セイコーマートのPB“セコマ”から新発売されたカップ麺「鶏油香る 鶏塩ラーメン」を食べてみました。(2023年4月3日発売・セコマ)
この商品は、上記のように“セコマ”から発売されている非常にリーズナブルなカップ麺のひとつで、鶏の旨味をベースに別添されている“後入れ特製調味油”を加えることによってあっさりとした中にも深みのある塩スープに仕上げ、さらに豚脂や魚介エキス、香辛料で味を調えたことでちょうど良いメリハリや繊細さをプラス、具材に使用された“味付鶏肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出し、そこに丸刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした一杯、“鶏油香る 鶏塩ラーメン”となっております。(値段:税別128円)
※セイコーマートは道外だと残念ながら埼玉と茨城にしかありません。
ご覧の通りパッケージには、“鶏塩”が一際目を惹く“鶏油香る鶏塩ラーメン”といった商品名が記載され、今回は塩ベースに鶏の旨味や鶏油を利かせ、魚粉エキスやニボシパウダーを使用したことによってあっさりとした中にも深みのある味わいとなっており、さり気なく魚介の旨味を利かせた繊細な塩スープを表現したフレーバーで、セイコーマートのPBカップ麺としては以前ご紹介した“ニンニク鶏白湯ラーメン(2023年3月6日発売)”に続く一杯です!
ご覧の通りパッケージ背景には…鶏の旨味だけでなく豚脂や魚介系の旨味、香辛料などをバランス良く合わせた透明度の高い後味すっきりとした塩スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付鶏肉そぼろ・卵・“ねぎ”が使用されているようで、鶏の旨味だけだと物足りなく感じられますからね、他にも様々な材料で旨味を引き立てた一杯であることが伝わってきますね!
また、こちらには商品名の一部“鶏油(チーユ)香る”と記載されており、とにかくあっさりとした塩スープにコクや油感をプラスしたことで厚みを引き立て、意外にも動物系×魚介系ならではのフレーバーであることが伝わってくるのはもちろん、今回のテイストは文字通りあっさりとした塩ラーメンであり、じんわりと染み渡るかのような淡麗系スープを表現、さらに鶏の旨味以外にも魚介の旨味を隠し味のように使用したことで物足りなさを感じさせない美味しさが心地良く、なんと言っても香辛料がどれほど利いているのか非常に気になるところではないでしょうか?
他にもエネルギー283kcal・食塩相当量3.4gといった1食当たりの量が若干少なめという点も夜食なんかにぴったりです!(“セコマ”のタテ型カップ麺はほぼ同等のボリューム感となっています。)
…というかセイコーマート自体、札幌発祥ということもあってなのかカップ麺のフレーバーも北海道ならではのものが多いんですが…定番の味わいはもちろん、ひと味違ったフレーバーなんかも数多く発売されていて、PB商品らしい低価格帯にも関わらず決して侮れない仕上がりは、ついついお昼のお供にしている方も多いのではないでしょうか?ボリュームもちょうど良いですしね!
そしてその特徴としては、上記のように鶏の旨味をベースに別添されている後入れ特製調味油を加えることで鶏油のコクや油感が広がり、具材に使用された“味付け鶏肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出し、他にも魚介エキスやニボシパウダーなどが加わったことでサラッとした中にも物足りなさを感じさせることもなく、じんわりと染み渡る風味豊かな塩スープとなっているため、最後まで飽きの来ない素材本来の旨味や香りを味わえる満足度の高い仕上がりとなっています!
ちなみに“鶏塩”といったセコマのカップ麺と言えば…以前ご紹介した“柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)”がありましたね!しかし今回のフレーバーはひと味違ったテイストとなっており、コク深くも後味すっきりとした味わいが楽しめそうです!しかもPB商品らしくリーズナブルな値段ということもあって“おにぎり”のお供にもちょうど良く、“セコマ”の数多く発売されているカップ麺の中でリピートしている方も多いかもしれませんね!
他にも特徴として…麺はエースコック量産型の中太・丸刃仕様となっていて、つるっと滑らかな食感はもちろん、ほどよい弾力とコシが表現され、鶏の旨味に鶏油が香るメリハリの付いた透明感の高い塩スープならではの繊細な味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
淡麗系の塩スープらしく非常にあっさりとした仕上がりとなっているんですが、鶏油や豚脂、さらに魚介エキスやニボシパウダーなどの旨味をさり気なく合わせたことで物足りなさといった感じは一切なく、まさにキレとコクのあるテイストが最後まで飽きることなく楽しむことができ、ほんのり利かせた香辛料がキリッとした口当たりをプラス、他にもフライ麺ならではの香ばしさによってあっさりとした塩スープがさらに際立ち、誰もが好む後味すっきりとした美味しさが気軽に堪能できるフレーバーとなっていました!
