すすり心地の良い軽やかさが特徴的で、すすった際に香る鰹節ならではの風味なんかも楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、麺の様子が見えないほど豊富に具材が使用されているわけですが…“そば粉”を練り込んだ角刃の蕎麦には歯切れの良いコシが加わり、鰹や煮干しの出汁を利かせ、具材に使用された“味付鶏肉そぼろ”や“ねぎ”が深み・後味の良さを引き立てるシンプルながらも素材の旨味を活かした安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…“鶏ねぎそば”というだけあって非常にサラッとした和風テイストの“つゆ”に仕上がり、鰹や煮干しの出汁を“味付鶏肉そぼろ”がコク深く引き立たせ、食欲そそる魚介系の風味が広がっていき、今回の商品名通り鶏のコクと“ねぎ”のさっぱり感がうまく調和しているようです!
また、セコマのカップ麺に総じて言えるんですが…量的に若干少なめというところが良いですね!がっつりといった気分でもなく…素材の旨味を活かした後味の良い“和風つゆ”を食べる時間関係なく気軽に味わいたいという時に打って付けの一杯と言えるでしょう!
さらに、具材に使用されている“味付鶏肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、しっかりと混ぜながら食べ進めていくと魚介の旨味もコク深く増していき、“和風つゆ”ならでは染み渡る味わいに深みをプラス、ほんのり香る魚介系特有の風味が食欲を掻き立て…そもそも今回のフレーバーは魚介出汁×鶏・“ねぎ”の旨味によって出汁の旨味を引き立てた仕上がりということで“そば粉”を練り込んだ蕎麦とも相性抜群なテイストとなっているため、リーズナブルながらも幅広い層に好まれる一品といったところ!
食べてみた感想
一口食べてみると…“香り豊かなかつおだし”というだけあってじんわりと染み渡るかのような鰹出汁の旨味が利いているものの…具材に使用された“味付鶏肉そぼろ”から滲み出す鶏の旨味・コクによって厚みのある“つゆ”に仕上がり、それによって鰹出汁が若干控え目にも感じられ、安定感はあるんですが、“鶏ねぎそば”ということもあって鰹出汁よりも鶏のコク深さが際立ったことによって幅広い層に好まれる仕上がりとなっています!
ただ、せっかく本枯節使用の鰹節による旨味を利かせているので、もう少し鰹出汁の主張は強くても良かったように感じられますね!これは“味付鶏肉そぼろ”のコクが強いのか…魚介出汁がそもそも弱いのか微妙なところではありますが、個人的には別途魚粉などを加えて味わいたくなるほど非常に落ち着いた雰囲気のテイストとなっており、良く言えばあっさりとしていながらもほどよいコクがあり、魚介出汁を活かした安定感のある仕上がりで、強いて言えば万人受けする“和風つゆ”と言えるでしょう!
そして基本は鰹出汁といった魚介の旨味に鶏出汁や“ねぎ”を合わせたことでコク深くも繊細かつ薬味によって美味しさが引き立ち、後味の良さも当然良く、粗挽き唐辛子を多めに使用したことで全体の味が締まり、メリハリの付いた仕上がりが心地良く、シンプルながらも最後まで全く飽きることもなく、素材本来の旨味を活かしたテイストはボリュームを考慮すると飲んだシメや夜食なんかにもぴったりです!
というか今回は若干思っていた味わいとは違った仕上がりではありましたが…PBカップ麺とは思えないほど安定感があって美味しいですね!強いて言えば魚介出汁が弱く感じられた点で、この辺りに関しては調理時のお湯を若干減らしたり、容器底からしっかりと混ぜながら食べ進めいていくと出汁の旨味をより一層楽しめるかと思われ、これが税別110円で楽しめるとは…やはり“セイコーマート”のPB商品は侮れませんね!鰹出汁の旨味ならではの美味しさが気軽に楽しめるカップ麺ということで安定感のある味わいが好みの方にとってはかなりハマるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り“そば粉”をしっかりと練り込んだことで風味豊かな蕎麦が採用されており、細めながらもほどよいコシがあり、麺量50gとやや少なめではありますが…すすり心地の良さ・歯切れの良さを兼ね備えたことで想像以上に食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな麺には、鰹と煮干しの旨味を利かせた“和風つゆ”に具材として使用されている“味付鶏肉そぼろ”から滲み出すコクや“ネギ”のさっぱり感が相性良く馴染み、メリハリのある“和風つゆ”がよく絡み、一口ずつにあっさりとした中にもじんわりと染み渡る魚介出汁の旨味はもちろん、“味付鶏肉そぼろ”から滲み出す鶏の旨味・コクなどが口いっぱいに広がっていき、ふんわりと香る魚介出汁の風味が後味良く抜けていきます!…これはフライ麺ならではの香ばしさもあって最後まで飽きることもありません!
