「冷しぶっかけ讃岐風うどん」を食べてみました。(2024年7月1日発売・東洋水産)
この商品は、香川県・讃岐風の“ぶっかけうどん”をコンセプトとして昆布や生姜が利いた煮干しベースの“つゆ”に仕上げ、冷たく締めたコシのある“うどん”が絡む暑い日にぴったり・清涼感のある一杯、“冷しぶっかけ讃岐風うどん”となっております。(値段:税別236円)
ご覧の通りこの“和風丼カップ麺シリーズ”は、パッケージの大半を商品名で占める非常にインパクトのあるデザインとなっていて、今回は白や青を基調に“冷しぶっかけ讃岐風うどん”の中でも特に“讃岐風”が強調されているのが印象的で、文字通り魚介出汁を利かせたあっさり系の“つゆ”がひんやりとした冷たい“うどん”とともにじっくりと楽しめることに間違いなさそうです!
一方こちらには、“コシのある冷たい麺に煮干しを利かせたさっぱりつゆ”と記載され、その背景には、煮干しをベースに昆布や生姜などを合わせた“つゆ”が冷水で締めた“うどん”に絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…小えび天ぷら・オニオン揚玉・“かまぼこ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はシリーズらしいもっちりとした厚みのある幅広な“うどん”が採用され、食感滑らかでほどよい弾力とコシを合わせ持ち、それによって魚介出汁を利かせた“つゆ”とともに旨味溢れる味わいが後味さっぱりと楽しめるというわけです!
もっちりとした“うどん”を冷水で締めたことによってコシの強さが引き立ち、そこに煮干しや香味野菜の旨味を利かせた醤油ベースの“つゆ”が馴染むことで後味さっぱりとした味わいが相性良くマッチし、ぶっかけタイプによって若干ボリューム的に少な目な印象は否めませんが、“つゆ”の旨味と食感滑らかな“うどん”が気軽に楽しめる…そんな讃岐風にアレンジした暑い日にぴったりな一杯となっていました!
冷しぶっかけ讃岐風うどん
今回ご紹介するカップ麺は、マルちゃんの“和風丼カップ麺”シリーズの新商品ということで、煮干しベースに昆布や生姜を利かせた讃岐風のあっさりとした“つゆ”に仕上げ、もっちりとした冷たい“うどん”が相性良くマッチした涼しげな一杯、“冷しぶっかけ讃岐風うどん”となっています。
※売っている場所:今回はツルハで購入
ちなみにこの“讃岐うどん”には一応定義として以下のようなものがあり、よく知る和風テイストの“うどん”とさほど違いは見られないものの…加水率40%以上ということで、モチモチとした食感が特徴のひとつのようです!(今回はあくまで“讃岐風”です。)
- 香川県内で製造されたもの
- 手打、手打式(風)のもの
- 加水量 – 小麦粉重量に対し40%以上
- 食塩 – 小麦粉重量に対し3%以上
- 熟成時間 – 2時間以上
- ゆでる場合 – ゆで時間約15分間で十分アルファ化されていること
そしてこのマルちゃんの“和風丼カップ麺”シリーズには、以下のように意外と様々なフレーバーが期間限定ではありますが定番から一風変わった味わいなど定期的に発売されている好評のシリーズでもあり、今回は山形県の“冷たい肉そば”を再現した一杯、“冷たいつゆの鶏だしそば”も同時発売されています!