これは特に、鶏の旨味を利かせたあっさり系の塩スープが好みの方はもちろん、鶏油の旨味や風味をしっかりと利かせ、魚介出汁や香辛料をバランス良く合わせた後味の良い塩スープに食欲そそる香ばしさが漂う…淡麗系の塩スープといったシメにもぴったりな深みのある味わいをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
鶏油香る 鶏塩ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、1995年からセイコーマートが独自で商品展開を行うPB“セコマ”シリーズから新発売されたフレーバーのひとつで、鶏の旨味をベースに鶏油のコクや風味を利かせ、サラッとした塩スープの割に物足りなさを感じさせることもなく、食欲そそる魚介の旨味や香辛料・フライ麺の香ばしさが臨場感を引き立て、最後まで飽きの来ない塩スープにすすり心地の良い丸刃の中太麺が絡む大変リーズナブルな一杯、“鶏油香る 鶏塩ラーメン”となっています。
ご覧の通りフタの方には…鶏油をイメージさせる黄色を基調に“鶏塩”の文字を特に目立たせた“鶏油香る鶏塩ラーメン”といった今回の商品名がシンプルに掲載され、食欲そそる魚介出汁をさり気なく利かせた塩スープに豚脂や香辛料などをバランス良く合わせたことでサラッとした中にも深みのある味わいを表現し、幅広い層に好まれる仕上がりに期待できそうです!
ちなみに、“セイコーマート”のPB(プライベートブランド)である“セコマ”として発売されているカップ麺には、縦型の“うどん”や“そば”、ヌードル・ラーメンはもちろん、どんぶり型の商品から焼そばなど多岐に渡り、これまでも様々な商品が発売されています!
そして、このブログでも“セコマ”の商品は以下のようにご紹介してきましたが、PB商品ということもあって若干量は少ないものの…大変リーズナブルなんですよね!(値上がりしたとは言えレギュラーサイズでほとんどが税別128円という価格!)
- ニンニク鶏白湯ラーメン(2023年3月6日発売)
- 旨辛味噌キムチラーメン(2023年2月6日発売)
- 焦がし風味のねぎうどん(2023年1月16日発売)
- 鴨だし中華そば(2023年1月6日発売)
- ピリッと辛い ネギ塩ラーメン(2022年11月14日発売)
- 生姜醤油ラーメン(2022年10月17日発売)
- 鶏ねぎそば(2022年8月29日発売)
- 函館塩ラーメン(2022年7月11日発売)
- 辛口スタミナラーメン(2022年6月13日発売)
- 豚丼味の焼そば(2022年4月25日発売)
- 煮干塩ラーメン(2022年4月4日発売)
- 貝だし醤油ラーメン(2022年2月28日発売)
- 激辛ねぎみそラーメン(2022年2月7日発売)
- 肉汁うどん(2022年1月17日発売)
- 焦がし鶏白湯ラーメン(2022年1月10日発売)
- ユッケジャン風味ラーメン(2021年11月15日発売)
- 生姜塩ラーメン(2021年10月18日発売)
- カニだし味噌ラーメン(2021年9月27日発売)
- 濃いつゆ ラー油そば(2021年8月30日発売)
- えびだし塩ラーメン(2021年7月12日発売)
- 青唐辛子ねぎラーメン(2021年6月14日発売)
- 背脂醤油ラーメン(2021年5月24日発売)
- 山わさび塩焼そば(2021年4月26日再発売)
- ニンニク豚しお味ラーメン(2021年4月5日発売)
- 魚粉とんこつラーメン(2021年2月22日発売)
- 焦がし醤油ラーメン(2021年2月8日発売)
- 濃厚味噌 キムチうどん(2021年1月25日発売)
- 鴨だしラーメン(2021年1月4日発売)
- 焦がしラード塩ラーメン(2020年11月16日発売)
- とろみ生姜かきたまそば(2020年9月28日発売)
- えび風味みそラーメン(2020年8月31日発売)
- 突辛!激辛醤油ラーメン(2020年7月13日発売)
- なまら!胡椒タンメン(2020年6月15日発売)
- 柚子こしょう仕立ての鶏しおラーメン(2020年4月27日発売)
- ペペロンチーノ風ヌードル(2020年4月6日発売)
- 黒醤油ラーメン(2020年2月10日発売)
- スープカレーラーメン(2020年1月27日発売)
- カニだし塩ラーメン(2019年11月18日発売)
- 札幌生姜味噌ラーメン(2019年10月28日発売)
- ジンギスカン風焼そば(2019年5月27日発売)
- 山わさび塩ラーメン(2019年5月6日リニューアル発売)
- しょうゆヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- シーフード味ヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- カレーヌードル(2018年4月リニューアル発売)
- 辛味噌ラーメン(17年11月18日発売)
- 小海老天そば(2016年リニューアル発売)
- 道産昆布だしうどん(2016年リニューアル発売)
しかも味は決してチープではなく意外と美味しく仕上がっており、定期的に商品展開されているため、これからも毎回新商品をご紹介していきます!(改めて見ると頻繁に新フレーバーが次々と登場していますね。。)
また、この“セコマ”のカップ麺をまとめた記事は、ぜひこちらもご覧ください!