トッピングについて
トッピングにはまず小ぶりの“味付鶏肉そぼろ”が入っていて、使用されている量は申し分ないんですが…味付け自体はそこまでないものの、鶏肉の旨味・コクが“つゆ”に滲み出すことによって深みのある味わいへと引き立つ仕上がり具合となっていたため、しっかりと“つゆ”と馴染ませながら食べ進め、後ほど風味豊かな蕎麦と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの揚げ玉も上記の“味付鶏肉そぼろ”と同じくかなり多めに使用されており、食べ進めていくに連れて揚げ玉ならではの香ばしさやちょうど良い油分などが滲み出していき、今回の“鶏ねぎそば”の美味しさを後押しするかのように相性良く馴染んでいるようです!
他にも、こちらの“ねぎ”は、やや小さめにカットされているせいか…シャキシャキとまではいきませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の“鶏ねぎそば”の美味しさを引き立て、後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
さらに…さり気なく粗挽き唐辛子が豊富に使用されていて、全体をしっかりと馴染ませながらいただくと、ピリッとしたアクセントが際立ち、後味の良さ・コク深さがバランス良く融合したことでメリハリが付き、最後まで全く飽きさせません!
“つゆ”について
“つゆ”は、先ほどもお伝えした通り鰹と煮干しの旨味を利かせた定番とも言える“和風つゆ”に仕立て上げ、そこに具材として使用されている“味付鶏肉そぼろ”のコクや揚げ玉の香ばしさ・ほどよい油分などが滲み出すことによって深みのあるテイストに仕上がり、豊富に使用された粗挽き唐辛子がまたちょうど良いキレを引き立て、じんわりと染み渡る魚介出汁と鶏の旨味が相性良く馴染み、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない素材本来の美味しさが存分に楽しめることと思われます!
ただ、“味付鶏肉そぼろ”によるコクがやや強いのか…鰹や煮干しの魚介出汁が弱いのかわかりませんが…染み渡る魚介系の旨味に関してはもう少し前面に主張しても良かったような気はしますね。。というのも通常荒々しくも感じられる鰹の旨味が控え目となっているためであって、今回の“鶏ねぎそば”に関してはシンプルながらも安定感のある旨味・味わいを強調した品のある雰囲気を表現しているようです!
また、食べ進めていくに連れて“つゆ”全体が馴染むことで旨味もほどよく際立っていき、後味すっきりとした軽やかなテイストでありながらも魚介出汁の旨味がじんわりと染み渡り、塩気も鶏のコクによってそこまで強くはありませんが、味の方向性としては“おにぎり”のお供にもぴったりです!
…というかこれで税別110円はやはりリーズナブルと言えるでしょう!魚介出汁に関しては若干物足りなさを感じたものの…シンプルかつ後味の良い一杯は幅広い層に好まれるフレーバーと言え、先ほどもお伝えした通り若干量も少なめでカロリーもかなり低いということもあってある程度常備したくなるという方も多いのではないでしょうか?
このように、今回の“鶏ねぎそば”は、鰹や煮干しの魚介出汁を活かした“和風つゆ”に“味付鶏肉そぼろ”のコクや豊富に使用された“ねぎ”、そして粗挽き唐辛子によって全体のバランスを調和し、じんわりと染み渡るもコク深いテイストがちょうど良いメリハリとなって品のある味わいを表現、そこに“そば粉”をしっかりと練り込んだ歯切れの良い蕎麦が絶妙にマッチし、サラッとしていながらも深みのある出汁が心地良く、まさに安定感のある“和風つゆ”となっていたため、お好みによっては魚粉や相性の良い七味などの香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「鶏ねぎそば」を食べてみて、本枯節使用の鰹出汁や煮干しの旨味を利かせた“和風つゆ”に具材として使用された“味付鶏肉そぼろ”から滲み出すコク深い旨味や揚げ玉の香ばしさや油分、そして“ねぎ”のさっぱりとした薬味がバランス良く融合し、粗挽き唐辛子で味を調えたことによってシンプルながら深みのある後味すっきりとしたテイストを表現、じんわりと染み渡るかのような美味しさが“そば粉”を練り込んだ風味豊かな蕎麦と品良く馴染み、あっさりとしていながら安定感のあるフレーバーとして最後まで飽きることもなく、小腹を満たすにはちょうど良いボリューム感の一杯となっていました!
やはりセイコーマートのPB“セコマ”のカップ麺は価格以上の満足感がありますね!今回のフレーバーもじんわりと染み渡るかのような鰹や煮干しの旨味を活かした“和風つゆ”に仕立て上げたことで、あっさりとしていながらも染み渡る味わいとなっていたため、ついついリピートしている方も多いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!