- 蒲焼のたれ味 焼うどん でか盛(2024年6月25日発売)
- 汁なし牛すきうどん でか盛(2024年1月23日発売)
- 具材満足 青いちゃんぽん(2023年12月26日発売)
- 緑の天ぷらうどん(2023年11月6日発売)
- 赤い天ぷらそば(2023年11月6日発売)
- 豆乳ごまみそうどん(2023年10月9日発売)
- 濃厚カレーきつねそば でか盛(2023年10月9日発売)
- 豆乳ごま担々うどん(2023年10月2日発売)
- 紅生姜天入り牛肉うどん(2023年9月11日発売)
- 炭火焼仕立てのあごだし焼うどん(2023年7月10日発売)
- 冷しキムチそば(2023年6月19日発売)
- バター風チキンカレーうどん(2023年6月5日発売)
- 旨辛キムチチゲうどん(2023年1月23日発売)
- たらこ味バタークリーム風うどん(2023年1月16日発売)
- 赤い天ぷらそば(2022年11月7日発売)
- 緑の天ぷらうどん(2022年11月7日発売)
- 赤い×黒いきつねカレーうどん(2022年8月29日発売)
- 緑の×黒いたぬきカレーそば(2022年8月29日発売)
- 冷しスタミナ肉そぼろそば(2022年6月13日発売)
- 濃厚肉だしうどん(2022年4月11日発売)
- 鴨だし天ぷらそば でか盛(2022年3月28日発売)
- 汁なしラー油うどん(2022年3月7日発売)
- 濃厚煮干しうどん(2022年1月24日発売)
- 黄金色の天ぷらうどん(2022年1月24日発売)
- まろやか明太クリーム味うどん(2021年10月11日発売)
- カレー天ぷらうどん でか盛(2021年9月13日発売)
- 縦型ビッグ ラー油入り肉そば(2021年7月19日発売)
- 青い焼ちゃんぽん(2021年7月20日発売)
- 縦型ビッグ ラー油入り肉そば(2021年7月19日発売)
- 冷しぶっかけ肉うどん(2021年6月7日発売)
- 冷しぶっかけ鴨だしそば(2021年6月7日発売)
- 汁なしうま辛担々うどん(2021年3月1日発売)
- おそば屋さんの鴨だしそば(2020年10月19日リニューアル発売)
- 黄色い博多焼ラーメン でか盛(2020年10月26日再発売)
- 炭火焼仕立てのあごだしうどん(2020年10月19日発売)
- おそば屋さんの鴨だしそば(2020年10月19日リニューアル発売)
- 辛い牛カレーうどん(2020年8月24日発売)
- 黒い豚カレー焼そば でか盛(2020年8月17日リニューアル発売)
- 冷しぶっかけうどん(2020年6月8日発売)
- もっと赤いたぬき天うどん(2020年5月18日発売)
- 讃岐風天ぷらうどん でか盛(2020年3月23日発売)
- 汁なしラー油肉そば(2020年1月20日発売)
- あつあつ牛すきうどん(2019年9月2日リニューアル発売)
- あつあつ豚汁うどん(2019年9月2日リニューアル発売)
- 冷しぶっかけたぬきそば(2019年7月1日発売)
- まろやかカレーうどん(2018年12月31日発売)
- 橙のたまごうどん(2018年9月25日発売)
- 赤いカレーうどん タイ風(2018年6月11日発売)
- トリュフ香る鯛だしうどん(2018年4月9日発売)
- 青いちゃんぽん(2018年3月12日発売)
- おそば屋さんのカレー南ばんそば(2018年3月12日発売)
- とろみかきたま風うどん(2018年1月1日発売)
- 豆乳ごま担々うどん(2017年11月13日発売)
それでは、今回の“冷しぶっかけ讃岐風うどん”がどれほど煮干しをベースに昆布や生姜を利かせた後味さっぱりとした“つゆ”に仕上がっているのか?具材に使用された“小えび天ぷら”やオニオン揚げ玉との兼ね合いはもちろん、なんと言ってももっちりとした讃岐風ならではの弾力ある食感の“うどん”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り361kcalとなっております。(塩分は3.8g)
カロリーは、“ぶっかけうどん”ということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じく低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり88g、麺の量は66gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
“つゆ”には、“しょうゆ”や煮干しエキスをはじめ…
- 食塩
- 香辛料
- こんぶエキス
といった、煮干しをベースに昆布や生姜を合わせた後味の良い“つゆ”に仕上げ、具材に“小えび天ぷら”やオニオン揚げ玉を使用したことで香ばしさや旨味が滲み出す夏にぴったり・香川県の“ぶっかけうどん”を想像させる材料がシンプルに並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)
JANコード 4901990378253 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白)、添付調味料(しょうゆ、砂糖、煮干しエキス、水あめ、発酵調味料、食塩、香辛料、こんぶエキス、酵母エキス)、かやく(小えびてんぷら、オニオン揚玉、かまぼこ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、酒精、炭酸カルシウム、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、レシチン、増粘多糖類、カラメル色素、酸味料、クチナシ色素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
栄養成分表示 [1食 (88g) 当たり]
熱量 361kcal たんぱく質 6.4g 脂質 15.6g 炭水化物 48.8g 食塩相当量 3.8g ビタミンB1 0.24mg ビタミンB2 0.30mg カルシウム 150mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“つゆ”、“あとのせかやく”といった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に“つゆ”は量もやや多めで…醤油ベースに煮干しや昆布の旨味を利かせた非常にサラッとした状態だったものの、今回は“冷しぶっかけ”なので調理中はフタの上で温める必要はありません!
また、麺はご覧の通り厚みもあり幅広な仕様となっていて、湯戻りする以前からすでにもっちりとした“讃岐うどん”ならではの食感を思わせます!