それでは、今回の“鶏油香る 鶏塩ラーメン”がどれほど鶏の旨味や鶏油のコク・油感を利かせた味わい深い塩ベースの風味豊かなスープに仕上がっているのか?さり気なく利かせた魚介出汁と香辛料によるキレの良さや旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもつるっと滑らかな丸刃の中太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り283kcal(めん・かやく235kcal / スープ48kcal)となっております。(塩分は3.4g)
カロリーは、レギュラーサイズで若干少なめ・あっさりとした中にも鶏の旨味や鶏油、魚介出汁や香辛料をバランス良く利かせた後味の良い塩スープということもあって非常に低めな数値のようで、塩分も同じくやや低い数値となっています!
ちなみに1食当たり60g、麺の量は50gとのことで夜食にもぴったりな嬉しいカロリー・ちょっと少なめなサイズと言えるでしょう!(同シリーズの縦型カップ麺はほとんどが麺量50gとなっています。)
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと48kcalと鶏の旨味に鶏油や豚脂を合わせたメリハリのある塩スープというだけあって全体に占める数値は非常に低く、やはり素材の旨味をしっかりと活かした後味の良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や食塩をはじめ…
- 植物油脂
- チキン調味料
- 魚介エキス
- 香味油
- チキンエキス
- ポーク調味料
- 粉末しょうゆ
- 香辛料
- ニボシパウダー
- コンブエキス
- 鶏油
といった、ポークやチキンをベースにラー油と香味野菜ををバランス良く合わせた後味の良い塩スープに魚醤をさり気なく利かせ、サラッとした仕上がりの割にコクや深みがあり、香辛料によるピリッとした辛みを加えた安定感のある味わいを表現、そこに丸刃の中太麺が絡むことで思ったより食べ応えのある味わいを想像させる材料が並びます。
また、販売者はセイコーマートのPB“セコマ”ですが、製造はエースコックのようですね!このように“セコマ”のカップ麺は各フレーバーによって委託している製造所が異なります。
※“とろみ生姜かきたまそば”や“小海老天そば”、“濃いつゆ ラー油そば”など蕎麦に関しては“株式会社カナヤ食品”が製造所となっています。
JANコード | 4985908859249 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、スープ(豚脂、食塩、植物油脂、粉末しょうゆ、香辛料、でん粉、ニボシパウダー、酵母エキス、コンブエキス、鶏油)、かやく(味付鶏肉そぼろ、卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、香料、かんすい、微粒二酸化ケイ素、甘味料(ソルビット、カンゾウ)、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (60g) 当たり]
熱量 | 283kcal |
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たんぱく質 | 5.2g |
脂質 | 13.2g |
炭水化物 | 35.8g |
食塩相当量 | 3.4g めん・かやく: 1.0g スープ: 2.4g |
ビタミンB1 | 0.51mg |
ビタミンB2 | 0.28mg |
カルシウム | 182mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、“調味油”と記載された調味料がひとつ入っています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料(後入れ特製調味油)となっていて、触ってみた感じだと恐らく鶏油を凝縮させた油分が含まれており、非常にサラッとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温める程度で十分かと思われます!
また、具材には…
- 味付鶏肉そぼろ
- 卵
- ねぎ
が入っています。
このように今回のフレーバーは“鶏油香る鶏塩ラーメン”と記載されていただけあって“味付鶏肉そぼろ”や“ねぎ”といった旨味を引き立てる具材が使用されているようで、こちらからもほどよく味付けされた良い旨味が滲み出し、淡麗系の塩スープにさり気なく彩りの良さを引き立て、鶏の旨味をベースに鶏油や魚介出汁などをバランス良く合わせた後味の良い一杯ということで、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな価格以上の味わいや風味が楽しめることでしょう!
さらに、麺はご覧の通り中太・丸刃仕様となっていて、表面つるっとした滑らかな食感、そしてすすり心地の良い軽やかさが特徴的で、すすった際に香る鶏油の風味やフライ麺特有の香ばしさなんかも楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に中太麺にはもっちりとした弾力が加わり、まだ別添されている調味油を加える前ではありますが…あっさりとした塩ベースのスープに鶏の旨味や鶏油のコク、さらに魚介系の旨味や香辛料をバランス良く利かせたことで後味の良い風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの調味油を注いでいきます!
すると…鶏油と思われる黄金色で透明な油分となっていて、クセのある風味というわけではありませんが、鶏ならではの上品な風味がほんのりと広がっていき、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせないコクや油感を合わせた味わい深い塩スープを表現しているようです!
ご覧の通りこの調味油を加えると…透明な鶏油が表面に広がっていき、鶏の旨味にちょうど良いコクや油感がプラスされ、特に鶏油の独特な香りは非常に控え目で臭みもなく、サラッとしたキレの良い塩スープにもぴったりです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…見るからにあっさりとしたキレの良い塩スープに鶏油の油分が表面に広がり、色は淡麗系とも言える透明感のある仕様で、原材料にも記載されていたようなチキンやポーク、魚介系の旨味によって思いのほか繊細さ・コクが引き立てられ、すっきりとした味わいと深みのある満足度の高い味わいが表現されているようです!
また、セコマのカップ麺に総じて言えるんですが…量的にも若干少なめというところが良いですね!がっつりといった気分でもなく…鶏の旨味に鶏油や魚介エキス、香辛料などをバランス良く合わせた深みのある塩スープをじっくりと味わいたいという時に打って付けの一杯と言えるでしょう!
さらに、この透明感のある塩スープには、彩りの良い“ねぎ”以外にもペッパー系の香辛料が使用されていて、スープ表面に浮かぶ鶏油のコクはもちろん、この品良く香る風味が食欲を掻き立てます!…というか非常にシンプルな一杯となっているんですが、味わい深いテイストに仕上がっているため、安定感のあるフレーバーであることに間違いなく、いつもながら個人的にも好印象といったところ!(鶏の旨味だけだと単調になってしまうところ、豚脂やポーク調味料、魚介エキスやニボシパウダーなどを合わせている点が良いですね。)
食べてみた感想
一口食べてみると…鶏の旨味に鶏油がコク深さや油分をプラスしたことで、あっさりとした塩スープにちょうど良い深みをプラスし、さらに豚脂などの豚の旨味、魚介系の旨味をバランス良く合わせたことで物足りなさを感じさせないメリハリの付いたテイストに仕立て上げ、あくまで鶏の旨味を引き立てるかのようなバランスの良い味わいとなっており、サラッとした仕上がりながらも豊富に使用された“味付鶏肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出し、キリッとしたシャープな飲み口によってついついスープが止まらなくなります。。
そして基本は鶏の旨味をベースにしたあっさりとした塩スープに鶏油のコクや油感を加えた味わい深くも後味すっきりとしたテイストとなっていて、そこに豚脂や魚介の旨味がさり気なく加わったことでシンプルながらも最後まで全く飽きの来ない美味しさが楽しめるかと思われます!そのため、本格感のある濃厚なテイストというわけではなく…非常に軽やかな塩スープが表現されているため、飲んだシメや夜食なんかにもぴったりです!
というか今回もまたPBカップ麺とは思えないほど安定感があって美味しいですね!強いて言えば…もう少し油分は利いていても良かったような気もしますが、これはこれで後味すっきりとしたテイストですから、リーズナブルながらも思いのほか手の込んだ仕様となっていて、これが税別128円で楽しめるとは…やはり“セイコーマート”のPB商品は侮れませんね!鶏の旨味と鶏油を利かせた塩スープということで十分な美味しさと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り中太・丸刃仕様のつるっと滑らかな食感が印象的で麺量50gとやや少なめではありますが…すすり心地の良さ・ほどよいコシを兼ね備えた想像以上に臨場感の高い仕上がりとなっています!