調理してみた
では調理方法を見てみると…
- フタを開け、2種類の小袋を取り出す
- 熱湯を内側の線まで注ぎフタをする※“つゆ”は温めません。
- 5分後、湯切り口を剥がしてお湯を捨てる
- カップに冷水を入れて湯切り口から水を捨てる(3回繰り返す)
- フタを剥がし、液体つゆをかけてよく混ぜ、“あとのせかやく”をのせて出来上がり
といったように、難しい工程ではなく湯切り口をうまく活用して麺を冷たくした後に別添されている“つゆ”を加えていただくようで、やはりイメージからして後味すっきりとした印象です!
さっそく熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
その後しっかりと湯切りをして、冷水で冷やして水を捨てる工程を3度繰り返したところがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの“うどん”がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている“つゆ”や“あとのせかやく”を加える前の状態ではありますが、煮干しをベースに昆布や生姜をバランス良く合わせた“つゆ”にもっちりとした“うどん”が絡む後味さっぱりとした一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに“つゆ”を加えていきます!
すると…煮干しや昆布の旨味などを利かせたサラッとした薄めの“つゆ”がたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、特に変なクセなどもありませんので、万人受けしそうなテイストに間違いありません!
では、よーくかき混ぜてみます。
そして全体が馴染んだら、最後に“あとのせかやく”を加えて完成となります!
ちなみにこの“あとのせかやく”には…小えび天ぷら・オニオン揚玉が入っていて、ちょうど良い香ばしさが際立っているように感じられます!(汁なしなので若干物足りなさは感じますが…)
食べてみた感想
一口食べてみると…薄口醤油のような薄色の“つゆ”には…煮干しや昆布などの魚介出汁がしっかりと利いているため、見た目以上に塩気も強く割と濃いめに感じられ、あっさりとしているんですが、素材の旨味を存分に活かしたことによって物足りなさといった感じはありません!
この辺りに関して言えば…当たり障りもなく非常に安定感のある味わいと言え、冷水で締めた弾力のある“うどん”との相性も非常に良く、ストレートに出汁の旨味がじっくりと堪能できるかと思われます!
そして、マルちゃんの“和風丼カップ麺”シリーズらしく、決して荒々しい魚介出汁というわけではなく、品のある旨味というんでしょうか?一瞬あっさりと感じさせつつも後からじんわりと染み渡るような出汁の旨味が広がり、そもそも後味さっぱりとしたテイストですから…最後まで飽きることなく楽しめることに間違いありません!
麺について
麺は、ご覧の通りもっちりとした“讃岐うどん”らしい厚みもあり幅広な仕様で、思ったよりしっかりとした食べ応えです!
そんな“うどん”には…煮干しや昆布など魚介の旨味を利かせた冷たい“和風つゆ”がよく絡み、じんわりと染み渡る美味しさや生姜のアクセントなどが口いっぱいに広がっていき、ふんわり香る魚介系ならではの風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな“小えび天ぷら”が入っていて、実際には“小えび”が確認できなかったため、“小えび風”といったところで、風味としては“小えび”というよりも香ばしさの方が印象的でサクサク食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
また、こちらのオニオン揚げ玉は、素材の旨味がしっかりと感じられたため、上記の“小えび天ぷら”とともに全体を馴染ませながらいただくと、臨場感溢れる味わいが楽しめることと思われます!
他にも“かまぼこ”が使用されていて、味付け自体感じられませんが、彩りの良いちょっとしたアクセントとなっているようです!
“つゆ”について
“つゆ”は、煮干しや昆布に生姜などを合わせた醤油ベースの讃岐風らしいあっさりとした仕上がりで、若干薄めにも見えますが、じんわりと染み渡る魚介の旨味やちょうど良い塩気などによって物足りなさを感じさせない美味しさが表現されています!
また、容器底には若干“つゆ”が残った状態でしたので、“ぶっかけ”らしくしっかりと混ぜながらいただくと素材本来の美味しさが際立って楽しめるのはもちろん、ひんやりとした冷たさが伝わり、清涼感のある“冷やしぶっかけうどん”が存分に楽しめることと思われます!
まとめ
今回「冷しぶっかけ讃岐風うどん」を食べてみて、香川県の“ぶっかけうどん”をカップ麺に再現した一杯には…讃岐風らしくあっさりしているんですが、特に物足りなさといった感じはなく、煮干しや昆布に生姜などをバランス良く合わせたことによって薄口醤油のような透明度の高い“つゆ”が印象的で、冷水で締めた“うどん”との相性も非常に良く、暑い日にぴったりな冷たさが心地良い飽きの来ない仕上がりとなっていました!
やはりマルちゃんの“和風丼”シリーズは出汁の利かせ具合が絶妙ですね!安定感もあって“うどん”の食感も非常に良く、そして“小えび天ぷら”やオニオン揚げ玉が使用されたことによって本格感のある“ぶっかけうどん”が気軽に楽しめるのではないでしょうか?
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