そんな麺には、臭みのない鶏の旨味をベースに鶏油のコクや風味、豚脂や魚介エキスなどをバランス良く利かせたキレの良い塩スープがよく絡み、一口ずつにあっさりとした中にもコク深い味わいはもちろん、さり気なく利かせた魚介の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ふんわりと香る鶏油が後味良く抜けていきます!…これはフライ麺ならではの香ばしさもあって想像以上に満足度も高いのではないでしょうか?(ちなみに魚介系の旨味に関しては直接感じられることはなく、あくまで鶏の旨味を引き立てているようです。)
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“味付鶏肉そぼろ”が入っていて、“肉そぼろ”というだけあって小ぶりな仕様ではありますが、じっくりと味わってみると…鶏肉ならではの淡白な旨味がじゅわっと滲み出す仕上がり具合となっていたため、しっかりとスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中細フライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味も際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“かきたま”をイメージさせる卵は、ふんわりと柔らかな食感が心地良く、味付け自体感じられませんが、今回の一杯に華やかな彩りとしてのアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されており、ほどよいサイズにカットされたことで…シャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで鶏の旨味を利かせた塩スープの美味しさそのものを引き立て、さらに後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鶏の旨味に鶏油のコクや油分を合わせ、後味すっきりとした塩スープを引き立てるかのように豚脂やポーク調味料、魚介エキスやニボシパウダーなどが使用されていて、香辛料によるキリッとしたメリハリが最後まで全く飽きさることもなく、ほんのり香る鶏油の風味やフライ麺特有の香ばしさが広がっていき、時間を考えることなく塩ラーメンを味わうにはちょうど良いサイズ感で、夜食にもぴったり・深みのあるテイストが楽しめることでしょう!
個人的に塩ラーメンと聞くと非常にあっさりとした仕上がりをイメージさせるんですが…実際には原材料にも記載されていた通り鶏の旨味だけでなく鶏油はもちろん、豚脂やポーク調味料、魚介エキスやニボシパウダーといったWスープ仕様となっており、あっさりとした中にも深みのある旨味が際立ち、素材本来の美味しさがストレートに楽しめる一杯は複雑で繊細な味わいが表現されていて、食べ進めていくに連れて満足度も増していきます!
また、“かえし(タレ)”に関しては特別拘りの素材を使用している訳ではありませんが…キリッとした醤油感のあるメリハリが付き、そこに鶏油の風味がほんのりと香り立つため、軽やかでありながらも深みがあり、比較的あっさりとしているのにも関わらず全く物足りなさを感じません!この辺りからも素材の旨味を存分に活かした品のある仕上がりであることがわかりますね!
…というかこれで税別128円はかなりリーズナブルと言えるでしょう!本格感とまではいかないものの、旨味を活かした後味の良い塩スープが好みの方なら十分楽しめるかと思われ、先ほどもお伝えした通り若干量も少なめでカロリーもかなり低いということもあってある程度常備したくなるという方も多いのではないでしょうか?
このように、今回の“鶏油香る 鶏塩ラーメン”は、後味すっきりとした塩スープに鶏の旨味や鶏油のコク・油感を利かせ、他にも豚や魚介系の旨味をバランス良く合わせたことで、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない深みのあるテイストに仕立て上げ、さらにほどよく利かせた香辛料によって最後まで飽きの来ないメリハリをプラスし、リーズナブルながらも鶏の旨味を引き立てる全体のバランスが考慮された仕上がりでしたので、お好みによっては塩ラーメンと相性の良いペッパー系の香辛料などをさらにちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「鶏油香る 鶏塩ラーメン」を食べてみて、非常にあっさりとした塩スープに鶏の旨味や鶏油のコクや油感を利かせ、他にも様々な材料で深みのある味わいを表現した後味の良い一杯には…決して単調になることなく素材の旨味を活かした品のあるテイストが印象的で、さらにキリッとした口当たりや香辛料がちょうど良いメリハリをプラス、そこに丸刃仕様の中太麺が小腹を満たすちょうど良いボリューム感の風味豊かな一杯となっていました!
やはりセイコーマートのPB“セコマ”のカップ麺は価格以上の満足感がありますね!今回のフレーバーもじんわりと染み渡るかのような素材の旨味を活かした塩スープに鶏の旨味と鶏油のコクを合わせたことで、あっさりとしていながらも想像以上にクセになる味わいとなっていたため、ついついリピートしている方も多いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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